JPH064844A - 磁気ディスクの記録情報再生装置 - Google Patents
磁気ディスクの記録情報再生装置Info
- Publication number
- JPH064844A JPH064844A JP16138892A JP16138892A JPH064844A JP H064844 A JPH064844 A JP H064844A JP 16138892 A JP16138892 A JP 16138892A JP 16138892 A JP16138892 A JP 16138892A JP H064844 A JPH064844 A JP H064844A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- magnetic
- magnetic head
- disk
- track
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ディスクを高トラックピッチ化すること
ができ、しかもトラッキング制御を良好に達成し得る磁
気ディスクの記録情報再生装置を提供する。 【構成】 ガードバンドを有して信号トラックが記録面
に形成される磁気ディスクに対する情報検出点のディス
ク半径方向の移動の制御をなすトラッキングサーボ系を
有する磁気ディスクの記録情報再生装置であって、前記
トラッキングサーボ系は、ディスク半径方向に並設され
た第1及び第2の磁気ヘッド21,22と、この第1及
び第2の磁気ヘッドの各出力信号の差信号をトラッキン
グエラー信号とするエラー信号生成手段23,24,2
5,27とを有することを特徴とする。
ができ、しかもトラッキング制御を良好に達成し得る磁
気ディスクの記録情報再生装置を提供する。 【構成】 ガードバンドを有して信号トラックが記録面
に形成される磁気ディスクに対する情報検出点のディス
ク半径方向の移動の制御をなすトラッキングサーボ系を
有する磁気ディスクの記録情報再生装置であって、前記
トラッキングサーボ系は、ディスク半径方向に並設され
た第1及び第2の磁気ヘッド21,22と、この第1及
び第2の磁気ヘッドの各出力信号の差信号をトラッキン
グエラー信号とするエラー信号生成手段23,24,2
5,27とを有することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスクの記録情
報再生装置に関し、特に、磁気ディスクの任意トラック
を走査すべくそのトラック直交方向に磁気ヘッドを移動
させつつその磁気ディスクの記録情報を読み取る記録情
報再生装置に関する。
報再生装置に関し、特に、磁気ディスクの任意トラック
を走査すべくそのトラック直交方向に磁気ヘッドを移動
させつつその磁気ディスクの記録情報を読み取る記録情
報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】FDD(フロッピーディスク装置)等の
いわゆる磁界作用によって情報の記録・再生を行うシス
テムにおいては、従来よりその記録情報の大容量/高密
度化が進み、今日に至ってはさらなる進展が望まれてい
る。かかるシステムの記録情報の読み取りにおいては、
磁気ディスクの任意トラックを走査すべくそのトラック
直交方向に磁気ヘッドを移動させるための、いわゆるト
ラッキング制御が行われるが、図1に示す如く、磁気デ
ィスク1上に磁気ヘッド2をアーム3を介してトラッキ
ング制御をなす駆動機構4のアーム3の回動部分に取付
けられたエンコーダの出力に基づきトラッキング制御が
達成されるものである。
いわゆる磁界作用によって情報の記録・再生を行うシス
テムにおいては、従来よりその記録情報の大容量/高密
度化が進み、今日に至ってはさらなる進展が望まれてい
る。かかるシステムの記録情報の読み取りにおいては、
磁気ディスクの任意トラックを走査すべくそのトラック
直交方向に磁気ヘッドを移動させるための、いわゆるト
ラッキング制御が行われるが、図1に示す如く、磁気デ
ィスク1上に磁気ヘッド2をアーム3を介してトラッキ
ング制御をなす駆動機構4のアーム3の回動部分に取付
けられたエンコーダの出力に基づきトラッキング制御が
達成されるものである。
【0003】図2は、かかるシステムのトラッキング制
御系を示すブロック図である。図において、マイクロコ
ンピュータ11は、例えば図示せぬ操作部からの読み取
るべきデータのアドレス情報としてのキー入力に基づき
磁気ヘッドが走査すべきトラックを示す目標トラック番
号信号を発し、この信号をトラック位置信号発生器12
に供給する。トラック位置信号発生器12の他方の入力
端には上記駆動機構4に取付けられた位置検出器として
のエンコーダ13の出力信号が供給されている。エンコ
ーダ13は、アーム3の所定基準位置からの移動量を検
出するものであり、その出力信号は、磁気ヘッド3の実
際に走査しているトラックの位置情報信号(推定トラッ
ク番号信号)となる。トラック位置信号発生器12は、
マイクロコンピュータ11からの目標トラック番号信号
と、エンコーダ13からの推定トラック番号信号とを比
較してその比較結果に基づき、磁気ヘッド2が目標トラ
ック番号信号が示すトラック上に位置するようディスク
半径方向におけるアーム移動量に対応するレベルの駆動
信号を駆動回路14に供給する。駆動回路14は、この
駆動信号に応じて駆動機構4内のアーム3をギアトレー
ン4bを介して回動せしめる駆動モータ4aに駆動電流
を供給する。
御系を示すブロック図である。図において、マイクロコ
ンピュータ11は、例えば図示せぬ操作部からの読み取
るべきデータのアドレス情報としてのキー入力に基づき
磁気ヘッドが走査すべきトラックを示す目標トラック番
号信号を発し、この信号をトラック位置信号発生器12
に供給する。トラック位置信号発生器12の他方の入力
端には上記駆動機構4に取付けられた位置検出器として
のエンコーダ13の出力信号が供給されている。エンコ
ーダ13は、アーム3の所定基準位置からの移動量を検
出するものであり、その出力信号は、磁気ヘッド3の実
際に走査しているトラックの位置情報信号(推定トラッ
ク番号信号)となる。トラック位置信号発生器12は、
マイクロコンピュータ11からの目標トラック番号信号
と、エンコーダ13からの推定トラック番号信号とを比
較してその比較結果に基づき、磁気ヘッド2が目標トラ
ック番号信号が示すトラック上に位置するようディスク
半径方向におけるアーム移動量に対応するレベルの駆動
信号を駆動回路14に供給する。駆動回路14は、この
駆動信号に応じて駆動機構4内のアーム3をギアトレー
ン4bを介して回動せしめる駆動モータ4aに駆動電流
を供給する。
【0004】この構成によれば、エンコーダ13によっ
て検出されたアーム3の回動量に基づき推定トラック番
号信号を発生するものである。そして、この推定トラッ
ク番号が目標トラック番号に達したときアーム3の回動
を停止していわゆる粗調トラッキングが行われる。しか
しながら、かかるアームの回動量によるトラッキング制
御においては、記録情報を高密度とすべく磁気ディスク
を高トラックピッチ化すると、エンコーダ取付位置とデ
ィスククランプによる当該磁気ディスクのトラック位置
との間の機械的ずれにより、その推定トラック番号信号
自体にエラーを含んでしまい、磁気ヘッドの目標トラッ
クに対する正確な追従走査ができなくなる場合がある。
従ってかかるトラッキング制御を誤りなく良好に維持す
るためにはある程度の大きさのトラックピッチが必要で
ある。このように、従来装置においては磁気ディスクの
高トラックピッチ化に制約があったので、記録密度の向
上に限界があった。
て検出されたアーム3の回動量に基づき推定トラック番
号信号を発生するものである。そして、この推定トラッ
ク番号が目標トラック番号に達したときアーム3の回動
を停止していわゆる粗調トラッキングが行われる。しか
しながら、かかるアームの回動量によるトラッキング制
御においては、記録情報を高密度とすべく磁気ディスク
を高トラックピッチ化すると、エンコーダ取付位置とデ
ィスククランプによる当該磁気ディスクのトラック位置
との間の機械的ずれにより、その推定トラック番号信号
自体にエラーを含んでしまい、磁気ヘッドの目標トラッ
クに対する正確な追従走査ができなくなる場合がある。
従ってかかるトラッキング制御を誤りなく良好に維持す
るためにはある程度の大きさのトラックピッチが必要で
ある。このように、従来装置においては磁気ディスクの
高トラックピッチ化に制約があったので、記録密度の向
上に限界があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した点
に鑑みてなされたものであり、磁気ディスクを高トラッ
クピッチ化することができ、しかもトラッキング制御を
良好に達成し得る磁気ディスクの記録情報再生装置を提
供することを目的とする。
に鑑みてなされたものであり、磁気ディスクを高トラッ
クピッチ化することができ、しかもトラッキング制御を
良好に達成し得る磁気ディスクの記録情報再生装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による磁気ディス
クの記録情報再生装置は、ガードバンドを有して信号ト
ラックが記録面に形成される磁気ディスクに対する情報
検出点のディスク半径方向の移動の制御をなすトラッキ
ングサーボ系を有する磁気ディスクの記録情報再生装置
であって、前記トラッキングサーボ系は、前記ディスク
半径方向に並設された第1及び第2の磁気ヘッドと、前
記第1及び第2の磁気ヘッドの各出力信号の差信号をト
ラッキングエラー信号とするエラー信号生成手段とを有
することを特徴としている。
クの記録情報再生装置は、ガードバンドを有して信号ト
ラックが記録面に形成される磁気ディスクに対する情報
検出点のディスク半径方向の移動の制御をなすトラッキ
ングサーボ系を有する磁気ディスクの記録情報再生装置
であって、前記トラッキングサーボ系は、前記ディスク
半径方向に並設された第1及び第2の磁気ヘッドと、前
記第1及び第2の磁気ヘッドの各出力信号の差信号をト
ラッキングエラー信号とするエラー信号生成手段とを有
することを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明による磁気ディスクの記録情報再生装置
は、ディスク半径方向に並設された第1及び第2の磁気
ヘッドの各出力信号の差信号をトラッキングエラー信号
とし、このトラッキングエラー信号に基づいてトラッキ
ング制御を行う。
は、ディスク半径方向に並設された第1及び第2の磁気
ヘッドの各出力信号の差信号をトラッキングエラー信号
とし、このトラッキングエラー信号に基づいてトラッキ
ング制御を行う。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図3は、本発明による磁気ディスク及びその
記録情報再生装置の磁気ヘッドの構造を示す図である。
同図(a)において、磁気ディスク1は、その記録面に
同心円上に形成される複数の信号トラック1an (n=
0,1,2,……,nmax:nmaxは最大トラック番号)
を有しており、1の信号トラックと他の信号トラックの
間にはガードバンド1bm (m=0,1,2,……,n
max−1)が設けられている。この磁気ディスクの信号
トラックを走査すべく磁気ヘッド20が例えば同図
(b)に図示の如き信号トラック1a0 上に配される。
磁気ヘッド20は、走査すべきトラックのトラック中心
より磁気ディスクの内周側に配される第1の磁気ヘッド
21と、これと略同等の形状及び構造の磁気ディスクの
外周側に配される第2の磁気ヘッド22とからなり、こ
れらをその間にギャップg0 を有して並設したものであ
る。第1及び第2の磁気ヘッド21,22の構造は、同
図(c)に示されるように、ディスク対向面において磁
界を絞るためのギャップg1 (またはg2 )を有し磁路
を形成するコアとこれに巻回されバイアス電流の供給可
能なコイルとからなる。そして、それぞれが独立した磁
気回路を形成することができ、個々にその磁気ヘッド出
力たる信号を発し得るものである。なお、同図(a)に
おいては、信号トラック1a0 に配された磁気ヘッド2
0の当該信号トラックに対するディスク対向面の位置関
係が点線にて示されており、また、磁気ヘッド20のデ
ィスク対向面の半径方向の幅が信号トラック幅TW に納
まることが示されている。
説明する。図3は、本発明による磁気ディスク及びその
記録情報再生装置の磁気ヘッドの構造を示す図である。
同図(a)において、磁気ディスク1は、その記録面に
同心円上に形成される複数の信号トラック1an (n=
0,1,2,……,nmax:nmaxは最大トラック番号)
を有しており、1の信号トラックと他の信号トラックの
間にはガードバンド1bm (m=0,1,2,……,n
max−1)が設けられている。この磁気ディスクの信号
トラックを走査すべく磁気ヘッド20が例えば同図
(b)に図示の如き信号トラック1a0 上に配される。
磁気ヘッド20は、走査すべきトラックのトラック中心
より磁気ディスクの内周側に配される第1の磁気ヘッド
21と、これと略同等の形状及び構造の磁気ディスクの
外周側に配される第2の磁気ヘッド22とからなり、こ
れらをその間にギャップg0 を有して並設したものであ
る。第1及び第2の磁気ヘッド21,22の構造は、同
図(c)に示されるように、ディスク対向面において磁
界を絞るためのギャップg1 (またはg2 )を有し磁路
を形成するコアとこれに巻回されバイアス電流の供給可
能なコイルとからなる。そして、それぞれが独立した磁
気回路を形成することができ、個々にその磁気ヘッド出
力たる信号を発し得るものである。なお、同図(a)に
おいては、信号トラック1a0 に配された磁気ヘッド2
0の当該信号トラックに対するディスク対向面の位置関
係が点線にて示されており、また、磁気ヘッド20のデ
ィスク対向面の半径方向の幅が信号トラック幅TW に納
まることが示されている。
【0009】この磁気ヘッド20を用いて構成された磁
気ディスクの記録情報再生装置におけるトラッキング制
御系が図4に示されている。なお、同図において図2と
同等な部分には同一の符号が付されており、その詳細な
説明は省略する。図において、上記第1の磁気ヘッド2
1の出力信号はアンプ23を介して差動増幅器25の非
反転入力端に供給されるとともに、加算器26の一方の
入力端に供給される。また、上記第2の磁気ヘッド22
の出力信号はアンプ24を介して差動増幅器25の反転
入力端に供給されるとともに、加算器26の他方の入力
端に供給される。差動増幅器25の出力信号は、磁気ヘ
ッド20の目標トラックに対するトラッキングエラー信
号として位相補償回路27を介して駆動回路14Aに供
給される。加算器26の出力信号は、磁気ヘッド20が
読み取った記録情報読取信号として図示せぬ信号復調系
に供給される。なお、アンプ23またはアンプ24の出
力信号を記録情報読取信号としても良いことは明らかで
ある。
気ディスクの記録情報再生装置におけるトラッキング制
御系が図4に示されている。なお、同図において図2と
同等な部分には同一の符号が付されており、その詳細な
説明は省略する。図において、上記第1の磁気ヘッド2
1の出力信号はアンプ23を介して差動増幅器25の非
反転入力端に供給されるとともに、加算器26の一方の
入力端に供給される。また、上記第2の磁気ヘッド22
の出力信号はアンプ24を介して差動増幅器25の反転
入力端に供給されるとともに、加算器26の他方の入力
端に供給される。差動増幅器25の出力信号は、磁気ヘ
ッド20の目標トラックに対するトラッキングエラー信
号として位相補償回路27を介して駆動回路14Aに供
給される。加算器26の出力信号は、磁気ヘッド20が
読み取った記録情報読取信号として図示せぬ信号復調系
に供給される。なお、アンプ23またはアンプ24の出
力信号を記録情報読取信号としても良いことは明らかで
ある。
【0010】駆動回路14Aは、トラック位置信号発生
器12からの、磁気ヘッド20が目標トラック番号信号
が示すトラック上に位置するようディスク半径方向にお
けるアーム移動量に対応するレベルの駆動信号に応じ、
かつ位相補償回路27の出力トラッキングエラー信号が
示すレベル分を補正して得られる駆動電流を駆動モータ
4aに供給する。
器12からの、磁気ヘッド20が目標トラック番号信号
が示すトラック上に位置するようディスク半径方向にお
けるアーム移動量に対応するレベルの駆動信号に応じ、
かつ位相補償回路27の出力トラッキングエラー信号が
示すレベル分を補正して得られる駆動電流を駆動モータ
4aに供給する。
【0011】いま、磁気ヘッド20が磁気ディスク1の
信号トラック1an 上において図5(a)の如き当該デ
ィスク内周側にずれた状態でその信号トラックを走査し
た場合、磁気ヘッド21からは、磁気ヘッド22の出力
信号よりも小なるレベルの出力信号が得られる。また、
磁気ヘッド20が磁気ディスク1の信号トラック1an
上において図5(c)の如き当該ディスク外周側にずれ
た状態でその信号トラックを走査した場合、磁気ヘッド
22からは、磁気ヘッド21の出力信号よりも小なるレ
ベルの出力信号が得られる。しかして差動増幅器25に
よって磁気ヘッド22の出力信号と磁気ヘッド21の出
力信号とのレベル差、すなわち磁気ヘッド21の信号ト
ラック1an に対するディスク半径方向のずれ量が検出
され、この検出出力がトラッキングエラー信号となって
位相補償回路26を通じ駆動回路14Aにおいて駆動モ
ータ4aの駆動電流値が補正される。これに従い、磁気
ヘッド20は、常に図5(b)の如く信号トラック1a
n の中心上を追従走査すべく位置制御されることとな
る。
信号トラック1an 上において図5(a)の如き当該デ
ィスク内周側にずれた状態でその信号トラックを走査し
た場合、磁気ヘッド21からは、磁気ヘッド22の出力
信号よりも小なるレベルの出力信号が得られる。また、
磁気ヘッド20が磁気ディスク1の信号トラック1an
上において図5(c)の如き当該ディスク外周側にずれ
た状態でその信号トラックを走査した場合、磁気ヘッド
22からは、磁気ヘッド21の出力信号よりも小なるレ
ベルの出力信号が得られる。しかして差動増幅器25に
よって磁気ヘッド22の出力信号と磁気ヘッド21の出
力信号とのレベル差、すなわち磁気ヘッド21の信号ト
ラック1an に対するディスク半径方向のずれ量が検出
され、この検出出力がトラッキングエラー信号となって
位相補償回路26を通じ駆動回路14Aにおいて駆動モ
ータ4aの駆動電流値が補正される。これに従い、磁気
ヘッド20は、常に図5(b)の如く信号トラック1a
n の中心上を追従走査すべく位置制御されることとな
る。
【0012】このように、本実施例においては、ディス
ク半径方向に並設された2つの磁気ヘッドによって情報
検出点の信号トラックに対するトラッキングエラー信号
を発生し、これに基づいて情報検出点のディスク半径方
向の移動量を補正してトラッキング制御する構成なの
で、従来技術において述べたような、機械的ずれにより
エンコーダ13からの推定トラック番号信号自体にエラ
ーを含んでも、情報検出点たる磁気ヘッド20を目標ト
ラックに正確に追従走査せしめることができる。従っ
て、トラッキング制御の制限を受けずに磁気ディスクを
高トラックピッチ化することができ、情報記録密度の向
上に寄与し得ることとなる。
ク半径方向に並設された2つの磁気ヘッドによって情報
検出点の信号トラックに対するトラッキングエラー信号
を発生し、これに基づいて情報検出点のディスク半径方
向の移動量を補正してトラッキング制御する構成なの
で、従来技術において述べたような、機械的ずれにより
エンコーダ13からの推定トラック番号信号自体にエラ
ーを含んでも、情報検出点たる磁気ヘッド20を目標ト
ラックに正確に追従走査せしめることができる。従っ
て、トラッキング制御の制限を受けずに磁気ディスクを
高トラックピッチ化することができ、情報記録密度の向
上に寄与し得ることとなる。
【0013】なお、上記実施例においては、トラッキン
グ制御用と情報検出用とを兼ねた磁気ヘッドを採用した
構成につき説明したが、本発明は、情報検出用の磁気ヘ
ッドをトラッキング制御用の磁気ヘッドと近接して別に
設ける構成についても適用し得るものである。
グ制御用と情報検出用とを兼ねた磁気ヘッドを採用した
構成につき説明したが、本発明は、情報検出用の磁気ヘ
ッドをトラッキング制御用の磁気ヘッドと近接して別に
設ける構成についても適用し得るものである。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の磁気ディ
スクの記録情報再生装置は、ディスク半径方向に並設さ
れた第1及び第2の磁気ヘッドの各出力信号の差信号を
トラッキングエラー信号とし、このトラッキングエラー
信号に基づいてトラッキング制御を行うので、磁気ディ
スクを高トラックピッチ化することができ、しかもトラ
ッキング制御を良好に達成することができる。これによ
り磁気ディスクの情報記録密度の向上に寄与し得ること
となる。
スクの記録情報再生装置は、ディスク半径方向に並設さ
れた第1及び第2の磁気ヘッドの各出力信号の差信号を
トラッキングエラー信号とし、このトラッキングエラー
信号に基づいてトラッキング制御を行うので、磁気ディ
スクを高トラックピッチ化することができ、しかもトラ
ッキング制御を良好に達成することができる。これによ
り磁気ディスクの情報記録密度の向上に寄与し得ること
となる。
【図1】 一般的な磁気ディスクの記録情報再生装置の
磁気ヘッドを含む読取機構の概略を示す図。
磁気ヘッドを含む読取機構の概略を示す図。
【図2】 従来の磁気ディスクの記録情報再生装置のト
ラッキング制御系を示すブロック図。
ラッキング制御系を示すブロック図。
【図3】 本発明による磁気ディスク及びその記録情報
再生装置の磁気ヘッドの構造を示す図。
再生装置の磁気ヘッドの構造を示す図。
【図4】 図3の磁気ヘッドを用いて構成された本発明
の磁気ディスクの記録情報再生装置におけるトラッキン
グ制御系を示すブロック図。
の磁気ディスクの記録情報再生装置におけるトラッキン
グ制御系を示すブロック図。
【図5】 図4の磁気ディスクの記録情報再生装置にお
けるトラッキング制御系の動作を説明するための図。
けるトラッキング制御系の動作を説明するための図。
1 磁気ディスク 1an 信号トラック 1bn ガードバンド 11 マイクロコンピュータ 12 トラック位置信号発生器 13 エンコーダ 14A 駆動回路 21 第1の磁気ヘッド 22 第2の磁気ヘッド 23,24 アンプ 25 差動増幅器 26 加算器 27 位相補償回路 4 駆動機構 4a 駆動モータ 4b ギアトレーン
Claims (2)
- 【請求項1】 ガードバンドを有して信号トラックが記
録面に形成される磁気ディスクに対する情報検出点のデ
ィスク半径方向の移動の制御をなすトラッキングサーボ
系を有する磁気ディスクの記録情報再生装置であって、 前記トラッキングサーボ系は、前記ディスク半径方向に
並設された第1及び第2の磁気ヘッドと、前記第1及び
第2の磁気ヘッドの各出力信号の差信号をトラッキング
エラー信号とするエラー信号生成手段とを有することを
特徴とする磁気ディスクの記録情報再生装置。 - 【請求項2】 前記第1の磁気ヘッドまたは前記第2の
磁気ヘッドの少なくともいずれか1の出力信号を記録情
報読取信号とすることを特徴とする請求項1記載の磁気
ディスクの記録情報再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16138892A JPH064844A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 磁気ディスクの記録情報再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16138892A JPH064844A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 磁気ディスクの記録情報再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH064844A true JPH064844A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15734147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16138892A Pending JPH064844A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 磁気ディスクの記録情報再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064844A (ja) |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP16138892A patent/JPH064844A/ja active Pending
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