JPH0649437U - 貨物自動車の歩み板係止部材 - Google Patents

貨物自動車の歩み板係止部材

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JPH0649437U
JPH0649437U JP8670692U JP8670692U JPH0649437U JP H0649437 U JPH0649437 U JP H0649437U JP 8670692 U JP8670692 U JP 8670692U JP 8670692 U JP8670692 U JP 8670692U JP H0649437 U JPH0649437 U JP H0649437U
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box
locking
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JP8670692U
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富男 後藤
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Shinmaywa Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】荷箱の後部中央への歩み板の歩み板掛け幅を最
大限に大きくし、歩み板の係止を容易に行うことができ
る貨物自動車の歩み板係止部材を提供する。 【構成】車枠上に荷箱5が傾動自在に且つ前後に摺動自
在に設けられるとともに、荷箱5の後部煽戸8が該後部
煽戸8に左右一対に設けられた上部ヒンジ10もしくは
下部ヒンジ20を中心に下開きもしくは上開き自在に構
成された貨物自動車において、前記左右の下部ヒンジ2
0,20間に歩み板を係止する板状の係止片40が架設
され、該係止片40の内側から下部ヒンジのヒンジピン
が挿入可能に設けられてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、荷箱が傾動自在且つ前後に摺動自在に設けられた貨物自動車におい て、荷箱と地上間に架設され、車輌などの積卸しを行う際に用いられる歩み板の 係止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、荷箱が傾動自在且つ前後に摺動自在に設けられた貨物自動車において、 荷箱を適宜角度傾斜させた状態で、荷箱の後端部が地上に近接する位置まで後方 に摺動配置した後、この荷箱と地上間に歩み板を架設し、この歩み板を介して荷 箱への車輌などの積卸が行われている。
【0003】 そして、上記歩み板の一端を荷箱に係止する従来の係止構造としては、図5に 示すように、平面視コ字状のホルダa,bが荷箱cの底板c1の後端面左右及び 中間に設けられており、積み卸す物に応じて歩み板をこれら左右及び中間のホル ダa,bに適宜に選択して係止することで、歩み板を荷箱と地上間に架設してい た。詳しくは、左右のホルダbに歩み板を係止して荷箱cの両側に歩み板を配置 するか、又は中間のホルダaと左右どちらかのホルダbとに歩み板を係止して荷 箱cの中央と左右どちらかとに歩み板を配置することで、荷箱と地上間に架設す る左右一対の歩み板間の間隔及び配置位置を変えて使用していた。
【0004】 また、図5における符号dは、荷箱cの後端部設けられた後方煽戸で、後方煽 戸dは下部ヒンジeもしくは上部ヒンジfを中心として下開きもしくは上開き自 在に枢支されている。
【0005】 上記下部ヒンジeは、荷箱cの後端下部の左右両側に所定の距離を隔てて設け られており、後方煽戸dの下端縁に固設されピン挿通孔が形成された第1ブラケ ットe1と、荷箱cの底板c1の後端面に固設され上記ピン挿通孔と合致する位 置にピン挿通孔が形成された第2ブラケットe2と、上記ピン挿通孔とピン挿通 孔とに抜き差し自在に設けられたヒンジピンe3とから構成されており、ヒンジ ピンe3を第1ブラケットe1及び第2ブラケットe2から引き抜くことで、後 方煽戸dは上部ヒンジfを中心に下開き自在になされていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のものでは、下部ヒンジeのピンの抜き代e4分のス ペースを確保する必要から中央のホルダaの歩み板掛け幅a1を狭くしなければ ならず、このように歩み板掛け幅a1が狭い中央のホルダaに比較的重い歩み板 を係止する際、位置合わせが大変で使用しずらいという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の貨物自動車の歩み板係止部材は、車枠上に荷箱が傾動自在に且つ前後 に摺動自在に設けられるとともに、荷箱の後部煽戸が該後部煽戸に左右一対に設 けられた上部ヒンジもしくは下部ヒンジを中心に下開きもしくは上開き自在に構 成された貨物自動車において、前記左右の下部ヒンジ間に歩み板を係止する板状 の係止片が架設され、該係止片の内側から前記下部ヒンジのヒンジピンが着脱可 能に設けられたものである。
【0008】
【作用】
左右の下部ヒンジ間に歩み板を係止する板状の係止片を架設することで、歩み 板の係止可能な中央のホルダの歩み板掛け幅が左右の下部ヒンジ間の幅と略同様 となり、この歩み板掛け幅を最大限に大きくすることが可能となる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 図4は、本考案の歩み板が設けられた貨物自動車を示している。
【0011】 図4において、2は車枠1上に枢軸3を以て傾動自在に設けられた支持枠2で 、この支持枠2上には荷箱5が前後に摺動自在に搭載されている。車枠1と支持 枠2間には支持枠2を傾動させる図示しないダンプシリンダが、また、支持枠2 と荷箱5間には荷箱2を前後に摺動させるスライドシリンダ6がそれぞれ設けら れている。そして、これらダンプシリンダ及びスライドシリンダ6を伸長作動さ せることで、荷箱5を図4に示すような適宜角度傾斜した状態で、その後端部が 地上に近接する位置まで支持枠2上を後方に摺動配置させることができる。この ように荷箱5を配置した状態でこの荷箱5の後端部と地上間に一対の歩み板9, 9を架設することによって車輌などが積卸し可能になる。
【0012】 また、この貨物自動車は、前記スライドシリンダ6を伸長させずにダンプシリ ンダのみを伸長させることによって、荷箱5を摺動させることなく最大傾斜角度 まで傾動させることができ、砂や砂利などの積載用としても用いることができる 。
【0013】 荷箱5の後端部には、図1及び図2に示すように、後方煽戸8が上部ヒンジ1 0もしくは下部ヒンジ20を中心として上開きもしくは下開き自在に枢支されて いる。
【0014】 前記上部ヒンジ10は、後方煽戸8の両側部と荷箱5の側板5bの後端上部と の間に設けられ、レバー11の回動操作によりこの上部ヒンジ10を中心に後方 煽戸8が開閉可能な固縛位置と、上部ヒンジ10が後方煽戸8側と側板5b側と に分離され前記下部ヒンジ20を中心に後方煽戸8が開閉可能な分離位置とをと ることができる。
【0015】 前記下部ヒンジ20は、荷箱5の後端下部の左右両側に所定の距離を隔てて設 けられており、図2に示すように、後方煽戸8の下端縁に固設されピン挿通孔2 1が形成された一対の第1ブラケット22と、荷箱5の底板5aの後端面に固設 され上記ピン挿通孔21と合致する位置にピン挿通孔23が形成された一対の第 2ブラケット24と、第1ブラケット22のピン挿通孔21と第2ブラケット2 4のピン挿通孔23に抜き差し自在に設けられたヒンジピン25とから構成され ている。
【0016】 よって、ヒンジピン25を第1ブラケット22及び第2ブラケット24から引 き抜くことで、後方煽戸8は上部ヒンジ10を中心に下開き自在になる。
【0017】 また、左右に配設された下部ヒンジ20,20の近接する外側には、煽戸自動 開閉装置30(図1参照)が配設されている。煽戸自動開閉装置30は、後方煽 戸8側に固設された係止ピン31と、荷箱5の底板5a側に設けられ上記係止ピ ン31と係脱自在なフック32とを備えており、荷箱5の上方への傾動動作に伴 ってフック32が係止ピン31から離脱することで該荷箱5を上部ヒンジ10を 中心に下開き可能な状態にし、これにより荷箱5に積載された積載物を排出する 従来周知なものである。
【0018】 なお、下部ヒンジ20は通常、上述した煽戸自動開閉装置30による下開きが 可能なようにヒンジピン25が第1ブラケット22及び第2ブラケット24から 引き抜かれた状態になされており、この引き抜かれたヒンジピン25は、荷箱5 の底板5aの後面に設けられたホルダ26(図3参照)に挿入保持されている。
【0019】 前記左右の下部ヒンジ20,20間、詳しくは下部ヒンジ20を構成する第2 ブラケット24の内側部材には、歩み板9を保持するホルダ(係止片)40が架 設されている。このホルダ40は、歩み板9の一端部を係止するよう荷箱5の底 板後端面から所定の間隔を隔てて固設された板状体であり、このホルダ40に歩 み板9の一端部を上方から挿入係止させることによって、歩み板9を荷箱5と地 上間に架設する。
【0020】 また、荷箱5の底板5aの後端面両側にも歩み板9の一端部が係止可能なホル ダ50が上記ホルダ40を挟んで配置されている。
【0021】 よって、このように構成された荷箱5は、上述したようにその後端部が地上に 近接する位置まで支持枠2上を後方に摺動配置させた後、ヒンジピン25をホル ダ40の内側から第1ブラケット22及び第2ブラケット24に挿入して下部ヒ ンジ20を構成するとともに、上部ヒンジ10を分離状態にすることで、後方煽 戸8を図4に示すように上開きさせ、この後、ホルダ40,50に歩み板9,9 を係止することで、荷箱5の後端部と地上間に一対の歩み板9,9を架設する。 例えば、左右のホルダ50に歩み板9を係止して荷箱5の後端両側に歩み板9, 9を配置するか、又は中間のホルダ40と左右どちらかのホルダ50とに歩み板 9を係止して荷箱5の中央と左右どちらかとに歩み板9を配置することで、積み 卸す物に応じて荷箱5と地上間に架設する左右一対の歩み板9,9間の間隔及び 配置位置を変えて使用することができる。
【0022】 ここで、上述したように、左右の下部ヒンジ20,20間にホルダ40を架設 したことにより、このホルダ40による歩み板9の係止可能な歩み板掛け幅Xは 左右の下部ヒンジ20,20間の内々の幅と略同様となり、従来のようにヒンジ ピン25の抜き代を考慮する必要がなく最大限に大きくでき、このホルダ40へ の歩み板9の係止を容易に行うことができる。
【0023】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、左右の下部ヒンジ間に係止片を架設し、 該係止片の内側から前記下部ヒンジのヒンジピンを着脱可能に設けたことにより 、このホルダによる歩み板の係止可能な歩み板掛け幅は左右の下部ヒンジ間の幅 と略同様となり、従来のようにヒンジピンの抜き代を考慮する必要がなく最大限 に大きくでき、このホルダへの歩み板の係止を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】貨物自動車の荷箱の後部の構成を示す正面図で
ある。
【図2】本考案に係る貨物自動車の歩み板係止部材を示
す正面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】貨物自動車の全体の概略構成を示す側面図であ
る。
【図5】従来の貨物自動車の荷箱の後部の構成を示す正
面図である。
【符号の説明】
1 車枠 5 荷箱 8 後部煽戸 9 歩み板 10 上部ヒンジ 20 下部ヒンジ 25 ヒンジピン 40 係止片(ホルダ)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車枠上に荷箱が傾動自在に且つ前後に摺
    動自在に設けられるとともに、荷箱の後部煽戸が該後部
    煽戸に左右一対に設けられた上部ヒンジもしくは下部ヒ
    ンジを中心に下開きもしくは上開き自在に構成された貨
    物自動車において、 前記左右の下部ヒンジ間に歩み板を係止する板状の係止
    片が架設され、該係止片の内側から前記下部ヒンジのヒ
    ンジピンが着脱可能に設けられたことを特徴とする貨物
    自動車の歩み板係止部材。
JP8670692U 1992-12-17 1992-12-17 貨物自動車の歩み板係止部材 Expired - Lifetime JP2556543Y2 (ja)

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