JPH0649868U - チェック弁 - Google Patents

チェック弁

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JPH0649868U
JPH0649868U JP9083592U JP9083592U JPH0649868U JP H0649868 U JPH0649868 U JP H0649868U JP 9083592 U JP9083592 U JP 9083592U JP 9083592 U JP9083592 U JP 9083592U JP H0649868 U JPH0649868 U JP H0649868U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
filter
steel ball
check valve
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP9083592U
Other languages
English (en)
Inventor
弘 平山
慎一 萩平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP9083592U priority Critical patent/JPH0649868U/ja
Publication of JPH0649868U publication Critical patent/JPH0649868U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路中に混入しているゴミを吸収でき且つ加
工コストも比較的安価なチェック弁を提供すること。 【構成】 通路2を内部に形成したケース1aと、ケー
ス内に設けられて通路を開閉するスチールボール3と、
スチールボールを通路の途中のシート部4に押し付ける
ばね部材5と、通路中においてスチールボールより後方
に配置され且つばね部材の支持を兼ねるフィルタ6とか
らなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、油圧源と油圧アクチュエータ又は油圧機器を接続する油圧回路に設 けるチェック弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の油圧回路は、図3に示すように、ポンプPとタンクTとからなる油圧 源と、フィルタ9と、チェック弁10と、アキュムレータ11とを設けた回路1 2とで構成され、且つアクチュエータや油圧機器に途中の制御バルブを介して接 続されている。
【0003】 この回路12ではポンプPからの供給された作動油がフィルタ9で濾過された 後にチェック弁10を開き、一旦アキュムレータ11で蓄えられ、その後アクチ ュエータ又は油圧機器に送られてこれらを作動させる。
【0004】 この場合のチェック弁10は、図4に示すように、ケース10aと、ケース1 0a内に設けた回路12に対応する通路13と、通路13の途中に設けられてシ ート部17を開閉する中空なポペット弁14と、ポペット弁14を閉じ方向に附 勢するスプリング19と、スプリング19を支持するスナップリング20とから なり、ポペット弁14はポペット型の弁体15とスリーブ状の摺動部16と孔1 8とを備えている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の油圧回路12では、ポンプPから吐出された作動油は、フィルタ9 で濾過されるからタンクTから吸い込んだゴム等は除去されるものの、配管時に フィルター9より下流側に混入したゴミはアクチュエータ等に送られ、途中の制 御バルブやアクチュエータ等の作動不良を起す原因となる。
【0006】 更にチェック弁10は作動油の逆流をポペット型の弁体15と摺動部16とで 阻止するが、この逆流を確実に行なうにはポペット型の弁体15と摺動部16の 加工精度を精密に行なう必要があり、加工コストが嵩む不具合がある。
【0007】 そこで、本考案の目的は、回路中に混入しているゴミを吸収でき且つ加工コス トも比較的安価なチェック弁を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案の構成は通路を内部に形成したケースと、 ケース内に設けられて通路を開閉するスチールボールと、スチールボールを通路 の途中のシート部に押し付けるばね部材と、通路中においてスチールボールより 後方に配置され且つばね部材の支持を兼ねるフィルタとからなることを特徴とす るものである。
【0009】
【作用】
スチールボールを開いて通路中を流れる作動油は後方のフィルタで濾過される から、チェック弁より上流側に混入している回路中のゴミは吸収される。
【0010】 弁体がスチールボールであるから加工コストが安価となり、フィルタはばね部 材の支持を兼ねているからばねシートを別に設ける必要がない。
【0011】
【実施例】
以下本考案の実施例を図1、図2にもとづいて説明する。
【0012】 油圧回路はポンプPとタンクTとからなる供給源と、第1のフィルタ9と、二 組のスチールボール3,3と第2のフィルタ6,6とを設けたチェック弁1と、 アキュムレータ11とを備えた回路12からなり、この回路12は途中の制御バ ルブを介してアクチュエータや油圧機器に接続されている。
【0013】 ポンプPを駆動すると作動油が第1のフィルタ9で濾過され、更にスチールボ ール3,3を開きながら第2のフィルタ6,6で濾過され、ゴミの混入しない作 動油を制御バルブとアクチュエータ等に供給してアクチュエータ等を作動させる 。
【0014】 この場合、第1のフィルタ9より下流側にも第2のフィルタ6,6が設けられ ているから、第1のフィルタ9と第2のフィルタ6,6との間に配管中に混入し たゴミも吸収できる。
【0015】 スチールボール3と第2のフィルタ6は一組でもよい。
【0016】 チェック弁1は中空なケース1aと、ケース1a内に形成した通路2と、ケー ス1a内に設けられて通路2を開閉する二組の直列な弁体としてのスチールボー ル3,3と、スチールボール3,3を通路2の途中のシート部4,4に押し付け るばね部材としてのコイルスプリング5,5と、通路2中において、各スチール ボール3,3より下流側たる後方に配置され且つコイルスプリング5,5のばね シートを兼ねる第2のフィルタ6,6とで構成されている。
【0017】 スチールボール3と第2のフィルタ6は一組でもよく、二段以上の複数組であ ってもよい。
【0018】 第2のフィルタ6は濾過材21とこの濾過材21を補強する環状の支持部材2 2とで構成され、支持部材22はケース1a内の段部24やカシメ部23で保持 され、且つコイルスプリング5の端部を担持している。
【0019】 尚、第2のフィルタ6は通路2内に圧入しているが、圧入した後に他のストッ パを挿入してこのストッパと段部22とでとで挾持してもよい。
【0020】 シート部4,4は図示のようにケース1aに直接成形してもよく、又はテーパ 面を形成した別のシート部を通路2内に挿入してカシメやストッパ等で固定して もよい。
【0021】 実施例では上流側のシート部4が別の部材を使用し、下流側のシート部4がケ ース1aに加工されている。
【0022】
【考案の効果】
本考案によれば、次の効果がある。
【0023】 1)チェック弁がスチールボールとスチールボールより後方に配置したフィル タとを備えているから、これを油圧回路中に組み込んだ場合、スチールボールよ り上流側に混入しているゴミ等は作動油が流れるときフィルタで濾過され、その 結果チエック弁より下流側のアクチュエータ、油圧機器にゴミの侵入を防止でき 、作動不良を起させない。
【0024】 2)弁体としてスチールボールを使用しているために構造が簡単で加工が容易 であり、加工精度の管理も容易であるから加工コストの軽減を図れる。
【0025】 3)フィルタはばね部材の支持を兼ねているから別にばねシートを設ける必要 がなく、部品点数が少なく、加工性、経済性にすぐれている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るチェック弁の断面図である。
【図2】本考案のチェック弁を組み付けた油圧回路図で
ある。
【図3】従来の油圧回路図である。
【図4】従来のチェック弁の断面図である。
【符号の説明】
1a ケース 2 通路 3 スチールボール 4 シート部 5 バネ部材 6 フイルタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通路を内部に形成したケースと、ケース
    内に設けられて通路を開閉するスチールボールと、スチ
    ールボールを通路の途中のシート部に押し付けるばね部
    材と、通路中においてスチールボールより後方に配置さ
    れ且つばね部材の支持を兼ねるフィルタとからなるチェ
    ック弁。
JP9083592U 1992-12-11 1992-12-11 チェック弁 Pending JPH0649868U (ja)

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JP9083592U JPH0649868U (ja) 1992-12-11 1992-12-11 チェック弁

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JP9083592U JPH0649868U (ja) 1992-12-11 1992-12-11 チェック弁

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JPH0649868U true JPH0649868U (ja) 1994-07-08

Family

ID=14009650

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JP9083592U Pending JPH0649868U (ja) 1992-12-11 1992-12-11 チェック弁

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JP (1) JPH0649868U (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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