JPH0648707U - 放水用ボックス - Google Patents

放水用ボックス

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JPH0648707U
JPH0648707U JP8500792U JP8500792U JPH0648707U JP H0648707 U JPH0648707 U JP H0648707U JP 8500792 U JP8500792 U JP 8500792U JP 8500792 U JP8500792 U JP 8500792U JP H0648707 U JPH0648707 U JP H0648707U
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JP
Japan
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box
wall
fire
back plate
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JP8500792U
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学 片平
謙介 宮崎
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Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り付け作業と交換作業が簡単であり、ま
た、取り付け時期が限定されない放水用ボックスを提供
する。 【構成】 ボックス40は、壁1から前後方向に突出し
た消火配管2に取り付けられる消火栓弁5を保護するた
めに、壁1に対向して取り付けられるとともにボックス
40の背面となる背面プレート41と本体42が分離し
て形成されている。本体42は、消火栓弁5の長さ分の
側板42aと、側板42aに対して前後方向に開閉可能
に取り付けられた扉42bにより構成されている。消火
栓弁5とボックス40を取り付ける場合には、背面プレ
ート41を壁1に対して位置決めして取り付けた後に消
火栓弁5が消火配管2に取り付けられ、この作業が完了
した後本体42が背面プレート41を覆うように取り付
けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、放水用や消火栓用として壁から露出するように取り付けられる放水 用ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来例として消火隊専用の放水口のボックス4を示し、消火配管2と ボックス取り付け用のアンカーボルト3は、ビル等の建築時に各先端が壁1から 露出するように取り付けられる。ボックス4は直方体であって水平断面がコの字 型の本体と、本体の前側において開閉可能に取り付けられる扉4aにより構成さ れている。
【0003】 ボックス4の本体は、壁1に対向して取り付けられるとともにボックス4の背 面となる底板4bと、消火栓弁5の長さ分の側板4cが一体で形成されている。 底板4bには、消火栓弁5を消火配管2に取り付けるための開口4dと、ネジ6 によりボックス4を壁1側のアンカーボルト3に取り付けるための開口4eが形 成されている。
【0004】 このような構成において、消火栓弁5とボックス4を取り付ける場合には、壁 1の塗装等が完了した後、ボックス4を位置決めして取り付けた後に消火栓弁5 が消火配管2に取り付けられる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の放水用ボックス4では、底板4bと側板4cが一体 で形成されているので、ボックス4を壁1に取り付けた後消火栓弁5を消火配管 2に取り付ける際に、消火栓弁5の裏側における作業が面倒であり、また、特殊 な取り付け用工具が必要になるという問題点がある。
【0006】 また、ボックス4が何かの理由により破損した場合には、消火栓弁5を取り外 した後ボックス4を新品に交換しなければならず、作業が面倒である。なお、消 火栓弁5を取り外す場合には消火配管2の元栓を閉じる等の作業も必要になる。 さらに、壁1の塗装等が完了する前に誤ってボックス4等を取り付けた場合には 、ボックス4が塗装されることにもなりかねない。
【0007】 本考案は上記従来の問題点に鑑み、取り付け作業と交換作業が簡単であり、ま た、取り付け時期が限定されない放水用ボックスを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、壁から突出した消火配管が貫通する開口 部が形成され、壁に固定される背面プレートと、前記背面プレートに取り付けら れる側板と、前記側板に対して開閉可能に取り付けられた前扉を備えた本体とを 有することを特徴とする。
【0009】 本考案はまた、先端が横方向に配設された消火配管が貫通する開口部が形成さ れ、壁に固定される背面プレートと、前記背面プレートに取り付けられるととも に前記消火配管が貫通する開口部が形成された側板と、前記側板に対して開閉可 能に取り付けられた前扉を備えた本体とを有することを特徴とする。
【0010】
【作用】
本考案では、背面プレートが壁に取り付けられた後消火栓弁が消火配管に取り 付けられ、この作業完了後に本体が背面プレートを覆うように取り付けられる。 したがって、消火栓弁を消火配管に取り付ける際に本体が邪魔にならなくなるの で、取り付け作業と交換作業が簡単であり、また、取り付け時期が限定されない 。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1は本考案に係る放水用 ボックスの一実施例を示す分解平面図、図2は同分解斜視図である。なお、図4 に示す構成部材と同一のものには同一の参照符号を附す。 図1および図2において、消火配管2とボックス取り付け用のアンカーボルト 3は、各先端がビル等の建築時に壁1から露出するように取り付けられ、この実 施例では、消火配管2は壁1から前後方向に突出するように取り付けられている 。
【0012】 本実施例のボックス40は、壁1から前後方向に突出した消火配管2に取り付 けられる消火栓弁5を保護するために、壁1に対向して取り付けられるとともに ボックス40の背面となる背面プレート41と本体42が分離して形成されてい る。なお、背面プレート41には、消火栓弁5を消火配管2に取り付けるための 開口4dと、ネジ6によりボックス4を壁1に取り付けるための開口4eが形成 されている。
【0013】 そして、ボックス40の本体42は、消火栓弁5の長さ分の側板42aと、側 板42aに対して前後方向に開閉可能に取り付けられた扉42bにより構成され ている。 このような構成において、消火栓弁5とボックス40を取り付ける場合には、 背面プレート41を壁1に対して位置決めして取り付けた後に消火栓弁5が消火 配管2に取り付けられ、この作業が完了した後本体42が背面プレート41を覆 うように取り付けられる。
【0014】 したがって、上記実施例によれば、背面プレート41を壁1に取り付けた後に 消火栓弁5が消火配管2に取り付けられるので、未だ取り付けられていない本体 42の側板42aと扉42bが邪魔にならなくなり、したがって、消火栓弁5の 裏側における作業が簡単であり、また、特殊な取り付け用工具も不要である。 また、ボックス40の本体42が何かの理由により破損した場合には、消火栓 弁5を取り外すことなく新品に交換することができ、また、消火栓弁5を取り外 す必要がないので消火配管2の元栓を閉じる等の作業も不要になる。さらに、壁 1の塗装等が完了する前に背面プレート41等を取り付けても本体42を取り付 けない限り、塗装されることもない。
【0015】 ここで、上記実施例では、消火配管2は壁1から水平方向に突出するように取 り付けられている場合を例にして説明したが、ビルの構造上消火配管2は、任意 の方向と場所に配設される。 図3は、消火配管2が壁1に沿って露出し、その先端が横方向に配設された例 を示す。この場合には、背面プレート41aには消火配管2の先端を支持するた めのガイド41bが前方に突出するように形成され、また、本体43には消火配 管2に嵌合するように凹部43aが形成されている。なお、他の構成は上記実施 例と略同様であるので、その説明を省略する。
【0016】 この実施例においても同様に、消火栓弁5とボックス41a、43を取り付け る場合には、背面プレート41aを壁に位置決めして取り付けた後に消火栓弁5 が消火配管2に取り付けられ、この作業が完了した後本体43が背面プレート4 1aを覆うように取り付けられる。したがって、取り付け作業と交換作業が簡単 であり、また、取り付け時期が限定されない。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、壁から突出した消火配管が貫通する開口部が 形成され、壁に固定される背面プレートと、前記背面プレートに取り付けられる 側板と、前記側板に対して開閉可能に取り付けられた前扉を備えた本体とを有す るので、背面プレートが壁に取り付けられた後消火栓弁が消火配管に取り付けら れ、この作業完了後に本体が背面プレートを覆うように取り付けられる。したが って、消火栓弁を消火配管に取り付ける際に本体が邪魔にならなくなるので、取 り付け作業と交換作業が簡単であり、また、取り付け時期が限定されないという 効果がある。
【0018】 本考案はまた、先端が横方向に配設された消火配管が貫通する開口部が形成さ れ、壁に固定される背面プレートと、前記背面プレートに取り付けられるととも に前記消火配管が貫通する開口部が形成された側板と、前記側板に対して開閉可 能に取り付けられた前扉を備えた本体とを有するので、背面プレートが壁に取り 付けられた後消火栓弁が消火配管に取り付けられ、この作業完了後に本体が背面 プレートを覆うように取り付けられる。したがって、消火栓弁を消火配管に取り 付ける際に本体が邪魔にならなくなるので、取り付け作業と交換作業が簡単であ り、また、取り付け時期が限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る放水用ボックスの一実施例を示す
分解平面図
【図2】同分解斜視図
【図3】第2の実施例を示す分解斜視図
【図4】従来の放水用ボックスを示す分解平面図
【符号の説明】
1:壁 2:消火配管 3:アンカーボルト 4d,4e:開口 5:消火栓弁 6:ボルト 40:ボックス 41,41a:背面プレート 41b:ガイド 42,43:本体 42a:側板 42b:扉 43a:開口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁から突出した消火配管が貫通する開口部
    が形成され、壁に固定される背面プレートと、 前記背面プレートに取り付けられる側板と、前記側板に
    対して開閉可能に取り付けられた前扉を備えた本体とを
    有する放水用ボックス。
  2. 【請求項2】先端が横方向に配設された消火配管が貫通
    する開口部が形成され、壁に固定される背面プレート
    と、 前記背面プレートに取り付けられるとともに前記消火配
    管が貫通する開口部が形成された側板と、前記側板に対
    して開閉可能に取り付けられた前扉を備えた本体とを有
    する放水用ボックス。
JP1992085007U 1992-12-10 1992-12-10 放水口用等の露出ボックス Expired - Fee Related JP2542705Y2 (ja)

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JP2542705Y2 JP2542705Y2 (ja) 1997-07-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110409761A (zh) * 2019-08-02 2019-11-05 中冶天工集团天津有限公司 一种暗装消防箱及其安装方法
KR102110714B1 (ko) * 2019-07-11 2020-05-13 국제엔지니어링 주식회사 옥내소화전 소방호스용 가이더
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