JP2011051767A - 給紙装置、画像形成装置、及び用紙残量検知方法 - Google Patents

給紙装置、画像形成装置、及び用紙残量検知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】部品の増加を招くことなく、ほぼ無段階でリアルタイムに用紙残量を検知する。
【解決手段】用紙が載置される底板の給紙側端部を上昇させることにより用紙をピックアップローラに押し当て、前記ローラが用紙に当接する前から前記ローラを給紙方向に回転させて用紙を送り出す給紙部を有する給紙装置において、給紙部の用紙搬送方向下流部にあって用紙の先端を検知するレジストセンサを備え、用紙給送時、用紙1枚毎に前記ローラへの押圧と離間を行わせて給紙する際、底板上に最大枚数載置された用紙がローラへ接触するタイミングよりも前の予め設定されたタイミングからレジストセンサがローラによって給紙されて用紙の先端を検知するまでの時間Tnに基づいて用紙の残量を演算する。
【選択図】図4

Description

本発明は、用紙、転写紙、OHPシートなどのシート状記録媒体を後段に供給する給紙装置、この給紙装置を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、プロッタ、デジタル複合機などの画像形成装置、及び前記給紙装置で実行される用紙残量検知方法に関する。
近年、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置においては、用紙積載可能枚数をより増加させ、ユーザによる用紙セット回数を減らし、あるいは用紙の残量検知を多段階で行えるようにするなど、操作性を向上させるための機能が多く求められてきている。
従来の用紙の残量検知を多段階で検出する残量検知では、
1)用紙の上昇運動に連動して遮蔽板が上昇するようにし、遮蔽板の位置を検出するための複数のセンサを設け、用紙積載量が遮蔽板で遮蔽されているセンサの数によって検出するもの、
2)用紙の上昇運動のための上昇モータの回転部にエンコーダを設け、エンコーダのスリットをセンサによって計測し、センサからのパルス数(回転角、移動量)から用紙積載量を検出するもの、
3)上昇モータにステッピングモータを用い、モータ駆動パルス数(回転角、移動量)から用紙積載量を検出するもの、
などが提案されている。
具体的には、例えば特許文献1ないし3に記載された発明が公知である。このうち特許文献1(特許第4015860号公報)には、昇降自在に給紙カセット内に設けられ用紙を積載する底板と、前記給紙カセットが装着された場合に前記底板を上昇させる一方、取り外された場合に前記底板を降下させるように回動する昇降手段と、この昇降手段の回動に連動し前記昇降手段の回動軸と直交する方向に扇形状に広がった面とこの面の外周辺から前記給紙カセットの挿入方向に突出する外周突出面とこの外周突出面に設けられた切り欠き部とを有する残量検知手段と、前記外周突出面と切り欠き部の位置を検知し前記残量検知手段の回動に応じてオン/オフを出力する所定の位置に設けられた複数のセンサと、前記残量検知手段の回動が停止した時点で前記複数のセンサから出力されたオン/オフの組合せに基づき用紙残量を判定する判定手段とを具備し、前記給紙カセットの装着時に前記複数のセンサの少なくとも1つが必ずオンするように配置したことを特徴とする用紙残量検知装置が開示されている。
また、特許文献2(特開2000−118792号公報)には、用紙を給紙カセットの底板に支持させ、該底板の給紙側端部を上昇させることにより給紙ローラに上記用紙を押圧し、該給紙ローラを回転させて用紙を送り出す給紙装置において用いる用紙残量検知装置であって、用紙の有無により回動する第1の突出部を有する第1のアクチュエータと、上記底板の高さにより回動する第2の突出部を有する第2のアクチュエータと、上記第1、第2の突出部の回動軌跡上にそれぞれ配置する複数個の突出部検知手段とを備え、上記第1、第2の突出部の回動軌跡の少なくとも一部を一致させ、上記突出部検知手段による上記突出部の検知情報を用いて、上記給紙カセット内の用紙の残量及び有無を検知可能とした用紙残量検知装置が開示されている。
さらに、特許文献3(特開2000−16639号公報)には、用紙を積載した給紙カセットの底板を上昇させる駆動手段と、上記底板が上昇して上記用紙の最上面が所定の給紙開始位置に到達したことを検知する紙面検知手段と、上記給紙カセットが装置本体にセットされたか否かを検知するカセットセット検知手段を備える画像形成装置において、残量検知オフ状態となった時点から上記給紙カセットより用紙が給紙される毎に給紙枚数をカウントし、多段階の用紙残量検知を行うための数種類の設定値のうちの予め設定されたいずれかの設定値に上記カウント値が到達することにより用紙残量の推定を行う制御手段を備えた画像形成装置が開示されている。
給紙装置における残量検知技術には、多種多様な技術があるが、それぞれ一長一短であることから、さらに目的、用途に応じて種々の技術が提案されている。このうち、前記特許文献1記載の技術では、底板上昇に伴う回動軸と同軸に外形に切り欠きのある部材と、変位センサにて用紙残量を検知するように構成されているが、用紙残量検知専用のセンサが必要、かつ高価であること、さらに専用部品の追加が必要となることから、低コストの装置には適用することができない。
また、特許文献2記載の技術では、用紙有無検知センサともう1つのセンサを用いて、複合的な信号のON/OFFにより多段階で用紙残量を検知するように構成されているが、用紙残量検知専用のセンサが必要であり、また、用紙が大量か、中間レベルで残っているか、用紙がなくなったかの3段階の検知のみしかできず、精度に欠ける。
さらに、特許文献3記載の技術では、底板に積載された用紙が多量か少量かの中間にセンサを設け、中間以降は用紙の通紙回数によるカウントを行い、残量を推定するように構成されているが、用紙残量検知専用のセンサが別途必要であること、及び通紙回数のカウントによる残量推定では確実性に欠けるという問題が残る。すなわち、特許文献1−3に記載された発明においても、検知精度及び装置コストの点で改善の余地があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、部品の増加を招くことなく、ほぼ無段階でリアルタイムに用紙残量の検知を可能とすることにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、用紙が載置される底板の給紙側端部を上昇させることにより前記用紙を用紙送り出し用のローラに押し当て、前記ローラが前記用紙に当接する前から前記ローラを給紙方向に回転させて用紙を送り出す給紙部を有する給紙装置であって、前記給紙部の用紙搬送方向下流部にあって用紙の先端を検知する検知手段と、用紙を給送する際、用紙1枚毎に前記ローラへの押圧と離間を行わせる駆動手段と、前記底板上に最大枚数載置された用紙が前記ローラへ接触するタイミングよりも前の予め設定されたタイミングから前記検知手段が前記ローラによって給紙されて用紙の先端を検知するまでの時間Tnに基づいて用紙の残量を演算する演算手段と、を備えていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記演算手段は、用紙給紙開始から前記検知手段による先端検知までの時間をt1、用紙最大積載時の底板の上昇開始から圧接までの時間をt0、用紙最大積載時の枚数をN、用紙最大積載時のからの通紙枚数をn、用紙1枚通紙毎の底板上昇時間の遅れをΔt/N、としたとき、用紙最大積載から通紙n枚目の用紙先端が、給紙命令を受けてからレジストセンサS3のONを検知する時間Tnを、
Tn=t0+t1+nΔt/N
として演算することを特徴とする。
第3の手段は、第1又は第2の手段において、前記ローラより下流であって、前記検知手段よりも上流に1以上の用紙搬送用ローラを備えていることを特徴とする。
第4の手段は、第1ないし第3のいずれかの手段において、前記ローラによって用紙を給紙した後に次紙を搬送方向とは逆方向に移動させる手段と、逆方向に移動した用紙の移動方向の位置を規制する規制手段と、を備えていることを特徴とする。
第5の手段は、第1ないし第4のいずれかの手段において、前記演算手段は、連続する複数の前記時間Tnについて、所定のばらつきを上回った場合には用紙残量情報を一旦クリアし、その後の連続する複数回の記録が所定のばらつきを下回った場合に用紙残量の演算結果を反映することを特徴とする。
第6の手段は、第1ないし第5のいずれかの手段において、前記演算手段は、用紙最大積載量を複数に分けて段階的に用紙残量を検知することを特徴とする。
第7の手段は、第1ないし第6のいずれかの手段において、前記検知手段に加えて、前記底板上の用紙の有無を検知する用紙有無手段を備えていることを特徴とする。
第8の手段は、第1ないし第7のいずれかの手段において、前記演算手段は、予め複数の用紙種に関する個別の用紙残量テーブルをさらに備え、前記時間Tnの演算に際し、前記用紙残量テーブルを参照して演算することを特徴とする。
第9の手段は、第8の手段において、前記演算手段は、使用する用紙種に対して前記時間Tnを測定し、前記用紙種に対する用紙残量のテーブルを新たに作成し、用紙残量情報に反映することを特徴とする。
第10の手段は、第1ないし第9のいずれかの手段において、前記演算手段によって演算された用紙残量に基づいて、確定した用紙残量を操作者へ認識させる手段を備えていることを特徴とする。
第11の手段は、第1ないし第10のいずれかの手段に係る給紙装置を画像形成装置が備えていることを特徴とする。
第12の手段は、用紙が載置される底板の給紙側端部を上昇させることにより前記用紙を用紙送り出し用のローラに押し当て、前記ローラが前記用紙に当接する前から前記ローラを給紙方向に回転させて用紙を送り出す給紙部を有する給紙装置における用紙残量検知方法であって、前記給紙部の用紙搬送方向下流部にあって用紙の先端を検知する検知手段を備え、用紙を給送する際、用紙1枚毎に前記ローラへの押圧と離間を行わせて給紙する際、前記底板上に最大枚数載置された用紙が前記ローラへ接触するタイミングよりも前の予め設定されたタイミングから前記検知手段が前記ローラによって給紙されて用紙の先端を検知するまでの時間Tnに基づいて用紙の残量を演算し、検知することを特徴とする。
なお、後述の実施形態では、底板は符号1,2に、給紙側端部は回転中心1−a、2−aから離れた側の端部に、用紙送り出し用のローラはピックアップローラR2あるいは給紙ローラR1に、給紙部は本体給紙部PS1及び手差し給紙部PS2に、検知手段はレジストセンサS3に、駆動手段は図示しない駆動機構に、前記ローラへ接触するタイミングよりも前の予め設定されたタイミングはB2に、検知手段が前記ローラによって給紙されて用紙の先端を検知するタイミングはB5,B6に、演算手段はCPU111に、用紙搬送用ローラは中継ローラR6に、次紙を搬送方向とは逆方向に移動させる手段はピックアップローラR2に、規制手段はエンドフェンス8に、所定のばらつきはしきい値σaに、用紙有無検知手段はセンサS1,S2に、用紙残量テーブルは記憶部170に、確定した用紙残量を操作者へ認識させる手段は操作表示部150に、画像形成装置はプリンタ100に、それぞれ対応する。
本発明によれば、部品の増加を招くことなく、ほぼ無段階でリアルタイムに用紙残量を検知することができる。
本発明の実施形態に係るプリンタの給紙装置及び給紙搬送経路を示す概略構成図である。 用紙を積載した状態の手差し給紙装置の動作を示す概略構成図である。 給紙動作における各部の動作タイミングを示すタイミングチャートである。 通紙枚数と演算によって求められる時間Tnの関係を示す図である。 時間Tnを演算する際に使用するテーブルの例を示す図である。 本実施形態に係るプリンタの制御構成の概略を示すブロック図である。
本発明は、元々設置されているセンサの検知時間タイミングを利用することによって部品の増加なく、かつ、ほぼ無段階でリアルタイムに用紙残量の検知を行うことができるようにしたものである。以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係るプリンタの給紙装置及び給紙搬送経路を示す概略構成図である。図中矢印A1,A2及びA3は用紙の搬送経路を示している。給紙部は図中左側の本体給紙部PS1、右側の手差し給紙部PS2からなる。
本体給紙部PS1は、回転中心1−aを中心として揺動する底板1、底板1の回転中心1−aとは逆側の端部に配置された給紙ローラR1、給紙ローラR1位置からレジストローラ対R4位置に至る搬送路A2、レジストローラ対R4位置から転写ローラR5を経て排紙口に導く搬送路A1、底板1を給紙ローラR1側に常時弾性付勢する弾性部材3、及び底板1上の用紙を検出するためのセンサフィラー(以下、単にセンサと称す)S1を備えている。
同様に、手差し給紙部PS2は、回転中心2−aを中心として揺動する底板2、底板2の回転中心2−aとは逆側の端部に配置されたピックアップローラR2、ピックアップローラの用紙搬送方向下流側に位置する給紙ローラR3、給紙ローラR3位置からレジストローラ対R4位置に至る搬送路A3、底板2をピックアップローラR2側に常時弾性付勢する弾性部材4、及び底板2上の用紙を検出するためのセンサフィラー(以下、単にセンサと称す)S2を備えている。なお、給紙ローラR1,R3には、それぞれ分離部材7,5が摺接し、重送されてきた用紙を分離して、給紙ローラR1,R3に接している側の用紙のみを給送するようになっている。また、転写ローラR5は転写ベルト6間でニップを有し、このニップ間を通る用紙に対して転写ベルト6上の画像を転写する。
すなわち、図1の例では、転写ベルト6と転写ローラR5によって用紙に画像形成もしくは印字する言わば印字ヘッドを構成している。この印字ヘッドは所謂電子写真方式の作像部を前提としていることから転写ベルト6を使用した例を挙げているが、作像部もモノクロのもの、フルカラーのものがあり、転写ベルト6ではなく転写ドラムを使用したもの、転写ドラムを使用した場合においてもモノクロとフルカラーのものがある。さらには、電子写真方式以外の方式として、インクジェット方式、あるいはジェルジェット方式などの液滴吐出型の印字ヘッドのものでも良く、本発明において、プリンタの印字方式を限定するものではない。
このように大略構成された給紙装置では、例えば、手差し給紙部PS2から用紙を搬送する場合、用紙を底板2上に戴置し、弾性部材4によってピックアップローラR2の方向に用紙毎付勢し、最上位の用紙をピックアップローラR2に圧接させる。このとき、底板2は用紙を1枚給紙する毎にギヤやカムなど1回転クラッチ、あるいはステッピングモータなどの駆動機構により回転中心2−aを中心に揺動し、積載用紙の昇降を繰り返す。
ピックアップローラR2に圧接された用紙は、ピックアップローラR2が回転することにより給紙ローラR3と給紙ローラR3に摺接する分離部材5のニップに到達し、1枚に分離される。分離された用紙は、搬送路A3に沿ってレジストローラ対R4に搬送され、レジストローラ対R4にニップ位置で、用紙の斜行などを修正した後、転写ベルト6上の画像とタイミングを取って送り出され、下流側の転写ローラR5と転写ベルト6まで到達する。転写ローラR5と転写ベルト6にニップで、現像部から送られてきたトナー画像が用紙に転写され、さらに下流の不図示の定着部、排紙部を通過して用紙が排出される。
本体給紙PS1からの給紙の場合も同様に底板1に戴置された用紙は給紙ローラR1、レジストローラ対R4、転写ローラR5及び転写ベルト6のニップを通過し、排紙口から排出される。
一連の搬送動作の中で、センサS1,S2は底板1,2上の用紙の有無によりセンサのON/OFFを検知しており、用紙がないと判断した場合はセット用紙切れと判断して装置は印刷動作を中止する。レジストセンサフィラー(以下、単位レジストセンサと称する)S3は用紙先端が接触して回転することによりON/OFFを検知し、用紙の搬送タイミングの情報として測定され、用紙が所定の搬送動作を行わなかった場合には搬送ジャムと判断して印刷動作を中止する。
図2は用紙を積載した状態の手差し給紙装置の動作を示す概略構成図、図3は給紙動作における各部の動作タイミングを示すタイミングチャートである。図2(a)は用紙の積載数が最小(0)の場合、図2(b)は積載数が最大の場合をそれぞれ示す、図2では、Pは積載用紙、F0は底板昇降の待機位置を表している。
給紙装置が給紙命令を受けると、ピックアップローラR2が回転を開始し(図3:B1)、同時に底板2が待機位置F0から、給紙動作を開始するために上昇動作を開始する(図3:B2)。このとき、用紙積載数0の場合の待機位置F0からピックアップローラR2への圧接(図3:B3)までの回動角度をθ1[deg]、用紙積載数最大の場合の回動角度をθ2[deg]とすると、用紙積載数が少ない程、回動角度が大きくなる。すなわち、
θ1>θ2
となる。
一方、底板2の回転速度をA[rpm]としたとき、用紙積載数0の場合と用紙積載数最大の場合の、底板上昇開始(図3:B2)からピックアップローラR2への圧接(図3:B3,B4)までの時間差をΔt(図3:B4−B3)とすると、
Δt=(θ1−θ2)/6A [sec] ・・・(1)
が成り立つ。用紙の搬送はすでに回転しているピックアップローラR2に圧接した瞬間(図3:B3,B4)から開始されるので、用紙積載数が最大の場合は用紙積載数0の場合よりもΔt[sec]だけ早く開始されることになる(図3:B3)。
用紙搬送開始の位置は一定とし、待機位置からレジストセンサS3をONするまでの搬送距離をL、用紙の移動速度をVとすると、用紙給紙開始からレジストセンサS3のONまでの時間t1(図3)は、
t1=L/V [sec] ・・・(2)
となる。用紙最大積載時の枚数をN枚、N枚積載時の底板2の上昇開始から圧接までの時間をt0とすると、時間t0(図3:B3−B2)は、
t0=θ2/6A [sec] ・・・(3)
となる。用紙1枚通紙毎に
Δt/N [sec]
ずつ遅れていくため、用紙最大積載から通紙n枚目の用紙先端が、給紙命令を受けてからレジストセンサS3のON(図3:B5,B6)を検知する時間Tnは、
Tn=t0+t1+nΔt/N [sec] ・・・(4)
となる。
式(4)をnについて解くと
n=(Tn−t1−t0)N/Δt [枚目] ・・・(5)
となり、このときの用紙残量Nzは
Nz=N−n
=N−(Tn − t1− t0 )N/Δt
=N(1−(Tn−t1−t0)/Δt) [枚] ・・・(6)
となる。
そこで、式(6)から変数である時間Tnを測定すれば1枚毎の用紙残量が推定可能となる。ここで、残量検知精度を1枚毎ではなく段階的な用紙残量検知に抑えることで、搬送中に起こる用紙の位置ばらつきを許容することができ、より低コストに構成することができる。
また、時間Tnの測定開始タイミングは最大積載用紙がピックアップローラR2に圧接するタイミングより一定時間前であれば、特に底板上昇開始をトリガとすることにこだわる必要はない。
ここで、例えば厚さがありコシの強い用紙、あるいは表面が粗く摩擦係数が高い用紙の場合、測定時間Tnのばらつきは大きくなる。この場合、用紙給紙部からレジストセンサS3の途中に、図1に示す中継ローラR6を設けて搬送力を強化する。これにより時間Tnのばらつきを抑えて用紙残量検知精度を高く保つことができる。
また、図2におけるピックアップローラR2では、底板2のエンド側(搬送方向上流側)にエンドガイド8を設け、n番目の用紙を送り出した後に搬送方向とは逆回転に回転させる。これにより、n番目の用紙に摩擦力によって連れ出されて先行していたn+1番目の用紙を元の待機位置に戻すことができる。その結果、用紙給紙の開始位置を常に一定に保ち、結果的に用紙残量検知精度を高く保つことが可能となる。その他、さらに用紙残量の検知精度を上げるためには、
・レジストセンサS3自身の分解能を上げる、
・底板2の回転速度を極力遅くする、
などの方法がある。
図4は通紙枚数と前記式(4)で求められる時間Tnの関係を示す図である。用紙給紙後、例えば部品間の継ぎ目や成形不良によるバリなどに引っ掛かる、あるいはセット用紙の先端が元々折れていたりなどすると、レジストセンサS3への到達が突発的に遅れる場合がある。このようなイレギュラーな動作が発生するk番目の通紙用紙の情報のみで確定せず、直前のなるべく多くの連続したTnの値に対して所定のばらつきのしきい値を設定し、ばらつきがしきい値を上回った場合は用紙残量情報をクリアし、再度時間を測定し直すようにする。これにより、イレギュラーな搬送動作による用紙残量誤検知を防止することができる。
具体的には、図4において、ハッチングを施した丸印で示すポイントは、突発的な用紙遅れが起こったk枚目のTn(k)である。このとき、Tnと併せて直前の、Tn−1、Tn−2の母数3の標準偏差σnを取る。このとき、予め決めたばらつきのしきい値σaとして、以下の条件を設定する。
[条件]
σn≧σa のとき Tnをリセット
σn<σa のとき Tn=(Tk−2+Tk−1+Tk)/3 ・・・(7)
として式(6)に時間Tnを代入することにより用紙残量Nzを演算する。
この場合、図4に示すTkを用いて計算される標準偏差σk,σk+1,σk+2について、予め決めたばらつきのしきい値σaを上回り、これらについてはリセットされる。その後、σk+3以降の値がσaを下回ってTnが確定し、用紙残量を演算する。この処置により、突発的に起こった用紙遅れのTkによって用紙残量の誤検知を防止できる。また母数及びしきい値σaを調整することにより残量検知精度を変えることが可能である。こうして用紙の通紙中、あるいは所定枚数の印刷動作が終わった後にユーザが用紙束を補給した場合などでも、誤検知を起こす可能性は低くなる。
また、式(7)のように複数の値の平均値を取ると、検知残量の変位は滑らかになる。また1枚ずつの残量検知ではなく最大積載枚数Nを複数に分け、段階的に用紙残量Nzを検知して分解能を下げることによって物理的な精度を上げることなく誤検知を防止することができる。
また、図1に示した用紙の有無を検知するセンサS1,S2が設置されていれば、最終紙までの用紙残量はレジストセンサS3で判断し、最終紙のみ前記センサS1,S2の検知状態により判断するというように、センサの役割を分けることによって必要に用紙残量検知の精度を上げることなく、用紙切れ後のジャムを確実に防ぐことができる。
前述したように、用紙の種類によっては同じ搬送経路でも用紙先端の搬送速度が変わることがある。また、装置によっては用紙の紙の厚さ(坪量)に対して搬送速度を個別に設定していることが多い。よって、予め通紙される用紙種に対して時間Tnを測定する上で補足する値の数値テーブルを用意しておけば、給紙される用紙の残量検知精度向上に繋がる。
例えば最大積載高さが同じ場合でも用紙の厚さが違う場合は、最大積載時の用紙枚数Nが変化する。また、用紙によっては積載高さを制限する場合もあり、最大積載時の底板2の回動角度θ2も変化する場合がある。また用紙の搬送負荷が高い場合、搬送速度を落として対応することもあるため用紙の移動速度Vを個別設定する場合がある。移動速度Vを変える場合、底板上昇速度も同様に変えることが多いため、底板2の回転速度Aも個別設定する。回動角度θ1、搬送距離Lは用紙種に関わらず一定値であることが普通である。以上を踏まえた個別設定のテーブルの例を図5に示す。
このテーブルでは、用紙種に対して最大積載時の用紙枚数N、最大積載時の底板の回動角度θ2、底板の回転速度A、用紙の移動速度V、及び搬送モードの関係を設定している。用紙種では、用紙(a)〜(d)について、最大積載用紙枚数Nは全て個別の値、回動速度θ2については用紙(a)と用紙(b)で共通である。これは最大積載高さが同じであることを示す。なお、待機位置からレジストセンサS3をONするまでの搬送距離Lと、用紙積載数0の場合の待機位置F0からピックアップローラR2への圧接までの回動角度θ1は用紙種(用紙の厚さ)と関係がないので、給紙装置の機種に応じた固定値(一定値)である。
回転速度Aと移動速度Vについては搬送モードとして用紙(a),(b)のモード(1)と用紙(c),(d)のモード(2)の2モードが設定されている。例えば、紙厚の薄い用紙(a),(b)に対して、紙厚の厚い用紙(c),(d)のモードは、搬送速度Vと底板上昇速度Aが半分であるが、用紙(c)と(d)では最大積載高さが違う、など装置の搬送性能により以上の設定値について複数の設定されていることが多い。したがって、予め予想される用紙種に対してこのような設定テーブルを用意しておけば、式(1)から式(6)の各式を用いて用紙残量Nzを計算することができる。
このようなテーブルを用意したとしても、予め想定したテーブルにない新たな用紙種を通紙する場合には、その用紙の通紙時の時間Tnの測定値と、最大積載枚数Nの情報で新たに数値テーブルを作成し、反映することができるようにする。このため、本実施形態では、図6に示した制御部110のCPU111にその機能を持たせる。
すなわち、図6は本実施形態に係るプリンタの制御構成の概略を示すブロック図である。同図において、本実施形態に係るプリンタ100は、給紙部120、作像部130、排紙部140、操作表示部150、外部I/F部160、及び記憶部170を備え、これらの各部が制御部110によって制御される制御構成となっている。給紙部120は図1に示した本体給紙部PS1と手差し給紙部PS2からなり、作像部130は図1の転写ベルト6を含む作像要素からなる。排紙部140は転写ローラR5の搬送方向下流側の図示しない定着部より下流側で、用紙に画像が定着された用紙を機外、もしくは後段の後処理装置などに排紙する。操作表示部150はプリンタ100のユーザインターフェイスであって、ユーザから操作指示が入力されると共に、画面にソフトキーやメッセージが表示される。外部I/Fは、図示しないPC(パーソナルコンピュータ)、スキャナなどが接続され制御部110との間で信号の送受を行うインターフェイスである。記憶部170は、画像データ及び前記テーブルを記憶するメモリであり、例えばHDDなどの大量記憶装置が使用される。なお、テーブルにはDRAMなどのフラッシュメモリを使用することもできる。
制御部110は、CPU111、ROM112及びRAM113を備え、各部からセンサ信号が入力され、入力された信号及び操作信号に基づいて各部を制御する。制御はCPU111によって実行されるが、CPU111はROM112に格納されたプログラムをRAM113に展開し、RAM113をワークエリア及びデータバッファとして使用しながらプログラムで定義された処理を実行する。
前述のようにCPU111が新たなテーブルの作成機能を備えているので、新たな紙種に対する用紙残量Nの計算用のテーブルが必要な場合には、その都度作成する。これにより使用する全紙種に対応することができる。例えば、新しい用紙種を通紙する場合には、用紙残量検知用のモードを用意し、底板に用紙を最大積載高さまで積載して通紙動作を行う。このときの最終紙までの通紙枚数がNであり、最終紙のTnは図3によるとTn(min)であるので、前記搬送モードにより決まるt0、t1及びΔtから、前述した式(6)によって、用紙残量Nzを推定することができる。
このようにして求められた用紙残量検知情報は、プリンタ100の操作表示部150、及び/又は印刷指示を行うパーソナルコンピュータの画面などに表示され、これによりユーザに用紙残量を認識させることが可能となる。その結果、用紙切れになる前にユーザに用紙セットを促すことができる。
以上のように、本実施形態によれば、
1)底板2上に最大枚数載置された用紙がピックアップローラR2へ接触するタイミングB3よりも前の予め設定されたタイミングB2からレジストセンサS3がピックアップローラR2によって給紙されて用紙の先端を検知するまでの時間Tnに基づいて用紙の残量を演算するので、新たに部品を追加することなく、セット用紙の残量をリアルタイムに検知することができる。
2)用紙給紙部からレジストセンサS3の途中に中継ローラR6を設けて搬送力を強化したので、用紙先端の移動速度のばらつきを抑え、用紙の残量検知を正確に行うことができる。
3)ピックアップローラR2を逆転さえることにより先行紙による後行紙の連れ出しを防止し、残量検知をより正確に行うことができる。
4)連続する複数の時間Tnについて、所定のばらつきσaを上回った場合には用紙残量情報を一旦クリアし、その後の連続する複数回の記録が所定のばらつきσaを下回った場合に用紙残量の演算結果を反映するので、突発的に用紙の挙動が乱れても用紙残量の誤検知を防止することができる。
5)用紙最大積載量を複数に分けて段階的に用紙残量を検知するようにし、残量検知の分解能を下げることによって、誤検知を防止することができる。
6)レジストセンサS3に加えて底板上の用紙の有無を検知するセンサS1,S2を備えているので、残量検知を行いつつ、用紙切れによるジャムを確実に防止することができる。
7)予め複数の用紙種に関する個別の用紙残量テーブル(図5)をさらに備え、時間Tnの演算に際し、前記用紙残量テーブルを参照して演算するので、用紙種が変わっても、予め想定された用紙種に対して正確に残量検知を行うことができる。
8)使用する用紙種に対して時間Tnを測定し、その用紙種に対する用紙残量のテーブルを新たに作成し、用紙残量情報に反映するので、想定外の用紙種に対しても残量検知を正確に行うことができる。
9)ユーザは操作表示部150を介して用紙残量を認識することができるので、ユーザによる用紙切れ前の用紙補給が可能となり、印刷の作業効率の向上を図ることができる。
などの効果を奏する。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された発明の技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。
特許第4015860号公報 特開2000−118792号公報 特開2000−16639号公報
1,2 底板
1−a,2−a 回転中心
8 エンドフェンス
100 プリンタ
111 CPU
150 操作表示部
170 記憶部
PS1 本体給紙部
PS2 手差し給紙部
R1 給紙ローラ
R2 ピックアップローラ
R6 中継ローラ
S1,S2 センサ
S3 レジストセンサ

Claims (12)

  1. 用紙が載置される底板の給紙側端部を上昇させることにより前記用紙を用紙送り出し用のローラに押し当て、前記ローラが前記用紙に当接する前から前記ローラを給紙方向に回転させて用紙を送り出す給紙部を有する給紙装置であって、
    前記給紙部の用紙搬送方向下流部にあって用紙の先端を検知する検知手段と、
    用紙を給送する際、用紙1枚毎に前記ローラへの押圧と離間を行わせる駆動手段と、
    前記底板上に最大枚数載置された用紙が前記ローラへ接触するタイミングよりも前の予め設定されたタイミングから前記検知手段が前記ローラによって給紙されて用紙の先端を検知するまでの時間Tnに基づいて用紙の残量を演算する演算手段と、
    を備えていることを特徴とする給紙装置。
  2. 請求項1記載の給紙装置であって、
    前記演算手段は、
    用紙給紙開始から前記検知手段による先端検知までの時間をt1、
    用紙最大積載時の底板の上昇開始から圧接までの時間をt0、
    用紙最大積載時の枚数をN、
    用紙最大積載時のからの通紙枚数をn、
    用紙1枚通紙毎の底板上昇時間の遅れをΔt/N、
    としたとき、
    用紙最大積載から通紙n枚目の用紙先端が、給紙命令を受けてからレジストセンサS3のONを検知する時間Tnを、
    Tn=t0+t1+nΔt/N
    として演算すること
    を特徴とする給紙装置。
  3. 請求項1又は2に記載の給紙装置であって、
    前記ローラより下流であって、前記検知手段よりも上流に1以上の用紙搬送用ローラを備えていることを特徴とする給紙装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の給紙装置であって、
    前記ローラによって用紙を給紙した後に次紙を搬送方向とは逆方向に移動させる手段と、
    逆方向に移動した用紙の移動方向の位置を規制する規制手段と、
    を備えていることを特徴とする給紙装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の給紙装置であって、
    前記演算手段は、連続する複数の前記時間Tnについて、所定のばらつきを上回った場合には用紙残量情報を一旦クリアし、その後の連続する複数回の記録が所定のばらつきを下回った場合に用紙残量の演算結果を反映すること
    を特徴とする給紙装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の給紙装置であって、
    前記演算手段は、用紙最大積載量を複数に分けて段階的に用紙残量を検知すること
    を特徴とする給紙装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の給紙装置であって、
    前記検知手段に加えて、前記底板上の用紙の有無を検知する用紙有無手段を備えていること
    を特徴とする給紙装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の給紙装置であって、
    前記演算手段は、
    予め複数の用紙種に関する個別の用紙残量テーブルをさらに備え、
    前記時間Tnの演算に際し、前記用紙残量テーブルを参照して演算すること
    を特徴とする給紙装置。
  9. 請求項8に記載の給紙装置であって、
    前記演算手段は、
    使用する用紙種に対して前記時間Tnを測定し、
    前記用紙種に対する用紙残量のテーブルを新たに作成し、
    用紙残量情報に反映すること
    を特徴とする給紙装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の給紙装置であって、
    前記演算手段によって演算された用紙残量に基づいて、確定した用紙残量を操作者へ認識させる手段を備えていること
    を特徴とする給紙装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の給紙装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  12. 用紙が載置される底板の給紙側端部を上昇させることにより前記用紙を用紙送り出し用のローラに押し当て、前記ローラが前記用紙に当接する前から前記ローラを給紙方向に回転させて用紙を送り出す給紙部を有する給紙装置における用紙残量検知方法であって、
    前記給紙部の用紙搬送方向下流部にあって用紙の先端を検知する検知手段を備え、
    用紙給送時、用紙1枚毎に前記ローラへの押圧と離間を行わせて給紙する際、前記底板上に最大枚数載置された用紙が前記ローラへ接触するタイミングよりも前の予め設定されたタイミングから前記検知手段が前記ローラによって給紙されて用紙の先端を検知するまでの時間Tnに基づいて用紙の残量を演算し、検知すること
    を特徴とする用紙残量検知方法。
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