JPS599105Y2 - 吐出量調整用目盛指示盤を有する往復動ポンプ - Google Patents
吐出量調整用目盛指示盤を有する往復動ポンプInfo
- Publication number
- JPS599105Y2 JPS599105Y2 JP1622879U JP1622879U JPS599105Y2 JP S599105 Y2 JPS599105 Y2 JP S599105Y2 JP 1622879 U JP1622879 U JP 1622879U JP 1622879 U JP1622879 U JP 1622879U JP S599105 Y2 JPS599105 Y2 JP S599105Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scale
- discharge amount
- reciprocating pump
- reading
- eccentric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は2つの偏芯軸又は偏芯カムの回転角度を変化さ
せることによりストローク及び吐出量を可変させる往復
動ポンプにおける吐出量調整用目盛指示盤に関しその目
的とするところは、目盛の読みとポンプ吐出量の関係を
直線関係にすることによりダイヤル目盛と吐出量の関係
が常に正比例となり、よって吐出量の可変調整が著しく
簡略化され且つ極めて簡易で、しかも非常に便利に操作
できる往復動ポンプにおける吐出量調整用目盛指示盤を
提供するにある。
せることによりストローク及び吐出量を可変させる往復
動ポンプにおける吐出量調整用目盛指示盤に関しその目
的とするところは、目盛の読みとポンプ吐出量の関係を
直線関係にすることによりダイヤル目盛と吐出量の関係
が常に正比例となり、よって吐出量の可変調整が著しく
簡略化され且つ極めて簡易で、しかも非常に便利に操作
できる往復動ポンプにおける吐出量調整用目盛指示盤を
提供するにある。
従来この種目盛指示盤において目盛角度180度を目盛
の読みがO〜100%となるように目盛りを付けるに際
し第7図イのように等分割目盛を使用しているため、目
盛の読みとポンプ吐出量とは同図口に示す様な曲線状態
となり、これがポンプ使用上特にダイヤル目盛の操作上
著しく煩雑且つ不便となる重大な欠点があった。
の読みがO〜100%となるように目盛りを付けるに際
し第7図イのように等分割目盛を使用しているため、目
盛の読みとポンプ吐出量とは同図口に示す様な曲線状態
となり、これがポンプ使用上特にダイヤル目盛の操作上
著しく煩雑且つ不便となる重大な欠点があった。
本考案は、このような従来の欠点をすべて解決すべく目
盛の読みとポンプ吐出量の関係を直線状態になるよう目
盛を刻設して指示盤を構或するものでその特徴は、駆動
軸に対して夫々偏芯して設けられた2つの偏芯軸又は偏
芯カムを180度の回動角内で互いに回動をずらせるこ
とによりストロークを可変させる往復動ポンプにおいて
、前記180度の回動角に対応して目盛角度180度を
目盛の読みが吐出量0〜100%となるように分割目盛
を付けるに際し目盛をθ=cos−1(1−2η2)と
なるように刻設して指示盤を構威し、ストローク調節機
構の目盛読みとポンプ吐出量の関係を直線となるように
考案してなる。
盛の読みとポンプ吐出量の関係を直線状態になるよう目
盛を刻設して指示盤を構或するものでその特徴は、駆動
軸に対して夫々偏芯して設けられた2つの偏芯軸又は偏
芯カムを180度の回動角内で互いに回動をずらせるこ
とによりストロークを可変させる往復動ポンプにおいて
、前記180度の回動角に対応して目盛角度180度を
目盛の読みが吐出量0〜100%となるように分割目盛
を付けるに際し目盛をθ=cos−1(1−2η2)と
なるように刻設して指示盤を構威し、ストローク調節機
構の目盛読みとポンプ吐出量の関係を直線となるように
考案してなる。
まず一実施例として示した図面に従って往復動ポンプの
偏芯円形カム部分の構造について説明すると、第1図に
おいて1はモータカバー、2はモータ、3は減速機、4
はフレーム本体、5は第1偏芯円形カム、6は第2偏芯
円形カム、7はロツド、8は目盛指示盤、9は蝶ボルト
、10は駆動軸としての減速機の出力軸、11はボール
ベアリング、12は突起を示す。
偏芯円形カム部分の構造について説明すると、第1図に
おいて1はモータカバー、2はモータ、3は減速機、4
はフレーム本体、5は第1偏芯円形カム、6は第2偏芯
円形カム、7はロツド、8は目盛指示盤、9は蝶ボルト
、10は駆動軸としての減速機の出力軸、11はボール
ベアリング、12は突起を示す。
第2図において、第2偏芯カム6の内周面は第1偏芯カ
ム5の外周面にそって偏芯回動自在となることにより、
その回動角又は後述する目盛角を変更させるのである。
ム5の外周面にそって偏芯回動自在となることにより、
その回動角又は後述する目盛角を変更させるのである。
その際第2偏芯カム6の中心Pは、第3図のQ−Q’を
直径とする180度の円周上を回動するものである。
直径とする180度の円周上を回動するものである。
上記のように2つの第1,第2偏芯円形カム5,6を有
し、一方の第2偏芯円形カム6が他方の第1偏芯円形カ
ム5の外周面上を回動角をずらせながら180度の回動
範囲内で回動自在ならしめる構或からなる往復動ポンプ
において目盛とストロークの関係について、第2図及び
第3図に示した説明図に従って説明する。
し、一方の第2偏芯円形カム6が他方の第1偏芯円形カ
ム5の外周面上を回動角をずらせながら180度の回動
範囲内で回動自在ならしめる構或からなる往復動ポンプ
において目盛とストロークの関係について、第2図及び
第3図に示した説明図に従って説明する。
まず、第2図及び第3図において、Qはモータ軸10の
中心、Oは第1偏芯円形カム5の中心、Pは第2偏芯円
形カムの中心、θはダイヤル目盛角、Xはダイヤフラム
のストロークのh、ポンプの吐出量に比例、dは偏芯量
を示す。
中心、Oは第1偏芯円形カム5の中心、Pは第2偏芯円
形カムの中心、θはダイヤル目盛角、Xはダイヤフラム
のストロークのh、ポンプの吐出量に比例、dは偏芯量
を示す。
これを数式に従って説明すると、
−X
ここでη一網とすると、(ηは目盛の読み数値、2dは
ダイヤフラムのフルストローク) この数式に従って計算して、吐出量(%)、目盛の数値
(η)、目盛角(のの関係を示すと第4図のようになる
。
ダイヤフラムのフルストローク) この数式に従って計算して、吐出量(%)、目盛の数値
(η)、目盛角(のの関係を示すと第4図のようになる
。
従ってこの図表に従って目盛を刻設すると第5図のよう
に不定な間隔で目盛が刻設された目盛指示盤8が完或さ
れるのである。
に不定な間隔で目盛が刻設された目盛指示盤8が完或さ
れるのである。
この目盛指示盤8に刻設された目盛の数値とポンプの吐
出量の関係を示すと第6図のように目盛の読み数値(横
軸)と吐出量(縦軸)の関係は直線状態として得られる
。
出量の関係を示すと第6図のように目盛の読み数値(横
軸)と吐出量(縦軸)の関係は直線状態として得られる
。
従ってこのような目盛指示盤を使用すると目盛の読み数
値と吐出量が正比例し、よってその操作並びに使用上格
別便利となるに至ったものである。
値と吐出量が正比例し、よってその操作並びに使用上格
別便利となるに至ったものである。
尚、上記実施例では、2つの偏芯円形カムを使用してな
るが、偏芯軸であってもよい。
るが、偏芯軸であってもよい。
本考案は以上のように目盛の読み数値とポンプ吐出量の
関係が直線になるように、吐出量調整用ダイヤル目盛を
指示盤に刻設してなるもので、これによってダイヤル調
整によるポンプ吐出量の調節が著しく便利で且つ高精度
調節が可能となり、この種往復動ポンプにおける目盛指
示盤としては従来全く見られなかったものを考案してな
るものである。
関係が直線になるように、吐出量調整用ダイヤル目盛を
指示盤に刻設してなるもので、これによってダイヤル調
整によるポンプ吐出量の調節が著しく便利で且つ高精度
調節が可能となり、この種往復動ポンプにおける目盛指
示盤としては従来全く見られなかったものを考案してな
るものである。
その他、使用上の便益が図りしれない実用的効果となる
に至ったものである。
に至ったものである。
第1図は本考案に係る往復動ポンプの一部切欠要部断面
図、第2図イは第1図のA−A線断面図、口はイから第
2偏芯円形カムが180度回動した状態の同断面図。 第3図、第4図は説明図、第5図は目盛指示盤の目盛を
示す正面図、第6図は図表、第7図は従来例でイは目盛
盤の正面図、口は図表。 5・・・第l偏芯カム、6・・・第2偏芯カム。
図、第2図イは第1図のA−A線断面図、口はイから第
2偏芯円形カムが180度回動した状態の同断面図。 第3図、第4図は説明図、第5図は目盛指示盤の目盛を
示す正面図、第6図は図表、第7図は従来例でイは目盛
盤の正面図、口は図表。 5・・・第l偏芯カム、6・・・第2偏芯カム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 駆動軸に対して夫々偏芯して設けられた2つの偏芯軸又
は偏芯カムを180度の回動角内で互いに回動をずらせ
ることによりストローク(及び吐出量)を可変させる往
復動ポンプにおいて、前記180度の回動角に対応して
目盛角度180度を目盛の読みがO〜100%となるよ
うに分割目盛を付けるに際し、吐出量調整用ダイヤル目
盛を θ=cos−1( 1− 2 12)、(θはダイヤル
目盛角、ηは目盛の読み数値) になるように刻設して目盛の読みと吐出量の関係を直線
になるよう構或してなることを特徴とする往復動ポンプ
における吐出量調整用目盛指示盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1622879U JPS599105Y2 (ja) | 1979-02-09 | 1979-02-09 | 吐出量調整用目盛指示盤を有する往復動ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1622879U JPS599105Y2 (ja) | 1979-02-09 | 1979-02-09 | 吐出量調整用目盛指示盤を有する往復動ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55116222U JPS55116222U (ja) | 1980-08-16 |
JPS599105Y2 true JPS599105Y2 (ja) | 1984-03-22 |
Family
ID=28839360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1622879U Expired JPS599105Y2 (ja) | 1979-02-09 | 1979-02-09 | 吐出量調整用目盛指示盤を有する往復動ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS599105Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-09 JP JP1622879U patent/JPS599105Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55116222U (ja) | 1980-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3568629A (en) | Eccentric gearing means | |
US3494039A (en) | Map scaling device | |
JPS60143263A (ja) | 回転可逆割出し機構 | |
JPS599105Y2 (ja) | 吐出量調整用目盛指示盤を有する往復動ポンプ | |
US3999298A (en) | Watch with distance measure | |
US3370478A (en) | Gear train error compensator for dial indicators and the like | |
US4527336A (en) | Displacement measuring instrument | |
US2093048A (en) | Instrument for measuring lengths and angles | |
ES459683A1 (es) | Maquina para equilibrar cuerpos de revolucion. | |
JPH04106543U (ja) | 偏心揺動型減速機 | |
US2043162A (en) | Machine event timer | |
JPH0438121Y2 (ja) | ||
CN207395832U (zh) | 膜片燃气表中的摇臂折板组件 | |
JPH09211015A (ja) | 差動遊星型複速センサ | |
CN207741756U (zh) | 一种用于地铁平面控制点的测量标志 | |
ES8101703A1 (es) | Perfeccionamientos en motores rotativos empleando doble ex- centricidad | |
US3918163A (en) | Distance measuring devices | |
US3087249A (en) | Device for indicating the bisector of an angle | |
US3921567A (en) | Inch-metric dial | |
US3691848A (en) | Fluid rotary speed sensor | |
JPS5661222A (en) | Index table | |
JPS5616816A (en) | Rotary smoothing unit for capacitive type flowmeter | |
JPS5813682Y2 (ja) | てこ式ダイヤルゲ−ジ | |
JPH01146112U (ja) | ||
JPH0649963U (ja) | 流体流量計 |