JPH0649794A - 固定支持装置 - Google Patents

固定支持装置

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Publication number
JPH0649794A
JPH0649794A JP4095777A JP9577792A JPH0649794A JP H0649794 A JPH0649794 A JP H0649794A JP 4095777 A JP4095777 A JP 4095777A JP 9577792 A JP9577792 A JP 9577792A JP H0649794 A JPH0649794 A JP H0649794A
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JP
Japan
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board
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joint
bar
wire
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Application number
JP4095777A
Other languages
English (en)
Inventor
Christian Schiel
クリスチャン・シール
Helmut Grimm
ヘルムート・グリム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JM Voith GmbH
Original Assignee
JM Voith GmbH
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/48Suction apparatus
    • D21F1/483Drainage foils and bars

Landscapes

  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】可動ボードと固定支持体との間の継手が、明瞭
に定められた継手軸線を有するとともに、装置の互いに
運動する部分間の当接面に於ける遊びをなくし、全高が
低く、製造コストを低廉な固定支持装置を提供する。 【構成】製紙機械用抄紙ワイヤ9のための固定支持装置
は、支持ボード11と、該支持ボードに取着されたヘッ
ドボード12とからなる可動ボード10を有しており、
ヘッドボード12は、抄紙ワイヤ9の下面に摺接する、
掻き落しエッジとして構成された前縁エッジ12aと、
抄紙ワイヤの搬送方向Rに対して小さな傾斜角aをもっ
て前記エッジに於て終息する脱水面12bとを有する。
ボードは、その前縁の近傍に於いて、リブ−溝継手を介
して、固定支持体13に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙、ボール紙その他の
繊維質帯状体を製造するための装置の搬送される脱水ワ
イヤのための固定支持装置に関する。このような装置
が、米国特許第3,140,225号、同第3,20
1,308号、同第3,520,775号及び特開昭6
3−50593号、特願平3−151123号に開示さ
れている。
【0002】
【従来の技術】このような固定支持装置は、連続的に供
給される繊維質懸濁液より繊維質帯状体を形成するため
の、搬送される無端抄紙ワイヤを支持するために用いら
れる。固定支持装置に於ては、抄紙ワイヤが、ボードの
前縁のエッジの上を摺接する。このような前縁のエッジ
は通常掻き落としエッジをなしており、それと同時に、
抄紙ワイヤ上に形成された繊維質帯状体から、抄紙ワイ
ヤのメッシュ内に流れ込み、抄紙ワイヤの下面に付着す
る水分を除去する働きも行なう。ボードは更に、前縁の
エッジに於て終息する脱水面を有しており、この脱水面
は帯状体の搬送方向に対して或る傾斜角を有している。
これによって、搬送される抄紙ワイヤの下面に負圧が形
成され、これによって脱水作用が高められる。このよう
な脱水力の強さは、抄紙ワイヤの搬送方向に対する脱水
面の傾斜角に依存する。
【0003】製紙機械に於ては、例えば製造される紙の
種類の変更、稼働速度の変更等、稼働条件が頻繁に変更
されることから、固定支持装置に於ける上記した傾斜角
を変更し得ることが極めて重要である。従って、従来か
ら、傾斜角を調整するための信頼性の高い装置を提供す
ることが望まれていた。
【0004】同一出願人による特開平63−50593
号に開示された構造に於ては、上記した傾斜角を再現性
高く正確に設定するための構造が開示されている。ま
た、固定支持装置に振動が発生しないようにする試みが
なされている。このような目的を達成するために、継手
が板ばねにより構成されている。また、膨脹可能なホー
スとして構成された膨脹要素により、一方に於て、継手
が引張り状態に保持され、他方に於て支持要素及びそれ
に関連した斜面が常時接触を維持するようにするために
遊びを除去するようにしている。この斜面は、圧力のみ
を伝達する楔ロッドとして構成されている。
【0005】このような公知の構造の欠点は、板ばねに
より構成された継手が明瞭な傾動軸線を画定しないこと
である。それによって、傾斜角を変化させることによ
り、ヘッドボードの運動を高い精度をもって設定するこ
とができない。もう1つの欠点は、可動ボード及び固定
支持体が互いに入組んだC字形断面を有することであ
る。そのため、製造が困難であって、複雑な形状を有す
る部品が必要となり、製造コストが高騰すると共に、装
置の全高が比較的大きくなりがちである。
【0006】これに類似した構造を有する米国特許第
3,647,620号に開示された構造は、比較的単純
であって高さが小さい。しかしながら、継手が板ばねに
より構成されており、上記したような欠点を有する。そ
れ以外にも、傾斜角を変更する目的でボードの位置を調
節するための、軸線方向に摺動可能なロッドが比較的薄
い板材により製造されており、斜面を画定するために、
斜めに延在するスリットが用いられている。この斜面と
共働するべき支持要素は、このスリットを貫通する短軸
として構成されている。そのため、短軸と斜面との間の
遊びが不可避であって、振動が発生し易い傾向を有す
る。それ以外にも、脱水面の傾斜角を正確にしかも再現
性高く設定することができないという問題がある。
【0007】このような観点から、同一出願人による特
願平3−151122号に開示された構造は比較的低い
全高を有し、かつ比較的良好な結果を生むことができ
る。しかしながら、継手及び装置内の衝当面の遊びを除
去するために比較的多数の部品が必要となり、その製造
コストが高いという欠点を有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、次のような要求を
満足し得る固定支持装置を提供することにある。 (1)可動ボードと固定支持体との間の継手が、明瞭に
定められた継手軸線を有すること。 (2)装置の互いに運動する部分間の当接面に於ける遊
びをなくすこと。 (3)装置の全高を低くし、しかも装置の製造コストを
低廉化すること。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、紙、ボール紙その他の繊維質帯状体を製造
するための装置の搬送される脱水ワイヤ9のための固定
支持装置であって、(a)前記ワイヤの幅方向に延在す
るボード10が、搬送方向について見た前縁と、前記搬
送方向に対してある傾斜角度aをなすように前記前縁に
て終息する脱水面12bとを有し、(b)前記傾斜角a
を調節するために前記ボード10を傾動可能とするよう
に、前記ワイヤの幅方向に延在する剛固な支持体13
が、同じく前記ワイヤの幅方向に延在する継手15を介
して前記ボードに連結されており、(c)前記継手15
が、前記搬送方向について見た前記支持装置の前方部分
に設けられており、かつ前記ボード10に加わる圧力
が、前記搬送方向に対して概ね平行な向きに前記支持体
13に伝達されるように構成されており、(d)前記支
持体13に対する前記ボード10の位置を調節するため
の装置が、前記搬送方向について見た前記支持装置の後
方に配設されており、かつ前記ボードと平行をなすよう
に延在しかつ軸線方向に摺動可能なバー19を有してお
り、前記バーが、前記ワイヤの幅方向に配設された複数
の支持要素8、20を介して前記ボードに連結されてい
ることにより、前記支持要素が、前記搬送方向に対して
概ね平行に延在しかつ前記バーに設けられた斜面14
a、14bと共働するようにしてあり、(f)前記支持
要素8、20が概ね前記搬送方向即ち衝当方向に調節可
能であって、前記継手15及び前記支持要素8、20と
対応衝当面との間の、前記搬送方向についての遊びを除
去し得るようにしたことを特徴とする装置を提供するこ
とにより達成される。
【0010】
【作用】この点に於て、米国特許第3,647,620
号明細書の第3図及び第4図に示された構造と異なって
いる。この場合、板ばねにより構成された継手が、可動
ボードから固定支持体に向けて、圧力を帯状体の搬送方
向に対して平行な方向に伝達することができる。本発明
は、更に次のように知見に基づいている。斜面と共働す
る支持要素を抄紙ワイヤの搬送方向に調節可能とし、衝
当面の調節を可能とすることにより、支持要素と衝当面
との間の接触部分の遊びを除去し、或いは遊びを十分に
小さくすることが可能である。本発明によれば、従来技
術のように、抄紙ワイヤの搬送方向に対して直交する方
向ではなく、抄紙ワイヤの搬送方向に対して概ね平行な
向きに調節力或いは調節変位を与えることにより遊びを
除去することができる。本発明によれば、必要な部品の
数を少なくし、必要な調整を外部から容易に行なうこと
ができる。
【0011】可動ボードは、従来技術により知られてい
るように、一体的なものであったり、或いは複数の部分
からなるものとすることができる。特に、ボードを、支
持ボードと、それに固定された硬質合成樹脂からなるヘ
ッドボードとからなるものとするのが好ましい。この場
合、支持ボードを高い剛性を有する部材とすることがで
きる。即ち、脱水面の傾斜角の変化を、支持ボードを所
定の傾動軸線回りに傾動させることにより達成すること
ができる。別の可能性としては、傾斜角を変化させる目
的で、支持ボードを変形可能とすることもできる。
【0012】
【実施例】図1〜3に示された固定支持装置は、全体と
して符号10により示された可動ボードを有しており、
該可動ボードは、矢印Rの向きに搬送される抄紙ワイヤ
9に対して直交するよう延在している。ボード10は、
可動支持ボード11と、該支持ボードに取着されたヘッ
ドボード12とからなり、ヘッドボード12は硬質の合
成樹脂により構成されている。ヘッドボード12は、抄
紙ワイヤ9の例えば下面に摺接する、掻き落しエッジと
して構成された前縁エッジ12aと、抄紙ワイヤの搬送
方向Rに対して小さな傾斜角aをもって前記エッジに於
て終息する脱水面12bとを有する。図1に示された脱
水面12bは単一の平面上に位置している。このような
構造を、公知の要領をもって変更することもできる。例
えば、抄紙ワイヤ9の搬送方向Rを、図示されているよ
うな水平方向に代えて、斜め方向或いは垂直方向とする
こともできる。また、支持装置の配置も、抄紙装置に適
合するように任意に定めることができる。
【0013】ボード10の一部をなす支持ボード11
は、概ねU字形の断面を有する。支持ボード11の両脚
部11a、11bの間には剛固な固定支持体13が設け
られている。支持体13の側面にはC字形断面を有する
合成樹脂部材15aが装着されており、ボード11の前
側の脚部11aに設けられたリブ15bを支承してい
る。これによって、符号15により示されるリブ−溝継
手が構成される。重要なことは、横断面について見た時
に、リブ15bが、C字形をなす合成樹脂部材15aに
向けて溝内を抄紙ワイヤの搬送方向に対して概ね平行な
向きに延在していることである。これらの部分の寸法
は、リブ15bが、抄紙ワイヤの搬送方向に対して直交
する向きに、遊びを伴なうことなく合成樹脂部材15a
により支承されるように定められている。この合成樹脂
部材は、傾斜角aの変更に伴なうリブの僅かな変位に対
して弾性的に適合し得るものからなっている。継手15
は、ボードの前縁エッジの下方に設けられている。リブ
15b及び合成樹脂部材15aは、固定支持装置の全長
に亘って連続的に延在している。これにより、支持装置
の内部に向けて異物が侵入するのを阻止するためのシー
ルが形成される。図示された実施例以外にも、リブを、
剛固な支持体13に設け、対応する溝をボード10の側
に設けることもできる。図5に示された実施例に於て
は、継手15′がローラ継手として構成されている。即
ち、リブ15bが、円筒形の遊端部を有しており、合成
樹脂部材15a′の溝が、対応する円筒形の断面形状を
有している。
【0014】合成樹脂部材15bは、支持体13に装着
される前に、リブ15b′の遊端部に装着し得るように
半径方向に変形するのに必要な可撓性を有している。
【0015】剛固な支持体13の後側の側面には、更に
別の切除部が設けられており、この切除部の内部には、
四角形断面を有し、斜め方向に延在する複数のスロット
14を有する、軸線方向に摺動可能なバー19が受容さ
れている。これらのスロットの側面は、斜面14a、1
4bを画定している。バー19と支持体13との間の空
隙には、摺動板16が介装されている。斜め方向に延在
するスロット14にはそれぞれ、球形の孔及びスリット
18aを有する摺動ブロック18が受容されている。支
持ボード11の後方の脚部11bには、支持要素として
の短軸20が設けられている。これらの短軸20は、搬
送方向に対して概ね平行な向きに突出しており、その内
端は、摺動ブロック18の球形孔に受容される球形ヘッ
ド8をなしている。短軸20は、四角形部材21の内ね
じに螺合するべき外ねじを有している。四角形部材は、
図3に示されるように水平方向に延在する長孔22内に
受容されており、短軸20と共に、ワッシャ24を介し
てナット23により固定される。ナット23を緩めるこ
とにより、短軸を回動させることをもって、短軸20
の、抄紙ワイヤの搬送方向についての位置を調節するこ
とができる。これによって、継手15に於けるこれらの
部材間の衝当面に於ける遊び、或いは短軸20と摺動ブ
ロック18との間、摺動ブロック18とバー19との間
及びバー19と支持体13との間の遊びを極少化し、或
いは完全に除去することができる。これらの当接面は、
特許請求の範囲に於ける衝当面に対応するものである。
図示された実施例以外にも、スロット14が台形の断面
を有し、短軸20のヘッド8がそれに適合した形状を有
するものとすることもできる。その場合、摺動ブロック
18を省略することができる。
【0016】摺動ブロック18は、図示されているよう
に1つのスリット18aを有しており、短軸20の球形
ヘッド8を介して拡開することができ、それによって摺
動ブロック18とバー19との間の、抄紙ワイヤの搬送
方向に対して直交する向きの遊びを極少化或いは解消す
ることができる。更に、バー19は、必要に応じて、図
1及び2に於て想像線により示されたように、スロット
14を互いに接続するような一本の長手方向のスリット
19aを有するものとすることができる。これによっ
て、バー19を、横断面について見た時にやや拡開する
ことができ、それによって、バー19と支持体13との
間の抄紙ワイヤの搬送方向に対して直交する向きの遊び
を解消することができる。
【0017】支持装置の長手方向に沿って配列された短
軸20のナット23を緩めれば、四角形部材21を対応
するスロット22内に於て摺動させることにより、ロッ
ド19の長手方向位置を調節することができる。これに
よって、装置の幅方向に沿って、ボード10の高さを調
節することができる。
【0018】図1〜3に示された構造を図4に示される
ように変更することもできる。この場合、各短軸20′
について設けられた長孔及びそれに受容された四角形部
材に代えて偏心スリーブ25を用いることができる。こ
の偏心スリーブ25は、ナット26により、支持ボード
11の後側の脚部11b′に固定することができる。こ
れによって、装置の全幅に亘って、ボード10の高さを
調節することができる。
【0019】図2に於て単純化して示されたように、バ
ーの長手方向の摺動運動は、ねじ棒及び回動可能な駆動
ディスク17aにより達成することができ、この駆動デ
ィスク17aは、軸線方向軸受17bにより軸線方向に
変位しないようにされている。駆動ディスク17aは、
例えば手動により或いは図示されない原動機により操作
することができる。モータの制御は、例えば、バーの摺
動運動により発生する測定信号を0とするように電気的
制御装置により制御することができる。
【0020】図5に示された実施例は、図1〜3に示さ
れたものと次の点に於て異なっている。ヘッドボード1
2′がセラミック材料からなる上側部材12cと、下側
部材12dとからなっている。下側部材12dはT字形
をなす溝を有しており、それに対応するように支持ボー
ド11′にはT字形断面の部分が設けられている。これ
により、ヘッドボード12′が摩耗或いは損傷した場合
に、支持ボード11′とヘッドボード12′とからなる
ボード10′の全体を交換する必要を伴なうことなく、
新たなヘッドボードと交換するこどできる。
【0021】継手15′は、上記したようなローラ継手
とすることができる。球形ヘッド8を備える短軸20′
は、ワイヤの搬送方向Rに対して平行な向きに回転させ
ることにより調節し得るように偏心スリーブ25内に受
容されている(図4)。更に、短軸20′が個々に調節
し得る機能に加えて、短軸20′の全体的な調整が可能
であるように、支持体13′に切除部27が設けられて
おり、該切除部は支持体の軸線方向の全体に亘って延在
しており、その内部に膨脹可能なホース28が受容され
ている。ホース28の内室には圧力媒体を充填可能であ
って、図5に於て断面により示されているように、支持
体13′を僅かに拡開することができる。これにより、
短軸20′について支持装置の全幅に亘る全体的な遊び
の除去を行なうことができる。ホース28内に充填され
るべき圧力は、傾斜角aを変化させるためにバー19を
摺動させる際には低下させ得るように自動的な制御装置
を備えている。これによって、バー19を摺動するのに
要する力を減少させることができる。図5の実施例に代
えて、同様の目的で、ホース28に代えて、合成樹脂部
材15a′と支持体13′との間に膨脹可能なホースを
設けることもできる。
【0022】図6は、本発明に基づく支持装置を備える
サクションボックス30を単純化して示している。サク
ションボックスの内部を負圧状態にするための管路等は
図示省略されている。隣接するボード間の側方のシール
を行なうために、隣接する2つの可動ボード10の端部
間に例えば、発泡材料からなる可撓性を有する充填部材
31が設けられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく固定支持装置の第1の実施例を
示す断面図である。
【図2】図1に於けるII線についてみた垂直断面図であ
る。
【図3】図1の矢印IIIの方向についてみた正面図であ
る。
【図4】図1の実施例に関連する変形実施例を示す断面
図である。
【図5】本発明に基づく固定支持装置の第2の実施例を
示す図1と同様の図である。
【図6】複数の固定支持装置を備えるサクションボック
スを一部破断して示す斜視図である。
【符号の説明】
9 抄紙ワイヤ 10 ボード 11 支持ボード 11a、11b 脚部 12 ヘッドボード 12a エッジ 12b 脱水面 13 支持体 15 継手 15a 合成樹脂部材 15b リブ 16 摺動板 18 摺動ブロック 19 バー 20 短軸 21 四角形部材 22 スロット 23 ナット 24 ウォッシャ 25 偏心スリーブ 26 ナット 17 ねじ棒 17a 駆動ディスク 17b 軸線方向軸受 27 切除部 28 ホース 30 サクションボックス 31 充填部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルムート・グリム ドイツ国・デー−7090 エルバンゲン・シ ュタットフィッシャーガセ 11

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙、ボール紙その他の繊維質帯状体を
    製造するための装置の搬送される脱水ワイヤ9のための
    固定支持装置であって、 (a)前記ワイヤの幅方向に延在するボード10が、搬
    送方向について見た前縁と、前記搬送方向に対してある
    傾斜角度aをなすように前記前縁にて終息する脱水面1
    2bとを有し、 (b)前記傾斜角aを調節するために前記ボード10を
    傾動可能とするように、前記ワイヤの幅方向に延在する
    剛固な支持体13が、同じく前記ワイヤの幅方向に延在
    する継手15を介して前記ボードに連結されており、 (c)前記継手15が、前記搬送方向について見た前記
    支持装置の前方部分に設けられており、かつ前記ボード
    10に加わる圧力が、前記搬送方向に対して概ね平行な
    向きに前記支持体13に伝達されるように構成されてお
    り、 (d)前記支持体13に対する前記ボード10の位置を
    調節するための装置が、前記搬送方向について見た前記
    支持装置の後方に配設されており、かつ前記ボードと平
    行をなすように延在しかつ軸線方向に摺動可能なバー1
    9を有しており、前記バーが、前記ワイヤの幅方向に配
    設された複数の支持要素8、20を介して前記ボードに
    連結されていることにより、前記支持要素が、前記搬送
    方向に対して概ね平行に延在しかつ前記バーに設けられ
    た斜面14a、14bと共働するようにしてあり、 (f)前記支持要素8、20が概ね前記搬送方向即ち衝
    当方向に調節可能であって、前記継手15及び前記支持
    要素8、20と対応衝当面との間の、前記搬送方向につ
    いての遊びを除去し得るようにしたことを特徴とする装
    置。
  2. 【請求項2】 前記継手15が、ピン−スロット継手
    として構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の装置。
  3. 【請求項3】 前記継手15′がローラ継手として構
    成されていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記斜面14a、14bが、前記バー
    19に設けられたスロット14より画定されており、前
    記支持要素8、20が、前記ボード11に設けられた短
    軸として構成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 前記支持要素8、20が、例えばねじ
    により前記搬送方向に対して概ね平行な向きに個々に調
    節可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記支持要素8、20が、前記搬送方
    向に対して概ね平行な向きに、前記支持体13に対して
    全体的に調節可能であることを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記継手15と前記バー19との間の
    間隔が、前記支持体の長手方向に延在する例えばホース
    28からなる膨脹要素により調節し得るようにしたこと
    を特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記短軸20′がそれぞれ回転可能な
    偏心スリーブ25を備えていることを特徴とする請求項
    4乃至7のいずれかに記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記短軸20の、前記支持装置の長手
    方向の位置を、前記ボード10に設けられた水平なスロ
    ット22により調節可能としたことを特徴とする請求項
    4乃至7のいずれかに記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記バー19が前記支持体13に対
    してガイドされていることを特徴とする請求項1乃至9
    のいずれかに記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記短軸20が、小径のヘッド8を
    有することを特徴とする請求項4乃至10のいずれかに
    記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記小径ヘッド8が、摺動ブロック
    18に設けられた対応する開口内に保持されていること
    を特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記摺動ブロック18が、前記斜面
    14a、14bの遊びを除去し得るように、スリット1
    8aを介して拡開可能にされていることを特徴とする請
    求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記短軸20がそれぞれ球形のヘッ
    ド8を有することを特徴とする請求項11乃至13のい
    ずれかに記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記バー19が、前記スロット14
    を互いに接続するように長手方向のスリット19aを有
    することにより、その横断面について見た時に拡開可能
    であることにより、前記支持体13に対する前記バーの
    遊びを除去し得るようにしたことを特徴とする請求項1
    1乃至14のいずれかに記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記ピン−スロット継手の両要素の
    少なくともいずれか一方が合成樹脂からなることを特徴
    とする請求項2乃至15のいずれかに記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記継手15の溝要素15aが、前
    記支持体の前面に設けられたC字形断面を有する合成樹
    脂材料からなり、前記ボード11に設けられたリブ15
    bを、遊びなく保持しかつ前記ボードの傾斜角aの変化
    を許容し得るように変形可能であることを特徴とする請
    求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記ボード10がU字形の断面を有
    し、その両脚部11a、11bが、前記支持体13及び
    前記バー19の側面を少なくとも部分的に覆うことを特
    徴とする請求項1乃至17のいずれかに記載の装置。
  19. 【請求項19】 複数の前記固定支持装置が、サクシ
    ョンボックス30の一部をなすように配列されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至18のいずれかに記載の装
    置。
JP4095777A 1991-04-30 1992-03-23 固定支持装置 Pending JPH0649794A (ja)

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