JPH0648802Y2 - 多回転ボリューム - Google Patents

多回転ボリューム

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JPH0648802Y2
JPH0648802Y2 JP1342488U JP1342488U JPH0648802Y2 JP H0648802 Y2 JPH0648802 Y2 JP H0648802Y2 JP 1342488 U JP1342488 U JP 1342488U JP 1342488 U JP1342488 U JP 1342488U JP H0648802 Y2 JPH0648802 Y2 JP H0648802Y2
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Japan
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volume
shaft
gear
rotating plate
plate
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昭一 小西
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C1/00Details
    • H01C1/04Arrangements of distinguishing marks, e.g. colour coding
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C10/00Adjustable resistors
    • H01C10/14Adjustable resistors adjustable by auxiliary driving means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、例えば光電スイッチ等の構成部品として使
用される多回転ボリュームに関する。
(ロ)従来の技術 従来、光電スイッチ等の感度調整部品として使用される
ボリュームには、単回転式のボリュームと多回転式のボ
リュームとがある。
単回転式ボリュームは、円柱状のボリュームシャフトの
上部を操作用撮み部とし、下部の係合突子部をボリュー
ム本体の係合溝部に係着した構造のものである(図示せ
ず)。この単回転式ボリュームの場合、操作用撮み部を
突出させるケース本体に、操作用撮み部に対応して一定
角度開いたストッパ片を突設し、一方操作用撮み部の外
面にはストッパ片に係脱する係止片を突設している。操
作用撮み部は、このストッパ片間を回動することで、感
動調整を実現するようになっている。また、多回転式ボ
リュームは操作用撮み軸の下部にギヤを備え、このギヤ
をボリューム本体に連結するボリュームシャフトのギヤ
に噛み合いさせる構造である(図示せず)。この多回転
ボリュームでは、操作用撮み軸のギヤとボリュームシャ
フトのギヤ比により、操作用撮み軸を数回転させること
で、ボリュームシャフトが一定角度範囲、つまりボリュ
ームが最小から最大までの回動(感度調整)を実行する
ようになっている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 上記、従来の単回転式ボリュームは、操作用撮み部とボ
リュームとが一直線状に連繋し、コンパクトである反
面、ストッパ間の一定角度範囲において回動するだけの
感動調整であり、微調整を実行し得ない不利がある許か
りでなく、仮に回動可能範囲以上に操作用撮み部を回動
させる時は、ボリュームが毀損する等の不利がある。一
方、多回転ボリュームでは感度の微調整を実行し得る反
面、操作用撮み軸(ギヤ)とボリュームシャフト(ギ
ヤ)を平行状に配設しなければならず、ボリューム構造
が大型化する不利がある。また、操作用撮み軸の複数回
の回転によりボリュームの回転調整位置が不明となる等
の欠点があった。
この考案は、以上のような問題点を解消させ、小型でボ
リュームの感動調整位置が明瞭に判別し得、且つ操作用
撮み軸が制限範囲を越えて回動した場合であっても、ボ
リュームが毀損しない多回転ボリュームを提供すること
を目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段及び作用 この目的を達成させるために、この考案の多回転ボリュ
ームでは、次のような構成としている。
多回転ボリュームは、内部にボリューム本体を内蔵し、
このボリューム本体に対応する上面部に凹陥部を設け、
この凹陥部の底面に弯曲状の溝部及び溝部両端にストッ
パを備えたケース本体と、前記凹陥部に嵌合される円板
下部に前記ボリューム本体と係合する係合軸部、及び前
記溝部に嵌合する脚軸を備えると共に、円板上部に脚軸
と同軸状の小ギヤを備えたボリューム位置表示用軸、及
びこの表示用軸に対し一定角度開き小ギヤを備える複数
のギヤ軸を突設した回動プレートと、この回動プレート
の中央に配置され、下部小ギヤが上記回動プレートの各
ギヤとそれぞれ噛み合う撮み軸と、回動プレートの外周
に嵌着され、内周面上部のギヤ部が回動プレートの各小
ギヤに噛み合い、且つ内周面下部が回動プレートの側周
面に緊密に嵌着するリング体とから構成されている。
このような構成を有する多回転ボリュームでは、撮み軸
の先端部と回動プレートのボリューム位置表示用軸の先
端部が、それぞれケース本体の上面より臨出するように
設定してある。また、回動プレート上面にはボリューム
位置表示用軸に対し、例えば120度角それぞれ開いた2
本のギヤ軸が突設してあり、この3本の軸に対しそれぞ
れ小ギヤが設けてある。今、撮み軸の先端部を回動(正
転)させると、撮み軸のギヤと噛み合う回動プレートの
各3つの小ギヤが回動する。同時に、この3つの小ギヤ
に噛み合うギヤ部を内周面上部に備えたリング体が、ギ
ヤ比に応じて回動する。このリング体の内周面下部(ギ
ヤ部のない平滑面)は、回動プレート(円板)の側周面
下部と緊密に嵌着している。従って、リング体が回動す
ると接触摩擦圧で回動プレートが回動し、回動プレート
に連繋するボリューム本体が回動して感度が微調整され
る。リング体の回動により、ボリューム位置表示用軸も
回動し、このボリューム位置表示用軸の先端がケース本
体より臨出しているため、ボリューム本体の回動位置
(ボリューム調整位置)が外観し得る。仮に、撮み軸を
数回転させ、ボリューム調整の最大点まで回動プレート
(ボリューム本体)が回動したとすると、回動プレート
の回動に応じて溝部内を移動する脚軸が溝部端、つまり
ストッパに当接する。これにより、回動プレートの以後
の正転回動が阻止される。仮に、撮み軸をストッパに抗
して、更に正転させたとすると、脚軸がストッパに当接
し固定された状態にある回動プレートの側周面に対し、
リング体の内周面下部の平滑面が接面状態で回動する。
つまり、撮み軸を制限範囲以上に回動させる時は、撮み
軸、回動プレートの各小ギヤ及びリング体が空回りし、
ボリューム本体の毀損が防止される。
(ホ)実施例 第1図は、この考案に係る多回転ボリュームの具体的な
一実施例を示す分解斜視図である。
多回転ボリュームは、パッキン12を介してカバー体11を
備えたケース本体1と、このケース本体1に内装され、
プリント回路基板6に電気的に接続されたボリューム本
体5に連繋する回動プレート2と、この回動プレート2
の中央に配置される撮み軸3と、回動プレート2に対し
嵌着されるリング体4とから構成される。
第2図は、実施例多回転ボリュームの要部拡大断面図で
ある。
ケース本体1は、上面部面内に平面形状が円形の凹陥部
13を設け、この凹陥部13の底面14中央にケース本体1内
部に連通する貫通孔15を開口している。また、この底面
14には第3図の平面図で示すように、貫通孔15の外周に
弯曲状(平面形状が半円形)の溝図16を設け、この溝部
16両端を段差状のストッパ17に設定している。この凹陥
部13に、後述する回動プレート2及びリング体4が嵌合
され、回動プレート2の係合軸部22が貫通孔15を挿通し
て、内部のボリューム本体5と連繋止着する。そして、
この凹陥部13の上開口部には、キャップ状のプレート18
が配備されている。このプレート18は、ケース本体1の
カバー体11に設けた窓孔11aから臨出するもので、後述
する撮み軸3の上部及び回動プレート2のボリューム位
置表示用軸24の先端部が、このプレート18の貫通孔18
a、18bより突出するように設定してある。
回動プレート2は、凹陥部13の内径に対応した大きさの
円板21で、この円板21の下面中央に、ボリューム本体5
と係合止着する係合軸部22を突出している。また、円板
21の下面適所には前記溝部16に嵌合する脚軸23を突設し
ている。更に、円板21の上面には脚軸23と同軸状のボリ
ューム位置表示用軸24と、このボリューム位置表示用軸
24に対し、それぞれ120度角開いた2本のギヤ軸25、25
を突設し、3本の各軸24、25、25には、それぞれ同一の
小ギヤ26を備えている。ボリューム位置表示軸24は、他
のギヤ軸25より長尺に設定し、前記キャップ状プレート
18の貫通孔18bより外方へ突出し、ケース本体1より外
観し得るようになっている。
上記撮み軸3は、シャフトの上部を操作用撮み部31とな
し、シャフトの下部に小ギヤ32を備えている。この撮み
軸3は、上記回動プレート2の上面中央、つまり3つの
小ギヤ26間に配置され、中心に位置する小ギヤ32と3つ
の小ギヤ(遊星ギヤ)26がそれぞれ噛み合うように設定
している。そして、操作用撮み部31の先端部が、前記キ
ャップ状プレート18の貫通孔18aより外方へ突出するよ
うに設定してある。
前記リング体4は、回動プレート2の円板21外径にほぼ
対応した内径を有し、内周面の上部に周面を一周するギ
ヤ部41を設け、内周面の下部にはギヤ部41径より僅かに
小径となした平滑面部42を設けている。回動プレート2
に対し嵌着された状態において、内周面下部の平滑面部
42は回動プレート2の円板21側周面下部に緊密状に接面
して嵌着し、つまり回動プレート2が摩擦回動可能な程
度に接面し、内周面上部のギヤ部41が回動プレート2の
各小ギヤ26とそれぞれ噛み合うように設定されている。
このギヤ部42と各小ギヤ26比により多回転機構が構成さ
れる。
このような構成を有する多回転ボリュームを使用して、
ボリューム感度を調整するには、撮み軸3の操作用撮み
部31を回動(正転)させる。これにより、撮み軸3の小
ギヤ32と噛み合う回動プレート2の各3つの小ギヤ(遊
星ギヤ)26が回動する。同時に、この3つの小ギヤ26に
噛み合うギヤ部41を内周面上部に備えたリング体4がギ
ヤ比に応じて回動する。このリング体4の内周面下部
(ギヤ部のない平滑面42)は、回動プレート(円板21)
2の側周面下部と緊密に嵌着している。従って、リング
体4が回動すると接触摩擦圧で回動プレート2が回動
し、回動プレート2に連繋するボリューム本体5が回動
して感度が微調整される。リング体4の回動により、ボ
リューム位置表示用軸24も回動し、このボリューム位置
表示用軸24の先端がケース本体(キャップ状プレート1
8)1より臨出しているため、ボリューム本体5の回動
位置(ボリューム調整位置)を外観し得る。今、仮に撮
み軸3を数回転させ、ボリューム調整の最大点まで回動
プレート(ボリューム本体5)2が回動したとすると、
回動プレート2の回動に応じて溝部16内を移動する脚軸
23が溝部16端、つまりストッパ17に当接する。これによ
り、回動プレート2の以後の正転回動が阻止される。仮
に、撮み軸3をストッパ17に抗して更に正転させると、
ストッパ17により固定された状態にある回動プレート2
の側周面に対し、内周面下部(平滑面部42)が接面状態
にあるリング体4が、僅かに負荷のかかった状態で回動
する。つまり、撮み軸3を制限範囲以上に回動させる時
は、回動プレート(円板21)2は回動せず、撮み軸3、
回動プレート2の各小ギヤ26及びリング体4が空回り
し、ボリューム本体5の毀損が防止される。
逆に、この状態から撮み軸3を逆転させる時は、再びリ
ング体4のギヤ部41と回動プレート2の各小ギヤ26の噛
み合いにより、リング体4と回動プレート(円板21)2
との摩擦接触圧で回動プレート2が逆回転し、ボリュー
ム調整の最小点側へ回動する。ボリューム最小点に到達
した後は、同様に溝部16他端側のストッパ17により、回
動プレート2のそれ以上の回動が阻止され、以後はリン
グ体4が空回りする。
(ヘ)考案の効果 この考案では、以上のように構成したから、撮み軸と回
動プレートの係合軸部及びボリューム本体とが同一線上
に配置され、従来の多回転ボリュームに比し小型化を達
成し得る。また、回動プレートの回動と同様に回動する
ホリューム位置表示用軸がケース本体より外観し得るか
ら、ボリュームの調整位置状態が明瞭に理解できる。更
に、ボリューム調整の限界点以上に撮み軸を回動させた
場合において、撮み軸及びリング体が空回りをするた
め、ボリュームを毀損させることがない等、考案目的を
達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例多回転ボリュームを示す分解斜視図、
第2図は、実施例多回転ボリュームの要部拡大断面図、
第3図は、ケース本体の凹陥部を示す拡大平面図であ
る。 1:ケース本体、2:回動プレート、 3:撮み軸、4:リング体、 16:溝部、17:ストッパ、 24:ボリューム位置表示用軸、 26:小ギヤ、32:小ギヤ、 41:ギヤ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にボリューム本体を内蔵し、このボリ
    ューム本体に対応する上面部に凹陥部を設け、この凹陥
    部の底面に弯曲状の溝部及び溝部両端にストッパを備え
    たケース本体と、前記凹陥部に嵌合される円板下部に前
    記ボリューム本体と係合する係合軸部、及び前記溝部に
    嵌合する脚軸を備えると共に、円板上部に脚軸と同軸状
    の小ギヤを備えたボリューム位置表示用軸、及びこの表
    示用軸に対し一定角度開き小ギヤを備える複数のギヤ軸
    を突設した回動プレートと、この回動プレートの中央に
    配置され、下部ギヤが上記回動プレートの各小ギヤとそ
    れぞれ噛み合う撮み軸と、回動プレートの外周に嵌着さ
    れ、内周面上部のギヤ部が回動プレートの各小ギヤに、
    且つ内周面下部が回動プレートの側周面に緊密に嵌着す
    るリング体とから成る多回転ボリューム。
JP1342488U 1988-02-02 1988-02-02 多回転ボリューム Expired - Lifetime JPH0648802Y2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP1342488U JPH0648802Y2 (ja) 1988-02-02 1988-02-02 多回転ボリューム
EP89101732A EP0327065A3 (en) 1988-02-02 1989-02-01 Rotation operating device of variable resistor

Applications Claiming Priority (1)

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JP1342488U JPH0648802Y2 (ja) 1988-02-02 1988-02-02 多回転ボリューム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01118404U JPH01118404U (ja) 1989-08-10
JPH0648802Y2 true JPH0648802Y2 (ja) 1994-12-12

Family

ID=11832753

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3735325A (en) * 1972-05-12 1973-05-22 R Akashi Rotary potentiometer with fine adjustment
US4027541A (en) * 1974-05-14 1977-06-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electronic component having a fine adjustment mechanism

Also Published As

Publication number Publication date
EP0327065A3 (en) 1990-04-18
JPH01118404U (ja) 1989-08-10
EP0327065A2 (en) 1989-08-09

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