JPH064871U - 自動販売機の押しボタンスイッチ取付け構造 - Google Patents

自動販売機の押しボタンスイッチ取付け構造

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JPH064871U
JPH064871U JP4987892U JP4987892U JPH064871U JP H064871 U JPH064871 U JP H064871U JP 4987892 U JP4987892 U JP 4987892U JP 4987892 U JP4987892 U JP 4987892U JP H064871 U JPH064871 U JP H064871U
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cylindrical case
ring
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太市 渡辺
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イズミ電子株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付け取外しが容易であり、操作パネルの伸
縮にかかわらず充分な液密性を確保し得る自動販売機の
押しボタンスイッチ取付け構造を提供することを目的と
する。 【構成】 自動販売機体の操作パネルのスイッチ取付け
用孔に、円筒状ケース部を嵌挿する押しボタンスイッチ
本体と、この押しボタンスイッチ本体の円筒状ケース部
に脱着可能に嵌着するリング状取付け固定用部材とから
成り、上記円筒状ケース部の周面には爪逃がし用平坦面
部を設け、弯曲面部の適所に溝部を形成すると共に、前
記リング状取付け固定用部材は面内にスリット孔を開口
し、このスリット孔によって分離する一方のバネ板部を
細幅状に設定し、且つ面内適所に上記溝部に対し嵌脱す
る爪部を内方向へ突設し、他方の回動用板部の適所に指
掛り部を外方向へ突設したことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動販売機の押しボタンスイッチの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来の自動販売機の押しボタンスイッチの取付け状態を示す説明図で ある。 この押しボタンスイッチは、自動販売機体Aの操作パネル面3に設けられたス イッチ取付け用孔31に押しボタンスイッチ本体1が嵌挿配備される。押しボタ ンスイッチ本体1は、先端に鍔板部12aを有する円筒状ケース部12と、この 円筒状ケース部12に対し出没可能に取付けられた操作スイッチ部(押しボタン 部)11とからなる。円筒状ケース部12の先端外周面、つまり鍔板部12a側 にOリング14が外嵌され、このOリング14の少し基端側に溝部15が一周形 成してある。 この押しボタンスイッチ本体1は、スイッチ取付け用孔31に嵌挿するとき、 操作パネル3の内側であってスイッチ取付け用孔31近傍に配備されるバネフッ ク4を、円筒状ケース部12が押し上げて通過し、鍔板部12aの内面が操作パ ネル3の外面に接面した時、バネフック4が溝部15に係止する。この状態にお いて、Oリング14はスイッチ取付け用孔31の内周面に圧接状に位置する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記、従来の押しボタンスイッチ取付け構造では、自動販売機体内側のバネフ ックによって押しボタンスイッチを取付け固定している。このため、一旦、取付 けされた押しボタンスイッチは、フックと溝部との係合を手指では外し難く、故 障修理等の際に取外しが困難である。また、押しボタンスイッチを操作パネルの スイッチ取付け用孔に嵌挿する際、Oリングが取付け孔の鋭角な角部で傷つき易 い等の不利がある。更に、操作パネルは通常、アクリル板で成形されているため 膨張収縮が大きく、スイッチ取付け用孔が伸縮しやすい。従って、スイッチ取付 け用孔の内周面に圧接するOリングの液密性が低くなる虞れがある許かりでなく 、上記フックの係合による固定ではOリングを圧接する力がなく一層液密性が劣 る等の不利があった。
【0004】 この考案は、以上のような課題を解消させ、取付け取外しが容易であり、操作 パネルの伸縮にかかわらず充分な液密性を確保し得る自動販売機の押しボタンス イッチ取付け構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】
この目的を達成させるために、この考案の自動販売機の押しボタンスイッチ取 付け構造では、次のような構成としている。 自動販売機の押しボタンスイッチ取付け構造は、自動販売機体の操作パネル面 のスイッチ取付け用孔に、円筒状ケース部を嵌挿する押しボタンスイッチ本体と 、この押しボタンスイッチ本体の円筒状ケース部に脱着可能に嵌着するリング状 取付け固定用部材とからなり、上記円筒状ケース部の周面には爪逃がし用平坦面 部を設け、弯曲面部の適所に溝部を形成すると共に、前記リング状取付け固定用 部材は面内にスリット孔を開口し、このスリット孔によって分離する一方のバネ 板部を細幅状に設定し、且つ面内適所に上記溝部に対し嵌脱する爪部を内方向へ 突設し、他方の回動用板部の適所に指掛り部を外方向へ突設したことを特徴とし ている。
【0006】 このような構成を有する自動販売機の押しボタンスイッチ取付け構造では、リ ング状取付け固定部材の内径を、押しボタンスイッチ本体の円筒状ケース部の外 径にほぼ等しく設定してある。また、円筒状ケース部の先端外周面、つまり鍔板 部裏面には、操作パネルの外面に接面するOリングが配備してある。取付けに際 しては、まず押しボタンスイッチ本体を取付け用孔に嵌挿する。これにより、鍔 板内面がOリングを介して操作パネル外面に当接する。ここで、操作パネルの内 側からリング状取付け固定部材を、円筒状ケース部に対し嵌合する。円筒状ケー ス部は、例えば左右両側面を直線状にカットした平坦面に設定してある。従って 、リング状取付け固定部材は、円筒状ケースに対し容易に外嵌し得る。リング状 取付け固定部材(リング体)の突出先端が、操作パネルの内面に接面した状態に おいて、細幅状バネ板部は操作パネルの内面に接面していない。つまり、爪部は 溝部に対し僅かに後退した位置(爪部の後端が溝部の後端より僅かに後退した位 置)にある。ここで、リング状取付け固定部材を押し付けながら回動させると、 バネ板部が操作パネル側へ撓み、爪部が溝部に嵌入する。そして、たわんだバネ 板部の先端が、操作パネルの内面に当接する。バネ板部のたわみバネ復帰性によ り、押しボタンスイッチ本体の円筒状ケース部が内方向へ強く引っ張られ、鍔板 (操作スイッチ部)と操作パネルとの間でOリングが強固に圧接され、液密性を 確保できる。
【0007】
【実施例】
図1は、この考案に係る自動販売機の押しボタンスイッチ取付け構造の具体的 な一実施例を示す分解斜視図である。
【0008】 自動販売機の押しボタンスイッチ取付け構造は、自動販売機体Aの前面操作パ ネル3のスイッチ取付け用孔31に、円筒状ケース部12を嵌挿する押しボタン スイッチ本体1と、この押しボタンスイッチ本体1の円筒状ケース部12に脱着 可能に嵌着するリング状取付け固定用部材2とからなる。
【0009】 押しボタンスイッチ本体1は、先端に鍔板部12aを備える円筒状ケース部1 2と、この円筒状ケース部12に対し、先端部が鍔板部12aより臨出するよう に内装され、且つバネで出没可能に取付けられたスイッチ操作部(押しボタン部 )11とから成る。この円筒状ケース部12には、電子部品(スイッチ部と表示 LED等)を実装した回路基板が内装してある。また、円筒状ケース部12の開 口後端部には、小径のコネクタ12bが突設してある。 この円筒状ケース部12は、左右両周面を直線状にカットして爪逃がし用平坦 面部12cとし、上下弯曲面部12dに一定長さの溝部13を形成している。こ の溝部13は、円筒状ケース部12が操作パネル3のスイッチ取付け用孔31に 嵌挿した際、パネル3の内面に対応する位置から後ろ方向へ一定幅形成してある 。また、円筒状ケース部12の先端外周面、つまり鍔板部12aの内面にはスイ ッチ取付け用孔31より大径のOリング14が嵌着してある。
【0010】 上記リング状取付け固定用部材2は、前記円筒状ケース部12の外径とほぼ等 しい内径を有するリング体21で、リング体21の幅は円筒状ケース部12に外 嵌した際に、コネクタ部12が僅かに臨出する程度に設定してある。このリング 体21の左右両側面には、面内に一定幅長さのスリット孔22を開口している。 このスリット孔22によって分離する一方のバネ板部23は、側周縁を切り欠き 、この切り欠き部23bによって細幅状に設定している。また、バネ板部23の 面内適所(長さ中央部)には、上記溝部13に対し嵌脱する爪部23aを内方向 へ突設している。この爪部23aは、溝部13幅にほぼ等しく設定してある。 更に、スリット孔22によって分離された他方の回動用板部24の適所には、 指掛り部24aが外方向へ突設してある。
【0011】 このような構成を有する自動販売機の押しボタンスイッチ取付け構造により、 押しボタンスイッチを取付ける際は、図2で示すように、まず押しボタンスイッ チ本体(円筒状ケース部12)1を取付け用孔31に嵌挿する。これにより、鍔 板12a内面がOリング14を介して操作パネル3外面に当接する。ここで、操 作パネル3の内側からリング状取付け固定部材2を、円筒状ケース部12に対し 嵌合する。円筒状ケース部12は、例えば左右両側面を直線状にカットした平坦 面12cに設定してある。従って、リング状取付け固定部材2は、円筒状ケース 部12に対し、突出する爪部23aが邪魔になることなく容易に外嵌し得る。リ ング体21の突出先端(細幅状バネ板部より突出している先端)21aが、操作 パネル3の内面に接面した状態において、細幅状バネ板部23の先端は操作パネ ル3の内面に接面していない。つまり、爪部23aは溝部13に対し僅かに後退 した位置(たわみ用切り欠き部23bにより後退した分)、爪部の後端が溝部の 後端より僅かに後退した位置にある。ここで、リング状取付け固定部材2を押し 付けながら回動させると、スリット孔22によりバネ板部23が操作バネル3側 へ撓み、爪部23aが溝部13に嵌入する。そして、たわんだバネ板部23の先 端が、操作パネル3の内面に当接する。バネ板部23のたわみバネ復帰性により 、押しボタンスイッチ本体(円筒状ケース部12)1が内方向へ強く引っ張られ 、鍔板(操作スイッチ部11)12aと操作パネル3との間でOリング14が強 固に圧接され、液密性を確保できる。
【0012】 スイッチの破損・故障等により、押しボタンスイッチを取り替え、修理する場 合は、単に取付け固定用部材2を逆回動させるだけで、溝部13から爪部23a が脱し、撓んでいたバネ板部23が現状へ復帰することで、容易に取外し得る。
【0013】
【考案の効果】
この考案では、以上のように、押しボタンスイッチ本体の円筒状ケース部の弯 曲面部に溝部を形成し、この円筒状ケース部に嵌着するリング状取付け固定用部 材の細幅状バネ板部に上記溝部に対し嵌脱する爪部を突設することとしたから、 円筒状ケース部に対し外嵌するリング状取付け固定用部材を回動させるだけの簡 単な操作で、たわみ変形するバネ板部の爪部が溝部に嵌入して取付け固定できる 。従って、押しボタンスイッチ本体の取付け取外しが容易である許かりでなく、 バネ板部のたわみ変形によるバネ復帰性で円筒状ケース部が強く内方向へ引っ張 られる分、Oリングに充分な圧接力が作用し、操作パネルの伸縮にかかわらず充 分な液密性を確保し得る等、考案目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例自動販売機の押しボタンスイッチ取付け
構造を示す分解斜視図である。
【図2】実施例自動販売機の押しボタンスイッチ取付け
構造の取付け状態を示す説明図である。
【図3】従来の自動販売機の押しボタンスイッチ取付け
構造の取付け状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 押しボタンスイッチ本体 2 リング状取付け固定用部材 3 操作パネル 12 円筒状ケース部 13 溝部 22 スリット孔 23 バネ板部 23a爪部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機体の操作パネル面のスイッチ
    取付け用孔に、円筒状ケース部を嵌挿する押しボタンス
    イッチ本体と、この押しボタンスイッチ本体の円筒状ケ
    ース部に脱着可能に嵌着するリング状取付け固定用部材
    とからなり、上記円筒状ケース部の周面には爪逃がし用
    平坦面部を設け、弯曲面部の適所に溝部を形成すると共
    に、前記リング状取付け固定用部材は面内にスリット孔
    を開口し、このスリット孔によって分離する一方のバネ
    板部を細幅状に設定し、且つ面内適所に上記溝部に対し
    嵌脱する爪部を内方向へ突設し、他方の回動用板部の適
    所に指掛り部を外方向へ突設したことを特徴とする自動
    販売機の押しボタンスイッチ取付け構造。
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