JPH0649890Y2 - エンジンの吸気装置 - Google Patents

エンジンの吸気装置

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JPH0649890Y2
JPH0649890Y2 JP11121887U JP11121887U JPH0649890Y2 JP H0649890 Y2 JPH0649890 Y2 JP H0649890Y2 JP 11121887 U JP11121887 U JP 11121887U JP 11121887 U JP11121887 U JP 11121887U JP H0649890 Y2 JPH0649890 Y2 JP H0649890Y2
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JP
Japan
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intake
curved portion
engine
curved
intake system
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Application number
JP11121887U
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JPS6415762U (ja
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恒利 横倉
幹雄 中田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、吸気音を消音効果を十分に確保しつつ、出力
損失を最小に抑えることのできるコンパクトなエンジン
の吸気装置に関するものである。
先行技術 車室内の居住性をより快適なものにするため、エンジン
ルームをコンパクト化して、車室内のスペースを大きく
しようとする試みが従来よりなされており、その結果、
エンジン部品をいかに狭いエンジンルーム内に収納する
かという点が問題となり、そのための種々の工夫がなさ
れている。長い吸気通路を湾曲させて、狭いエンジンル
ーム内に収納するようにして、出力の確保を図ったり、
あるいは、エンジンルームも小型のものを用いるなど
も、その一つである。しかしながら、このように、小型
のエアークリーナを用いる場合には、従来、エアークリ
ーナにより、除去していた吸気系の吸気音をエアークリ
ーナによって消音することができないという問題があっ
た。かかる問題を解決するため、エアークリーナの上流
に、容積部を設けて、吸気音の消音を図ったものが知ら
れているが(実開昭62−8360号)、このように消音のた
めに容積部を設けることは、エンジンルームをコンパク
ト化するという要請に反し、好ましくない。そこで、吸
気通路の湾曲部の内壁を覆うように、円筒状の吸音材を
取り付け、湾曲部内壁での吸気音の反射を利用して、吸
気音を除去を図ることが考えられる。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このように、吸気通路の湾曲部内壁に吸
音材を取り付けて、吸気音を消音を図る場合には、吸音
材を設けた分、吸気通路が狭くなるため、必然的に吸気
抵抗が大きくなり、出力損失の原因となるという問題が
ある。
考案の目的 本考案は、吸気音を消音効果を十分に確保しつつ、出力
損失を最小に抑えることのできるコンパクトなエンジン
の吸気装置を提供することを目的とするものである。
考案の構成 本考案のかかる目的は、吸気通路の湾曲部内方に、湾曲
部の上流の吸気通路と下流の吸気通路とを互いに連通す
る連通路を設けることによって達成される。
実施例 以下、添付図面に基づいて、本考案の実施例につき、詳
細に説明を加える。
第1図は、本考案の実施例にかかるエンジンの吸気装置
の吸気ダクトの湾曲部近傍の概略図であり、第2図は、
そのA−A線断面図である。
第1図および第2図において、吸気通路を構成する吸気
ダクト1は、エアークリーナ2の上流において、U字形
に湾曲せしめられ、その湾曲部の内壁を覆うように、円
筒状の吸音材3が設けられている。湾曲部の内方には、
湾曲部のすぐ上流側の吸気ダクト1とすぐ下流側の吸気
ダクト1とを連通する連通路4が、ダクトの径をその部
分のみ大きくすることによって形成されている。5はエ
アーフローメータである。
このように吸気通路が構成されているため、吸気は、そ
の一部が、湾曲部に設けられた円筒状の吸音材3の内面
での反射を繰り返しつつ流れ、吸音材3により、吸気音
の除去が図られ、他方、通りの吸気は、連通路4を経
て、湾曲部をバイパスして、エアークリーナ2に供給さ
れるため、湾曲部に吸気音材3を設けて、吸気音の消音
を図っても、吸気抵抗の増大を最小に抑えることがで
き、出力の損失もまた、最小に抑えることが可能とな
る。
本考案は以上の実施例に限定されることなく、実用新案
登録請求の範囲に記載された考案の範囲内で種々の変更
が可能であり、それらも本考案に包含されるものである
ことはいうまでもない。
たとえば、前記実施例においては、連通路4は湾曲部に
おけるダクト径を大きくすることによって形成されてい
るが、湾曲部の上流部と下流部とを連通する一または二
以上のパイプを設けることによって形成してもよく、連
通部の断面積は、消音効果と吸気抵抗のバランスによ
り、実験的に容易に決定することができる。
また、前記実施例においては、湾曲部は、U字形に設け
られているが、かかる形状に限定されるわけではなく、
種々の形状をとり得ることもいうまでもない。
考案の効果 本考案によれば、吸気音を消音効果を十分に確保しつ
つ、出力損失を最小に抑えることのできるコンパクトな
エンジンの吸気装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例にかかるエンジンの吸気装置
の吸気ダクトの湾曲部近傍の概略図であり、第2図は、
そのA−A線断面図である。 1……吸気ダクト、 2……エアークリーナ、 3……吸音材、 4……連通路、 5……エアーフローメータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気ダクトが所定の曲率で湾曲されて設け
    られ、該吸気ダクトの湾曲部の内壁を覆うように円筒状
    の吸音材を設けたエンジンの吸気装置において、前記湾
    曲部の内方に、該湾曲部の上流部と下流部とを連通する
    連通部を設けたことを特徴とするエンジンの吸気装置。
JP11121887U 1987-07-20 1987-07-20 エンジンの吸気装置 Expired - Lifetime JPH0649890Y2 (ja)

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JPS6415762U JPS6415762U (ja) 1989-01-26
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