JPH0648995A - ニトリルを接触的に水素化することによってアミン類を製造する方法 - Google Patents

ニトリルを接触的に水素化することによってアミン類を製造する方法

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JPH0648995A
JPH0648995A JP4332015A JP33201592A JPH0648995A JP H0648995 A JPH0648995 A JP H0648995A JP 4332015 A JP4332015 A JP 4332015A JP 33201592 A JP33201592 A JP 33201592A JP H0648995 A JPH0648995 A JP H0648995A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明はニッケル含有担持触媒の存在下にニ
トリルを接触的に水素化してアミンを製造する方法に関
する。この担持触媒はMgおよびNiを共沈状態で含有
しており、MgとNiとのモル比が(0.0075〜
0.075):1でありそして1モルのNi当たり17
〜60g の水不溶性担体を含有する。担持触媒のBET
全表面積の65〜97% が径rP ≦2.5nmの孔で構
成されている。 【効果】 本発明の方法は、選択的に飽和第一アミン、
飽和第二アミンまたは不飽和第一アミンを高収率で製造
することを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ニッケル含有担持触媒
の存在下にニトリルを接触的に水素化することによって
アミン類を製造する方法に関する。ニトリル、特に飽和
−または不飽和脂肪酸ニトリルの接触的水素化反応は、
それぞれに選択された反応条件に依存して相応する飽和
または不飽和の第一−または第二アミン類をもたらす。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ特許第384,542号明細
書には、助触媒として銅および場合によってはコバルト
を含有するニッケル含有触媒の存在下にアルキル−ニト
リルを接触的に水素化することによって第二アルキルア
ミン類を製造する方法が開示されている。
【0003】ドイツ特許(C2)第3,914,875
号明細書は、酸化マグネシウムおよび二酸化珪素を含有
する担体にニッケル触媒を担持させた担持触媒を使用し
て脂肪族ニトリルを接触的に水素化することによってア
ミン類を製造する方法に関する。この触媒は二酸化珪
素:ニッケル=0.1〜0.3のモル比を有しそしてマ
グネシウム:ニッケルのモル比が0.25〜0.05で
ありそして平均孔径が1.5〜4.0nmである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】既に、従来技術のこれ
らの方法は、比較的に良好な水素化結果をもたらすにも
かかわらず、一般に未だ弱点がある。その弱点には、反
応条件(圧力、温度)、水素化に使用される触媒の活
性、触媒の濾過性および反応の選択性に関する。更に、
選択的に飽和第一アミン、飽和第二アミンまたは不飽和
第一アミンを高収率で製造することを可能とする広い用
途分野を持つ方法が望まれている。。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、ニッケル含
有担持触媒の存在下に場合によってはアンモニアの添加
下に高温および場合によっては高圧のもとでニトリルを
接触的に水素化することによってアミン類を製造する方
法において、担持触媒が共沈した状態のMgおよびNi
を含有しており、そのMgとNiとのモル比が(0.0
075〜0.075):1でありそして1モルのNi当
たり17〜60.0g の水不溶性担体を含有しており、
担持触媒の活性ニッケル金属表面積が110〜180m
2 /g(Ni)でありそして担持触媒のBET−全表面
積の65〜97% が径rp ≦2.5nmの孔で構成され
ていることを特徴とする、上記方法によって解決され
る。
【0006】使用される担持触媒の本質的特徴は、孔径
の分布が狭く、径rp ≦2.5nmの孔に基づくBET
−全表面積の割合が多いことにある。BET−全表面積
とは、Brunauer、EmmettおよびTell
er法(BET法)に従って窒素を吸着させることによ
って測定される表面積を意味する。
【0007】BET−全表面積は1g の触媒当たり16
0〜450、殊に180〜380、特に200〜350
2 /gである。Brunauer、Emmettおよ
びTellerによるBET−全表面積の測定法はJ.
Amer.Chem.Soc.60、(1938)第3
09頁に説明されている。
【0008】この触媒は、rp ≦2.5nm領域に重点
のある上述の狭い孔径分布によって、活性の向上および
本発明の方法の基礎となる反応の選択性の改善という結
果をもたらす特別な性質が得られる。
【0009】この触媒の別の特徴は、MgとNiとのモ
ル比によって表されるその組成にある。その完全さの為
に、以下の規定に注意する。1モルのMgあるいは1モ
ルのMg2+は24.305g のMgあるいは24.30
5g のMg2+に相当しそして1モルのNiあるいは1モ
ルのNi2+は58.71gのNiあるいは58.71g
のNi2+に相当する。触媒の還元された状態ではマグネ
シウムはMg2+としてそしてニッケルは主としてまたは
殆ど完全に金属の状態で存在している。従ってモル比と
は、正確に表現するとすれば、Mg2+(モル):Ni
(モル)+非還元Ni2+(モル)の比を意味する。
【0010】触媒は、既に上述した通りに還元された状
態のMgおよびNiを(0.0075〜0.075):
1のモル比で含有している。Mg:Niのモル比が
(0.015〜0.060):1、特に(0.022〜
0.055):1であるように選択するのが特に有利で
あることが判っている。
【0011】更に新規の触媒の組成は、水に不溶の担体
の重量部とNiとの比によって特定され、その際にニッ
ケルは金属ニッケルのモル数とNi2+のモル数との合計
を意味する。
【0012】担体としては水に不溶の種々の材料が適し
ている。この中には、珪酸塩、例えばCa−、Mg−お
よび/またはAl−珪酸塩、Al2 3 、SiO2 およ
び/または珪藻土がある。特に有用の担体としてはMg
−珪酸塩(特に軽石)、Al 2 3 、SiO2 および/
または珪藻土、特にAl2 3 、SiO2 および/また
は珪藻土、中でもSiO2 および/または珪藻土を指摘
する。特に珪藻土が有利であることが実証されている。
【0013】担体材料は一般に微細な状態で存在してい
るべきである。その微粒子は1〜30、殊に2〜25、
特に3〜20μm の粒度を有しているべきである。触媒
は1モルのNi当たり17.0〜60.0、特に25〜
50、特に30〜40g の担体を含有している。1モル
のNiとは、既に記した通り、還元された状態および還
元されていない状態のNiの合計を意味する。
【0014】触媒の活性なニッケル金属表面積は、1g
のニッケル当たり110〜180、殊に125〜16
0、特に130〜150m2 である。それの測定は、J
ournal of Catalysis 81、(1
983)第204頁および96、(1985)第517
頁に詳細に説明された20℃での化学吸着で吸着される
水素量の測定法によって行う。
【0015】BET−全表面積の65〜97、殊に70
〜95、特に75〜95% は径rp≦2.5nm(25
オングストローム)の孔で構成されている。孔の径の測
定は、S.J.GreggおよびK.S.W.Sin
g、“吸着表面積および空隙率(Adsorption
Surface Area and Porosit
y)”、Academic Press New Yo
rk−London 1967)、第160〜182頁
に詳細に記載された方法によって行う。
【0016】更に触媒は、BET−全表面積の60〜9
5、殊に70〜95、特に73〜90% が1.5〜2.
5nm(15〜25オングストローム)の径rp で構成
されている。
【0017】1.8〜2.5nm(18〜25オングス
トローム)の径rp の孔がBET−全表面積の35〜8
5、殊に45〜76、特に50〜70% を構成してい
る。使用する触媒の製造方法はニッケル−およびマグネ
シウム塩を含有する水溶液から出発する。これらの混合
塩溶液はNiをリットル当たり10〜100、殊に20
〜80、特に30〜50g 含有している。対応して、マ
グネシウムは1リットル当たり0.2〜15、殊に0.
5〜12、特に1〜10g のMgOを含有している。
【0018】この混合塩溶液は、ニッケルおよびマグネ
シウムの水溶性の無機−、有機−または錯塩を水に溶解
することによって製造する。良好に適する塩は硫酸塩、
塩化物、酢酸塩、プロピオン酸塩、酪酸塩および硝酸塩
がある。ニッケルおよびマグネシウムをそれの硫酸塩、
塩化物、酢酸塩および硝酸塩の状態で、特に硝酸塩の状
態で使用するのが特に有効であることが実証されてい
る。
【0019】不所望の加水分解を予防しそして沈澱に有
利に作用させる為に、混合塩溶液中に過剰の遊離酸を入
れるのが有利である。混合塩溶液を別々にであるが、塩
基性の沈澱剤の水溶液と同時に、水に懸濁した担体に供
給する。
【0020】沈澱剤としては塩基性化合物の水溶液を役
立てる。Na2 CO3 および/またはNaHCO3 を含
有する水溶液が特に適している。沈澱剤は7.5〜1
3、殊に8〜12、特に9〜11のpH値を有している
べきである。
【0021】この水溶液は1リットルの該溶液当たり
0.1〜4.0、殊に0.6〜3.0、殊特に1.6〜
2.4当量の塩基性化合物を含有している。本当に良い
結果は、1リットルの溶液当たり0.3〜1.5、特に
0.8〜1.2モル(アルカリ金属炭酸塩)を含有する
溶液にて達成される。
【0022】できるだけ完全な沈澱を確実にしそして、
塩基性のニッケル−およびマグネシウム化合物より成る
特に均一な共沈物を同時に得る為に、塩基性化合物を、
NiおよびMgを完全に沈澱させるのに必要な量の塩基
性化合物を基準として僅かに過剰に使用する。
【0023】沈澱は、混合塩溶液および沈澱剤を別々
に、しかし同時に連続的にまたは不連続的に、触媒の製
造に適する水に懸濁した担体材料に混合下に供給するこ
とによって引き起こす。
【0024】担体材料としては既に記載した物質、即ち
カルシウム、マグネシウムおよび/またはアルミニウム
の珪酸塩、Al2 3 、SiO2 および/または珪藻
土、特に珪藻土を用いる。
【0025】塩基性ニッケル−およびマグネシウム化合
物より成る共沈物の沈澱は、混合塩溶液および沈澱剤を
同時にゆっくり添加することによって引き起こされる。
沈澱時間は少なくとも10分、殊に少なくとも15分、
特に少なくとも20分であるべきである。
【0026】沈澱の間は6〜8.5、特に6.5〜7.
8のpH範囲内の一定のpH値にする。pH値の変動は
できるだけ少なく維持するべきである。沈澱は80℃以
上、殊に90〜110℃、特に95〜105℃の温度で
実施する。
【0027】共沈物はマグネシウムおよびニッケルを
(0.02〜0.25):1、殊に(0.03〜0.
2):1、特に(0.035〜0.1):1のモル比で
含有している。沈澱の終了後に母液を分離する。この分
離はデカンテーションおよび/または濾過によって行
う。
【0028】次に共沈物を水で洗浄し、その際に溶液中
に存在する成分、例えば共沈物中に含まれるNa+ およ
びNO3 - の他に塩基性マグネシウム化合物が共沈物か
ら溶け出す。マグネシウムの減少が、マグネシウムとニ
ッケルとのモル比を変化させ、即ち小さくさせる。60
〜90、特に65〜85℃、特に70〜80℃の比較的
に高い温度で洗浄する。
【0029】洗浄工程の間は充分に長くあるべきであ
る。これは少なくとも60分、殊に少なくとも80分、
特に少なくとも90分であるべきである。所望の場合に
は、洗浄した触媒組成物を小片状にしてもよい。賦形の
為には、有効であることが判っている方法、例えば紐状
押出成形を使用することができる。
【0030】乾燥は高温、殊に上昇する温度のもとで段
階的に実施するのが有利である。乾燥を50〜120
℃、殊に55〜100℃、特に60〜90℃の温度で通
例の方法の使用下に、例えば固定床および移動床で、例
えば流動床に乾燥品を配置して実施するのことで充分で
ある。
【0031】触媒組成物の還元は水素または水素含有ガ
ス混合物によって260〜400℃、特に280〜36
0℃で実施する。本発明の方法の特別な特徴は広い用途
範囲にある。本発明の方法は、即ち、要求次第で飽和の
第一−または第二アミン類の製造に並びに不飽和の第一
アミン類の製造に利用される。
【0032】第一アミンの製造を意図する場合には、ニ
トリルの接触的水素化をアンモニアの存在下に80〜2
00℃、殊に100〜180℃、特に120〜170℃
で実施する。
【0033】特別な方法的変法に従って飽和第一アミン
はニトリルの二段階の接触的水素化によっアンモニアの
存在下に製造する。この場合には、80〜140℃、殊
に110〜130℃でそして次に140〜180℃、特
に150〜170℃の温度で実施する。
【0034】不飽和の第一アミンは、ニトリルの接触的
水素化をアンモニアの存在下に100〜140℃、特に
110〜130℃の温度で実施することによって特に有
利に製造される。
【0035】第一アミン──即ち、飽和−並びに不飽和
第一アミン──の製造の為に、接触的水素化を1.0〜
6.0、殊に1.5〜5.0、特に2.0〜4.0MP
aの圧力で実施する。
【0036】アンモニアを添加しながら反応を実施する
のが有利である。それによって反応の選択性が改善され
そして例えばアンモニアを放出する分解反応を抑制す
る。一般に反応系に、ニトリルを基準として2〜10重
量% のアンモニアを添加する。
【0037】第二アミンの製造は飽和−または不飽和第
一アミンの合成と異なる条件を必要とする。必要とされ
る温度は一般に比較的に高い。ニトリルの接触的水素化
を160〜250℃、殊に170〜240℃、特に18
0〜220℃の温度で実施するのが有効であることが判
っている。圧力は0.1〜5.0、殊に0.2〜3.
0、特に0.3〜2.0MPaである。アンモニアの添
加は省略してもよい。第二アミンの製造は、ニトリルの
接触的水素化の間に放出されるアンモニアを反応系から
除くことによって特に有利に実施される。これは例えば
得られる反応混合物からアンモニアを追い出す水素流の
導入によって達成される。
【0038】本発明の方法は特に不連続的に実施するの
に適しているが、連続的にまたは半連続的に実施するこ
とができる。不連続的な方法の場合には、ニッケル含有
担持触媒はニトリルを基準として0.05〜2.0、特
に0.08〜1.0、特に0.1〜0.5重量% のニッ
ケルを含有している。
【0039】出発物質としては6〜24個の炭素原子を
持つニトリル、殊に炭素原子数8〜22の直鎖状および
/または枝分かれした脂肪族ニトリル、特に炭素原子数
10〜22の直鎖状および/または枝分かれした脂肪族
ニトリルが適する。
【0040】本発明の方法は、高級の天然脂肪酸、例え
ばラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸およびオレ
イン酸から誘導されるニトリルを水素化する際に良好な
結果をもたらす。特にニトリル混合物または工業用品質
のニトリルが使用される。工業用品質のこの種の材料
は、実質的にステアリン酸、パルミチン酸およびオレイ
ン酸のニトリルで組成される牛脂酸ニトリルである。
【0041】
【実施例】以下の実施例によって本発明を更に説明する
が、本発明はこれによって制限されない。実験部分 実施例1 不飽和の牛脂第一アミンの製造 400g の牛脂酸ニトリル(蒸留した材料)をN2 で洗
浄した攪拌式オートクレーブ(容量1リットル)に最初
に導入する。高級脂肪アミン中に包み込まれた触媒を使
用する。この触媒は触媒全重量を基準として約64重量
% の脂肪アミンおよび19.5重量% のNi、1モルの
Ni当たり36.34g の担体(珪藻土)を含有しそし
てMg:Ni=0.04:1のモル比である。この触媒
は120m2 /g (ニッケル)の活性のニッケル金属表
面積および220m2 /g (触媒──包み込む脂肪アミ
ンを含めずに計算)のBET−全表面積を有している。
この場合、BET−全表面積の80% が径rp ≦2.5
nm(25オングストローム)の孔で構成されている
(触媒の濾過時間:2.33分)。
【0042】4.1g の触媒並びに24g のNH3 を添
加する。次いで水素を最初に2.1MPaの圧力まで圧
入しそして攪拌しながら所定の反応温度(125℃)に
加熱する。反応圧(3.1MPa)を水素の連続供給に
よって調整しそして維持する。
【0043】比較例1 不飽和牛脂アミンの製造 実施例1に記載した様に、400g の牛脂ニトリル(蒸
留した材料)をN2 洗浄した攪拌式オートクレーブ(容
量1リットル)に最初に導入する。触媒全重量を基準と
して約60重量% のニッケルがジステアリルアミンで覆
われて含まれる10g のラネーニッケル触媒並びに24
g のNH3 を最初に導入する。次いで水素を最初に2.
1MPaの圧力まで圧入しそして攪拌下に所定の反応温
度(125℃)に加熱する。反応圧(3.1MPa)を
水素の連続供給によって調整しそして維持する。
【0044】比較例2 不飽和牛脂アミンの製造 実施例1に記載した様に、400g の牛脂酸ニトリル
(蒸留した材料)をN2洗浄したオートクレーブ(容量
1リットル)に最初に導入する。ニトリルの水素化に推
奨される、ジステアリルアミンで覆われた20.7重量
% のNi、0.1重量% のMgO、約3.2重量% のS
iO2 および約3.5重量% のAl2 3を含有しそし
て6.74分の濾過時間を示す市販の担持触媒4.35
g 並びにNH3 24g を添加する。次いで水素を最初に
2.1MPaの圧力まで圧入しそして攪拌下に所定の反
応温度(125℃)に加熱する。反応圧(3.1MP
a)を水素の連続供給によって調整しそして維持する。
【0045】反応条件および得られる反応生成物の組成
を以下の表1に総括掲載する。表1 反応条件 実施例1 比較例1 比較例2 ──────────────────────────────────── 出発物質を基準とするニッケルの量*) 0.2 重量% 1.5 重量% 0.225重量% 温度 125 ℃ 125 ℃ 125 ℃ 圧力 3.1 MPa 3.1 MPa 3.1 MPa 出発物質を基準とするNH3 6 重量% 6 重量% 6 重量% 全反応時間**) 270 分 270 分 270 分 H2 −吸収 170 分 240 分 210 分反応生成物の組成( 重量% ) ──────────────────────────────────── 第一アミン 96.5 96.4 95.8 第二アミン 1.9 2.1 2.5 第三アミン 0.9 0.9 0.8 非アミン 0.7 0.6 0.9 沃素価〔I2 のg 数/100g 〕 52 31 51 *)出発物質:>99.5重量% のニトリル含有量(ガ
スクロマトグラフィーで測定した)の牛脂酸ニトリル、
沃素価:56.9(I2 のg 数/100g )、0.01
重量% の水、0.028重量% のアミド窒素、痕跡量の
Na、S、ClおよびP。 **)40分の加熱時間を含む反応生成物の分析測定 水素化された生成物を沃素価、アミン含有量および非ア
ミン含有量に関して検査する。
【0046】アミン全含有量をイソプロパノールに溶解
したHClによって滴定して測定する。第二−および第
三アミンを測定する為に、最初に第一アミンをサリチル
アルデヒドにて相応するアゾメチン(シッフ塩基)に転
化しそして残留する第二アミンおよび第三アミンを次い
で、イソプロパノールに溶解したHClによって滴定に
より測定する。第三アミンを測定する為に、最初に第一
−および第二アミンを無水酢酸にて相応する誘導体に転
化しそして残留する第三アミンを酢酸に溶解したHCl
4 での滴定によって測定する。
【0047】反応生成物のガスクロマトグラフィー分析
により非アミン含有量の分析により捕捉する。該反応生
成物から酸性イオン交換体によって全部のアミンを予め
に除く。この場合には、ASTM D2082−82に
よって測定する。非アミンは、赤外線分光分析で実証さ
れる通り(比較例5、6および7を除いて)、例えばア
ルコール、カルボン酸、アミドおよびエステルである
が、未反応のニトリル(出発材料)ではない。
【0048】実施例2 ドデシルアミンの製造 200g のドデシルニトリルを、N2 で洗浄した攪拌式
オートクレーブ(容量1リットル)中に最初に導入す
る。3.08g の実施例1に記載の触媒並びに20g の
NH3 を添加する。次いで最初に水素を1.6MPaの
圧力まで圧入しそして攪拌下に所定の反応温度(140
℃)に加熱する。反応圧(2.6MPa)を水素の連続
的添加によって維持する。反応を60分後に完了する。
【0049】この反応で、ドデシル第一アミンが理論値
の>96% の収率で生じる。非アミン含有量は<1重量
% である。実施例3 飽和第一アミンの製造 400g の牛脂酸ニトリル(実施例1に記載した様に蒸
留した材料)をN2 洗浄したオートクレーブ(容量1リ
ットル)に最初に導入する。6.15g の実施例1に記
載の触媒(牛脂酸ニトリルを基準として0.3重量% の
Niに相当する)並びに24g のNH3 を添加する。次
いで最初に水素を圧入しそして攪拌下に所定の反応温度
に加熱する。この反応は二段階で行う:第一段階: 温度 130℃ 圧力 3.1MPa 反応時間 100分 第一段階に続いてオートクレーブを放圧しそして水素で
洗浄し、それによって未だ存在するNH3 を除く。その
後で再び水素を圧入しそして攪拌下に所定の反応温度に
加熱する。第二段階: 温度 150℃ 圧力 3.1MPa 反応時間 約140分 牛脂酸ニトリル(沃素価56.9(I2 のg 数/100
g )の第二段階の反応は、≧93% の第一アミンおよび
≦0.7重量% の非アミン含有量を有する反応生成物が
得られる。沃素価は<5(I2 のg 数/100g )であ
る。
【0050】実施例4 飽和の牛脂第二アミン(ジステアリルアミン)の製造 500g の牛脂酸ニトリル(実施例1に記載した様な蒸
留した材料)をN2 で洗浄した攪拌式オートクレーブ
(容量1リットル)に最初に導入する。高級脂肪アミン
に包まれた4.76g の触媒を添加する。
【0051】この触媒は触媒全含有量を基準として約6
3重量% の脂肪アミンおよび21重量% のNi、1モル
のNi当たり36.3g の担体(珪藻土)を含有しそし
てMg:Niのモル比が0.055:1である。この触
媒は141m2 /g (ニッケル)の活性のニッケル金属
表面積および310m2 /g (触媒──包み込む脂肪ア
ミンを含まずに計算)のBET−全表面積を有してい
る。この場合、BET−全表面積の83% が径rp
2.5nm(25オングストローム)の孔で構成されて
いる。
【0052】反応に必要とされる水素は、分配装置を備
えた浸漬管を介して攪拌しながら触媒含有懸濁液に連続
的に且つ過剰に通す。同時に、未反応水素および反応に
よって生じるアンモニアを含有する排気ガスを排出す
る。水素の添加および排ガスの排出は、加熱の間および
後続の反応の間に0.3MPaの圧力を維持するように
調整する。
【0053】45以内に200℃の温度に加熱しそして
反応を4時間にわたって継続する。比較例3 飽和の牛脂第二アミン(ジステアリルアミン)の製造 500g の牛脂酸ニトリル(実施例1に記載した様な蒸
留した材料)をN2 で洗浄した攪拌式オートクレーブ
(容量1リットル)に最初に導入する。ニトリルを反応
させて第二脂肪アミンとする5.56g の市販の触媒を
添加する。この触媒は製造元の表示によると、18重量
% のニッケル、約2重量% の銅、約7重量% の担体およ
びその他に保護被覆として主として第二アミンを含有し
ている。
【0054】次いで実施例4に記載した様に実施する。
反応生成物中には、沃素価が表2に示されている様に、
未だ著しい量の不飽和第二アミンが含まれている。比較例4 飽和の牛脂第二アミン(ジステアリルアミン)の製造 比較実験3に示した様に実施するが、比較例1に記載し
た触媒27.8g を使用する。
【0055】反応条件および得られる反応生成物の組成
を次の表2に総括掲載する。表2 反応条件 実施例4 比較例3 比較例4 ──────────────────────────────────── 出発物質を基準とするニッケルの量*) 0.2 重量% 0.2 重量% 1.0 重量% 温度 200 ℃ 200 ℃ 200 ℃ 圧力 0.3 MPa 0.3 MPa 0.3 MPa 全反応時間**) 285 分 285 分 285 分 反応生成物の組成( 重量% ) ──────────────────────────────────── 第一アミン 0.7 6.1 1.4 第二アミン 94.0 91.7 91.8 第三アミン 4.6 1.7 4.6 非アミン 0.7 0.5 2.2 沃素価〔I2 のg 数/100g 〕 0.7 27.0 3.9 *) 出発物質:表1に記載した牛脂酸ニトリル **)45分の加熱時間を含む実施例5 不飽和の牛脂第一アミンの製造 400g の牛脂酸ニトリル〔蒸留した材料、ガスクロマ
トグラフィーで測定したニトリル含有量:>99.5重
量% 、沃素価:51.7(I2 のg 数/100g )、
0.01重量% の水、0.02重量% のアミド窒素、痕
跡量のNa、S、ClおよびP〕を、3.81g の実施
例4に記載の触媒(牛脂酸ニトリルを基準として0.2
重量% に相当する)並びに24g のNH3 と一緒に添加
する。
【0056】次いで実施例1に記載した様に実施する。
160分後に水素の吸収が終わる。反応生成物は以下の
組成を有している(重量% ): 第一アミン 96.6 第二アミン 2.1 第三アミン 0.8 非アミン 0.5 沃素価(I2 のg 数/100g ) 49実施例6 不飽和の牛脂第一アミンの製造 脂肪アミンで被覆されていない紐状押出成形触媒を使用
する。この触媒は触媒全重量を基準として59.7重量
% のNi、1モルのNi当たり33.2g の担体(珪藻
土)を含みそしてMg:Ni=0.03:1のモル比で
ある。この触媒は129m2 /g (ニッケル)の活性の
ニッケル金属表面積および286m2 /g のBET−全
表面積を有している。この場合、BET−全表面積の7
4.4%が径rp ≦2.5nm(25オングストロー
ム)の孔で構成され、BET−全表面積の73% が径r
p =1.5〜2.5nm(15〜25オングストロー
ム)の孔で構成されている。
【0057】牛脂酸ニトリルを基準として0.2% のN
iに相当する1.34g のこの紐状押出成形触媒を、N
2 で洗浄したオートクレーブ(容量1リットル)に最初
に導入しそして乳棒によって押し潰して粉砕する。
【0058】次いで400g の牛脂酸ニトリル〔蒸留し
た材料、ガスクロマトグラフィーで測定したニトリル含
有量:>99.5重量% 、沃素価:55(I2 のg 数/
100g )および24g のNH3 と一緒に添加する。次
いで実施例1に記載した様に実施する。水素の吸収が2
10分後に終了する。実施例1に比較して高いこの値
は、実施例1で使用した触媒の様に細かく粉砕されてい
ないことに起因している。
【0059】反応生成物は次の組成(重量% )を有して
いる: 第一アミン 95.9 第二アミン 2.6 第三アミン 0.6 非アミン 0.9 沃素価(I2 のg 数/100g ) 47.5実施例7 不飽和のオレイル第一アミンの製造 500g のオレイルニトリル(蒸留した材料、ガスクロ
マトグラフィーで測定したニトリル含有量:約99.5
% 、沃素価92.8(I2 のg 数/100g )、0.0
2重量% のアミド窒素)をN2 で洗浄した攪拌式オート
クレーブ(容量1リットル)に最初に導入する。高級脂
肪アミン中に包み込まれた触媒を使用する。この触媒は
触媒全重量を基準として約63重量% の脂肪アミンおよ
び21重量% のNi、1モルのNi当たり36g の担体
(珪藻土)を含有しそしてMg:Ni=0.053:1
のモル比を含有する。この触媒は125m2 /g (ニッ
ケル)の活性のニッケル金属表面積および273m2
g (触媒──包み込む脂肪アミンを含めずに計算)のB
ET−全表面積を有している。この場合、BET−全表
面積の71% が径rp ≦2.5nm(25オングストロ
ーム)の孔で構成されている。
【0060】4.76g の触媒(オレイルニトリルを基
準として0.2重量% に相当する)並びに30g のNH
3 を添加する。次いで実施例1に記載した様に、既に3
0分の間に反応温度に加熱する。
【0061】水素吸収は320分後に終了する。比較例5 不飽和のオレイル第一アミンの製造 実施例7に記載した様に実施するが、比較例2の触媒5
g を使用する点で相違する。
【0062】反応条件および実施例7および比較例5で
得られる反応生成物の組成を次の表3に総括掲載する:表2 反応条件 実施例7 比較例5 ──────────────────────────────────── 出発物質を基準とするニッケルの量*) 0.2 重量% 0.2 重量% 温度 125 ℃ 125 ℃ 圧力 3.1 MPa 3.1 MPa H2 吸収 320 分 335 分 全反応時間*) 365 分 365 分 反応生成物の組成( 重量% ) ──────────────────────────────────── 第一アミン 96.6 43.5 第二アミン 1.7 0.3 第三アミン 0.6 0.1 非アミン 1.1 56.4**) 沃素価〔I2 のg 数/100g 〕 88.5 89.7 *) 30分の加熱時間を含む **)主として未反応の出発物質実施例8 不飽和の牛脂第一アミンの製造 400g の牛脂酸ニトリル(実施例6に記載した如く蒸
留された材料)を、N 2 で洗浄した攪拌式オートクレー
ブ(容量1リットル)に最初に導入する。
【0063】3.81g の実施例7に記載の触媒並びに
24g のNH3 を添加する。次いで、実施例1に記載し
た様に、30分の間に反応温度に加熱する。反応時間は
165分である。
【0064】比較例6 不飽和の牛脂第一アミンの製造 実施例8に記載した様に実施するが、比較例1に記載し
た1.33g の触媒(牛脂酸ニトリルを基準として0.
2重量% のNiに相当する)を使用する点が相違する。
【0065】反応時間は165分である。比較例7 不飽和の牛脂第一アミンの製造 実施例8に記載した様に実施するが、比較例2に記載し
た4.0g の触媒(牛脂酸ニトリルを基準として0.2
重量% のNiに相当する)を使用する点が相違する。
【0066】反応時間は165分である。反応条件およ
び実施例8および比較例6および7で得られる反応生成
物の組成を次の表4に総括掲載する:表4 反応条件 実施例8 比較例6 比較例7 ──────────────────────────────────── 出発物質を基準とするニッケルの量 0.2 重量% 0.2 重量% 0.2 重量% 温度 125 ℃ 125 ℃ 125 ℃ 圧力 3.1 MPa 3.1 MPa 3.1 MPa H2 吸収 107 ℃ 104 ℃ 124 ℃ 全反応時間*) 195 分 195 分 195 分 反応生成物の組成( 重量% ) ──────────────────────────────────── 第一アミン 94.4 76.8 21.4 第二アミン 2.4 1.5 1.8 第三アミン 0.8 0.8 0.6 非アミン 1.4 約20**) 約75**) 沃素価〔I2 のg 数/100g 〕 51.5 52.6 53.6 *) 30分の加熱時間を含む **)主として未反応の出発物質 本発明は特許請求の範囲に記載の方法に関するが、実施
の態様として以下を包含する。 1) 担持触媒のBET−全表面積が180〜380、
特に200〜350m2/g(触媒)である、請求項1
に記載の方法。 2) 担持触媒がMg:Niを(0.015〜0.0
6):1、特に(0.022〜0.055):1のモル
比で含有する請求項1または2に記載の方法。 3) 担持触媒がAl2 3 、SiO2 および/または
珪藻土、特にSiO2 および/または珪藻土、なかでも
珪藻土を担体として含有している請求項1〜3のいずれ
か一つに記載の方法。 4) 第一アミンを製造する為に、アンモニアの存在下
にニトリルを100〜180℃、特に120〜170℃
の温度で接触的に水素化を実施する請求項1〜4のいず
れか一つに記載の方法。 5) 接触的水素化を1.5〜5.0、特に2.0〜
4.0MPaの圧力のもとで実施する請求項4に記載の
方法。 6) 第二アミン類を製造する為にニトリルの接触的水
素化を170〜240℃、特に180〜220℃の温度
で実施する請求項1〜3のいずれか一つに記載の方法。 7) 接触的水素化を0.2〜3.0、特に0.3〜
2.0MPaの圧力のもとで実施する、請求項6に記載
の方法。 8) ニトリルを基準として0.08〜1.0、特に
0.1〜0.5重量% に相当するニッケルを含有するニ
ッケル含有担持触媒を使用する請求項1〜8のいずれか
一つに記載の方法。 9) 炭素原子数8〜22の直鎖状または枝分かれした
脂肪族ニトリル、特に炭素原子数10〜22の直鎖状ま
たは枝分かれした脂肪族ニトリルを使用する請求項1〜
9のいずれか一つに記載の方法。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニッケル含有担持触媒の存在下に場合に
    よってはアンモニアの添加下に高温および場合によって
    は高圧のもとでニトリルを接触的に水素化することによ
    ってアミン類を製造する方法において、担持触媒が共沈
    した状態のMgおよびNiを含有しており、そのMgと
    Niとのモル比が(0.0075〜0.075):1で
    ありそして1モルのNi当たり17〜60.0g の水不
    溶性担体を含有しており、担持触媒の活性ニッケル金属
    表面積が110〜180m2 /g(Ni)でありそして
    担持触媒のBET−全表面積の65〜97% が径rp
    2.5nmの孔で構成されていることを特徴とする、上
    記方法。
  2. 【請求項2】 担持触媒のBET−全表面積が160〜
    450m2 /g(触媒)である、請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 担持触媒がCa−、Mg−、Al−珪酸
    塩、Al2 3 、SiO2 および/または珪藻土を担体
    として含有している請求項1〜2のいずれか一つに記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 第一アミンを製造する為に、アンモニア
    の存在下にニトリルを80〜200℃の温度で接触的に
    水素化を実施する請求項1〜3のいずれか一つに記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 接触的水素化を1.0〜6.0MPaの
    圧力のもとで実施する請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 第二アミン類を製造する為にニトリルの
    接触的水素化を160〜250の温度で実施する請求項
    1〜3のいずれか一つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 接触的水素化を0.1〜5.0MPaの
    圧力のもとで実施しそして反応で放出されるアンモニア
    を除く、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 ニトリルを基準として0.05〜2.0
    重量% に相当するニッケルを含有するニッケル含有担持
    触媒を使用する請求項1〜7のいずれか一つに記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 炭素原子数6〜24のニトリルを使用す
    る請求項1〜8のいずれか一つに記載の方法。
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