JPH0649108B2 - 空間ゲ−ム機 - Google Patents

空間ゲ−ム機

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JPH0649108B2
JPH0649108B2 JP61089896A JP8989686A JPH0649108B2 JP H0649108 B2 JPH0649108 B2 JP H0649108B2 JP 61089896 A JP61089896 A JP 61089896A JP 8989686 A JP8989686 A JP 8989686A JP H0649108 B2 JPH0649108 B2 JP H0649108B2
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JP
Japan
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vehicle body
game machine
seat
space game
motor
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JP61089896A
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JPS62246391A (ja
Inventor
建治 三村
Original Assignee
建治 三村
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、宇宙戦争や飛行機の操縦等のシュミレーショ
ンとして楽しめる空間ゲーム機に関するものである。
[従来の技術] ゲームセンターや遊園地等には、種々のゲーム機が設置
されているが、最近では宇宙戦争ゲームや飛行戦ゲーム
の人気が高い。これは、乗員がシート上で操縦捍やトリ
ガーを操作すると、飛行状態や交戦状態が表示装置に映
し出されるようになっている。また、操縦等を誤まると
表示装置に事故や墜落の発生が表示される。
この種のゲームは、いわゆるシュミレーションであるか
ら、実際の飛行感覚に近い程操縦の面白さが増大する。
このため、従来では、ゲーム機に音響機器を組込んでゲ
ームに効果音を取入れている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、従来の空間ゲーム機では、飛行状態等が画面に
表示されるのみであり、効果音が加えられても実際の搭
乗感覚には程遠いものがあった。
[発明の目的] 本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、実際の搭乗感や緊迫感が得られる空間ゲーム
機を提供することにある。
[目的を達成するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の空間ゲーム機は、操
縦捍を有する乗り物本体を備え、航空機や宇宙船等の飛
行状態が表示装置に映し出される空間ゲーム機におい
て、前記乗り物本体が上下動及び前後方向に傾動可能に
設置されたベースと、前記操縦捍の押引操作を検出する
検出手段と、この検出手段からの信号に応じて乗り物本
体を上下動させる上下動手段と、乗り物本体が上下動す
ると乗り物本体の後側に上下方向の抵抗を与えて乗り物
本体を前後方向に傾動させる傾動手段と、乗り物本体を
水平状態に復帰させる付勢手段とを備えている。
[作用] この構成によれば、航空機や宇宙船等の飛行状態が表示
装置に映し出されるだけでなく、操縦捍を引くと乗り物
本体が後方に傾動しながら上昇し、操縦捍を押すと前方
に傾動しながら下降する。また、乗り物本体が上昇また
は下降を停止すると、乗り物本体は付勢手段によって水
平状態に復帰する。
[実施例] 第1図及び第2図には本発明が適用された宇宙船型の空
間ゲーム機が示されている。
この空間ゲーム機は宇宙船を模擬した乗り物本体10が
ベース11上に設置され、ベース11はボックス12の
上面を被覆している。ベース11の中央には孔13が形
成され、ガイドロッド14が孔13を貫通してボックス
底面に固定されている。ガイドロッド14の下端周囲に
は、複数の補強リブ15を設けて安定させるのが望まし
い。
ガイドロッド14にはシリンダ16が嵌合し、シリンダ
16の下端には複数のスリット17が形成されてガイド
ロッド14の各リブ15がスリット17から突出できる
ようになっている。シリンダ16の外面にはラック18
が固着され、上端にはブラケット19が連結されてい
る。
一方、ボックス12内にはモータ20が設置され、モー
タ20のモータ軸には減速機21が連結されている。減
速機21にはピニオン22が連結され、このピニオン2
2はシリンダ16のラック18に咬合している。従っ
て、モータ20が作動するとシリンダ16はガイドロッ
ド14に沿って上下動する。
また、ベース側には、シリンダ16と対向する位置に細
長いボリューム式のセンサ23が設置され、シリンダ1
6の下端には突起24が設けられている。このため、シ
リンダ16の上下位置が、突起24を介してセンサ23
により検出できるようになっている。
シリンダ16上端のブラケット19には、支軸25及び
軸受26を介してフレーム27が取付けられている。フ
レーム27は、コ字形の剛性材料にて形成され、中央の
孔28に軸受26及び支軸25が挿入されてブラケット
19に対して前後に揺動可能となっている。
シリンダ16の上方両側には耳金29,30が形成さ
れ、各耳金29,30とフレーム27の両側下面は、大
きなコイルばね31,32にて連結されている。更に、
シリンダ16の突起24とベース11との間にも、コイ
ルばね36が設けられている。これらのコイルばね3
1,32,36は、揺動時におけるフレーム27のバラ
ンスを維持する役割を果たす。
また、フレーム27の後側とベース11との間にはオイ
ルダンパ33が設置され、オイルダンパ33のロッド3
4がフレーム27の下面に回動自在に連結されている。
また、オイルダンパ33の下端はベース11の孔35を
貫通してボックス12の底面に連結されている。オイル
ダンパ33の内部にはオイルが充填されており、ロッド
34がゆっくりスライドできるようになっている。
フレーム27には舟形のボディ37が載置され、ボディ
37の内側にはこれと類似形状のシートフレーム38が
嵌込まれる。ボディ37は、中央下面を凹ませてフレー
ム27に嵌合できる形状にする。また、シートフレーム
38上には、乗員39が着座するためのシート40が載
置される。
フレーム27の両端上方には、各々孔41,42が形成
され、シートフレーム38の前端及び後端にも対応位置
に孔43,44が設けられている。孔41には軸45が
固着され、この軸45にシートフレーム38の孔43が
嵌合する。また、フレーム27の孔42にはギア軸46
が嵌合し、ギア軸40の先端はシートフレーム38の孔
44に固着される。
ギア軸40の他端にはギア47が連結され、ギア47は
チェーン48を介してサブモータ49に接続されてい
る。サブモータ49は、ボディ37の後方に設置され、
その外側はカバー50にて被覆されている。
従って、シート40,シートフレーム38及びボディ3
7は、サブモータ49が作動するとギア軸46と共にフ
レーム27に対して一体的に横方向に揺動することとな
る。サブモータ49の正逆転切替は、空間ゲーム機10
内に組込まれた所定の制御装置によって行なわれる。
シート40の上方は、これと類似形状のヘッドカバー5
1にて被覆される。シート40の下方には、操縦捍52
の端部が旋回可能に取付けられている。操縦捍52の上
方は二又に分岐し、左右にトリガボタン53,54が設
けられている。各トリガボタン53,54は、ゲーム時
にミサイル等を発射するためのものである。
操縦捍52は、左右の回転により画面に映った宇宙船の
方向を変えられ、また手前に引くと上昇、前方に押すと
下降する。このため、操縦捍52の下方には、これらの
操作を検出するセンサ55が設置されている。
シート40の前方には、表示装置としてのCRT56が
設置され、外側がカバー57で被覆されている。このC
RT56には、宇宙船の飛行状態,戦闘状態,ゲームの
開始及び終了等が表示される。
第3図には、シート40の駆動回路が示されている。こ
の駆動回路は、コインボックス58にコインを入れると
スイッチ59がオンして電源60が入るようになってい
る。電源60とモータ20との間には、正逆転切替可能
なリレースイッチ61が設けられ、このリレースイッチ
61は、操縦捍側のセンサ55とラック側のセンサ23
からの信号によって作動する。
以上のように構成された本実施例の空間ゲーム機は、次
のように動作する。
まず、乗員がコインボックス58にコインを入れると、
スイッチ59がオンして電源が入り、CRT56にゲー
ムの開始が表示される。画面上の宇宙船は、操縦捍52
の操作によって飛行方向が変えられ、またトリガボタン
53,54の操作により敵船に向けてミサイル等が発射
される。これらの各モードはマイクロコンピュータに組
込まれたゲームソフトによって行なわれるので、ここで
は詳述しない。
次に、宇宙船を上昇させる場合には、操縦捍52を手前
に引けばよい。この操作により、センサ55からリレー
スイッチ61にモータ作動信号が送られ、リレースイッ
チ61は接点Aに当接してモータ20を回転させる。こ
のため、ピニオン22は矢印方向(第3図)に回転して
ラック18及びシート40を上昇させる。
その際、オイルダンパ33の伸びはラック18の上昇速
度より遅いので、上昇時にはこれが抵抗となってシート
40は後傾姿勢となる。つまり、シート40は、画面の
宇宙船に合わせて後傾姿勢で上昇する。
シート40が上限に達すると、センサ23がこれを検出
してリレースイッチ61をニュートラルにし、モータ2
0を停止させる。また、遅れていたオイルダンパ33も
コイルばね31,32(第2図)の付勢力で充分に伸び
るから、シート40は水平状態に復帰する。これで画面
上の宇宙船は高度を上げた状態で水平飛行に入る。
次に、乗員が操縦捍52を前方に押すと、センサ55か
らの信号でリレースイッチ61は接点B側に入り、モー
タ20が逆転する。このため、ラック18及びシート4
0は、オイルダンパ33の作用と相俟って前傾姿勢で下
降する。
ラック17が最下端に達すると、センサ23がリレース
イッチ61にモータ停止信号を送り、宇宙船も元の姿勢
に復帰する。また、ゲーム中敵船の攻撃で宇宙船が撃墜
されたらゲームが途中で終了するのは、従来品と同様で
ある。
尚、上記実施例では、シート40の上下動をリレーにて
制御しているが、マイクロコンピュータを用いてもよ
い。また、シート40の駆動手段は、モータ20やピニ
オン22,ラック18以外の機構も採用できる。更に、
モータ20とピニオン22との間にクラッチを設け、シ
ート40の下降時にクラッチを切ってピニオン22を空
転させれば、シート40は自重にて下降し、モータ20
の逆転機構を省略できる。この他、オイルダンパ33以
外の機構でシート40を傾斜させてもよい。
図面では、宇宙船の例を示してあるが、本発明は飛行
機,ヘリコプター,潜水艦等、種々のゲーム機に適用で
きる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の空間ゲーム機によれば、
航空機や宇宙船等の飛行状態が表示装置に映し出される
だけでなく、操縦捍を引くと乗り物本体が後方に傾動し
ながら上昇し、操縦捍を押すと前方に傾動しながら下降
するので、実際の搭乗感や緊迫感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された宇宙船型の空間ゲーム機を
示す側面図、第2図はその分解斜視図、第3図はシート
の駆動回路図である。 10……乗り物本体、11……ベース、16……シリン
ダ、18……ラック、20……モータ、22……ピニオ
ン、23……センサ、25……支軸、33……オイルダ
ンパ、52……操縦捍、55……センサ、56……CR
T、61……リレースイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操縦捍を有する乗り物本体を備え、航空機
    や宇宙船等の飛行状態が表示装置に映し出される空間ゲ
    ーム機において、 前記乗り物本体が上下動及び前後方向に傾動可能に設置
    されたベースと、 前記操縦捍の押引操作を検出する検出手段と、 この検出手段からの信号に応じて乗り物本体を上下動さ
    せる上下動手段と、 乗り物本体が上下動すると乗り物本体の後側に上下方向
    の抵抗を与えて乗り物本体を前後方向に傾動させる傾動
    手段と、 乗り物本体を水平状態に復帰させる付勢手段とを備えた ことを特徴とする空間ゲーム機。
  2. 【請求項2】前記上下動手段は、乗り物本体を支持する
    支持部材と、支持部材に取付けられたラックと、ラック
    に咬合するピニオンと、モータの回転方向を切替えるリ
    レースイッチとからなる 特許請求の範囲第(1)項に記載の空間ゲーム機。
  3. 【請求項3】前記傾動手段はオイルダンパからなる 特許請求の範囲第(1)項に記載の空間ゲーム機。
JP61089896A 1986-04-21 1986-04-21 空間ゲ−ム機 Expired - Lifetime JPH0649108B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP61089896A JPH0649108B2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21 空間ゲ−ム機

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JP61089896A JPH0649108B2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21 空間ゲ−ム機

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JPS62246391A JPS62246391A (ja) 1987-10-27
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ID=13983501

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JP61089896A Expired - Lifetime JPH0649108B2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21 空間ゲ−ム機

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JP2589560Y2 (ja) * 1993-01-29 1999-01-27 株式会社セガ・エンタープライゼス 揺動遊戯装置
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JPS62246391A (ja) 1987-10-27

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