JPH0649224U - デッキサイドトリムの取付け構造 - Google Patents
デッキサイドトリムの取付け構造Info
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- JPH0649224U JPH0649224U JP8649292U JP8649292U JPH0649224U JP H0649224 U JPH0649224 U JP H0649224U JP 8649292 U JP8649292 U JP 8649292U JP 8649292 U JP8649292 U JP 8649292U JP H0649224 U JPH0649224 U JP H0649224U
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- JP
- Japan
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- deck side
- clip
- side trim
- rear end
- bracket
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 デッキサイドトリムの取付け時に、その後端
部の端縁がウェザーストリップゴムのリップ部を挟み込
まないように取付け得る取付け構造を提供することであ
る。 【構成】 ウェザーストリップゴム8近傍の車体7側と
前記デッキサイドトリム4の後端部に、谷部13の差し
込み方向において互いに係合可能なように、クリップ取
付け孔11A付きのブラケット11と前記クリップ取付
け孔11Aに係合可能なクリップ12を固定した。
部の端縁がウェザーストリップゴムのリップ部を挟み込
まないように取付け得る取付け構造を提供することであ
る。 【構成】 ウェザーストリップゴム8近傍の車体7側と
前記デッキサイドトリム4の後端部に、谷部13の差し
込み方向において互いに係合可能なように、クリップ取
付け孔11A付きのブラケット11と前記クリップ取付
け孔11Aに係合可能なクリップ12を固定した。
Description
【0001】
本考案はバックドアを持つ荷室部の両側の内張り、即ちデッキサイドトリムの 取付け構造に関する。
【0002】
自動車の車体後部に、図3(A)に示すように、荷室部1が設けられる型式で は、荷室部1の両側壁に、タイヤハウス2やテールランプの収納部3を荷室部1 内側に張り出させた状態でデッキサイドトリム4で内張りされる。このデッキサ イドトリム4の取付け構造は、荷室部1後部では図3(B)のようになっている 。5は荷室部1後部にあって、デッキサイドトリム4を取付けるための、車体7 に固定されたブラケット、6はデッキサイドトリム4に設けたクリップで、デッ キサイドトリム4に形成したクリップ取付用ブラケット9に設けてある。8は車 体7の周縁に固定されたウェザーストリップゴムである。ウェザーストリップゴ ム8には、車体7の側方への張り出し部分を上下から弾発的に挾持する目的で対 向縁部8B、8B’が設けられており、一方の上記対向縁部8Bの基端部には、 デッキサイドトリム4の後端部の端縁を被覆するひれ部8Aが一体構造で連設さ れている。ブラケット5及びクリップ6は数箇所に配置され、クリップ6をブラ ケット5の孔10に矢印V方向からクリック的に嵌合させることによって、デッ キサイドトリム4を車体7の内面に取付けている。なお、デッキサイドトリム4 の他の取付け構造としては、実開昭63−16943号、実開昭63−1121 51号、実開平2−121355号などがある。
【0003】
デッキサイドトリム4を取付ける際は、図4(A)のようにウェザーストリッ プゴム8のリップ部8Aをデッキサイドトリム4の端縁部4Aで挟み込まないよ うに注意しなければならない。リップ部8Aを挟み込むとデッキサイドトリム4 の端縁部4Aが露出して体裁が悪くなる。誤って挟み込んだ場合は、リップ部8 Aをへら等を使用して図4(B)のように正常位置に引き出しているが、作業能 率が悪いので根本的な対策が望まれていた。
【0004】 本考案の目的は、デッキサイドトリムの取付けにあたり、ウェザーストリップ ゴムのリップ部を挟み込むおそれのないデッキサイドトリムの取付け構造を提供 することにある。
【0005】
前記課題を解決するため本考案は、ウェザーストリップゴム近傍の車体側と前 記デッキサイドトリムの後端部に、ウェザーストリップゴムの本体部とリップ部 との間の谷部の差し込み方向において互いに係合可能なように、クリップ取付け 孔付きのブラケットと前記クリップ取付け孔に係合可能なクリップを固定した。
【0006】
デッキサイドトリムの後端部のクリップを、車体側のブラケットのクリップ取 付け孔に係合させると、デッキサイドトリムの後端部の端縁が、ウェザーストリ ップゴムのリップ部の先端部に触れることなく、本体部とリップ部との間の谷部 に、その開口方向から差し込まれる。
【0007】
以下、図1及び図2を参照しながら本考案の一具体例を説明する。尚、以下の 説明において、従来技術を示す図3および図4と同一の構成部材は同一の参照番 号で表示し、重複事項に関しては記述を省略する。
【0008】 図1に示すように、自動車後端部の荷室部の両側壁を構成する車体7の周縁近 傍に、デッキサイドトリム4を取付けるためのブラケット11が固設されている 。このブラケット11は、ウェザーストリップゴム8の本体部8Bとリップ部8 Aとの間の谷部13の開口方向、すなわち図1で左方向に延出している。このブ ラケット11には、図1(B)に示すように先端から基端へと延びる鍵穴形状の クリップ取付け孔11Aが形成されている。
【0009】 一方、デッキサイドトリム4には、前記ブラケットのクリップ取付け孔11A に矢印H方向から係合可能な皿状のクリップ12がクリップ取付用ブラケット9 を介して固定されている。
【0010】 デッキサイドトリム4の取付けは、そのクリップ12を矢印H方向からブラケ ット11のクリップ取付け孔11Aに係合させることによりなされる。クリップ 取付け孔11Aは中間部が少し括れているため、クリップ12はクリック的に係 合する。このとき、デッキサイドトリム4の端縁部4Aは、ウェザーストリップ ゴム8のリップ部8Aを外方に押し開きながら、谷部13におさまる。
【0011】 図5は、ブラケット11に設けた鍵穴形状のクリップ取付け孔の改変例で、ク リップ取付け孔11Bを十字孔となしたものである。デッキサイドトリム4を取 付けた後、クリップ12を十字孔の中心からオフセットさせることにより、抜け 荷重によりクリップの脱出を防止できる。L字孔でなく十字孔としたのは、ブラ ケット11を車両の左右で共通化して部品点数を削減するためである。なお、ク リップ取付け孔11BをL字孔としても同様のクリップ脱出防止作用は得られる 。
【0012】 以上、本考案の一実施例につき説明したが、本考案は前記実施例に限定される ことなく種々の変形が可能であり、例えばクリップとクリップ取付け孔の位置関 係及び形状は、デッキサイドトリムの後端部の端縁をウェーザーストリップゴム の谷部に差し込む方向でクリップの係合が可能であればよいから、図3Bのよう なクリップを図1でH方向にデッキサイドトリム4から突出形成し、車体7には このクリップを挿入可能な孔付きブラケットを配設してもよい。
【0013】
本考案は、デッキサイドトリムの後端部の端縁がウェザーストリップゴムのリ ップ部を外方に押し開きながら谷部に差し込む方向で、クリップとクリップ取付 け孔とが係合するように構成したので、前記後端部によるリップ部の挟み込みを 完全に解消でき、この種の作業をスムーズにすることができる。
【図1】(A)は本考案の一具体例を示すデッキサイド
トリムの取付け構造の概略平面図、(B)はクリップ差
込み用ブラケットの上面図。
トリムの取付け構造の概略平面図、(B)はクリップ差
込み用ブラケットの上面図。
【図2】(A)はデッキサイドトリムを取付けた状態の
図1(A)と同様の図、(B)はクリップがスライド係
合されたブラケットの上面図。
図1(A)と同様の図、(B)はクリップがスライド係
合されたブラケットの上面図。
【図3】(A)は車両後端部の斜視図、(B)は従来の
デッキサイドトリムの取付け構造を示す概略平面図、
(C)は同構造でのブラケットの上面図。
デッキサイドトリムの取付け構造を示す概略平面図、
(C)は同構造でのブラケットの上面図。
【図4】(A)は従来のデッキサイドトリムの取付け失
敗例を示す概略平面図、(B)は同取付け正常時の概略
平面図。
敗例を示す概略平面図、(B)は同取付け正常時の概略
平面図。
【図5】ブラケットに設けるクリップ取付け孔の改変例
を示す概略平面図。
を示す概略平面図。
4 デッキサイドトリム 4A デッキサイドトリムの後端部の端縁 7 車両後端部の車体側 8 ウェザーストリップゴム 8A リップ部 8B 本体部 11 クリップ差込み用ブラケット 11A クリップ取付け孔 12 クリップ 13 谷部
Claims (1)
- 【請求項1】 デッキサイドトリムの後端部の端縁を、
車両後端部において車体側に支持されたウェザーストリ
ップゴムの本体部とリップ部との間の谷部に差し込んだ
状態で、前記デッキサイドトリムの後端部の端縁を車体
側に取付けるデッキサイドトリムの取付け構造におい
て、前記ウェザーストリップゴム近傍の車体側と前記デ
ッキサイドトリムの後端部に、前記谷部の差し込み方向
において互いに係合可能なように、クリップ取付け孔付
きのブラケットと前記クリップ取付け孔に係合可能なク
リップを固定したことを特徴とするデッキサイドトリム
の取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992086492U JP2581612Y2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | デッキサイドトリムの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992086492U JP2581612Y2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | デッキサイドトリムの取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0649224U true JPH0649224U (ja) | 1994-07-05 |
JP2581612Y2 JP2581612Y2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=13888488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992086492U Expired - Fee Related JP2581612Y2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | デッキサイドトリムの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581612Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110758274A (zh) * | 2019-09-16 | 2020-02-07 | 上海思致汽车工程技术有限公司 | 一种汽车中控台侧饰板安装结构 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01144250U (ja) * | 1988-03-30 | 1989-10-03 | ||
JPH02105047U (ja) * | 1989-02-08 | 1990-08-21 |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP1992086492U patent/JP2581612Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01144250U (ja) * | 1988-03-30 | 1989-10-03 | ||
JPH02105047U (ja) * | 1989-02-08 | 1990-08-21 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110758274A (zh) * | 2019-09-16 | 2020-02-07 | 上海思致汽车工程技术有限公司 | 一种汽车中控台侧饰板安装结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2581612Y2 (ja) | 1998-09-24 |
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Legal Events
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