JPH0648610A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0648610A
JPH0648610A JP4203654A JP20365492A JPH0648610A JP H0648610 A JPH0648610 A JP H0648610A JP 4203654 A JP4203654 A JP 4203654A JP 20365492 A JP20365492 A JP 20365492A JP H0648610 A JPH0648610 A JP H0648610A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
paper
medium
holding
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JP4203654A
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English (en)
Inventor
Ayako Yamazaki
綾子 山嵜
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、大容量給紙装置を有する複写機に
おいて、大容量給紙装置内の用紙の残量を簡単に把握で
きるようにすることを最も主要な特徴とする。 【構成】たとえば、複写機の電源が投入されると、PF
C−CPU81は、下側検知器64の出力をチェックす
る。もし、オフの場合には、トレイモータ62を制御し
てトレイ61を降下させる。そして、下側検知器64の
出力がオンになった後、今度は、トレイモータ62によ
りトレイ61を上昇させる。また、このときのトレイ6
1の上昇時間を計測し、ROM83内のテーブルデータ
と比較することで、用紙残量に応じた残量データを求め
る。そして、求めた残量データをMAIN−CPU71
に送り、紙残量分だけのコントロールパネル73上の表
示枠を点灯させる構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばトレイによ
り用紙が上下動する大容量給紙装置を有する複写機など
の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機には、被画像形成媒体とし
ての用紙を、たとえば1000枚まで収納できる大容量
給紙装置(LCC)を着脱可能とするものが開発されて
いる。このような大容量給紙装置を用いた場合、これに
使用頻度の高いサイズの用紙をセットすることで、用紙
補給の回数を削減できるといったメリットがある。
【0003】しかしながら、従来の大容量給紙装置にあ
っては、エンプティスイッチ(用紙検知器)によって用
紙の有無を検知することはできても、用紙の残量を知る
ことはできなかった。このため、用紙補給のタイミング
がつかみづらいなどの問題があった。
【0004】また、大容量給紙装置のサイドに窓を設
け、内部の用紙残量が外部より目視できるようにしたも
のも考え出されてはいるが、大容量給紙装置の装着位置
によって非常に見にくいものとなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、大容量給紙装置内における用紙の残量を検
知する手段がなかったため、結局、コピー動作の停止に
より用紙切れを知って用紙の補給を行うことになり、作
業性の面で著しく能率が下がるという欠点があった。
【0006】そこで、この発明は、残量検知のための専
用のセンサなどを追加することなく、安価に検出し得、
それを常に確認できるようにすることで補給作業などの
能率の向上が可能な画像形成装置を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の画像形成装置にあっては、被画像形成
媒体上に画像の形成を行う画像形成装置本体と、この画
像形成装置本体に着脱自在に設けられ、前記画像形成装
置本体に対して供給すべき大量の被画像形成媒体を収納
してなる大容量給紙装置とからなるものにおいて、被画
像形成媒体を保持する保持手段と、この保持手段を、基
準となる第1の位置から、保持されている被画像形成媒
体が前記画像形成装置本体に対して供給可能となる第2
の位置まで移動する移動手段と、この移動手段によって
前記保持手段が前記第1の位置から前記第2の位置まで
移動されるのに要した時間を計測する計測手段と、この
計測手段で計測された時間をもとに、前記保持手段に保
持されている被画像形成媒体の量を算出する算出手段
と、この算出手段で算出された、前記保持手段に保持さ
れている被画像形成媒体の量を表示する表示手段とから
構成されている。
【0008】また、この発明の画像形成装置にあって
は、被画像形成媒体上に画像の形成を行う画像形成装置
本体と、この画像形成装置本体に着脱自在に設けられ、
前記画像形成装置本体に対して供給すべき大量の被画像
形成媒体を収納してなる大容量給紙装置とからなるもの
において、前記大容量給紙装置は、被画像形成媒体を保
持する保持手段と、この保持手段を、基準となる第1の
位置から、保持されている被画像形成媒体が前記画像形
成装置本体に対して供給可能となる第2の位置まで移動
する移動手段と、前記保持手段が前記第1の位置にある
ことを検知して第1の信号を出力する第1の検知手段
と、前記保持手段が前記第2の位置にあることを検知し
て第2の信号を出力する第2の検知手段と、前記移動手
段によって前記保持手段が移動されているときに、前記
第1の検知手段からの前記第1の信号の出力が停止して
から前記第2の検知手段からの前記第2の信号の出力が
開始されるまでに要した時間を計測する計測手段と、こ
の計測手段で計測された時間をもとに、前記保持手段に
保持されている被画像形成媒体の量を算出する算出手段
とを有し、前記画像形成装置本体は、前記算出手段で算
出された、前記保持手段に保持されている被画像形成媒
体の量を表示する表示手段を有する構成とされている。
【0009】さらに、この発明の画像形成装置にあって
は、被画像形成媒体上に画像の形成を行う画像形成装置
本体と、この画像形成装置本体に着脱自在に設けられ、
前記画像形成装置本体に対して供給すべき大量の被画像
形成媒体を収納してなる大容量給紙装置とからなるもの
において、被画像形成媒体の種類を選択する選択手段
と、この選択手段によって選択された種類の被画像形成
媒体を保持する保持手段と、この保持手段を、基準とな
る第1の位置から、保持されている被画像形成媒体が前
記画像形成装置本体に対して供給可能となる第2の位置
まで移動する移動手段と、この移動手段によって前記保
持手段が前記第1の位置から前記第2の位置まで移動さ
れるのに要した時間を計測する計測手段と、この計測手
段で計測された時間と前記選択手段によって選択された
被画像形成媒体の種類とをもとに、前記保持手段に保持
されている被画像形成媒体の量を算出する算出手段と、
この算出手段で算出された、前記保持手段に保持されて
いる被画像形成媒体の量を表示する表示手段とから構成
されている。
【0010】
【作用】この発明は、上記した手段により、大容量給紙
装置内に残る被画像形成媒体の量を常に把握できるよう
になるため、被画像形成媒体切れを知ってから補給作業
を始めるといった作業能率の悪さを改善し得るものであ
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本発明にかかる複写機の内部
構成を示すものである。
【0012】すなわち、複写機本体11内の略中央部に
は、感光体ドラム(像担持体)12が回転自在に設けら
れている。この感光体ドラム12の周囲部には、その回
転方向に沿って、順次、帯電チャージャ13、露光部1
4、現像器15,16、転写チャージャ17、剥離チャ
ージャ18、クリーナ19、および除電器20が配設さ
れている。
【0013】また、上記複写機本体11内の上部には露
光系21が設けられている。この露光系21は、露光ラ
ンプ22、第1,第2,第3の反射ミラー23,24,
25、変倍用レンズブロック26、第4,第5,第6の
反射ミラー27,28,29によって構成されている。
【0014】上記複写機本体11は、デスク51上に分
離可能に載置されている。そして、このデスク51の内
部には、給紙カセット30,31がフロント側から出入
自在に設けられている。
【0015】また、上記複写機本体11の一側部には、
たとえば1000枚の用紙(被画像形成媒体)を収納す
ることが可能な大容量給紙装置(LCC)52が着脱自
在に設けられている。この大容量給紙装置52には、最
も使用頻度の高い用紙(たとえば、A4サイズ)Pをセ
ットするようにすれば、用紙切れの生じる回数を減らす
ことができる。
【0016】大容量給紙装置52の上面部には手差給紙
部53が設けられているとともに、上部カバー52aを
備え、この上部カバー52aが手差給紙部53のガイド
として兼用されている。
【0017】また、上記大容量給紙装置52は給紙ロー
ラ52bおよび分離ローラ52cを備え、これら給紙ロ
ーラ52bおよび分離ローラ52cは上記手差給紙部5
3の給紙ローラおよび分離ローラとして兼用されてい
る。
【0018】さらに、上記大容量給紙装置52には、上
記用紙Pを載置する保持手段としてのトレイ61、この
トレイ61を上下動するエレベータ機構(図示していな
い)、このエレベータ機構を駆動することによってトレ
イ61を上下動するトレイモータ62、および上記給紙
ローラ52bを回転する給紙モータ63が設けられてい
る。
【0019】そして、上記トレイ61が初期位置(基準
位置)としての下方部位に位置していることを検知する
下側検知器(ボトムスイッチ)64、上記トレイ61上
の用紙Pの上端の高さが所定位置(供給位置)か否かを
検知する高さ検知器(トップスイッチ)65、上記トレ
イ61上に用紙Pが載置されているか否かをトレイ61
の切欠け部(図示していない)を利用して検知する用紙
検知器(ペーパエンプティスイッチ)66が設けられて
いる。
【0020】なお、52dは、図示矢印方向に開閉自在
に設けられた用紙補給のためのLCCドアであり、52
eは、上記LCCドアの開閉を検知するためのドアスイ
ッチである。
【0021】上記高さ検知器65は、上記給紙ローラ5
2bの上下への動きに連動して動くアクチュエータ(図
示していない)の位置に応じて、検知信号を出力するも
のであり、たとえばフォトインタラプタとシュミットト
リガ回路で構成されている。これにより、高さ検知器6
5からは、ハイレベルの信号またはローレベルの信号の
いずれかしか出力されないようになっている。
【0022】上記給紙カセット30,31、大容量給紙
装置52あるいは手差給紙部53から給紙された用紙P
は、上記複写機本体11内に設けられた用紙搬送路32
に沿って搬送されるようになっている。
【0023】前記用紙搬送路32には、用紙Pの搬送方
向に沿って、順次、レジストローラ33、上記転写,剥
離チャージャ17,18、搬送ベルト34、定着器3
5、排紙ローラ対36が配設されている。
【0024】また、上記複写機本体11の上面部には原
稿載置台38が設けられ、この原稿載置台38上には原
稿送り部39が開閉自在に設けられている。この原稿送
り部39は、原稿トレイ40上の原稿を1枚ずつ取り出
す取出部41と、この取出部41からの原稿を搬送して
原稿載置台38上に載置するとともに、原稿載置台38
上に載置されている原稿を排出トレイ42上に排出する
搬送部43とから構成されている。上記取出部41内に
は、原稿が原稿トレイ40上に設定されているか否かを
検知する検知器44が設けられている。
【0025】一方、上記複写機本体11の排紙部には、
ソータ装置45が一体的に組み込まれている。このソー
タ装置45は、上下方向に所定間隔を存して配設された
複数のビン46,…と、これらビン46,…と上記排紙
ローラ対36との間に設けられたゲート手段47とによ
って構成されている。上記ゲート手段47は、伸縮自在
かつ回動自在なガイド体48を備え、このガイド体48
の回動端には排出ローラ対49が設けられている。
【0026】また、上記ビン46,…の下部には、上記
ゲート手段47とで連続反転手段を構成する反転トレイ
54が設けられている。この反転トレイ54上には、上
下動かつ正逆回転自在な反転ローラ55と、回動自在な
切換えゲート56とが設けられ、さらに、上記排出ロー
ラ対49の下方部には送りローラとしてのアイドルロー
ラ57が設けられている。
【0027】上記アイドルローラ57は、上記ゲート手
段47が最下段に移動されたとき、その排出ローラ対4
9が転接して上記スタッカ58の排紙ローラとして兼用
される。これにより、直接、用紙Pがスタッカ58内に
送り込まれるようになっている。
【0028】しかして、通常のコピー時には、原稿載置
台38に載置された原稿が露光系21によって光走査さ
れ、その反射光が帯電チャージャ13により表面が帯電
された感光体ドラム12上に結像されて静電潜像が形成
される。この静電潜像は、現像器15または現像器16
によって現像剤(トナー)が供給されることにより、顕
像化される。
【0029】このとき、給紙カセット30,31、大容
量給紙装置52、あるいは手差給紙部53から用紙Pが
供給され、この用紙Pが感光体ドラム12と転写チャー
ジャ17との間の画像転写部12aに送られることによ
り、感光体ドラム12上のトナー像が用紙Pに転写され
る。
【0030】このトナー像が転写された用紙Pは、剥離
チャージャ18の作用により感光体ドラム12から剥離
され、搬送ベルト34により定着器35へと送られ、こ
こで画像が定着される。
【0031】この画像が定着された用紙Pは、排紙ロー
ラ対36を介して排出され、ソータ装置45のゲート手
段47を介して、その最上段のビン46上に排出される
ことになる。
【0032】また、原稿を複数部コピーしてソートする
場合には、ゲート手段47が上下方向に回動され、その
排出ローラ対49を介して定着後の用紙Pが各ビン4
6,…に選択的に送り込まれてソートされることにな
る。
【0033】また、両面コピーする場合には、ゲート手
段47が最下端に回動され、その排出ローラ対49の下
部側がアイドルローラ57に当接されるとともに、反転
ローラ55および切換えゲート56が上方へ移動され
る。そして、定着器35から送られてくる画像定着済み
の用紙Pが、排出ローラ対49を介して反転トレイ54
上に送られる。
【0034】次いで、反転ローラ55が逆回転されなが
ら下降されて用紙Pに接触され、用紙Pの後端が排紙ロ
ーラ対36から外れると、反転ローラ55がストップさ
れるとともに、ゲート56が下方に回動され、その回動
端で用紙Pが下方に打ち落とされる。
【0035】この後、反転ローラ55が逆回転され、用
紙Pが排出ローラ対49とアイドルローラ57との間に
送られて挟持搬送される。こうして、用紙Pが挟持搬送
されると、切換えゲート56および反転ローラ55が上
昇される。
【0036】このとき、次の用紙Pが排出ローラ対49
に送られ、反転トレイ54上に先の用紙Pとオーバラッ
プした状態で送り込まれる。また、先の用紙Pは、排出
ローラ対49とアイドルローラ57とによって挟持搬送
され、直接、スタッカ58へと導入される。
【0037】このスタッカ58にて、一旦、スタックさ
れた一方面に対して画像の定着された用紙Pが、今度は
他方面を感光体ドラム12の周面に対向する状態で、再
度、感光体ドラム12と転写チャージャ17との間の画
像転写部12aに送られることにより、同様にして、用
紙Pの他方面に対する画像の形成が行われる。図2は、
複写機の制御回路の要部を示すものである。
【0038】すなわち、複写機本体11内には、複写機
の全体を制御する主制御部としてのMAIN−CPU7
1が設けられている。このMAIN−CPU71には、
前記した露光系21や転写チャージャ17などのコピー
動作に必要な複写機構72、コントロールパネル73、
および前記の大容量給紙装置52を制御する給紙コント
ローラを構成するPFC−CPU81などが接続されて
いる。
【0039】コントロールパネル73には、コピー枚数
の設定などを行うテンキー、倍率や濃度の設定などを行
う各種の操作入力部のほか、コピー枚数や倍率、および
「コピーできます」などの操作案内などを表示する表示
部(たとえば、LCD)などが設けられている。
【0040】上記PFC−CPU81には、上記した各
種の検知器64,65,66、トレイ61を上下動させ
るためのトレイモータ62、RAM82、ROM83、
およびセットされている用紙Pの種類を入力する紙種入
力キー84などが接続されている。
【0041】上記RAM82は、たとえばトレイ61の
基準位置(ボトム位置)から用紙Pの給紙可能位置まで
の上昇時間を計測した結果としてのチェックタイムデー
タなどを記憶するものである。
【0042】上記ROM83は、主に、上記チェックタ
イムデータに対応する残量データ、つまり用紙Pの残量
に対応するチェックタイムの時間幅に応じて点灯すべき
表示枠の個数をテーブルとして記憶するものである。
【0043】なお、本実施例では、大容量給紙装置52
にセット可能な1000枚の用紙Pを100枚単位に分
け、LCC紙残量を10段階で点灯表示するようになっ
ている。
【0044】また、セットされる用紙Pの種類(厚さ)
に応じて個々にテーブルを用意しておき、これを上記の
紙種入力キー84によりセットされている用紙Pの種類
に応じて選択切り換えるようにしている。図3は、上記
したコントロールパネル73における表示部の例を示す
ものである。
【0045】すなわち、この表示部73aには、コピー
の倍率、枚数、および「コピーできます」などの案内の
ほか、LCC紙残量として大容量給紙装置52内に残る
用紙Pのおおよその量が、10個の表示枠のうちの点灯
枠の数により表示されるようになっている。図4は、上
記のROM83に記憶されるテーブルの例を示すもので
ある。
【0046】同図(a)は、たとえば用紙PとしてTE
G紙(A4サイズ)を用いた場合であり、セット枚数を
100枚単位としたときのトレイ61が、下側検知器6
4をオンしてから高さ検知器65をオンして停止するま
での各時間(チェックタイム幅)と、それを10段階の
用紙残量に変換した値(残量データ)とが対応付けられ
て記憶されている。
【0047】同図(b)は、たとえば用紙Pとしてハン
マーミル紙(LTサイズ)を用いた場合であり、セット
枚数を100枚単位としたときのトレイ61が、下側検
知器64をオンしてから高さ検知器65をオンして停止
するまでの時間と、それを10段階の用紙残量に変換し
た値とが対応付けられて記憶されている。
【0048】たとえば、チェックタイムが「4.45」
だとすると、TEG紙の場合には、残量データとしての
「3」により、またハンマーミル紙の場合には、残量デ
ータとしての「4」により、上記表示部73aの表示枠
が点灯されることになる。
【0049】この場合、残量データは、先に述べたよう
に、大容量給紙装置52への総セット枚数(1000
枚)に対して10分割した値であるから、この表示枠の
点灯枠数よりおおよその紙残量(イニシャライズ時)を
知ることができる。なお、本実施例では、上記チェック
タイムの幅を実測データにもとづき、かつバラツキを考
慮した上で決定している。次に、上記した構成における
動作について説明する。図5は、イニシャライズ時の大
容量給紙装置52における初期動作の流れを示すもので
ある。
【0050】たとえば今、複写機本体11の電源がオン
されたとする。すると、PFC−CPU81により、下
側検知器64の検知出力がチェックされ、トレイ61が
ボトム位置にあるか否かが判断される。
【0051】トレイ61がボトム位置にない場合、つま
り下側検知器64の出力がオフの場合には、PFC−C
PU81によってトレイモータ62が駆動されることに
より、トレイ61がボトム位置まで下降される。
【0052】トレイ61がボトム位置にある場合、もし
くはボトム位置まで移動されたトレイ61は、PFC−
CPU81によってトレイモータ62が駆動されること
によって上昇される。また、このとき、残量検知のため
のタイマ(図示していない)のカウントアップが開始さ
れる。一方、高さ検知器65から検知信号(オン信号)
が供給されると、PFC−CPU81によりトレイモー
タ62のブレーキが掛け始められる。
【0053】そして、用紙検知器66により用紙検知信
号(オン信号)が供給されている場合、PFC−CPU
81によって、さらに50msの間、トレイモータ62
にブレーキが掛けられる。
【0054】この後、PFC−CPU81により、トレ
イモータ62が駆動されることによって、トレイ61は
下降される。そして、高さ検知器65からの検知信号
(オン信号)が供給されなくなった際に、トレイモータ
62がオフされ、トレイ61は待機状態となる。また、
このとき、残量検知のためのタイマのカウントアップ
(チェックタイムの計測)が終了される。
【0055】トレイ61の待機状態は、PFC−CPU
81よりMAIN−CPU71に対して通知される。こ
の状態で、コントロールパネル73によって大容量給紙
装置52からの給紙が選択されると、それがMAIN−
CPU71より通知されることにより、PFC−CPU
81によってトレイモータ62が駆動される。そして、
トレイ61が上昇され、高さ検知器65からの検知信号
(オン信号)の供給により、トレイモータ62のブレー
キが掛けられることにより、トレイ61上の一番上の用
紙Pが給紙可能状態となって、トレイ61は停止され
る。
【0056】また、大容量給紙装置52からの用紙Pに
対するコピー動作がすべて終了したことがMAIN−C
PU71より通知されると、PFC−CPU81の制御
により、トレイ61は再び待機状態の位置まで下降され
る。
【0057】また、用紙検知器66による用紙検知が行
われた際に、用紙なしが検知された場合、PFC−CP
U81により、さらに50msの間、トレイモータ62
にブレーキが掛けられる。そして、再度、トレイモータ
62が駆動されることにより、トレイ61はボトム位置
まで下降される。
【0058】下側検知器64から検知信号(オン信号)
が供給された際、PFC−CPU81によりトレイモー
タ62がオフされるとともに、MAIN−CPU71に
対して紙なしが通知されることにより、上記コントロー
ルパネル73の表示部73aにより用紙切れがサービス
コールされる。
【0059】また、トレイ61の上昇を開始してから1
0秒以上経過しても高さ検知器65からの検知信号が得
られない場合、上記と同様にして、エラーがサービスコ
ールされる。
【0060】また、トレイ61の下降を開始してから1
0秒以上経過しても下側検知器64からの検知信号が得
られなかった場合、上記と同様にして、エラーがサービ
スコールされる。
【0061】さらに、トレイ61の下降を開始してから
10秒以上経過しても高さ検知器65からの検知信号が
オフとならなかった場合、上記と同様にして、エラーが
サービスコールされる。
【0062】なお、上記したチェックタイムの計測は、
電源オン時に限らず、LCCドア52dの閉時、または
LCC給紙ジャムのジャム処理後など、トレイ61をボ
トム位置を基準位置として上昇させる際に行われるもの
である。図6は、残量表示にかかる処理の流れを示すも
のである。
【0063】すなわち、上記PFC−CPU81では、
まず、上述したトレイ61の上昇時間を計測したチェッ
クタイムの検出が終了すると、それがRAM82内に格
納される。
【0064】そして、このRAM82内に格納されたチ
ェックタイムデータが、上記ROM83に格納されてい
るテーブルデータと比較されることにより、残量データ
への変換が行われる。
【0065】このとき、上述の如く、上記ROM83内
のテーブルデータが、大容量給紙装置52内にセットさ
れている用紙Pの種類に対応する、上記紙種入力キー8
4からの入力に応じて選択されるようになっている。上
記得られた残量データは、このPFC−CPU81から
MAIN−CPU71に送られる。
【0066】上記PFC−CPU81からの残量データ
を受けたMAIN−CPU71では、その残量データを
もとにコントロールパネル73の表示部73aを制御し
てLCC紙残量の表示枠を点灯させることにより、用紙
Pの残量の表示が行われる。
【0067】こうして、紙残量分だけの表示枠の点灯に
より、大容量給紙装置52内に残る用紙Pのおおよその
枚数が、複写機本体11のコントロールパネル73の表
示部73a上に表示される。これにより、複写機を操作
しつつ、常に残量の確認が容易に可能となる。図7は、
複写機本体11のコピー動作にともなう残量表示の制御
の流れを示すものである。
【0068】たとえば、複写機本体11のコピー動作中
においては、大容量給紙装置52からの給紙に対するコ
ピー動作信号(RQF数)が、MAIN−CPU71よ
りPFC−CPU81に供給されるようになっている。
【0069】すると、PFC−CPU81では、このR
QF数より大容量給紙装置52からの給紙に対するコピ
ー枚数のカウントが行われる。そして、このカウント
値、つまりコピー枚数が100枚を越えたところで、も
との残量データが1つカウントダウンされる。
【0070】このとき、ダウンされた残量データが
「0」か否かがチェックされる。そして、もし残量デー
タが「0」でない場合には、コントロールパネル73上
のLCC紙残量のすでに点灯されている表示枠の1つを
消灯させるよう、PFC−CPU81からMAIN−C
PU71に対して指示が出される。
【0071】すなわち、コピー枚数が100枚を越える
ごとに、1ランク下の残量データがPFC−CPU81
からMAIN−CPU71に出力され、残量表示の更新
が行われる。
【0072】また、残量データが「0」の場合には、用
紙検知器66の出力がチェックされる。そして、もしオ
フの場合には、紙なし検知信号がPFC−CPU81か
らMAIN−CPU71に出力されることにより、コン
トロールパネル73の表示部73a上に補給メッセージ
の表示が行われる。上記したように、大容量給紙装置内
に残る用紙の量を常に把握できるようにしている。
【0073】すなわち、トレイモータの駆動力は用紙の
残量の違いによる質量の変化に対して一定であり、モー
タの回転量とトレイの移動量とは比例するため、LCC
の高さから用紙の高さを引いた距離がトレイの上昇距離
となることを利用し、トレイモータのオン時間を計測す
ることで用紙の残量を割り出すとともに、これをコント
ロールパネル上に表示できるようにしている。これによ
り、コピーの操作をしながら、常に大容量給紙装置にお
ける用紙の残量の把握が可能となるため、被画像形成媒
体切れを知ってから補給作業を始めるといった作業能率
の悪さを改善し得る。したがって、残量検知のための専
用のセンサなどを追加することなく、安価に検出し得、
それを常に確認できるようにすることで補給作業などの
能率の向上が図れるものである。
【0074】なお、上記実施例においては、チェックタ
イムの検出をトレイの上昇時間を計測することで求める
ようにしたが、これに限らず、たとえば給紙可能な位置
からボトム位置までの降下時間を計測することでも求め
ることができる。また、両CPUにおける処理の分担、
残量データの分割数や表示の方法などについても、上記
実施例に限定されるものではない。
【0075】さらに、トレイモータのオン時間のバラツ
キ、または用紙の種類の違いによる厚みのバラツキなど
を、適宜、キー入力により補正できるようにすることも
可能である。その他、この発明の要旨を変えない範囲に
おいて、種々変形実施可能なことは勿論である。
【0076】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、残量検知のための専用のセンサなどを追加すること
なく、安価に検出し得、それを常に確認できるようにす
ることで補給作業などの能率の向上が可能な画像形成装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる複写機を概略的に
示す構成図。
【図2】同じく、複写機の制御回路の要部を示すブロッ
ク図。
【図3】同じく、残量表示の例を示す図。
【図4】同じく、テーブルデータの一例を示す図。
【図5】同じく、大容量給紙装置における初期動作の流
れを説明するために示すフローチャート。
【図6】同じく、残量表示にかかる処理の流れを説明す
るために示すフローチャート。
【図7】同じく、コピー動作にともなう残量表示の制御
の流れを説明するために示すフローチャート。
【符号の説明】
11…複写機本体、52…大容量給紙装置、61…トレ
イ、62…トレイモータ、64…下側検知器、65…高
さ検知器、66…用紙検知器、71…MAIN−CP
U、73…コントロールパネル、73a…表示部、81
…PFC−CPU、82…RAM、83…ROM。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被画像形成媒体上に画像の形成を行う画
    像形成装置本体と、この画像形成装置本体に着脱自在に
    設けられ、前記画像形成装置本体に対して供給すべき大
    量の被画像形成媒体を収納してなる大容量給紙装置とか
    らなる画像形成装置において、 被画像形成媒体を保持する保持手段と、 この保持手段を、基準となる第1の位置から、保持され
    ている被画像形成媒体が前記画像形成装置本体に対して
    供給可能となる第2の位置まで移動する移動手段と、 この移動手段によって前記保持手段が前記第1の位置か
    ら前記第2の位置まで移動されるのに要した時間を計測
    する計測手段と、 この計測手段で計測された時間をもとに、前記保持手段
    に保持されている被画像形成媒体の量を算出する算出手
    段と、 この算出手段で算出された、前記保持手段に保持されて
    いる被画像形成媒体の量を表示する表示手段とを具備し
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 被画像形成媒体上に画像の形成を行う画
    像形成装置本体と、この画像形成装置本体に着脱自在に
    設けられ、前記画像形成装置本体に対して供給すべき大
    量の被画像形成媒体を収納してなる大容量給紙装置とか
    らなる画像形成装置において、 前記大容量給紙装置は、 被画像形成媒体を保持する保持手段と、 この保持手段を、基準となる第1の位置から、保持され
    ている被画像形成媒体が前記画像形成装置本体に対して
    供給可能となる第2の位置まで移動する移動手段と、 前記保持手段が前記第1の位置にあることを検知して第
    1の信号を出力する第1の検知手段と、 前記保持手段が前記第2の位置にあることを検知して第
    2の信号を出力する第2の検知手段と、 前記移動手段によって前記保持手段が移動されていると
    きに、前記第1の検知手段からの前記第1の信号の出力
    が停止してから前記第2の検知手段からの前記第2の信
    号の出力が開始されるまでに要した時間を計測する計測
    手段と、 この計測手段で計測された時間をもとに、前記保持手段
    に保持されている被画像形成媒体の量を算出する算出手
    段とを有し、 前記画像形成装置本体は、 前記算出手段で算出された、前記保持手段に保持されて
    いる被画像形成媒体の量を表示する表示手段を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 被画像形成媒体上に画像の形成を行う画
    像形成装置本体と、この画像形成装置本体に着脱自在に
    設けられ、前記画像形成装置本体に対して供給すべき大
    量の被画像形成媒体を収納してなる大容量給紙装置とか
    らなる画像形成装置において、 被画像形成媒体の種類を選択する選択手段と、 この選択手段によって選択された種類の被画像形成媒体
    を保持する保持手段と、 この保持手段を、基準となる第1の位置から、保持され
    ている被画像形成媒体が前記画像形成装置本体に対して
    供給可能となる第2の位置まで移動する移動手段と、 この移動手段によって前記保持手段が前記第1の位置か
    ら前記第2の位置まで移動されるのに要した時間を計測
    する計測手段と、 この計測手段で計測された時間と前記選択手段によって
    選択された被画像形成媒体の種類とをもとに、前記保持
    手段に保持されている被画像形成媒体の量を算出する算
    出手段と、 この算出手段で算出された、前記保持手段に保持されて
    いる被画像形成媒体の量を表示する表示手段とを具備し
    たことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011051767A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Ricoh Co Ltd 給紙装置、画像形成装置、及び用紙残量検知方法
JP2011246258A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Kyocera Mita Corp 用紙残量検出装置、画像形成装置
CN103660586A (zh) * 2012-08-29 2014-03-26 柯尼卡美能达株式会社 图像形成装置以及使用了led 的耗材的余量通知方法

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