JPH0648495Y2 - 可変プログラムシヤツタ - Google Patents

可変プログラムシヤツタ

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JPH0648495Y2
JPH0648495Y2 JP13427186U JP13427186U JPH0648495Y2 JP H0648495 Y2 JPH0648495 Y2 JP H0648495Y2 JP 13427186 U JP13427186 U JP 13427186U JP 13427186 U JP13427186 U JP 13427186U JP H0648495 Y2 JPH0648495 Y2 JP H0648495Y2
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JP
Japan
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bimorph
shutter
tele
point
drive
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Application number
JP13427186U
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JPS6341133U (ja
Inventor
国夫 松本
Original Assignee
株式会社コパル
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、2焦点用カメラにおけるテレ(望遠)とワイ
ド(広角)で、プログラム線図を変えるようにした可変
プログラムシヤッタ、特にシヤッタ駆動源にバイモルフ
圧電素子を用いた可変プログラムシヤッタに関する。
<従来の技術> 従来の2焦点レンズをもつカメラにおいては、例えば第
3図に示すように、ワイド(曲線イ)で全開口径F2.8テ
レ(曲線口)で同F5.6と2段に切り換えるものが公知で
あるが、撮影領域が狭く特にテレ時には高速側が打ち切
られ、手振れ撮影が起き易い等の難点があった。
<考案が解決しようとする問題点> テレ、ワイドとレンズ系を切り換えても、そこで使用さ
れるシヤッタが同一で、特にその立上り特性が同じた
め、上記難点が生ずるものであるから、本考案は、第1
図に示すように、テレ(曲線ハ)とワイド(曲線ニ)で
シヤッタの立上り特性を切り換えて、テレで高速側を伸
ばし、撮影領域を拡大して理想的なテレーワイド切換の
プログラム線図を得るようにしたものである。
<問題点を解決するための手段> 本願考案の目的は、駆動源であるバイモルフ電歪素子
と;前記バイモルフ電歪素子へと供給する駆動電流を制
御する駆動回路と;少なくとも長焦点側と短焦点側との
焦点距離を選択する切り換え手段とを備えていて;前記
駆動回路は、切り換え手段の選択した焦点距離に応じ
て、長焦点側選択時には短焦点側選択時に比して大きな
駆動電流とするようにした可変プログラムシヤッタとし
たことにより達成される。
<考案の作用> 本考案は駆動源としてバイモルフ電歪素子を使用するシ
ヤッタに関するものであるから、バイモルフ1を駆動す
るトランジスタQ5に直列に、テレとワイドで切換接続さ
れる抵抗Rt、Rwを挿入して、バイモルフ1の立上り特
性、したがってシヤッタの立上り特性を変えても適正露
光量が得られるように、前記の切換接続に連動させて、
露出量を決定するコンバレータ4の基準レベルとなる抵
抗R1を変化させるようにしたものである。
バイモルフ1の並列のトランジスタQ2、Q3がオフ、トラ
ンジスタQ5がオンのとき、バイモルフ1には高電圧VHが
印加され、図示しない連結機構により、シヤツタ羽根が
開くようになっているから、トランジスタQ5に直列に、
テレ、ワイドに応じて抵抗Rt、Rwを切換接続すれば、バ
イモルフ1を流れる電流が変るから、Rt<Rwとしておけ
ば、テレ時の電流が大きくシヤッタの立上り特性がより
急峻となる。この時コンパレータ4の基準電圧となる抵
抗R1も連動して変えられる。
<実施例> 第1図は、本考案により達成されるプログラム線図の一
例を図示したもので、テレ側が高速で伸び、ワイド側が
低速域から立下がっているが、本考案では特に高速側の
伸びにより、手振れの心配を無くしようとしたものであ
る。
このようなプログラム線図を得るために、第2図に示す
回路図において、テレ、ワイドの切り換えによるレンズ
の繰り出しを利用して、自動的にスイッチS3を切り換
え、トランジスタQ5と直列に抵抗Rt、Rw(Rt<Rw)を接
続するが、抵抗Rtが接続されている場合につき回路図を
説明する。
今、電気シヤッタの通常操作では、シヤッタレリーズの
初期の段階で、スイッチS1をオンからオフにすると、ト
ランジスタQ1を介して点P1がH(ハイ)からL(ロー)
になり、トランジスタQ2がオンからオフになって、バイ
モルフ1の両端子がショートからオープンに変る。ここ
で、2は電圧Vcの電源であり、3は電圧Vcを昇圧するDC
−DCコンバータで高電圧VHが出力されている。
又、上記の状態のときは、点P2がHであるから、トラン
ジスタQ3がオン、したがって点P3がH、コンパレータ4
の出力点P4がL、又、オア回路5の出力点P5がHとな
り、トランジスタQ5もオフで、バイモル1は未だ作動し
ていない。
シヤッタレリーズの次の段階で、スイッチS2がオンする
と、点P2のL、点P4のLにより、点P5もLで、トランジ
スタQ4、Q5がオン、トランジスタQ7がオフ、したがっ
て、高電圧VHがバイモルフ1に印加され、テレ時の抵抗
Rtによる比較的大きい電流がバイモルフ1に流れ、バイ
モルフ1が変位し、図示しない連結機構により、シヤッ
タ羽根が比較的早く立上って開き、露出が開始される。
一方、スイッチS2のオンと同時に、トランジスタQ3がオ
フとなるから、コンデンサC1の下方端子である点P3の電
圧が、受光素子SPDの付いたアンプ6及び伸張トランジ
スタQ6よりなる公知の回路動作により、なだらかに下っ
て行く。そして点P3の電圧が、抵抗Rtに連動した抵抗R1
による点P6の電圧により下がると、コンパレータ4によ
り、点P4がHとなり、点P5がH、したがってトランジス
タQ4、Q5がオフで、トランジスタQ7がオンとなり、バイ
モルフ両端はショートされ、変位力を失ってバイモルフ
1が復元し、シヤッタ羽根が閉じて、露出が終了とな
る。
又、ワイド時に抵抗がRwに切り換えられた場合も同様な
動作を行うが、この場合にはRwが比較的大きい抵抗値を
持っているから、バイモルフ1にはテレ時よりも少ない
電流が流れ、シヤッタの立上りが遅くなる。
<考案の効果> このように本考案では、テレ時とワイド時で、バイモル
フを流れる電流値を切り換えることにより、バイモルフ
の立上り、したがってシヤッタの立上りを変化させて、
それぞれのプログラム線図を構成するようにしたから、
特にテレ時において高速側まで伸ばすことができ、手振
れ撮影の心配をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ本考案の一実施例を示すプロ
グラム線図、及び回路図である。第3図は従来のプログ
ラム線図である。 1…バイモルフ,2…電源,3…DC−DCコンバータ,4…コン
パレータ,5…オア回路,6…アンプ,Q1〜Q7…トランジス
タ,S1〜S3…スイッチ,R1,Rt,Rw…抵抗,P1〜P6…点,Vc…
電源電圧,VH…高電圧,SPD…受光素子,C1…コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動源であるバイモルフ電歪素子と、 前記バイモルフ電歪素子へと供給する駆動電流を制御す
    る駆動回路と、 少なくとも長焦点側と短焦点側との焦点距離を選択する
    切り換え手段とを備えていて、 前記駆動回路は、切り換え手段の選択した焦点距離に応
    じて、長焦点側選択時には短焦点側選択時に比して大き
    な駆動電流とするようにした ことを特徴とする可変プログラムシヤツタ。
JP13427186U 1986-09-03 1986-09-03 可変プログラムシヤツタ Expired - Lifetime JPH0648495Y2 (ja)

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JP13427186U JPH0648495Y2 (ja) 1986-09-03 1986-09-03 可変プログラムシヤツタ

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JP13427186U JPH0648495Y2 (ja) 1986-09-03 1986-09-03 可変プログラムシヤツタ

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JPS6341133U JPS6341133U (ja) 1988-03-17
JPH0648495Y2 true JPH0648495Y2 (ja) 1994-12-12

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