JPS6332936Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6332936Y2 JPS6332936Y2 JP7362484U JP7362484U JPS6332936Y2 JP S6332936 Y2 JPS6332936 Y2 JP S6332936Y2 JP 7362484 U JP7362484 U JP 7362484U JP 7362484 U JP7362484 U JP 7362484U JP S6332936 Y2 JPS6332936 Y2 JP S6332936Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outlet
- lid
- chamber
- vacuum pump
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000030279 gene silencing Effects 0.000 claims description 24
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 2
- 230000001743 silencing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、真空ポンプの排気口に体裁よくコン
パクトに被装できる消音効果のよい真空ポンプの
消音装置に関するものである。
パクトに被装できる消音効果のよい真空ポンプの
消音装置に関するものである。
従来より真空ポンプのポンピング作用により発
生する排気口からの空気の排気音を消すための
種々の消音器がある。しかしながら、従来の消音
器は、消音効果をあげるために、消音器全体が大
きく、真空ポンプに着装した場合に場所を取り、
バランスも悪い。また、内部構造を複雑にして消
音効果を上げ小型化した消音器もあるが、内部構
造の複雑な消音器は、排気抵抗が大きく真空ポン
プに用いた場合にポンプ効率を低下させてしまう
難点があつた。また、真空ポンプは、その真空圧
により排気量が著しく変化するため、低真空圧か
ら高真空圧までの広範囲にわたつて、消音効果を
維持することが困難であつた。本考案は、上述の
点に鑑み為されたもので、その目的は、真空ポン
プの排気口に体裁よくコンパクトに装着でき、か
つ、小さな消音抵抗でポンプ効率を低下させずに
低真空圧から高真空圧までの広範囲にわたつて高
い消音効果のある真空ポンプの消音装置を提供す
ることにある。
生する排気口からの空気の排気音を消すための
種々の消音器がある。しかしながら、従来の消音
器は、消音効果をあげるために、消音器全体が大
きく、真空ポンプに着装した場合に場所を取り、
バランスも悪い。また、内部構造を複雑にして消
音効果を上げ小型化した消音器もあるが、内部構
造の複雑な消音器は、排気抵抗が大きく真空ポン
プに用いた場合にポンプ効率を低下させてしまう
難点があつた。また、真空ポンプは、その真空圧
により排気量が著しく変化するため、低真空圧か
ら高真空圧までの広範囲にわたつて、消音効果を
維持することが困難であつた。本考案は、上述の
点に鑑み為されたもので、その目的は、真空ポン
プの排気口に体裁よくコンパクトに装着でき、か
つ、小さな消音抵抗でポンプ効率を低下させずに
低真空圧から高真空圧までの広範囲にわたつて高
い消音効果のある真空ポンプの消音装置を提供す
ることにある。
本考案の要旨は、真空ポンプの排気口に嵌着可
能な排気導入口と、及びこの排気導入口から入つ
た真空ポンプの排気が流出するための流出口とを
有する消音室と、該消音室に立脚する支腕に一端
が支持されているロツドによつて支承され且つ弾
撥力により消音室の流出口に圧接されて該流出口
を閉塞できるように臨ましめた蓋体とから構成さ
れ、真空ポンプからの排気量の変動に応じて蓋体
が弾発力に抗して変位及び/又は変形することに
より消音室の容量及び排気流出量を自動調節する
ことを特徴とする真空ポンプの消音装置にある。
以下、一実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
能な排気導入口と、及びこの排気導入口から入つ
た真空ポンプの排気が流出するための流出口とを
有する消音室と、該消音室に立脚する支腕に一端
が支持されているロツドによつて支承され且つ弾
撥力により消音室の流出口に圧接されて該流出口
を閉塞できるように臨ましめた蓋体とから構成さ
れ、真空ポンプからの排気量の変動に応じて蓋体
が弾発力に抗して変位及び/又は変形することに
より消音室の容量及び排気流出量を自動調節する
ことを特徴とする真空ポンプの消音装置にある。
以下、一実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
本考案に係る消音装置は、第1図において図示
しない真空ポンプの排気口に螺着可能な排気導入
口1aとこの導入口1aから入つた排気が流出す
るための流出口1bとを有する消音室1と該消音
室1の流出口1bを閉塞可能な帽子状の蓋体6と
から成り、消音室1の中央部外面3は、工具等で
排気導入口1aを螺着できるように例えば横断面
を六角形状に形成してあり、流出口1bの周縁9
は、リング形状の平面をなしている。消音室1の
内壁面2には、内壁面2と一体的に支腕4が突設
され該支腕4の端部4aに流出口1bの中心を通
るロツド5の一端5aが固着支承されている。前
記蓋体6は、その中央部を貫通する状態で設けら
れた筒状ガイド6aがロツド5に摺動自在に外嵌
し、且つロツド5の他端5bに止着したスプリン
グ固定用ナツト8と蓋体6との間に設けた圧縮バ
ネ7の弾撥力によつて付勢されることにより、前
記流出口の周縁9と同様のリング形状の平面をな
す蓋体6の端縁10が該周縁9に圧接し、流出口
1bを閉塞して消音空間を形成するように構成し
たものである。
しない真空ポンプの排気口に螺着可能な排気導入
口1aとこの導入口1aから入つた排気が流出す
るための流出口1bとを有する消音室1と該消音
室1の流出口1bを閉塞可能な帽子状の蓋体6と
から成り、消音室1の中央部外面3は、工具等で
排気導入口1aを螺着できるように例えば横断面
を六角形状に形成してあり、流出口1bの周縁9
は、リング形状の平面をなしている。消音室1の
内壁面2には、内壁面2と一体的に支腕4が突設
され該支腕4の端部4aに流出口1bの中心を通
るロツド5の一端5aが固着支承されている。前
記蓋体6は、その中央部を貫通する状態で設けら
れた筒状ガイド6aがロツド5に摺動自在に外嵌
し、且つロツド5の他端5bに止着したスプリン
グ固定用ナツト8と蓋体6との間に設けた圧縮バ
ネ7の弾撥力によつて付勢されることにより、前
記流出口の周縁9と同様のリング形状の平面をな
す蓋体6の端縁10が該周縁9に圧接し、流出口
1bを閉塞して消音空間を形成するように構成し
たものである。
上記の如き構成を有する消音装置を真空ポンプ
の排気口に螺着し、真空ポンプと駆動させ排気口
より空気を排出すると、排出空気は消音室1内に
入り、その排気圧により、蓋体6を圧縮バネ7の
復帰力に抗して押し上げる。するとそれまで当接
していた流出口1bの周縁9と蓋体の端縁10と
の間に微少間隙Aが生じその間隙から空気が外気
中に放出される。しかして、真空ポンプのポンピ
ング作用により発生する排気口からの空気の排気
音は、排出された空気が、消音室の流出口周縁9
と蓋体端縁10とにより絞られシート状の高速空
気流となつて外気中に放出されることにより減殺
される。なお、蓋体6は圧縮バネ7の伸張する弾
撥力によつて常に付勢されているので、ポンプの
排気量に応じて自動的に蓋体が変位し、蓋体端縁
と消音室の流出口周縁との間隙Aが変化するの
で、低真空圧から高真空圧までの広範囲で安定し
て高い消音効果が得られる。上記実施例では、流
出口の周縁9と蓋体の端縁10とを同一リング形
状としているが、第2図に示すように、いづれか
一方の外径を他よりも大きく形成しておくことに
より、両者の間隙から流出する高速空気流が外気
中で大外径を有する側に曲がる。これを利用し
て、たとえば、発熱体である真空ポンプの冷却に
空気流を用いることができる。又圧縮バネ7に代
えて、筒状ガイド6aと支腕端部4a間に引張り
バネを張設してもよい。
の排気口に螺着し、真空ポンプと駆動させ排気口
より空気を排出すると、排出空気は消音室1内に
入り、その排気圧により、蓋体6を圧縮バネ7の
復帰力に抗して押し上げる。するとそれまで当接
していた流出口1bの周縁9と蓋体の端縁10と
の間に微少間隙Aが生じその間隙から空気が外気
中に放出される。しかして、真空ポンプのポンピ
ング作用により発生する排気口からの空気の排気
音は、排出された空気が、消音室の流出口周縁9
と蓋体端縁10とにより絞られシート状の高速空
気流となつて外気中に放出されることにより減殺
される。なお、蓋体6は圧縮バネ7の伸張する弾
撥力によつて常に付勢されているので、ポンプの
排気量に応じて自動的に蓋体が変位し、蓋体端縁
と消音室の流出口周縁との間隙Aが変化するの
で、低真空圧から高真空圧までの広範囲で安定し
て高い消音効果が得られる。上記実施例では、流
出口の周縁9と蓋体の端縁10とを同一リング形
状としているが、第2図に示すように、いづれか
一方の外径を他よりも大きく形成しておくことに
より、両者の間隙から流出する高速空気流が外気
中で大外径を有する側に曲がる。これを利用し
て、たとえば、発熱体である真空ポンプの冷却に
空気流を用いることができる。又圧縮バネ7に代
えて、筒状ガイド6aと支腕端部4a間に引張り
バネを張設してもよい。
第3図は、本考案の他の実施例であつて、第1
図に示した実施例では、支腕4は、消音室1の内
壁2に突設されていたのに対して、支腕24は、
消音室21の断面が六角形状をなす外周に外嵌す
るリング20に両端が固着する略U字形をなし、
この支腕24にロツド25の一端を固着し他端を
消音室21の排気流出口23の中央付近に臨まし
め、これにゴム弾性を有する素材から成る蓋体2
6を固着したものである。勿論蓋体26をロツド
25に摺動自在にとりつけ且つ、該ロツド上、蓋
体25と支腕24間にコイルバネを介装してもよ
い。蓋体26は、それ自身の弾撥力により流出口
23の周縁に圧接し、排気圧に応じて変形し、蓋
体端縁27と流出口23の周縁28との間に適宜
な間隙を作る。第4図は、本考案の更に他の実施
例であつて、消音室の外壁31に突設された支腕
24にロツド支承部39を設け、この支承部にロ
ツド35を摺動自在に嵌挿することによつてロツ
ドを支持し、該ロツド35の下端に蓋体36を固
着し、コイルバネ37で消音室31の流出口周縁
に圧接したものである。
図に示した実施例では、支腕4は、消音室1の内
壁2に突設されていたのに対して、支腕24は、
消音室21の断面が六角形状をなす外周に外嵌す
るリング20に両端が固着する略U字形をなし、
この支腕24にロツド25の一端を固着し他端を
消音室21の排気流出口23の中央付近に臨まし
め、これにゴム弾性を有する素材から成る蓋体2
6を固着したものである。勿論蓋体26をロツド
25に摺動自在にとりつけ且つ、該ロツド上、蓋
体25と支腕24間にコイルバネを介装してもよ
い。蓋体26は、それ自身の弾撥力により流出口
23の周縁に圧接し、排気圧に応じて変形し、蓋
体端縁27と流出口23の周縁28との間に適宜
な間隙を作る。第4図は、本考案の更に他の実施
例であつて、消音室の外壁31に突設された支腕
24にロツド支承部39を設け、この支承部にロ
ツド35を摺動自在に嵌挿することによつてロツ
ドを支持し、該ロツド35の下端に蓋体36を固
着し、コイルバネ37で消音室31の流出口周縁
に圧接したものである。
以上のように、本考案に係る消音装置は、消音
室と、この消音室の排気流出口の開口量を真空ポ
ンプの排気量に応じて自動調節する蓋体とにより
消音空間を形成し、消音室と蓋体との当接面のな
す間隙が消音部を形成しているので、低真空圧か
ら高真空圧までの広範囲で高い消音効果が得ら
れ、又その構成がコンパクトであるため、真空ポ
ンプの排気口にバランスよく装着できる利点があ
る。
室と、この消音室の排気流出口の開口量を真空ポ
ンプの排気量に応じて自動調節する蓋体とにより
消音空間を形成し、消音室と蓋体との当接面のな
す間隙が消音部を形成しているので、低真空圧か
ら高真空圧までの広範囲で高い消音効果が得ら
れ、又その構成がコンパクトであるため、真空ポ
ンプの排気口にバランスよく装着できる利点があ
る。
第1図は、本考案の一実施例を示す断面図、第
2図は、その作動状態を示す断面図、第3図は、
本考案の他の実施例の要部を示す説明図、第4図
は、本考案の更に他の実施例を示す断面図、第5
図は、本考案の更に別の実施例を示す断面図であ
る。
2図は、その作動状態を示す断面図、第3図は、
本考案の他の実施例の要部を示す説明図、第4図
は、本考案の更に他の実施例を示す断面図、第5
図は、本考案の更に別の実施例を示す断面図であ
る。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 真空ポンプの排気口に嵌着可能な排気導入口
及び該排気導入口から導入された真空ポンプの
排気が流出する流出口とを有する消音室と、該
消音室に立脚する支腕に一端が支持されている
ロツドによつて支承され且つ弾発力によつて前
記流出口周縁に圧接して、該流出口を閉塞する
蓋体とから構成され、排気量の変動に応じて蓋
体が弾撥力に抗して変位及び/又は変形するこ
とにより消音室の容量及び流出口の開口量を自
動調節することを特徴とする真空ポンプの消音
装置。 (2) 流出口の中心を通り、消音室内壁に突設され
た支腕に一端が固着されているロツドに蓋体が
摺動自在に嵌着し、且つ蓋体がコイルスプリン
グによつて弾撥的に流出口に圧接されている請
求の範囲第1項記載の装置。 (3) 支腕が消音室外壁に固定されている請求の範
囲第1項記載の装置。 (4) 流出口周縁と、該流出口周縁に当接する蓋体
端縁が共にリング形状の平面をなし、該平面同
志が当接して流出口を閉塞している請求の範囲
第1〜3項のいづれかに記載の装置。 (5) 互に当接する一方のリング形状をなす平面の
外径と、他方のリング形状をなす平面との外径
が異なつている請求の範囲第4項記載の装置。 (6) 蓋体が、消音室内の排気圧に応じて変形する
ゴム弾性素材から構成されている請求の範囲第
1項記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7362484U JPS60185074U (ja) | 1984-05-19 | 1984-05-19 | 真空ポンプの消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7362484U JPS60185074U (ja) | 1984-05-19 | 1984-05-19 | 真空ポンプの消音装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60185074U JPS60185074U (ja) | 1985-12-07 |
JPS6332936Y2 true JPS6332936Y2 (ja) | 1988-09-02 |
Family
ID=30613165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7362484U Granted JPS60185074U (ja) | 1984-05-19 | 1984-05-19 | 真空ポンプの消音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60185074U (ja) |
-
1984
- 1984-05-19 JP JP7362484U patent/JPS60185074U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60185074U (ja) | 1985-12-07 |
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