JPH0649963U - 流体流量計 - Google Patents

流体流量計

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JPH0649963U
JPH0649963U JP6351892U JP6351892U JPH0649963U JP H0649963 U JPH0649963 U JP H0649963U JP 6351892 U JP6351892 U JP 6351892U JP 6351892 U JP6351892 U JP 6351892U JP H0649963 U JPH0649963 U JP H0649963U
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JP
Japan
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gear
fluid flow
flow meter
gears
fluid
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Pending
Application number
JP6351892U
Other languages
English (en)
Inventor
英男 香取
Original Assignee
テクファ・ジャパン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相互に噛合う2個1組の歯車が軸支されてい
る流体流量計において、その計測精度を向上せしめる。 【横成】 歯車のピッチ線を3角形としたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、流体流量計なかんずく相互に噛合う2個1粗の歯車を備えた、流 体流量計の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
前記のような、流体流量計は公知である。その1例を図3につき説明すれば、 aはケースであり、このケースaには相互に噛合う2個1組の歯車b,bが軸支 されている。歯車bは、図示のように、そのピッチ線はだ円に形成されている。 また、ケースaには、流体の人口c及び出口dが開口されており、入口cから流 体を圧送すると、歯車b,bは入口c側の流体圧力P1と出口d側の圧力P2と の差により、図矢示方向に回転して、流体は出口dから排出される(図4参照) 。この回転数によって流体の流量が計測される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記のように従来の流体流量計にあっては、それに組込まれている歯車のピッ チ線がだ円である(以下このような歯車をだ円歯車と称する)。このように、だ 円歯車を使用する理由は、ピッチ線が円の歯車では圧送された流体によって歯車 を回そうとするトルクは比較的小さく、これを大きくして計測制度を上げるため には、ピッチ線を曲率が一定な円ではなく、周期的に変化するだ円が有利である 。このだ円も、だ円率を大きくするほど、前記トルクは大きくなるが、一方、だ 円歯車の長径部においてピッチ線の曲率半径が極めて小さくなるので、歯形干渉 が生じやすいという問題がある(図3の状態)。この考案はこのような噛合いの 問題もなく、かつ精度の良好な流体流量計を提供しょうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案に於ける流体流量計を図1および図2を参照しつつ説明する。1はケ ースであり、ケース1内に2個1組の歯車2が軸支されている。歯車2はそのピ ッチ線がほぼ正3角形の非円形歯車(以下3葉歯車と称する)である。さらにの ぞましい実施態様によれば、三葉歯車の各辺は凹状をなしている。
【0005】
【作用】
この流体流量計においては、圧送される流体の圧力により、歯車2が図矢示方 向に回転し、この回転数によって流体の流量が計測される。
【0006】
【実施例】
以下図1及び図2を参照しつつ、実施例を説明する。ケース1は非磁性体で作 られる。また、ケース1は基板1aと、蓋1bと、およびこれらの間に挟まれる 挟板1cとよりなる。そしてこれら3者は、小ねじ3によって一体的に締結され る。そして挟板1cは、図1図示のように、歯車2が噛合って回転出来かつ其の 外周と僅小な隙間を保つように形成される眼鏡状の凹部1dが形成される。さら に凹部1dの中央両側にはこれと導通の入口1eおよび出口1fが形成されてい る。蓋1bには、入口1eおよび出口1fと通じる入口端1gおよび出口端1h (図示せず)が開口される。1iは蓋1bと挟板1cとの相互位置を定めるピン である。1jは基板1a、蓋1b、挟板1c相互をシールするOリングである。
【0008】 歯車2は、その3角形のピツチ線が、図示のように、その各辺が凹状をなす。 これはこの様に形成することにより、圧送流体による歯車2をまわすトルクが大 となるためである。しかし、凹みをあまり大とすると、歯車2の凸部の噛合いが 困難となる。図1には最も望ましい形状が示されている。2aは歯車2を軸支す る軸である。
【0009】 一方の歯車2の各凸部には、磁石4が一つのピッチ線上に設けられる。一方蓋 1bには磁石4に対応する位置に磁気に感応するセンサ5が設けられている。こ のセンサ5は図示しない計数装置に接続されている。
【0010】 次にこの実施例の作用を述べる。入口端1gから流体を圧入すると、歯車2は 図矢示方向に回転し、センサ5の出力信号の数により、流量が計測できる。
【0011】
【考案の効果】
この考案の流体流量計は、だ円歯車に変えて3葉歯車を使用したから、流体の 僅かな流量でもこれにより歯車を回すトルクが発生するから、計測精度が向上す る。また、3葉歯車の各辺を凹状とすれば、前記のトルクをより大となしうる。 さらに3葉歯車では、ピッチ線の1周期の角度が120度であり、だ円歯車の1 80度より小さいから、凹部1dとの間に閉込められた液体を確実に入口1eか ら出口1fまで送る事が出来て、計測精度をあげることができる。これは、図5 に示されているように、歯車の回転角に対する吐出量の変化は、3葉歯車の方が だ円歯車より少ない事で示されている。また歯車の1回転中に3回回転量を検出 出来る事によって、計測の分解能が高まる。さらに、3葉歯車は機械加工時に歯 車の芯を出しやすいと言う効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の横断面図である。
【図2】この考案の実施例の縦断面図である。
【図3】従来例の説明図である。
【図4】従来例の説明図である。
【5】吐出量曲線である。
【符号の説明】
1 ケース 2 歯車
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の横断面図である。
【図2】この考案の実施例の縦断面図である。
【図3】従来例の説明図である。
【図4】従来例の説明図である。
【図5】吐出量曲線である。
【符号の説明】 1 ケース 2 歯車

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に、相互に噛合う2個1組の歯
    車が軸支されてなる流体流量計に於いて、前記歯車はそ
    のピッチ線がほぼ正3角形の非円形歯車である事を特徴
    とする、前記流体流量計。
  2. 【請求項2】 ピッチ線の正3角形の各辺は、凹状をな
    す、請求項1の流体流量計。
JP6351892U 1992-07-28 1992-07-28 流体流量計 Pending JPH0649963U (ja)

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JP6351892U JPH0649963U (ja) 1992-07-28 1992-07-28 流体流量計

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JP6351892U JPH0649963U (ja) 1992-07-28 1992-07-28 流体流量計

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JPH0649963U true JPH0649963U (ja) 1994-07-08

Family

ID=13231525

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JP (1) JPH0649963U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002116075A (ja) * 2000-10-11 2002-04-19 Ckd Corp 歯車流量計及び歯車ポンプ
AU2012100424B4 (en) * 2010-06-22 2012-08-09 Trimec Industries Pty Ltd Positive displacement tri-gear flowmeter

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