JPH06500543A - ヌクレオシドの新規なリン脂質誘導体、それらの製造法、並びに抗ウイルス性医薬としてのそれらの使用 - Google Patents

ヌクレオシドの新規なリン脂質誘導体、それらの製造法、並びに抗ウイルス性医薬としてのそれらの使用

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヌクレオシドの新規なリン脂質誘導体、それらの製造法、並びに抗ウイルス性医 薬としてのそれらの使用本発明の対象は、一般式I (○) I n 〔式中、R1は、直鎖または分岐鎖の、8〜15個の炭素原子を有する飽和また は不飽和のアルキル鎖を表し、これは、フェニル、ハロゲン、C3〜C6−アル コキシ、01〜C9−アルキルメルカプト、C3〜C6−アルコキシカルボニル 、CI−Cg−アルキルスルフィニルまたはC1〜C3−アルキルスルホニル基 て、1回以上、場合により置換されていてもよく、R2は、直鎖または分岐鎖の 、8〜15個の炭素原子を有する飽和または不飽和のアルキル鎖を表し、これは 、フェニル、ハロゲン、C8〜C6−アルコキシ、01〜C6−アルキルメルカ プト、C1〜C6−アルコキシカルボニルまたはC1〜C8−アルキルスルホニ ル基で、1回以上、場合により置換されていてもよく、R3は、水素またはヒド ロキシル基を表し、R4とR6は、それぞれの場合において、水素を表すか、も しくは、R4およびR6基の一つか、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノまたはア ジド基を表し、更に、R2およびR4は、C−2′とC−3゛間の結合を表すこ とができ、nは0゜■または2であり、Bは以下の化合物の一つを表す:(ここ で、R2は、水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル鎖もしくはハロゲンで ありうる) (ここで、R7は、水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル鎖もしくはハロ ゲンでありうる) (ここで、R3は、水素、1〜4個の炭素原子を育するアルキル鎖、ハロゲンま たはヒドロキシルもしくはアミノ基でありうる)(ここで、R1は、水素または アミノ基であり、RIOは、水素、ハロゲン、01〜C1アルコキシ、01〜C 3−アルキルメルカプト、アミノ基またはアリル(これは、モノ−またはジアル キルまたはアルコキシ基て場合により置換されていてもよい)を表し、該アミノ 基は、C3〜C6−アルキル、C,−C,アルコキシ、ヒドロキシ−02〜C6 −アルキルおよび/またはC1〜C2−シクロアルキル、アリール、ヘトアリー ル、アラルキルまたはへドアリールアルキル基(これは、アリールまたはへドア リール基が一つ以上のヒドロキシル、メトキシまたはアルキル基もしくはハロゲ ンで場合により置換されていてもよい)でモノまたはジ置換されていてもよい) 〕て表されるヌクレオシドの新規なリン脂質誘導体、それらの互変異性体、無機 および有機の酸および塩基との生理学的に許容されるそれらの塩、およびそれら の製造法並びにこれら化合物を含有する医薬である。
一般弐Iの化合物は、不斉炭素原子を含むので、これら化合物のすへての光学活 性量とラセミ混合物も本発明の対象である。
J、 Biol、 Chem、 265.6116 (1990)には、リボヌ クレオチドを製造し、抗ウイルス性医薬として使用することが記載されている。
しかし、ここては、AZTおよびddCなどの公知のヌクレオシドのみか研究さ れ、合成されただけてあり、これらは、脂肪酸エステル構造を有するシミリスト イルホスファチジルおよびジパルミトイルホスファチジル基に結合されたもので ある。
J、 Med、 Chem、 33.1380 (1990)には、抗腫瘍活性 を示し、腫瘍学に利用を見い出しつる、チオエーテル脂質とシチジンシボスフエ ートとのヌクレオシド複合体の記載かある。
Chem、 Pharm、 Bull、 36.209 (1988)には、抗 白血病活性を有する5−(3−SN−ホスファチジル)−ヌクレオシド、並びに 、対応するヌクレオシドとホスホコリンから、トランスフェラーゼ活性を有する ホスホリパーゼDの存在下で、それらを酵素的に合成することか記載されている 。
リボヌクレオチドの酵素的合成は、とりわけ、Tetrahedron Let t、 28.199 (1987)およびChem、 Pharm、 Bull 、 36.5020 (1988)にも記載されている。
本発明の化合物は、貴重な薬理学的性質も示す。特に、それらは、DNAウィル ス、例えば単純庖疹ウィルス、サイトメガロウィルス、パボバウィルス、水庖癒 帯状庖疹ウィルスまたはエプスタイン−バールウィルス、またはRNSウィルス 、例えばトガウィルス、または特にレトロウィルス、例えばオンコウィルスHT LV−IおよびII、並びにレンチウィルス・ビスナおよびヒト免疫不全ウィル スHIV−1および2により引き起こされる感染の治療と予防に適する。
式Iの化合物は、ヒトにおけるレトロウィルスHIV感染の臨床的発現の治療、 例えば、持続性全身リンパ腺症(persistent generalise d lymphadenopathy (PGL)) 、エイズ関連コンプレッ クス(ARC)の進行段階およびエイズの完全な臨床像に特に適していると忍わ れる。
驚くことに、一般式Iの化合物は、ウィルスに特異的なりNAおよびRNA転写 の段階て、DNAおよびRNAウィルスの増殖を抑制することか今回発見された 。本物質は、逆転写酵素の阻害によるレトロウィルスの増殖に影響を与えること ができる(Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 USA 83.  1911. 1986およびNature 325.773. 1987を参照 )。特に治療上興味深いのは、免疫不全症エイズの原因である1([Vウィルス に対する抑制効果である。現在、エイズの治療のためには、3−アジド−3−デ オキシチミジン(DH−A−3608606)のみかエイズ患者の場合に認めら れているにすぎない。しかし、3°−アジド−3′−デオキシチミジンの骨髄に 与えるある毒性作用により、治療した約50%の患者の場合に輸血が必要になっ ている。一般式■の化合物はこれらの欠点を持たない。これら本化合物は、生理 学的に適切な投与量で細胞毒を示さずに、抗ウイルス的に作用する。
本発明の化合物およびそれらの医薬調製品は、他の医薬と組み合わせても、上記 感染の治療および予防のために用いることかてきる。HIV感染またはこの病気 に伴う症状の治療と予防のために利用可能な池の医薬を含むこれらの薬剤として 、例えば、3°−アジド−3′−デオキシチミジン、2’ 、 3’−ジデオキ シヌクレオシド、例えば、2°3′−シデオキシシチジン、2′3−ジデオキシ アデノシンおよび2′3′−ジデオキシイノシン、非環式ヌクレオシド(例えば アンクワビル)、インターフェロン、例えば、A−インターフェロン、腎臓排出 インヒビター、例えばプロベニシト、ヌクレオシド輸送インヒビター、例えばジ ピリダノール、並びに免疫活性調節因子、例えばインターロイキンII、または 促進因子、例えば顆粒球・マクロファージコロニー因子か挙げられる。本発明の 化合物およびその他の医薬は、それぞれの場合において、相乗効果が達成される ように、別々に、同時に、場合により1つもしくは2つの別個の処方物として、 または異なる回数で投与することかできる。
一般式■の化合物の可能な塩として、なかでも、アルカリ金属、アルカリ土類金 属およびアンモニウムのリン酸基との塩か挙げられる。アルカリ金属塩として、 リチウム、ナトリウムおよびカリウム塩か好適である。アルカリ土類金属塩とし て、特にマグネシウムおよびカルシウム塩か挙げられる。本発明によるアンモニ ウム塩とは、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基および/またはアラルキル 基、好適にはベンジル基により、最大4回置換できるアンモニウムイオンを含む 塩と理解される。ここで、置換基は、同じてあっても異なってもよい。
一般弐Iの化合物は、適当な酸により酸付加塩に変換しうる塩基性の基、特にア ミノ基を含むことができる。酸として、この目的のためには、例えば、塩酸、臭 化水素酸、硫酸、リン酸、フマル酸、コハク酸、酒石酸、クエン酸、乳酸、マレ イン酸またはメタンスルホン酸が考慮に入れられる。
一般式Iにおいて、R1は、好適には、01〜C1−アルコキシまたは01〜C 6−アルキルメルカプト基で置換されてもよい直鎖のCIO〜Cl4−アルキル 基を示す。特に、R+は、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシルまたはテ トラデシル基を表す。R1の01〜C6−アルコキシ置換基として、好適には、 メトキシ、エトキシ、ブトキシおよびヘキシルオキシが挙げられる。R1か、鈷 〜C@−アルキルメルカプト基で置換されている場合、該置換基は、特に、メチ ルメルカプト、エチルメルカプト、プロピルメルカプト、ブチルメルカプトまた はへキシルメルカプト基てあり、nは、0.1または2の数の−っであると理解 される。
R2は、好適には、CI−C*−アルコキシ基またはC,−C,−アルキルメル カプト基により置換されてもよい直鎖のC1゜〜Cl4−アルキル基を意味する 。特に、R2は、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシルまたはテトラデシ ル基を表す。R2のC,−C,−アルコキシ置換基として、好適には、メトキシ 、エトキシ、プロポキシ、ブトキシおよびヘキシルオキシ基が挙げられる。
R2か、C3〜C6−アルキルメルカプト基で置換されている場合、この置換基 は、特にメチルメルカプト、エチルメルカプト、ブチルメルカプトおよびヘキシ ルメルカプト基であると理解される。
R4とR3は、好適には、それぞれが水素を示すか、もしくは、その二つの基の 一つが、好適には、シアノまたはアジド基もしくはハロゲン原子、例えばフッ素 、塩素、臭素またはヨウ素である。
特に好適であるのは、R3とR4が水素原子を表し、かつR3がシアノ、アジド またはフッ素に等しいか、もしくはR6が水素に等しく、かつR3/ R4がC −2′およびC−3゛間の結合を表す化合物である。
一般式Iの塩基Bにおいて、R1およびR□の基は、好適には、水素原子、メチ ル、エチル、プロピルまたはブチル基もしくはハロゲン原子、例えばフッ素、塩 素、臭素またはヨウ素を示す。R8またはR7に特に好適なのは、水素原子、メ チルまたはエチル基もしくは塩素または臭素原子である。
R8基は、好適には、水素原子、メチル、エチル、プロピルまたはブチル基、ア ミノ基であるか、またはハロゲン原子、例えば、フッ素、塩素、臭素またはヨウ 素、好ましくは塩素か臭素である。
R1゜は、好適には、水素、フッ素、塩素または臭素原子、鈷〜C6−アルコキ シ基、特に、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシまたはへキシルオキシ 基、C2〜C1−アルキルメルカプト基、特に、メチルメルカプト、エチルメル カプト、ブチルメルカプトまたはへキシルメルカプト基、またはアミノ基であり 、該アミノ基は、01〜C6−アルキル基、例えば、メチル、エチル、ブチルま たはヘキシル基により、ヒドロキシル−C2〜C,−アルキル基、例えば、ヒド ロキシルエチル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシブチルまたはヒドロキシヘキ シル基により、02〜C1−シクロアルキル基、例えば、シクロプロピル、シク ロペンチルまたはシクロヘキシル基により、アリール、好適にはフェニルにより 、アラルキル基、例えば特にベンジルによりモノまたはジ置換されていてもよく 、該アリール基は一つ以上のヒドロキシルまたはメトキシ基により、C2〜C6 −アルキル基、例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチルまたはヘキシル基に より、またはハロゲン原子、例えば、フッ素、塩素または臭素により場合により 置換されていてもよい。
該アミノ基は、また、ヘテロアリールアルキルまたはへドアリール基、例えば、 特にチェニル、フリルまたはピリジル基によって置換されてもよい。ヘテロアリ ールアルキル基は、好適には、チェニルメチル、フリルメチルまたはピリジルメ チル基であると理解される。
一般弐■の請求の範囲に請求されたりボヌクレオチドにおいて、好適な結合され たヌクレオシドは、以下の通りであるニー2′、3−ジデオキシ−3−アジドウ リジン−2’ 、 3−ジデオキシイノシン −2’ 、 3−ジデオキシグアノシン−2’ 、 3’−ジデオキシシチジン −2’ 、 3−ジデオキシアデノシン−3−デオキシチミジン 一2’ 、 3−ジデオキシ−2′、3“−ジデヒドロ−N”−(o−メチルベ ンジル)−アデノシン 一2’ 、 3’−ジデオキシ−2’ 、 3’−ジデヒドロ−N@−(2−メ チルプロピル)−アデノシン 一2’ 、 3’−ジデオキシ−3−アジドグアノシン−3−デオキシ−3−ア ジドチミジン −2’ 、 3−ジデオキシ−3−フルオロ−5−クロロウリジン−3゛−デオ キシ−3−フルオロチミジン−2’ 、 3−ジデオキシ−3−フルオロアデノ シン−2’ 、 3’〜ジデオキシ−3−フルオロ−2,6−ジアミツプリンリ ボシドー2’ 、 3’−ジデオキシ−2゛、3−ジデヒドロシチジン−3−デ オキシ−2’ 、 3’−ジデヒドロチミジン−3′−デオキシ−3−アジドチ ミジン。
一般式Iの化合物は以下の通り製造できる:1、一般式Itの化合物 (ここて、R5、R1およびnは、前記の意味を有する)を、一般式1式% (ここて、Rloは水素または当業者に慣例的な酸素保護基で保護されたヒドロ キシル基てあり、R4’およびRs’は、それぞれ、水素、ハロゲン、アジド、 シアノであるか、または、R4゛およびR6゛基の一つは、当業者にとって慣例 的な酸素保護基で保護されたヒドロキシル基を表し、または、R2’およびR4 ゛は結合を表し、Bは前記の意味を有している)と、オキシ三塩化リンおよびリ ン酸エステルおよび3級窒素塩基、例えばピリジンまたはトリエチルアミンの存 在下で、不活性溶媒、例えばトルエン中で反応させ、加水分解が起こった後、場 合により、ヌクレオシド化学における通常の方法に従って、酸素保護基を除去す るか、もしくは2、一般式IVの化合物 I n (ここて、R1、R2およびnは、上記の意味を有する)を、一般式IIIの化 合物(ここで、R3゛、R4゛、R3゛およびBは、上記の意味を有する)と、 ホスホリパーゼDの存在下で、不活性溶媒、例えばクロロホルム中で、適当な緩 衝液の存在下で反応させ、反応が起こった後、場合により、ヌクレオシド化学に おける通常の方法に従って、酸素保護基を除去する。
一般弐IIと[Vの化合物の製造は、Lipids 22.947 (1987 )およびDE−A−3039629中に記載されている。
一般式IIIの化合物の製造は、例えば、EP−A 0286028およびWo  90108147に記載かある。
一般式■に類似した化合物は、EP−A−0350287に記載されている。
しかし、そこには、グリセロールの1.2−ジエステルのみか記載されているだ けである。
ウィルス感染の治療のための式Iの化合物を含む医薬は、経小腸的か非経口的に 、液体もしくは固体の形で投与できる。ここでの通常の投与形態として、例えば 、錠剤、カプセル、糖衣錠、シロップ、溶液または懸濁液か挙げられる。注射溶 媒として、注射液の場合の通常の添加剤、例えば安定剤、可溶化剤および緩衝剤 なとを含有する水か好適に用いられる。そのような添加剤は、例えば、酒石酸お よびクエン酸緩衝液、エタノール、錯体形成剤(エチレンジアミン−テトラ酢酸 およびその非毒性塩なと)、高分子ポリマー(粘度調整のための液体ポリエチレ ンオキシドなと)である。注射液のための液状担体物質は無菌でなければならず 、好適にはアンプルに詰められている。固体担体物質は、例えば、デンプン、ラ クトース、マンニトール、メチルセルロース、タルク、高度に分散されたケイ酸 、高分子脂肪酸、例えば、ステアリン酸、ゼラチン、寒天、リン酸カルシウム、 ステアリン酸マグネシウム、動物および植物脂肪、固体高分子ポリマー、例えば ポリエチレングリコール等である。経口投与に適当な組成物は、必要ならば、香 料物質または甘味物質を含有できる。
投薬量は、多様な要因、例えば投与形態、人種、年令または個々の健康状態など に応じて変わりうる。本発明による化合物は、1日あたり体重1kgあたりで、 通常、0.1=100 mg、好適には0.2〜80 mgの量で投与される。
1日の投与量を2〜5回の投与に分けることか望ましく、それにより、それぞれ の投与の場合に、0.5〜500 mgの活性物質含量を有する1〜2個の錠剤 が投与される。該錠剤の放出を遅らすこともてき、1日あたりの投与の回数は、 1〜3回に減少させることができる。持続放出錠剤の活性物質の含量は、2〜1 000 mgまで増加させることができる。該活性物質はまた、連続注入により 投与することができ、その場合は1日あたり5〜1000 mgの量で通常充分 である。
本発明の意味において、実施例に記載された化合物もしくは、請求の範囲で置換 基について定義された全ての意味の組合せによる化合物に加えて、式Iの以下の 化合物もまた対象化合物である1、(2°、3゛−ジデオキシ−3゛−フルオロ −5−クロロウリジン)−5−リン酸(3−ドデシルメルカプト−2−デシルオ キシ)−プロピルエステル 2、 (3−デオキシ−3−アジドチミジン)−5−リン酸(3−ドデシルスル フィニル−2−デシルオキシ)−プロピルエステル3、 (3−デオキシ−3゛ −アジドチミジン)−5−リン酸(3−ドデシルスル 4、(2’3−ジデオキシシチジン)−5−リン酸(3−ドデシルメルカプト− 2−デシルオキシ)−プロピルエステル5、(2°.3−ジデオキシイノシン) −5−リン酸(3−ドデシルメルカプト−2−デシルオキシ)−プロピルエステ ル6、(2’3−ンデオキシグアノシン)−5′−リン酸(3−ドデシルメルカ プト−2−デシルオキシ)−プロピルエステル7、(2’3−ジデオキシアデノ シン)−5゛−リン酸(3−ドデシルメルカプト−2−デシルオキシ)−プロピ ルエステル8、(3’−デオキシチミジン)−5−リン酸(3−ドデシルメルカ プト−2−デシルオキシ)−プロピルエステル9、(3’−デオキシ−2°,3 ′−ジデヒドロチミジン)−5−リン酸(3−ドデシルメルカプト−2−デシル オキシ)−プロピルエステル10、(3’−デオキシ−3−フルオロチミジン) −5−リン酸(3−ドデノルメルカブトー2ーデシルオキシ)−プロピルエステ ル11、(2’3−ノブオキシ−3′ーアンドグアノシン)−5−リン酸(3− ドデシルメルカプト−2−デシルオキシ)−プロピルエステル+2.(2’3− ジデオキシ−3′−フルオロ−2.6−ジアミツプリンリポシド)−5−リン酸 (3−ドデシルメルカプト−2−デシルオキシ)−プロピルエステル 13、[2’3−ジデオキシ−2′3′−ジデヒドロ−N’− (2−メチルプ ロピル)−アデノシンコー5ーリン酸(3−ドデシルメルカプト−訃デシルオキ シ)−プロピルエステル 14、[2’3−ジデオキシ−2′3−ジデヒドCI−N”− (o−メチルベ ンジル)−アデノシンコー5ーリン酸(3−ドデシルメルカプト−2−デシルオ キシ)−プロピルエステル 15、(2’3’−ジデオキシ−2゛3−ジデヒドロシチジン)−5−リン酸( 3−デシルメルカプト−2−ドデシルオキシ)−プロピルエステル 16、(2’3’−ジデオキシ−3−フルオロアデノシン)−5−リン酸(3− ウンデシルメルカプト−2−ドデシルオキシ)−プロピルエステル 17、(2’3−ジデオキシ−3′−アジドウリジン)−5−リン酸(3−デシ ルスルホニル−2−ドデシルオキシ)−プロピルエステル18、(2’3’−ジ デオキシシチジン)−5′−リン酸(3−デシルメルカプト−2−デシルオキシ )−プロピルエステル19、(2’3−ジデオキシイノシン)−5−リン酸(3 −ドデシルメルカプト−2−ドデシルオキシ)−プロピルエステル20、(3’ −デオキシ−3−アジドチミジン)−5′−リン酸(3−テトラデシルメルカプ ト−2−デシルオキシ)−プロピルエステル21、(3’−デオキシ−3−アン ドチミジン)−5′−リン酸(3−ペンタデシルメルカプト−2−デシルオキシ )−プロピルエステル22、(2°3′−ジデオキシイノシン)−5−リン酸( 3−トリデシルメルカプト−2−デシルオキシ)−プロピルエステル23、(2 ’3’−ジデオキシイノシン)−5′−リン酸(3−ドデシルメルカプト−2− オクチルオキシ)−プロピルエステル40 mlの無水エーテル中の1.25  g (3 mmol)の3−ドデシルメルカプト−2−デシルオキシ−l−プロ パツールと1.2 ml (8.6 mmol) )リエチルアミンの溶液に、 窒素下、0°Cで、0.42 ml (4,5mmol)POClzを滴下し、 その後45分間攪拌した。次に、室温まで温めて、そこに15 mlの無水エー テルと20 mlの無水トルエンの混合液中の800 mg (3mmol)の 3°−デオキシ−3′−アジドチミジン(AZT)を滴下し、6時間還流下で攪 拌した( TLCコントロール)。
冷却後、50 mlの水を添加し、混合物を激しく2時間攪拌した後、有機相を 分離し、NazSO4上で乾燥して、ロータリーエバポレーター中で蒸発させた 。残留物を調製用カラムクロマトグラフィーでシリカゲル60により、ジクロロ メタン/メタノール(9:1)を溶出液として用いて精製した。
収量540 mg (理論値の24%)。
融点187°C1焼結、褐色に変色するとともに、220〜223°Cで分解、 ”P−NλIR: =0.59 ppmoChem、 Pharm、 Bull 、 36.5020 (+988)の方法と同様に、2 mmolのAZTおよ び5000 UのホスホリパーゼDを4mlの酢酸ナトリウム緩衝液/CaCL 中に懸濁し、これを160 mlクロロホルム中の6 mmolの3−ドデノル メルカブトー2−デシルオキシプロビル−1−リン酸モノコリンエステルの溶液 と混合し、8時間45°Cに加熱した。次に、Na2sO+上で乾燥し、溶媒を 減圧除去した。残留物を実施例1におけるようにカラムクロマトグラフィーで精 製した。収率51%。
生成物は実施例1aの生成物と同一であることか判明した(融点、TLCllH −および”P−NMR)。
実施例2 (3′−デオキシ−3−アジドチミジン)−5−リン酸(3−ウンデシルメルカ プト−2−ウンデシルオキシ)−プロピルエステルは、実施例Iaと同じように 製造した。収率27%。融点218〜220″C(分解)。
20 ml無水ピリジン中の680 mg (1,37mmol)のリン酸(3 −ドデシルメルカプト−2−デシルオキシ)−プロピルエステルの溶液を337 mg (1mmol)の2′3−ジデオキシ−2゛3′−ジデヒドロ−N’−( o−メチルベンジル)−アデノシンと混合し、1.37 g (6,7mmol )のDCCの添加後、24時間室温にて混合した( TLCコントロール)。ピ リジンを減圧下で除去し、残留物をエーテル中に懸濁し、未溶解の尿素から濾別 した。ろ液は、溶媒の蒸発後に、カラムクロマトグラフィーでシリカゲル60に より、ジクロロメタン/メタノール(9515)を溶出液として用いて精製した 。収量220 mg (理論値の26%)。
Rf = 0.68 (CH2C12/CHffOH/H20= 131510 .8)実施例3と同様に、350 mlの無水ピリジン中の13.5gのリン酸 (3−ドデシルメルカプト−2−デシルオキシ)−プロピルエステル、5.4g のAZTおよび27 gのDCCを、30時間室温にて撹拌し、上記のように精 製し、対応するりボヌクレオチドを62%の収率て製造した(分析データは実施 例1のものと同し)。
実施例3と同様に、40 mlの無水ピリジン中の1.3gのリン酸(3−ドデ シルメルカプト−2−デシルオキシ)−プロピルエステル、500 mgの3− デオキシチミジンおよび2.6gのDCCを、24時間室温にて撹拌し、クロマ トグラフィーで精製して、対応するりボヌクレオチドを51%の収率て製造した 。Rf= 0.45 (CH,C12/CH30H/H,O= 121510. 8) 実施例3と同様に、40 mlの無水ピリジン中の1.3gのリン酸(3−ドデ シルメルカプト−2−デシルオキシ)−プロピルエステル、500 mg(7) 2’ 3−ジデオキシイノシンおよび2.6gのDCCを、40時間室温にて撹 拌し、クロマトグラフィーて精製して、該リボヌクレオチドを61%の収率て製 造した。Rf = o、38 (CH2C12/CH,OH/H20= 131 510.8)。
国際調査報告 1m、1−−6−^−射−−5−PCI/EP9+101541フロントページ の続き (72)発明者 マーチシス、アルフレッドドイツ連邦共和国 D−6905シ ュリーシャイム ベートーベンシュトラーセ 20(72)発明者 ヘルマン、 ディータードイツ連邦共和国 D −6900ハイデルベルク アン デア ネ ッカースピッツエ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一般式I: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R1は、直鎖または分枝鎖の、8〜15個の炭素原子を有する飽和また は不飽和のアルキル鎖を示し、これは、フェニル、ハロゲン、C1〜C6−アル コキシ、C1〜C6−アルキルメルカプト、C1〜C6−アルコキシカルボニル 、C1〜C6−アルキルスルフィニルまたはC1〜C6−アルキルスルホニル基 により、1回以上、場合により置換されており、R2は、直鎖または分枝鎖の、 8〜15個の炭素原子を有する飽和または不飽和のアルキル鎖を示し、これは、 フェニル、ハロゲン、C1〜C6−アルコキシ、C1〜C6−アルキルメルカプ ト、C1〜C6−アルコキシカルボニルまたはC1〜C6−アルキルスルホニル 基により、1回以上、場合により置換されており、R3は、水素またはヒドロキ シル基を示し、R4とR5は、それぞれの場合において、水素を示すか、もしく は、R4およびR5基の一つが、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノまたはアジド 基を示し、更に、R3およびR4は、C−2′とC−3′間の結合を表すことが でき、nは0、1または2であり、Bは以下の化合物の一つを示す: 1) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R6は、水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル鎖もしくはハロ ゲンでありうる) 2) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R7は、水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル鎖もしくはハロ ゲンでありうる) 3) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R8は、水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル鎖、ハロゲンま たはヒドロキシルもしくはアミノ基でありうる)4) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R9は、水素またはアミノ基であり、R10は、水素、ハロゲン、C 1〜C6−アルコキシ、C1〜C6−アルキルメルカプト、アミノ基またはアリ ル(これは、モノ−またはジアルキルまたはアルコキシ基で場合により置換され ていてもよい)を表し、該アミノ基は、C1〜C6−アルキル、C1〜C6−ア ルコキシ、ヒドロキシ−C2〜C6−アルキルおよび/またはC3〜C6−シク ロアルキル、アリール、ヘトアリール、アラルキルまたはヘトアリールアルキル 基(これは、アリールまたはヘトアリール基が一つ以上のヒドロキシル、メトキ シまたはアルキル基もしくはハロゲンで場合により置換されていてもよい)でモ ノまたはジ置換されていてもよい)〕 で表される化合物、それらの互変異性体および無機および有機の酸および塩基と の生理学的に許容されるそれらの塩。 2.R1が、C10〜C14−アルキルを表す、請求項1記載の化合物。 3.R2が、C8〜C12−アルキルを表す、請求項1または2記載の化合物。 4.次の基が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ −2′,3′−ジデオキシ−3′−アジドウリジン−2′,3′−ジデオキシイ ノシン −2′,3′−ジデオキシグアノシン −2′,3′−ジデオキシシチジン −2′,3′−ジデオキシアデノシン −3′−デオキシチミジン −2′,3′−ジデオキシ−2′,3′−ジデヒドロ−N6−(0−メチルベン ジル)−アデノシン −2′,3′−ジデオキシ−2′,3′−ジデヒドロ−N6−(2−メチルプロ ピル)−アデノシン −2′,3′−ジデオキシ−3′−アジドグアノシン−3′−デオキシ−3′− アジドチミジン −2′,3′−ジデオキシ−3′−フルオロ−5−クロロウリジン−3′−デオ キシ−3′−フルオロチミジン−2′,3′−ジデオキシ−3′−フルオロアデ ノシン−2′,3′−ジデオキシ−3′−フルオロ−2,6−ジアミノプリン− リボシド−2′,3′−ジデオキシ−2′,3′−ジデヒドロシチジン−3′− デオキシ−2′,3′−ジデヒドロチミジン−3′−デオキシ−3′−アジドチ ミジンから選択された基を表す、請求項1から3までのいずれか1項記載の化合 物。 5.R1がドデシルを表し、R2がデシルを表しおよび次の基が、▲数式、化学 式、表等があります▼ 2′3′−ジデオキシ−2′3′−ジデヒドロ−N6−(0−メチルベンジル) −アデノシン、3′−デオキシ−3′−アジドチミジン、3′−デオキシチミジ ンまたは2′3′−ジデオキシイノシン基を表す、請求項1に記載の化合物。 6.請求項1から5までのいずれか1項記載の一般式Iの化合物の製造方法であ って、 (1).一般式IIの化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼II(ここで、R1、R2およびnは、前記 の意味を有する)を、一般式IIIの化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼III(ここで、R3は、水素または当業者 にとって慣例的な酸素保護基で保護されたヒドロキシル基を表し、R4′および R5′は、それぞれ水素、ハロゲン、アジド、シアノであるか、または、R4′ およびR5′基の一つは、当業者にとって慣例的な酸素保護基で保護されたヒド ロキシル基を表し、または、R3′およびR4′は結合を表し、Bは前記の意味 を有す)と、オキシ三塩化リンおよびリン酸エステルおよび3級窒素塩基、例え ばピリジンまたはトリエチルアミンの存在下で、不活性溶媒、例えばトルエン中 で反応させ、加水分解が起こった後、場合により、ヌクレオシド化学における通 常の方法に従って、酸素保護基を除去するか、もしくは (2).一般式IVの化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼IV(ここで、R1、R2およびnは、上記 の意味を有する)を、一般式III(ここで、R3′、R4′、R5′およびB は、上記の意味を有する)の化合物と、ホスホリパーゼDの存在下で、不活性溶 媒、例えばクロロホルム中で、適当な緩衝液の存在下で反応させ、反応が起こっ た後、場合により、ヌクレオシド化学における通常の方法に従って、酸素保護基 を除去する、次に必要であれば、得られた化合物を生理学的に適合性のある塩に 変換することから成る方法。 7.請求項1から5までのいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物と通常 の担体および補助物質を含有する医薬。 8.ウィルス感染の治療用医薬を調製するための請求項1から5までのいずれか 1項に記載の化合物の使用。
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