JP3075840U - 車両用マフラ− - Google Patents
車両用マフラ−Info
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- JP3075840U JP3075840U JP2000006095U JP2000006095U JP3075840U JP 3075840 U JP3075840 U JP 3075840U JP 2000006095 U JP2000006095 U JP 2000006095U JP 2000006095 U JP2000006095 U JP 2000006095U JP 3075840 U JP3075840 U JP 3075840U
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- JP
- Japan
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- exhaust gas
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 消音効果が優れ、大量の排気ガスにも対応で
き寿命の長い車両用マフラ−を提供する。 【解決手段】 マフラ−は、第一内部管アセンブリ1、
第二内部管アセンブリ2、外部容器3を有する。上記第
一内部管アセンブリ1は、内部管12、外部管11、及
び第一グラスファイバ−層13を有する。上記内部管と
外部管には開孔14があり、内部管内には第一通路4が
ある。第二内部管アセンブリ2は管状部材21と、第二
グラスファイバ−層22を有する。前記管状部材21に
は開孔23があり、前記外部管11との間には排気ガス
の第二通路5となる空間がある。外部容器3は前記第二
内部管アセンブリ2を受け入れる。留め部材3は、前記
第一内部管アセンブリ1と第二内部管アセンブリ2を前
記外部容器3の各端部に固定し、前記通路4、5に連通
する複数の第三開孔32を含む。端部覆い33は外部容
器の各端部に設けられ、前記通路4、5に排気ガスを導
入、導出するガイド管34を有する。
き寿命の長い車両用マフラ−を提供する。 【解決手段】 マフラ−は、第一内部管アセンブリ1、
第二内部管アセンブリ2、外部容器3を有する。上記第
一内部管アセンブリ1は、内部管12、外部管11、及
び第一グラスファイバ−層13を有する。上記内部管と
外部管には開孔14があり、内部管内には第一通路4が
ある。第二内部管アセンブリ2は管状部材21と、第二
グラスファイバ−層22を有する。前記管状部材21に
は開孔23があり、前記外部管11との間には排気ガス
の第二通路5となる空間がある。外部容器3は前記第二
内部管アセンブリ2を受け入れる。留め部材3は、前記
第一内部管アセンブリ1と第二内部管アセンブリ2を前
記外部容器3の各端部に固定し、前記通路4、5に連通
する複数の第三開孔32を含む。端部覆い33は外部容
器の各端部に設けられ、前記通路4、5に排気ガスを導
入、導出するガイド管34を有する。
Description
【0001】
本考案はより優れた消音効果を有する車両用マフラ−に関する。
【0002】
例えば台湾特許公報第193,383号に記載されているように、従来のマフラ −は、マフラ−本体、マフラ−本体内に設けられた排気管および前記マフラ−本 体と排気管との間に詰められたグラスファイバ−層を有する。排気ガスの一部は 前記グラスファイバ−に吸収され、グラスファイバ−層は所要の消音効果を奏す る。しかし、そのような構成のものでは消音効果は不十分であることが知られて いる。加うるに、カ−ボンが排気管の開孔中に蓄積してこの開孔を閉塞させてし まう。さらにまた、アクセルペダルを急に踏んだ場合には、マフラ−は排気ガス の通路としてのみ機能するため消音効果に乏しい。
【0003】
本考案の解決課題は上記のような従来のマフラ−が有する諸問題を軽減および または除去し、より優れた消音効果を有し、大量の瞬間的な排気ガスを吸収しか つ長寿命の車両用マフラ−を提供することである。また、本考案の他の解決課題 、具体的な利点および新規な特徴は、以下の詳細な説明と好ましい実施態様を添 付の図面と関連して参照することによりより明らかとなるであろう。
【0004】
本考案によれば、下記の構成の車両用マフラ−が提供され、上記課題が解決さ れる。
【0005】 すなわち、本考案によれば、 内部管、外部管および前記内部管と外部管の間に挟まれた第一グラスファイバ −層を具備し、前記各内部管及び外部管は排気ガスがその内部を通過可能な複数 の第一開孔を含み、前記内部管は排気ガスの第一通路を形成している第一内部管 アセンブリと; 前記第一内部管アセンブリを受け入れる管状部材と該管状部材を包囲する第二 グラスファイバ−層を含み、前記管状部材は排気ガスがその内部を通過可能な複 数の第二開孔を含み、前記管状部材と前記第一内部管アセンブリの外部管の間に は空間が有り、それにより排気ガスの第二通路を形成している第二内部管アセン ブリと;および、 前記第二内部管アセンブリを収納する外部容器を具備し、 前記外部容器は二つの端部と、前記第一内部管アセンブリおよび第二内部管アセ ンブリを適所に確実に保持するため前記外部容器の前記各端部に装着され前記第 一通路と第二通路に連通した複数の第三開孔を含む留め部材と、前記包囲のため 外部容器の各端部に装着されマフラ−の第一通路と第二通路に排気ガスを導入お よび導出するガイド管を含む端部を具備する車両用マフラ− 、が提供される。
【0006】
図1〜図3を参照し、本考案によるマフラ−は、主として、第一内部管アセン ブリ1、第二内部管アセンブリ2および外部容器3で構成されている。前記第一 内部管アセンブリ1は、内部管12、外部管11および前記内部管12と外部管 11との間に挟まれた第一グラスファイバ−層1 3を具備している。前記内部管 12と外部管11の各々は、金属材料で作られ、ガスが通過する複数の開孔14 がその周壁部に形成されている。また、前記内部管12は内部に排気ガスが流通 する第一通路(主通路)4を形成している。
【0007】 前記第二内部管アセンブリ2は、管状部材21と、前記管状部材21を包囲する 第二グラスファイバ−層22を具備している。前記第二内部管アセンブリ2は、 前記外部容器3の内側に設けられている。前記管状部材21は、その内方に前記 第一内部管アセンブリ1を受け入れ、この際前記第一内部管アセンブリ1との間 には一定の距離をあけてあり、それにより排気ガス用の第二通路5を形成してい る。前記管状部材21の周壁部にはその中をガスが通過して前記グラスファイバ −層に吸着されるよう複数の開孔23が形成されている。
【0008】 前記外部容器3は、従来のマフラ−用の外部容器でもよく、また金属製でよい。 前記第一内部管アセンブリ1および前記第二内部管アセンブリ2を前記外部容器 3内に挿入した後、前記第一内部管アセンブリ1および第二内部管アセンブリ2 を、最適には図3に見られるような所定の間隔をおいて保持するよう前記外部容 器3の各端部には、例えば、溶接により該容器に固定した留め部材31が設けら れている。各留め部材31はまた、前記第一通路4と前記第二通路5に連通する 複数の開孔32を有しており、それによりガスを流通させる。前記外部容器3の 各端部を囲むための端部覆い33が(溶接または他の適切な手段により)取り付 けられている。各端部覆い33は、その内部をガスが通過するガイド管34を具 備している。
【0009】 図2および図3図を参照し、前記第一内部管アセンブリ1および前記第二内部管 アセンブリ2は前記外部容器3内にしっかりと固定した状態に設けられ、前記第 一内部管アセンブリ1の前記内部管12により形成される前記第一通路(主通路 )4および前記管状部材21と前記外部管11の間に形成された前記第二通路5 は排気ガス用の通路となる。このように、より多くの排気ガスが、より多くの開 孔14、23を経由してグラスファイバ−層13、22に接触し、これにより優 れた消音効果を提供することができる。
【0010】
上記説明によれば、グラスファイバ−層と排気ガスの接触面積が増加し、排気ガ スの流動により生じる雑音を効果的に排除することができる。排気ガスの流れ は、通常の排気条件下では、第一通路を経由することにより消音される。そして 、 より大量のガスが排出される時は、過剰の排気ガスが前記第二通路に入り、所望 の消音効果を得ることができる。さらに、前記マフラ−の開孔の数を増加させれ ば、前記開孔内へのカ−ボン蓄積の問題を軽減することができ、これによりマフ ラ−の寿命を延ばすことができる。
【0011】 上記したように好適な実施態様に関連して本考案を説明してきたが、本考案の主 旨と範囲から外れることなく多くの他の修正や変形が可能であることを理解され たい。従って、添付の本考案の請求範囲が、そのような本考案の真正な範囲に入 る修正や変形に及ぶことと考えられる。
【図1】本考案によるマフラ−の分解斜視図。
【図2】本考案によるマフラーの縦断面図。
【図3】図2のA−A線に沿った断面図。
1 第一内部管アセンブリ 2 第二内部管アセンブリ 3 外部容器 4 第一通路 5 第二通路 11 外部管 12 内部管 13 第一グラスファイバ−層 14,23,32 開孔 21 管状部材 22 第二グラスファイバ−層 31 留め部材 33 端部覆い 34 ガイド管
Claims (1)
- 【請求項1】 内部管、外部管および前記内部管と外部
管の間に挟まれた第一グラスファイバ−層を具備し、前
記各内部管及び外部管は排気ガスがその内部を通過可能
な複数の第一開孔を含み、前記内部管は排気ガスの第一
通路を形成している第一内部管アセンブリと;前記第一
内部管アセンブリを受け入れる管状部材と該管状部材を
包囲する第二グラスファイバ−層を含み、前記管状部材
は排気ガスがその内部を通過可能な複数の第二開孔を含
み、前記管状部材と前記第一内部管アセンブリの外部管
の間には空間が有り、それにより排気ガスの第二通路を
形成している第二内部管アセンブリと;および、 前記第二内部管アセンブリを収納する外部容器を具備
し、 前記外部容器は二つの端部と、前記第一内部管アセンブ
リおよび第二内部管アセンブリを適所に確実に保持する
ため前記外部容器の前記各端部に装着され前記第一通路
と第二通路に連通した複数の第三開孔を含む留め部材
と、前記包囲のため外部容器の各端部に装着され前記マ
フラ−の第一通路と第二通路に排気ガスを導入および導
出するガイド管を含む端部覆いを具備する車両用マフラ
−。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW88214953 | 1999-08-31 | ||
TW88214953U TW395450U (en) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | Vehicle muffler structure |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3075840U true JP3075840U (ja) | 2001-03-06 |
Family
ID=21653076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000006095U Expired - Fee Related JP3075840U (ja) | 1999-08-31 | 2000-08-24 | 車両用マフラ− |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3075840U (ja) |
TW (1) | TW395450U (ja) |
-
1999
- 1999-08-31 TW TW88214953U patent/TW395450U/zh not_active IP Right Cessation
-
2000
- 2000-08-24 JP JP2000006095U patent/JP3075840U/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW395450U (en) | 2000-06-21 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |