JPH0648454U - 電気カーペット専用クッション - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】ポカポカと足元から暖まる電気カーペットの上
で，正座したり寝転んだりしているときに，体を保温し
たり，体をリラックスさせるための電気カーペット専用
クッションを提供する。 【構成】ウレタンフォーム（２）に複数個の通気孔
（３）を設け，そのウレタンフォーム（２）全体をポリ
エステル綿（４）で覆った。そして，クッション（１）
のカバー（５）の中は，上述のポリエステル綿（４）で
覆ったウレタンフォーム（２）を内装する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は，複数個の通気孔があるウレタンフォームを内装した，電気カーペ ット専用クッションに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のクッションや座布団は中味に，ウレタンフォームやスプリング・コイル ，ポップコーンクッション（発泡スチロール補充）など，また中綿にポリエステ ルや綿などが詰められていた。 用途別には，シート用・背当用やフリークッションなどがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには，次のような欠点があった。 （イ）クッションや座布団はふんわりとした中味・中綿が詰めてあるため，暖か さは保てるが熱を伝えにくく，電気カーペットの上では敷いても熱を遮るため， 座っても暖かくなかった。 （ロ）電気カーペットの上での正座は辛く，ポカポカと足元から暖まる電気カー ペットの上では，ついつい横になりがちだった。家族でくつろぐには最適だが， お客の前では不作法だった。 本案は，これらの欠点を解消するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

ウレタンフォーム（２）に複数個の通気孔（３）を設け，そのウレタンフォー ム（２）全体をポリエステル綿（４）で覆った。 そして，クッション（１）のカバー（５）の中は，上述のポリエステル綿（４ ）で覆ったウレタンフォーム（２）を内装する。 本考案は，以上の構成からなる電気カーペット専用クッションである。

【０００５】

【作用】

電気カーペットの上に敷いてクッション（１）として使用する。なお，クッシ ョン（１）のカバー（５）の中には，複数個の通気孔（３）を設けたウレタンフ ォーム（２）が内装してある。そのため，電気カーペットの上に敷いても通気孔 （３）から熱を伝えるため，敷いても熱を遮らず，座っても暖かいため，ポカポ カと足元からお尻まで暖まる。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 （イ）板状ウレタンフォーム（２）に，複数個の通気孔（３）を設ける。 （ロ）上記ウレタンフォーム（２）は，通気孔（３）を設けたことによる凸凹 感があるため，ウレタンフォーム（２）全体をポリエステル綿（４）で覆う。 （ハ）クッション（１）のカバー（５）の中は，上述のポリエステル綿（４） で覆ったウレタンフォーム（２）を内装する。

【０００７】 本案は以上のような構造で，これを使用する時は，電気カーペットの上に敷い てクッション（１）として使用する。 電気カーペットの上に敷いても通気孔（３）から熱を伝えるため，敷いても熱 を遮らず，座っても暖かいため体を保温し・体をリラックスさせるため，正座や あぐらをしても疲れずポカポカと足元からお尻まで暖まり疲れをほぐす。 なお，図２に示すように，本案はシート用クッションだけでなく，背当用クッ ションにも使用できる。 また，電気カーペットの上での使用だけでなく，通気性がよいため，夏用のク ッションとしても使える。

【０００８】

【考案の効果】

電気カーペットの上で正座したり寝転んだりしているときに，体を保温したり ，体をリラックスさせるためのクッションです。電気カーペットの上に敷いても 熱を伝えるため，ポカポカと足元からお尻まで暖まり疲れをほぐす。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図（一部を剥がした図）である。

【図２】本考案の他の実施例を示す斜視図（一部を剥が
した図）である。

【符号の説明】

１ クッション ２ ウレタンフォーム ３ 通気孔 ４ ポリエステル綿 ５ カバー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】クッション（１）のカバー（５）の中に，
   複数個の通気孔（３）を設けたウレタンフォーム（２）
   を内装した，電気カーペット専用クッション。