JPH0649545Y2 - コンベヤ用パレツト - Google Patents

コンベヤ用パレツト

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Publication number
JPH0649545Y2
JPH0649545Y2 JP1986103906U JP10390686U JPH0649545Y2 JP H0649545 Y2 JPH0649545 Y2 JP H0649545Y2 JP 1986103906 U JP1986103906 U JP 1986103906U JP 10390686 U JP10390686 U JP 10390686U JP H0649545 Y2 JPH0649545 Y2 JP H0649545Y2
Authority
JP
Japan
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pallet
conveyor
stopper
stopped
pallet body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986103906U
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English (en)
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JPS6311428U (ja
Inventor
浩一 橋本
Original Assignee
オ−クラ輸送機株式会社
ユニ・タイセイ株式会社
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Publication date
Application filed by オ−クラ輸送機株式会社, ユニ・タイセイ株式会社 filed Critical オ−クラ輸送機株式会社
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Publication of JPS6311428U publication Critical patent/JPS6311428U/ja
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  • Feeding Of Workpieces (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、コンベヤ用パレットに関する。
(従来の技術) たとえば、工場等の組立ラインでは、コンベヤでパレッ
トを移動し、移動中のパレットをストッパで強制的に停
止し、このパレット上で部品を組付けて製品を組立てる
ことが行なわれており、また、ストッパで停止したパレ
ットで順次に後続のパレットを停止させ、コンベヤ上に
パレットを滞留させることも行なわれている。
このような場合に用いるパレットが、実開昭58-92224号
公報に示されている。
この公報に示されたパレットは、ほぼ方形のパレット体
の前後両端面に凹部を形成したもので、この凹部の底部
にコンベヤの下方から出没するストッパを当接すること
により、前後のパレット間の間隔を広げずにパレットを
停止させるようにしてあり、さらに、コンベヤ側では、
ストッパをショックアブソーバで構成することにより、
パレットの停止時の衝突音やパレットの跳返りの発生を
防止している。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上述したように、ストッパをショックアブソ
ーバで構成すると、高価なショックアブソーバをいくつ
も使用するためコンベヤの価格が高くなり、しかも、ス
トッパのショックアブソーバが下降する際にパレットに
引掛かり易いという問題があり、さらに、ストッパによ
って停止しているパレットに後続のパレットが衝突する
と、この間で衝突音や跳返りが発生するという問題があ
った。
本考案は、このような点に鑑みなされたもので、ショッ
クアブソーバ等の高価な部品を用いることなく、パレッ
トの停止時の衝突音や跳返りの発生を効果的に防止しよ
うとするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案のコンベヤ用パレット1は、パレット体2の搬送
方向の前端面にコンベヤ11の下方から出没するストッパ
16に対する凹部3を形成し、この凹部3の底部に上記ス
トッパ16に対する当接部としてクッション材5を配設
し、上記パレット体2の搬送方向の前後両端面の少なく
とも一方の両側部に前後に隣接して搬送されるパレット
体2に対する当接部としてクッション材9を配設したこ
とを特徴とするものである。
(作用) 本考案のコンベヤ用パレット1は、パレット体2を、そ
の前端面の凹部3に配設したクッション材5を介してス
トッパ16に当接させること、及び、隣接したパレット体
2を、その少なくとも一端面に配設したクッション材9
を介して互いに当接させること、によって、パレット1
の停止時の衝突音や跳返りの発生を防止するものであ
る。
(実施例) 本考案のコンベヤ用パレットの一実施例を図面を参照し
て具体的に説明する。
第1図及び第2図はパレット1を示し、このパレット1
は、ほぼ方形板状のパレット体2の搬送方向の両端面中
央部に後述するストッパ16に対する凹部3を形成し、こ
の各凹部3の底部にストッパ16に当接するクッション部
4を形成してある。このクッション部4は、第3図に示
すように、板状のクッション材5を金属板6を介してパ
レット体2に添設してねじ7等で固定するとともに、こ
のクッション材5の表面に滑り易い性質を有するナイロ
ン等のフィルム8を貼着したものである。
そして、上記パレット体2の搬送方向の前後両端部の一
方の両側部上面に、隣接したパレット体2に当設する円
板状のクッション材9を埋設して接着剤等で固定すると
ともに、この各クッション材9の一部をパレット体2の
搬送方向の一端面に突出させ、さらに、パレット体2の
搬送方向中央部に両側一対の筒部材10を埋設固定してあ
る。
なお、上記各クッション材5,9は、共に、ゴム弾性を保
持しながら反発弾性が小さく、エネルギー吸収能が大き
い性質を備えた素材、たとえば内外ゴム株式会社のハネ
ナイト(登録商標)で形成されている。
第4図ないし第6図は上記パレット1を搬送するコンベ
ヤ11を示し、このコンベヤ11は、両側一対のフレーム12
に沿って搬送チェーン13を移動し、この両側の搬送チェ
ーン13に軸着した多数の支持ローラ14上に上記パレット
体2の両側部を支持するもので、両側の搬送チェーン13
の移動により、パレット体2を搬送するとともに、パレ
ット体2を強制的に停止させた状態で、搬送チェーン13
とともに移動する支持ローラ14をパレット体2の下面に
転動させることにより、搬送中のパレット1を自由にか
つ容易に停止できるようにしている。
そして、上記コンベヤ11で搬送中のパレット1を強制的
に停止させる手段として、コンベヤ11の両側のフレーム
12間にストッパ16がエアシリンダ17により昇降自在に設
けられ、このストッパ16が上昇時にパレット体2の凹部
3のクッション材5にフィルム8を介して当接するよう
になっており、また、ストッパ16により停止したパレッ
ト1を正確に位置決めする手段として、ストッパ16の後
方つまりコンベヤの搬送方向の上流側に位置して両側の
フレーム12間に両側一対の位置決めピン18がエアシリン
ダ19により昇降自在に設けられ、この一対の位置決めピ
ン18が上昇時にストッパ16により停止したパレット体2
の一対の筒部材10に嵌合するようになっている。
つぎに、作用を説明する。
上述したパレット1は、コンベヤ11による搬送中に、コ
ンベヤ11の下方から上昇したストッパ16によって停止す
る時、パレット体2の前端面の凹部3のクッション材5
が、フィルム8を介してストッパ16に当接するので、停
止時の衝突音や跳返りの発生がなく、そして、ストッパ
16によって停止したパレット1に後続のパレット1が当
接して順次に停止する時にも、前後に隣接したパレット
体2が、パレット体2の端面のクッション材9を介して
互いに当接するので、停止時の衝突音や跳返りの発生が
なく、さらに、パレット1を停止させていたストッパ16
を下降してパレット1の搬送を再開する際には、ストッ
パ16とクッション材5の間にあるフィルム8が滑り易い
性質を備えているので、ストツパ16の下降が円滑に行な
われ、引掛かることがない。
また、この実施例のパレット1は、パレット体2の搬送
方向の前後の両端部に凹部3を形成するとともに、この
前後の凹部3にクッション部4を設けたので、搬送方向
が逆になっても、上述した停止時の衝突音や跳返りの発
生を防止できる。
なお、第7図はクッション材9をパレット体2の端面に
埋設してその一部を突出させた変形例を示し、第8図は
クッション部4をパレット体2の前端面の凹部3の底部
に埋設してその表面を露出させた変形例を示すものであ
る。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案のコンベヤ用パレットは、コン
ベヤによる搬送中に、コンベヤの下方から上昇したスト
ッパによって停止する時、パレット体が、その前端面の
凹部のクッション材を介してストッパに当接するので、
停止時の衝突音や跳返りの発生がなく、さらに、ストッ
パによって停止したパレットに後続のパレットが当接し
て順次に停止する時にも、前後に隣接したパレット体
が、パレット体の端面のクッション材を介して互いに当
接するので、停止時の衝突音や跳返りの発生がない。そ
して、安価なクッション材を使用するだけで、構造も複
雑にならないので、コストアップの心配もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコンベヤ用パレットの平面図、第2図
はその正面図、第3図はその要部の拡大平面図、第4図
はパレットを搬送するコンベヤの一部の平面図、第5図
は第4図のV−V視断面図、第6図は第4図のVI−VI視
断面図、第7図及び第8図はそれぞれ変形例の説明図で
ある。 1……パレット、2……パレット体、3……凹部、5,9
……クッション材、11……コンベヤ、16……ストッパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パレット体の搬送方向の前端面にコンベヤ
    の下方から出没するストッパに対する凹部を形成し、こ
    の凹部の底部に上記ストッパに対する当接部としてクッ
    ション材を配設し、上記パレット体の搬送方向の前後両
    端面の少なくとも一方の両側部に前後に隣接して搬送さ
    れるパレット体に対する当接部としてクッション材を配
    設したことを特徴とするコンベヤ用パレット。
JP1986103906U 1986-07-07 1986-07-07 コンベヤ用パレツト Expired - Lifetime JPH0649545Y2 (ja)

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JP1986103906U JPH0649545Y2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07 コンベヤ用パレツト

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Publication Number Publication Date
JPS6311428U JPS6311428U (ja) 1988-01-25
JPH0649545Y2 true JPH0649545Y2 (ja) 1994-12-14

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JPS5892224U (ja) * 1981-12-14 1983-06-22 オ−クラ輸送機株式会社 搬送装置

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