JP3025326B2 - 容積式流量計 - Google Patents
容積式流量計Info
- Publication number
- JP3025326B2 JP3025326B2 JP3057480A JP5748091A JP3025326B2 JP 3025326 B2 JP3025326 B2 JP 3025326B2 JP 3057480 A JP3057480 A JP 3057480A JP 5748091 A JP5748091 A JP 5748091A JP 3025326 B2 JP3025326 B2 JP 3025326B2
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- Japan
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- pressure angle
- rotors
- degrees
- rotor
- angle
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容積式流量計に係り、特
に互いに噛合する一対の歯付回転子が円滑に回転するよ
う構成した容積式流量計に関する。
に互いに噛合する一対の歯付回転子が円滑に回転するよ
う構成した容積式流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7に容積式流量計の構成を示
す。
す。
【0003】両図中、容積式流量計1はケーシング2の
計量室3内に一対の歯付回転子(以下単に回転子とい
う)4,5を設けてなる。ケーシング2は計量室3より
上流側に位置する流入路6と、計量室3より下流側に位
置する流出路7とを有する。
計量室3内に一対の歯付回転子(以下単に回転子とい
う)4,5を設けてなる。ケーシング2は計量室3より
上流側に位置する流入路6と、計量室3より下流側に位
置する流出路7とを有する。
【0004】この流入路6及び流出路7は夫々上下流側
より計量室3に開口しており、計量室3を介して連通し
ている。
より計量室3に開口しており、計量室3を介して連通し
ている。
【0005】回転子4,5は楕円歯車で互いに噛合して
おり、回転軸8,9に支承されている。流入路6より被
測流体が計量室3内に供給されると、流体の圧力により
一対の回転子4,5が回転軸8,9を中心として回転す
る。さらに、流体は回転子4,5の回転とともに回転子
4,5と計量室3の内壁10との間の空間11内に導入
され、空間11の容積分の流体が流出路7へ排出され
る。
おり、回転軸8,9に支承されている。流入路6より被
測流体が計量室3内に供給されると、流体の圧力により
一対の回転子4,5が回転軸8,9を中心として回転す
る。さらに、流体は回転子4,5の回転とともに回転子
4,5と計量室3の内壁10との間の空間11内に導入
され、空間11の容積分の流体が流出路7へ排出され
る。
【0006】一方の回転子4の回転軸8側の端面には回
転検出用の磁石4a,4bが埋設されている。又、計量
室3を閉蓋する蓋12には磁石4a,4bの磁力を検出
するピックアップ(磁気抵抗素子)13が取り付けられ
ている。
転検出用の磁石4a,4bが埋設されている。又、計量
室3を閉蓋する蓋12には磁石4a,4bの磁力を検出
するピックアップ(磁気抵抗素子)13が取り付けられ
ている。
【0007】従って、流量計測時ピックアップ13はケ
ーシング2内を流れる被測流体の流量に応じた回転子4
の回転を電磁的に検出し、その検出信号を信号処理回路
(図示せず)に出力する。
ーシング2内を流れる被測流体の流量に応じた回転子4
の回転を電磁的に検出し、その検出信号を信号処理回路
(図示せず)に出力する。
【0008】上記構成とされた容積式流量計1において
は、できるだけ長径に比べて短径が短くなる偏平形状の
回転子を採用し、一回転当たりの吐出量を増やすことが
考えられている。
は、できるだけ長径に比べて短径が短くなる偏平形状の
回転子を採用し、一回転当たりの吐出量を増やすことが
考えられている。
【0009】一般に楕円歯車のピッチ曲線は(1)式の
極方程式で表される。
極方程式で表される。
【0010】 R=a/(1±bcos2θ) ……(1) 但し、R:動径(回転子中心からピッチ曲線までの距
離) θ:偏角 a:回転子のプロフィルを決める正の定数 b:回転子のプロフィルを決める0<b<1の定数 (1)式を極座標系で描くと図8の如くなる。従って、
楕円歯車の長短径比qは(2)式となる。
離) θ:偏角 a:回転子のプロフィルを決める正の定数 b:回転子のプロフィルを決める0<b<1の定数 (1)式を極座標系で描くと図8の如くなる。従って、
楕円歯車の長短径比qは(2)式となる。
【0011】 q=(1−b)/(1+b) ……(2) (2)式よりbが0に近ずくほど円に近ずき、bが1に
近ずくほど偏平になることがわかる。
近ずくほど偏平になることがわかる。
【0012】しかし、極端に楕円歯車を偏平にしすぎる
と、軸8,9が貫通するためのスペ−スさえなくなって
しまう等の理由により、実用的なb定数の値の上限はお
よそ0.3程度である。そして、一般に歯の形状はイン
ボリュート曲線で形成されており、b定数が0.25〜
0.3程度の回転子4,5では各歯の工具圧力角αC を
標準的な14.5度又は20度としていた。
と、軸8,9が貫通するためのスペ−スさえなくなって
しまう等の理由により、実用的なb定数の値の上限はお
よそ0.3程度である。そして、一般に歯の形状はイン
ボリュート曲線で形成されており、b定数が0.25〜
0.3程度の回転子4,5では各歯の工具圧力角αC を
標準的な14.5度又は20度としていた。
【0013】図8に示す如く、楕円歯車の短軸(x軸)
を基線とした角度がθのとき、中心O1 からピッチ曲線
(1点鎖線で示す)C上のかみ合い位置A点までの長さ
をRとすると、O1 AはA点におけるピッチ曲線Cの接
線Bに対する法線Dと角度φだけ傾いている。
を基線とした角度がθのとき、中心O1 からピッチ曲線
(1点鎖線で示す)C上のかみ合い位置A点までの長さ
をRとすると、O1 AはA点におけるピッチ曲線Cの接
線Bに対する法線Dと角度φだけ傾いている。
【0014】この角度φはピッチ曲線圧力角で、θを用
いて次式のように表せる。 φ=tan-1{2bsin/(1+bcos2θ)} ……(3) (3)式よりb定数が0.25又は0.3のときのピッ
チ線圧力角φは図9に示すような計算結果となる。
いて次式のように表せる。 φ=tan-1{2bsin/(1+bcos2θ)} ……(3) (3)式よりb定数が0.25又は0.3のときのピッ
チ線圧力角φは図9に示すような計算結果となる。
【0015】尚、かみ合い圧力角αA ,αB は、 αA =αC −φ ……(4) αB =αC +φ ……(5) となる。(但し、αC :工具圧力角)
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図10及び図11は従
来の容積式流量計で使用されている楕円歯車状の回転子
4,5のかみ合い状態を示す図である。
来の容積式流量計で使用されている楕円歯車状の回転子
4,5のかみ合い状態を示す図である。
【0017】両図中、各回転子4,5の互いに噛合する
部分を拡大して示してあり、図10は回転子4,5が図
6に示す位置からおよそ7度回動したときのかみ合い状
態を示し、図11は回転子4,5が図6に示す位置から
およそ45度回動したときのかみ合い状態を示してい
る。
部分を拡大して示してあり、図10は回転子4,5が図
6に示す位置からおよそ7度回動したときのかみ合い状
態を示し、図11は回転子4,5が図6に示す位置から
およそ45度回動したときのかみ合い状態を示してい
る。
【0018】図10では回転子4の中心O1 と回転子5
の中心O2 とを結ぶ直線に対するピッチ曲線圧力角φは
およそ5度であり、かみ合い圧力角はおよそαA =15
度,αB =25度である。
の中心O2 とを結ぶ直線に対するピッチ曲線圧力角φは
およそ5度であり、かみ合い圧力角はおよそαA =15
度,αB =25度である。
【0019】さらに、回転子4,5が45度の位置まで
回転すると、図11においてピッチ曲線圧力角φはおよ
そ30度であり、このときのかみ合い圧力角はおよそα
A =−10度,αB =50度である。
回転すると、図11においてピッチ曲線圧力角φはおよ
そ30度であり、このときのかみ合い圧力角はおよそα
A =−10度,αB =50度である。
【0020】上記回転子4,5の回転角θ1 に対するか
み合い圧力角αA ,αB の変化は図12に示すようにな
る。
み合い圧力角αA ,αB の変化は図12に示すようにな
る。
【0021】従って、インボリュート歯形を有する楕円
歯車では、b定数を0.25〜0.3とした場合、工具
圧力角αC を14.5度又は20度にすると図12に示
す如くかみ合い圧力角が負になるかみ合い位置が発生し
回転子4,5が円滑に回転できなくなる。
歯車では、b定数を0.25〜0.3とした場合、工具
圧力角αC を14.5度又は20度にすると図12に示
す如くかみ合い圧力角が負になるかみ合い位置が発生し
回転子4,5が円滑に回転できなくなる。
【0022】又、上式(4)(5)からわかるように工
具圧力角αC がピッチ曲線圧力角φより小さいかみ合い
圧力角が負になり、回転子4,5の回転が円滑でなくな
る。
具圧力角αC がピッチ曲線圧力角φより小さいかみ合い
圧力角が負になり、回転子4,5の回転が円滑でなくな
る。
【0023】従って、回転子4,5は偏平になるほど1
回転当たりの吐出量は大きくなるが、流量に応じて回転
子4,5が回転するとき、かみ合い圧力角αA ,αB は
回転中心に対しピッチ曲線圧力角φだけ傾いているの
で、ピッチ曲線に沿って歯付けされた基準歯形の圧力角
(インボリュート系歯形なので工具圧力角に等しい)に
ピッチ曲線の圧力角φが加わる。
回転当たりの吐出量は大きくなるが、流量に応じて回転
子4,5が回転するとき、かみ合い圧力角αA ,αB は
回転中心に対しピッチ曲線圧力角φだけ傾いているの
で、ピッチ曲線に沿って歯付けされた基準歯形の圧力角
(インボリュート系歯形なので工具圧力角に等しい)に
ピッチ曲線の圧力角φが加わる。
【0024】そのため、回転子4,5をあまり偏平にし
てかみ合い圧力角αA ,αB が大きすぎると、歯の強度
ばかりでなく回転運動にも悪影響を及ぼし、計測精度の
低下を招いていた。
てかみ合い圧力角αA ,αB が大きすぎると、歯の強度
ばかりでなく回転運動にも悪影響を及ぼし、計測精度の
低下を招いていた。
【0025】そこで、本発明は上記課題を解決した容積
式流量計を提供することを目的とする。
式流量計を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケーシング内
に一対の歯付回転子を互いに噛合するように回転自在に
設けてなる容積式流量計において、前記回転子の歯は工
具圧力角がピッチ曲線圧力角の最大値以上となるように
形成されてなる。
に一対の歯付回転子を互いに噛合するように回転自在に
設けてなる容積式流量計において、前記回転子の歯は工
具圧力角がピッチ曲線圧力角の最大値以上となるように
形成されてなる。
【0027】
【作用】歯付回転子の歯の工具圧力角をピッチ曲線圧力
角の最大値以上とすることにより、回転子の歯が円滑に
噛合しながら流量に比例した回転数で回転する。
角の最大値以上とすることにより、回転子の歯が円滑に
噛合しながら流量に比例した回転数で回転する。
【0028】
【実施例】図1及び図2に本発明になる容積式流量計の
一実施例を示す。
一実施例を示す。
【0029】尚、容積式流量計の構成は既に図6,図7
を用いて説明してあるため、同一部分には同一符号を付
してその説明を省略する。
を用いて説明してあるため、同一部分には同一符号を付
してその説明を省略する。
【0030】図1において、計量室3に設けられた一対
の回転子14,15は楕円歯車状に形成されており、回
転子14,15の外周に形成された歯16は図2に拡大
して示す形状となっている。
の回転子14,15は楕円歯車状に形成されており、回
転子14,15の外周に形成された歯16は図2に拡大
して示す形状となっている。
【0031】この歯16は、工具圧力角αC が前述した
ピッチ曲線圧力角φ以上の角度となるように形成されて
いる。
ピッチ曲線圧力角φ以上の角度となるように形成されて
いる。
【0032】即ち、図9に示す如く、ピッチ曲線圧力角
φはb定数が0.3の場合、最大値が32度であり、b
定数が0.25の場合、最大値が27度である。
φはb定数が0.3の場合、最大値が32度であり、b
定数が0.25の場合、最大値が27度である。
【0033】前述した(4)(5)式よりかみ合い圧力
角αA ,αB が負にならないようにするには、歯16の
工具圧力角αC がピッチ曲線圧力角φ以上の大きさに設
定されていれば良いことが分かる。
角αA ,αB が負にならないようにするには、歯16の
工具圧力角αC がピッチ曲線圧力角φ以上の大きさに設
定されていれば良いことが分かる。
【0034】従って、b定数が0.3であるとき歯16
は工具圧力角αC を32度以上の角度で形成する。この
ようにすると、図3に示す如く、回転子14,15がお
よそθ1 =7度回動したとき、かみ合い圧力角αA はお
よそ20度,αB はおよそ38度となる。
は工具圧力角αC を32度以上の角度で形成する。この
ようにすると、図3に示す如く、回転子14,15がお
よそθ1 =7度回動したとき、かみ合い圧力角αA はお
よそ20度,αB はおよそ38度となる。
【0035】又、図4に示す如く、回転子14,15が
θ1 =45度回動したとき、かみ合い圧力角αA はおよ
そ2度、αB はおよそ63度となる。
θ1 =45度回動したとき、かみ合い圧力角αA はおよ
そ2度、αB はおよそ63度となる。
【0036】従って、インボリュート歯形を有する楕円
歯車では、b定数が0.3の場合工具圧力角αC をピッ
チ曲線圧力角φの最大値32度以上とすることによりか
み合い圧力角αA ,αB が常に正となり回転子14,1
5が円滑に回転する。
歯車では、b定数が0.3の場合工具圧力角αC をピッ
チ曲線圧力角φの最大値32度以上とすることによりか
み合い圧力角αA ,αB が常に正となり回転子14,1
5が円滑に回転する。
【0037】又、b定数が0.25であるとき歯16は
工具圧力角αC を27度以上の角度で形成する。この場
合も図5に示す如く、回転子14,15がおよそθ1 =
7度回動したとき、かみ合い圧力角αA はおよそ33
度,αB はおよそ26度となる。
工具圧力角αC を27度以上の角度で形成する。この場
合も図5に示す如く、回転子14,15がおよそθ1 =
7度回動したとき、かみ合い圧力角αA はおよそ33
度,αB はおよそ26度となる。
【0038】又、回転子14,15がθ1 =45度回動
したとき、かみ合い圧力角αA はおよそ53度,αB は
およそ3度となる。
したとき、かみ合い圧力角αA はおよそ53度,αB は
およそ3度となる。
【0039】従って、b定数が0.25の場合工具圧力
角αC をピッチ曲線圧力角φの最大値27度以上とする
ことによりかみ合い圧力角αA ,αB が常に正となり回
転子14,15が円滑に回転する。
角αC をピッチ曲線圧力角φの最大値27度以上とする
ことによりかみ合い圧力角αA ,αB が常に正となり回
転子14,15が円滑に回転する。
【0040】従って、楕円歯車のb定数を0.3となる
ように回転子14,15を偏平にしても回転子14,1
5は流量に比例した回転数で安定的に回転し、計測精度
を保つことができる。
ように回転子14,15を偏平にしても回転子14,1
5は流量に比例した回転数で安定的に回転し、計測精度
を保つことができる。
【0041】即ち、回転子14,15をより偏平形状に
しても歯のかみ合いが円滑となり、計測精度を保つとと
もに回転子14,15の1回転当たりの吐出量を増やす
ことができ、その結果ケーシング2を大型化することな
く計測容量を増大することができる。
しても歯のかみ合いが円滑となり、計測精度を保つとと
もに回転子14,15の1回転当たりの吐出量を増やす
ことができ、その結果ケーシング2を大型化することな
く計測容量を増大することができる。
【0042】又、回転子14,15を偏平形状とするこ
とにより回転子14,15の回転数が少なくて済み、回
転子14,15を支承する回転軸8、9の負担を軽減し
て計測寿命を延ばすことも可能となる。
とにより回転子14,15の回転数が少なくて済み、回
転子14,15を支承する回転軸8、9の負担を軽減し
て計測寿命を延ばすことも可能となる。
【0043】尚、歯16の工具圧力角αC をピッチ曲線
圧力角φの最大値以上に形成しても、あまり工具圧力角
αC を大きくしてしまうと歯と歯との伝達効率が低下
し、かみ合い長さも短くなってしまうので実用上の上限
値はおよそ35度である。
圧力角φの最大値以上に形成しても、あまり工具圧力角
αC を大きくしてしまうと歯と歯との伝達効率が低下
し、かみ合い長さも短くなってしまうので実用上の上限
値はおよそ35度である。
【0044】又、歯16の工具圧力角αC をピッチ曲線
圧力角φの最大値以上とすることにより、図1に示すよ
うに回転子14,15をさらに偏平形状にして回転子1
4,15の1回転当たりの吐出量を増やすこともでき
る。
圧力角φの最大値以上とすることにより、図1に示すよ
うに回転子14,15をさらに偏平形状にして回転子1
4,15の1回転当たりの吐出量を増やすこともでき
る。
【0045】尚、上記実施例では楕円歯車状の回転子に
ついて説明したが、楕円歯車以外の非円形の回転子にも
適用できるのは勿論である。
ついて説明したが、楕円歯車以外の非円形の回転子にも
適用できるのは勿論である。
【0046】
【発明の効果】上述の如く、本発明になる容積式流量計
は、歯付回転子の歯の工具圧力角αC がピッチ曲線圧力
角φの最大値以上となるようにしたため、回転子の長径
部分と短径部分との長短径比が小さく、即ち回転子をよ
り偏平形状にしても歯のかみ合いが円滑となり、計測精
度を保つとともに回転子1回転当たりの吐出量を増やす
ことができ、計測容量を増大することができる。又、回
転子を偏平形状とすることにより回転子の回転数が少な
くて済み、回転子を支承する回転軸の負担を軽減して計
測寿命を延ばすことも可能となる等の特長を有する。
は、歯付回転子の歯の工具圧力角αC がピッチ曲線圧力
角φの最大値以上となるようにしたため、回転子の長径
部分と短径部分との長短径比が小さく、即ち回転子をよ
り偏平形状にしても歯のかみ合いが円滑となり、計測精
度を保つとともに回転子1回転当たりの吐出量を増やす
ことができ、計測容量を増大することができる。又、回
転子を偏平形状とすることにより回転子の回転数が少な
くて済み、回転子を支承する回転軸の負担を軽減して計
測寿命を延ばすことも可能となる等の特長を有する。
【図1】本発明になる容積式流量計の一実施例の横断面
図である。
図である。
【図2】楕円歯車の歯を拡大して示す拡大図である。
【図3】回転子が図1の位置からおよそ7度回動したと
きの回転子のかみ合い状態を示す図である。
きの回転子のかみ合い状態を示す図である。
【図4】回転子が図1の位置からおよそ45度回動した
ときの回転子のかみ合い状態を示す図である。
ときの回転子のかみ合い状態を示す図である。
【図5】回転子の回転角度に対するかみ合い圧力角
αA ,αB の変化を示す線図である。
αA ,αB の変化を示す線図である。
【図6】従来の容積式流量計の構成を示す横断面図であ
る。
る。
【図7】容積式流量計の縦断面図である。
【図8】ピッチ曲線圧力角φを説明するための図であ
る。
る。
【図9】回転子の回転角度に対するピッチ曲線圧力角φ
の変化を示す線図である。
の変化を示す線図である。
【図10】回転子が図7の位置からおよそ7度回動した
ときの回転子のかみ合い状態を示す図である。
ときの回転子のかみ合い状態を示す図である。
【図11】回転子が図7の位置からおよそ45度回動し
たときの回転子のかみ合い状態を示す図である。
たときの回転子のかみ合い状態を示す図である。
【図12】従来の回転子の回転角度に対するかみ合い圧
力角αA ,αB の変化を示す線図である。
力角αA ,αB の変化を示す線図である。
【符号の説明】 1 容積式流量計 2 ケーシング 3 計量室 4a,4b 磁石 8,9 回転軸 10 内壁 11 空間 14,15 回転子 16 歯
Claims (1)
- 【請求項1】 ケーシング内に一対の歯付回転子を互い
に噛合するように回転自在に設けてなる容積式流量計に
おいて、前記回転子の歯は工具圧力角がピッチ曲線圧力
角の最大値以上となるように形成されていることを特徴
とする容積式流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3057480A JP3025326B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 容積式流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3057480A JP3025326B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 容積式流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04291120A JPH04291120A (ja) | 1992-10-15 |
JP3025326B2 true JP3025326B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=13056878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3057480A Expired - Lifetime JP3025326B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 容積式流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3025326B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP3057480A patent/JP3025326B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04291120A (ja) | 1992-10-15 |
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