JPH0648750Y2 - 電池室用電気接片 - Google Patents
電池室用電気接片Info
- Publication number
- JPH0648750Y2 JPH0648750Y2 JP1988114832U JP11483288U JPH0648750Y2 JP H0648750 Y2 JPH0648750 Y2 JP H0648750Y2 JP 1988114832 U JP1988114832 U JP 1988114832U JP 11483288 U JP11483288 U JP 11483288U JP H0648750 Y2 JPH0648750 Y2 JP H0648750Y2
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- chamber
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複数の電池を奥側から手前側に順次収納する電
池室に用いる電気接片に関する。
池室に用いる電気接片に関する。
第8図乃至第10図を用いて従来使用されていた電池室及
び電気接片を説明する。
び電気接片を説明する。
第8図は、第1の従来例を示すものであって、電気接片
としてコイルばねを用いたものである。即ち、電池室10
1の上壁面に、2つのコイルばね102,103を上端部で連結
した形状の電気接片104を固定したものである。コイル
ばね102,103と対向する電池室101の下壁面には、各々図
示しない電気回路に接続された端子105,106が固定され
ている。
としてコイルばねを用いたものである。即ち、電池室10
1の上壁面に、2つのコイルばね102,103を上端部で連結
した形状の電気接片104を固定したものである。コイル
ばね102,103と対向する電池室101の下壁面には、各々図
示しない電気回路に接続された端子105,106が固定され
ている。
又、上記コイルばね102,103は、電池107,108が装填され
ていない状態では、第8図に破線で示す如く、自身の弾
性力により伸張した状態となっている。
ていない状態では、第8図に破線で示す如く、自身の弾
性力により伸張した状態となっている。
第9図は第2の従来例を示すものであって、板ばねの両
端をV字状に曲折して一対の接点109,110とした電気接
片111を固定したものである。この電気接片111も、電池
107,108が装填されていない状態では、破線で示す如
く、両端が自身の弾性力により下方へ突出した状態とな
る。
端をV字状に曲折して一対の接点109,110とした電気接
片111を固定したものである。この電気接片111も、電池
107,108が装填されていない状態では、破線で示す如
く、両端が自身の弾性力により下方へ突出した状態とな
る。
又、第10図は、第3の従来例を示すものであって、電池
107,108が装填し易い様に、電池室101の下壁面を、蝶番
112を用いて開閉可能にしたものである。
107,108が装填し易い様に、電池室101の下壁面を、蝶番
112を用いて開閉可能にしたものである。
しかしながら、上述した如く電池室及び電気接片を構成
すると、以下の如き不具合が生じる。即ち、第8図、第
9図に示した如き従来例においては、各電気接片104,11
1が、電池の収納前から電池室101側に突出した構成とな
る為、電池室101の奥側に電池107を装填する際、手前側
のコイルばね103、接点110の存在により電池107の装填
が非常にやりにくくなる。
すると、以下の如き不具合が生じる。即ち、第8図、第
9図に示した如き従来例においては、各電気接片104,11
1が、電池の収納前から電池室101側に突出した構成とな
る為、電池室101の奥側に電池107を装填する際、手前側
のコイルばね103、接点110の存在により電池107の装填
が非常にやりにくくなる。
一方、第10図に示す如き構成にすれば、上記不具合は解
消できるが、端子105,106か電池の装填時に移動する為
に、電池室101と不図示の電気回路との間を接続するリ
ード線等の長さに余裕を持たさねばならず、電池室101
の周辺に余計な空間が必要となる。又、蝶番112を用い
ているので、電池室101の構造が複雑なものとなってし
まう。
消できるが、端子105,106か電池の装填時に移動する為
に、電池室101と不図示の電気回路との間を接続するリ
ード線等の長さに余裕を持たさねばならず、電池室101
の周辺に余計な空間が必要となる。又、蝶番112を用い
ているので、電池室101の構造が複雑なものとなってし
まう。
本考案は上記不具合に鑑み成されたものであって、複数
の電池を奥側から手前側に順次並列して装填する電池室
において、電池奥側に装填する際、手前側の電池用の電
気接片が邪魔にならない様にした電池室用電気接片を得
ることにある。
の電池を奥側から手前側に順次並列して装填する電池室
において、電池奥側に装填する際、手前側の電池用の電
気接片が邪魔にならない様にした電池室用電気接片を得
ることにある。
本考案においては、複数の電池を、奥側から手前側に順
次並列して装填する電池室の、電気接片において、 上記電池室の奥側に設けられており、該電池室に電池が
装填されていない時は電池の全長よりも低い位置にある
第1の接点と、 この第1の接点と一体に連結されており、上記電池室に
電池が装填されていない時には電池の全長よりも高い位
置にあり、上記第1の接点に電池が接続されて該第1の
接点が電池の全長と同じ高さまで移動することにより、
電池の全長よりも低い位置に移動する第2の接点と、 を設けたものである。
次並列して装填する電池室の、電気接片において、 上記電池室の奥側に設けられており、該電池室に電池が
装填されていない時は電池の全長よりも低い位置にある
第1の接点と、 この第1の接点と一体に連結されており、上記電池室に
電池が装填されていない時には電池の全長よりも高い位
置にあり、上記第1の接点に電池が接続されて該第1の
接点が電池の全長と同じ高さまで移動することにより、
電池の全長よりも低い位置に移動する第2の接点と、 を設けたものである。
以下、図示の実施例により本考案を説明する。
第1図乃至第4図は、本考案の第1実施例を示す図であ
る。
る。
第1図は、電池室1を横方向より見た断面図であり、図
上左側が電池室1の奥壁面2となる。右側には電池装填
用の開口部3が設けられており、この開口部3は電池装
脱用の開閉蓋4により覆われている。
上左側が電池室1の奥壁面2となる。右側には電池装填
用の開口部3が設けられており、この開口部3は電池装
脱用の開閉蓋4により覆われている。
電池室1の上壁面5には、装填される複数の電池の電極
間を導通させると共に電池を電池室1の下方へ付勢する
電気接片6が設けられている。この電気接片6は、基端
7が上壁面5に固定されており、この基端7から奥壁面
2に向って下降しながら延出する第1の腕部8と、この
第1の腕部8の先端より開口部3に向って折り返し延出
する第2の腕部9とより成っている。上記第1の腕部8
の先端には第1の接点10が設けられている。一方、上記
第2の腕部9の中程には上壁面5に向って突出する様に
折り曲げられた曲折部11と、上壁面に向って先端を曲げ
られることによって形成された第2の接点12とが設けら
れている。ここで、上記第1の接点10と第2の接点12と
の位置関係は、第1の接点10は装填されるべき電池の頂
面よりも電池室1の下壁面13側に位置し、第2の接点12
は上記電池の頂面よりも上壁面5側に位置する様、第1
の腕部8、第2の腕部9の傾きが定められている。
間を導通させると共に電池を電池室1の下方へ付勢する
電気接片6が設けられている。この電気接片6は、基端
7が上壁面5に固定されており、この基端7から奥壁面
2に向って下降しながら延出する第1の腕部8と、この
第1の腕部8の先端より開口部3に向って折り返し延出
する第2の腕部9とより成っている。上記第1の腕部8
の先端には第1の接点10が設けられている。一方、上記
第2の腕部9の中程には上壁面5に向って突出する様に
折り曲げられた曲折部11と、上壁面に向って先端を曲げ
られることによって形成された第2の接点12とが設けら
れている。ここで、上記第1の接点10と第2の接点12と
の位置関係は、第1の接点10は装填されるべき電池の頂
面よりも電池室1の下壁面13側に位置し、第2の接点12
は上記電池の頂面よりも上壁面5側に位置する様、第1
の腕部8、第2の腕部9の傾きが定められている。
一方、電池室1の下壁面13には、図示しない電気回路に
接続された端子14,15が固定されている。
接続された端子14,15が固定されている。
次に第2図乃至第4図を用いて、本実施例の作用を説明
する。
する。
第2図に示す如く、まず電池16を電池室1の奥側に装填
する。この際、電池接片6の第1の腕部8が弾性変形
し、この第1の腕部8の先端は、第2図中の矢印Aに示
す方向に移動される。この時、第2の接点12は、第2の
腕部9における頂面との当接点を回動中心として第2図
中矢印Bに示す方向に移動され、第2図に示す状態とな
る。
する。この際、電池接片6の第1の腕部8が弾性変形
し、この第1の腕部8の先端は、第2図中の矢印Aに示
す方向に移動される。この時、第2の接点12は、第2の
腕部9における頂面との当接点を回動中心として第2図
中矢印Bに示す方向に移動され、第2図に示す状態とな
る。
次に電池17を電池室1の手前側に装填する。この時、曲
折部11の頂面が上壁面5と当接している為、この当接部
分を中心として第2の接点12は、第3図中矢印Cに示す
方向に移動して、電池17の装填を許容する。この時第1
の腕部8と、曲折部11、第2の接点12間の、それぞれの
弾性変形の反力により、電池16,17は、下壁面13の方向
に付勢される為、電池室1内に確実に保持される。
折部11の頂面が上壁面5と当接している為、この当接部
分を中心として第2の接点12は、第3図中矢印Cに示す
方向に移動して、電池17の装填を許容する。この時第1
の腕部8と、曲折部11、第2の接点12間の、それぞれの
弾性変形の反力により、電池16,17は、下壁面13の方向
に付勢される為、電池室1内に確実に保持される。
本実施例を、例えばカメラに使用した場合は、第4図に
示す如く配設される。即ち、一点鎖線で示されるカメラ
本体18内に設けられた図示しない電池室に、カメラ本体
の裏側より矢印D方向に順次電池16,17が装填される。
示す如く配設される。即ち、一点鎖線で示されるカメラ
本体18内に設けられた図示しない電池室に、カメラ本体
の裏側より矢印D方向に順次電池16,17が装填される。
次に、第5図を用いて本考案の第2実施例を説明する。
本実施例における電気接片は、上述した第1実施例のも
のと略同形状であるので、同部材には同符号を付与する
にとどめ、詳細な説明は省略する。
のと略同形状であるので、同部材には同符号を付与する
にとどめ、詳細な説明は省略する。
本実施例においては、第2の接点12の先端に鈎部19を設
けると共に、電池室1の上壁面5に梁部20を設けてい
る。そして上記鈎部19の下面を、Fなる間隙を持たせて
梁部20の上端面と対向させている。
けると共に、電池室1の上壁面5に梁部20を設けてい
る。そして上記鈎部19の下面を、Fなる間隙を持たせて
梁部20の上端面と対向させている。
以上の如く構成した電気接片21の作用を説明する。
まず、電池室1の奥側に電池16を装填する。これによ
り、第1の接点10と電池16が接続される。前述した第1
実施例と同様に第1の腕部8が弾性変形し、第2の接点
12が図中矢印E方向に移動する。しかし、鈎部19の下面
が梁部20の上面と当接する為、第2の接点12の矢印E方
向への移動量は第5図中記号Fにて示される量に規制さ
れる。この記号Fにて示される量は、第2の接点12が電
池17の全長よりも低い位置まで移動可能な如く、適度に
設定されている。
り、第1の接点10と電池16が接続される。前述した第1
実施例と同様に第1の腕部8が弾性変形し、第2の接点
12が図中矢印E方向に移動する。しかし、鈎部19の下面
が梁部20の上面と当接する為、第2の接点12の矢印E方
向への移動量は第5図中記号Fにて示される量に規制さ
れる。この記号Fにて示される量は、第2の接点12が電
池17の全長よりも低い位置まで移動可能な如く、適度に
設定されている。
以上の如く構成することにより本実施例は、電池室1の
奥側に電池16を装填する際に、手前側の第2の接点12が
下がり過ぎて手前側の電池17の装填を妨げることがな
く、かつ手前側の電池17に対する第2の接点12の接触圧
力をも充分有する電気接片を得ることができる。
奥側に電池16を装填する際に、手前側の第2の接点12が
下がり過ぎて手前側の電池17の装填を妨げることがな
く、かつ手前側の電池17に対する第2の接点12の接触圧
力をも充分有する電気接片を得ることができる。
次に第6図を用いて第3実施例を説明する。
本実施例においても、上述した第1、第2実施例と同部
材には同符号を付与するにとどめ、詳細な説明は省略す
る。
材には同符号を付与するにとどめ、詳細な説明は省略す
る。
電池室1の上壁面5には、装填される複数の電池の電極
間を導通させると共に電池を電池室1の下方へ付勢する
電気接片22が設けられている。この電気接片22は、基端
23が上壁面5に固定されており、この基端23から奥壁面
2に向って下降しながら延出する第1の腕部24と、この
第1の腕部24の先端より開口部3に向って折り返し延出
する第2の腕部25とより成っている。上記第1の腕部24
の先端には第1の接点26が設けられている。第2の腕部
25の先端部分は、V字状に曲折された第2の接点27が形
成されている。ここで、上記第1の接点26と第2の接点
27との位置関係は、第1の接点26は装填されるべき電池
の頂面よりも電池室1の下方側に位置し、第2の接点27
の下端は上記電池の頂面よりもやや上方に位置する様、
第1の腕部24と第2の腕部25の傾きが定められている。
間を導通させると共に電池を電池室1の下方へ付勢する
電気接片22が設けられている。この電気接片22は、基端
23が上壁面5に固定されており、この基端23から奥壁面
2に向って下降しながら延出する第1の腕部24と、この
第1の腕部24の先端より開口部3に向って折り返し延出
する第2の腕部25とより成っている。上記第1の腕部24
の先端には第1の接点26が設けられている。第2の腕部
25の先端部分は、V字状に曲折された第2の接点27が形
成されている。ここで、上記第1の接点26と第2の接点
27との位置関係は、第1の接点26は装填されるべき電池
の頂面よりも電池室1の下方側に位置し、第2の接点27
の下端は上記電池の頂面よりもやや上方に位置する様、
第1の腕部24と第2の腕部25の傾きが定められている。
次に本実施例の作用を説明する。まず電池16を電池室1
の奥側に装填する。この際、電気接片22の第1の腕部24
が弾性変形し、第1の接点26が電池16と接続されると同
時に上壁面5側に移動する。この際、第2の腕部25には
何ら力が加わらないので、第2の腕部25は略直線形状が
保たれている。これにより、第2の接点27の下端は、電
池の頂面よりも低い位置まで移動する。この状態から更
に手前側の電池17を装填すると、第2の接点27の下端は
電池17の頂面と接続される。以上で電池16,17の装填が
終了する。
の奥側に装填する。この際、電気接片22の第1の腕部24
が弾性変形し、第1の接点26が電池16と接続されると同
時に上壁面5側に移動する。この際、第2の腕部25には
何ら力が加わらないので、第2の腕部25は略直線形状が
保たれている。これにより、第2の接点27の下端は、電
池の頂面よりも低い位置まで移動する。この状態から更
に手前側の電池17を装填すると、第2の接点27の下端は
電池17の頂面と接続される。以上で電池16,17の装填が
終了する。
この状態では、第1の腕部24、第2の腕部25が、それぞ
れ弾性変形をしている。その為、電池16,17に対する電
気接片22の接触圧が保たれるのである。
れ弾性変形をしている。その為、電池16,17に対する電
気接片22の接触圧が保たれるのである。
以上の如く構成することにより本実施例は、上述した第
1、第2実施例のものより更に簡単な形状で、同様の効
果を生ずる電気接片を得ることができる。
1、第2実施例のものより更に簡単な形状で、同様の効
果を生ずる電気接片を得ることができる。
更に、第7図を用いて本考案の第4実施例を説明する。
本考案においても、上述した第1乃至第3実施例と同部
材には同符号を付与するにとどめ、詳細な説明は省略す
る。
本考案においても、上述した第1乃至第3実施例と同部
材には同符号を付与するにとどめ、詳細な説明は省略す
る。
第7図に断面図にて示す如く、電池室1の上壁面5に、
電気接片28が設けられている。この電気接片28は、略中
間部分に上方に突出する様折れ曲っている突部29を有し
ている。又、この突部29の先端は、略円形に形成された
軸部30が設けられている。この軸部30は、上壁面5に穿
設された軸受部31に回動自在に支持されている。
電気接片28が設けられている。この電気接片28は、略中
間部分に上方に突出する様折れ曲っている突部29を有し
ている。又、この突部29の先端は、略円形に形成された
軸部30が設けられている。この軸部30は、上壁面5に穿
設された軸受部31に回動自在に支持されている。
上記突部29の、奥壁面2側には、奥壁面2の方向に延出
する第1の腕部32が一体に形成されている。この第1の
腕部32の先端部33が上壁面5に弾性的に当接する様に、
第1の腕部32は曲折部34を有している。この曲折部34の
手前側には、下方に向って突出する第1の接点35が設け
られており、上記曲折部は上壁面5との間の弾性力によ
りこの第1の接点35を下方へ付勢している。
する第1の腕部32が一体に形成されている。この第1の
腕部32の先端部33が上壁面5に弾性的に当接する様に、
第1の腕部32は曲折部34を有している。この曲折部34の
手前側には、下方に向って突出する第1の接点35が設け
られており、上記曲折部は上壁面5との間の弾性力によ
りこの第1の接点35を下方へ付勢している。
上記突部29の手前側には、開口部3に向って延出する第
2の腕部36が設けられており、更にこの第2の腕部36の
先端には、第2の接点37が設けられている。
2の腕部36が設けられており、更にこの第2の腕部36の
先端には、第2の接点37が設けられている。
上記第1の接点35及び第2の接点37の位置関係は、以下
の様になっている。即ち、第1の接点35は、装填される
べき電池の頂面よりも電池室1の下方向に位置し、第2
の接点37は上記電池の頂面よりも上方に位置する様、第
1の腕部32、第2の腕部36の傾きが定められている。
の様になっている。即ち、第1の接点35は、装填される
べき電池の頂面よりも電池室1の下方向に位置し、第2
の接点37は上記電池の頂面よりも上方に位置する様、第
1の腕部32、第2の腕部36の傾きが定められている。
次に本実施例の作用を説明する。まず電池16を電池室1
の奥側に装填する。この際、曲折部34が弾性変形し、第
1の接点35が電池16の頂面と接触する様に上方へ移動す
る。この為、第2の接点37は、軸部30を回動中心として
下方へ移動し、電池17の頂面よりも低い位置にくる。更
に電池17を装填すると、第2の腕部36が弾性変形して、
第2の接点37が電池17の頂面と接触する様に上方へ移動
する。
の奥側に装填する。この際、曲折部34が弾性変形し、第
1の接点35が電池16の頂面と接触する様に上方へ移動す
る。この為、第2の接点37は、軸部30を回動中心として
下方へ移動し、電池17の頂面よりも低い位置にくる。更
に電池17を装填すると、第2の腕部36が弾性変形して、
第2の接点37が電池17の頂面と接触する様に上方へ移動
する。
電池16,17の装填が終了した時点では、曲折部34、第2
の腕部36の弾性力により、第1の接点35と電池16、及び
第2の接点37と電池17との接触圧力が得られる。
の腕部36の弾性力により、第1の接点35と電池16、及び
第2の接点37と電池17との接触圧力が得られる。
以上の如く構成されることにより本実施例においては、
略直線状の金属板をプレス等により折り曲げ等のみで製
造することができる為、前述した第1乃至第3実施例の
ものよりも簡単な工程で電気接片を製造できる。
略直線状の金属板をプレス等により折り曲げ等のみで製
造することができる為、前述した第1乃至第3実施例の
ものよりも簡単な工程で電気接片を製造できる。
以上詳述した如く構成することにより本考案は、電池の
装填前には手前側の接点が上方へ退避しており、スムー
ズに奥側に電池を装填することができる、又、電池室の
形状を複雑にする必要がなく、製作の為に余計な費用が
かからない、という顕著な効果を有する、電池室用電気
接片を得ることができる。
装填前には手前側の接点が上方へ退避しており、スムー
ズに奥側に電池を装填することができる、又、電池室の
形状を複雑にする必要がなく、製作の為に余計な費用が
かからない、という顕著な効果を有する、電池室用電気
接片を得ることができる。
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を示す断面図, 第4図は上記第1実施例をカメラに応用した場合の斜視
図, 第5図は本考案の第2実施例を示す断面図, 第6図は本考案の第3実施例を示す断面図, 第7図は本考案の第4実施例を示す断面図, 第8図乃至第9図は従来用いられていた電気接片を示す
断面図, 第10図は従来の電池室を示す断面図, である。 1……電池室 6,21,22,28……電気接片 10,26,35……第1の接点 12,27,37……第2の接点 16,17……電池
図, 第5図は本考案の第2実施例を示す断面図, 第6図は本考案の第3実施例を示す断面図, 第7図は本考案の第4実施例を示す断面図, 第8図乃至第9図は従来用いられていた電気接片を示す
断面図, 第10図は従来の電池室を示す断面図, である。 1……電池室 6,21,22,28……電気接片 10,26,35……第1の接点 12,27,37……第2の接点 16,17……電池
Claims (1)
- 【請求項1】複数の電池を、奥側から手前に順次並列し
て装填する電池室の、電気接片において、 上記電池室の奥側に設けられており、該電池室に電池が
装填されていない時は該電池の全長よりも低い位置にあ
る第1の接点と、 上記電池室の手前側に設けられており、上記第1の接点
と一体的に連結されており、上記電池室に電池が装填さ
れていない時には該第1の接点及び電池の全長よりも高
い第1の位置にあり、上記第1の接点に電池が接続され
て該第1の接点が電池の全長と同じ高さまで移動するこ
とにより、上記第1の位置よりも低い第2の位置に移動
する第2の接点と、 を具備しており、上記第1の接点と第2の接点とを、弾
性を有する導電部材にて形成したことを特徴とする電池
室用電気接片。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988114832U JPH0648750Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 電池室用電気接片 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988114832U JPH0648750Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 電池室用電気接片 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0236160U JPH0236160U (ja) | 1990-03-08 |
JPH0648750Y2 true JPH0648750Y2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=31355940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988114832U Expired - Lifetime JPH0648750Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 電池室用電気接片 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0648750Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57141377U (ja) * | 1981-03-02 | 1982-09-04 | ||
JPS63159265U (ja) * | 1987-04-07 | 1988-10-18 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP1988114832U patent/JPH0648750Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0236160U (ja) | 1990-03-08 |
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