JPH0648447Y2 - 光波距離計用レフレクター - Google Patents
光波距離計用レフレクターInfo
- Publication number
- JPH0648447Y2 JPH0648447Y2 JP16619888U JP16619888U JPH0648447Y2 JP H0648447 Y2 JPH0648447 Y2 JP H0648447Y2 JP 16619888 U JP16619888 U JP 16619888U JP 16619888 U JP16619888 U JP 16619888U JP H0648447 Y2 JPH0648447 Y2 JP H0648447Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflector
- reflecting mirror
- holding device
- support frame
- measuring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光波距離計用レフレクターに関する。
従来の減算方式の光波距離計用レフレクターは、第4図
を利用して説明すると、その光を入射した方向に反射す
るレフレクターのコーナーキューブプリズム等よりなる
反射鏡1の反射面の前面の中心点Aを測定ポール3,4の
中心軸B−Bの付近に合わせて固定していた。なお、口
状の支持枠5には測点上におく測定ポール3,4を設ける
と共に支持枠5には反射鏡1の支持筒7を回動すべく枢
着し、この支持筒7の雌螺子7aに保持装置2の雄螺子2a
を螺合する。このためコーナーキューブの反射鏡1内の
光路長Lと屈折率nを乗じた長さl=nLだけ、光の通路
は長くなり(lは通常28mm,30mm,34mm,38mm,40mm,70mm
等)、反射鏡1の保持装置2の仮想反射点Cは上記中心
軸B−Bよりずれるので、そのずれた定数lだけ測定値
より減算していた。
を利用して説明すると、その光を入射した方向に反射す
るレフレクターのコーナーキューブプリズム等よりなる
反射鏡1の反射面の前面の中心点Aを測定ポール3,4の
中心軸B−Bの付近に合わせて固定していた。なお、口
状の支持枠5には測点上におく測定ポール3,4を設ける
と共に支持枠5には反射鏡1の支持筒7を回動すべく枢
着し、この支持筒7の雌螺子7aに保持装置2の雄螺子2a
を螺合する。このためコーナーキューブの反射鏡1内の
光路長Lと屈折率nを乗じた長さl=nLだけ、光の通路
は長くなり(lは通常28mm,30mm,34mm,38mm,40mm,70mm
等)、反射鏡1の保持装置2の仮想反射点Cは上記中心
軸B−Bよりずれるので、そのずれた定数lだけ測定値
より減算していた。
また、上記保持装置2の雄螺子2aを支持筒7の前側の雌
螺子7bにつけかえて上記仮想反射点Cを中心軸B−B上
に配置し、減算不要のO方式にも使用していたが、光波
測距儀のO方式か減算方式かの定数設定及びその切換に
ミスが起こる可能性があった。
螺子7bにつけかえて上記仮想反射点Cを中心軸B−B上
に配置し、減算不要のO方式にも使用していたが、光波
測距儀のO方式か減算方式かの定数設定及びその切換に
ミスが起こる可能性があった。
減算方式では、プリズムの表面を測点付近におく為、測
定ポール3,4のセンターが測点上にあるので、スライド
機能を持たせることが物理的に不可能であった。
定ポール3,4のセンターが測点上にあるので、スライド
機能を持たせることが物理的に不可能であった。
本考案はかかる欠点を除去するもので、O方式の反射鏡
1に光路を長くするアタッチメント9をつけることによ
り減算方式に適合しうるようにした光波距離計用レフレ
クターを提供するものである。
1に光路を長くするアタッチメント9をつけることによ
り減算方式に適合しうるようにした光波距離計用レフレ
クターを提供するものである。
すなわち、支持枠5は測定ポール3aに上下に摺動及び締
付固定すべく嵌合し、この支持枠5には支持筒7を回動
すべく枢着し、この支持筒7には光を入射した方向に反
射する反射鏡1の保持装置2をその仮想反射点Cが上記
測定ポール3aの中心軸B−B上にあるように固定し、こ
の反射鏡1に減算方式になるように光路を長くするアタ
ッチメント9を取着けてなる光波距離計用レフレクター
である。
付固定すべく嵌合し、この支持枠5には支持筒7を回動
すべく枢着し、この支持筒7には光を入射した方向に反
射する反射鏡1の保持装置2をその仮想反射点Cが上記
測定ポール3aの中心軸B−B上にあるように固定し、こ
の反射鏡1に減算方式になるように光路を長くするアタ
ッチメント9を取着けてなる光波距離計用レフレクター
である。
光路長は定数lだけ長くなるのでO方式の光波距離計用
レフレクターを減算方式の光波距離計用レフレクターと
して使用しうる。
レフレクターを減算方式の光波距離計用レフレクターと
して使用しうる。
第1図示のように細長い一本の測定ポール3aには口字型
の支持枠5の上下辺の中心の透孔を上下動すべく嵌合
し、この上辺には締付用の螺子5aを螺着する。測定ポー
ル3aの下端は尖らせる。なお、上辺には気泡管6を設け
る。
の支持枠5の上下辺の中心の透孔を上下動すべく嵌合
し、この上辺には締付用の螺子5aを螺着する。測定ポー
ル3aの下端は尖らせる。なお、上辺には気泡管6を設け
る。
この支持枠5内においてその両側辺間には支持筒7の両
側を締付軸8,8により上下に回動及び締付固定をすべく
設け、その締付軸8,8の中心軸D−D(図示せず)は測
定ポール3aの中心軸B−Bと交点Eで直交するようにす
る。この支持筒7の上下にはL型の切欠溝7d,7dを設
け、この切欠溝7d,7d内を前記測定ポール3aが貫通する
ようにする。
側を締付軸8,8により上下に回動及び締付固定をすべく
設け、その締付軸8,8の中心軸D−D(図示せず)は測
定ポール3aの中心軸B−Bと交点Eで直交するようにす
る。この支持筒7の上下にはL型の切欠溝7d,7dを設
け、この切欠溝7d,7d内を前記測定ポール3aが貫通する
ようにする。
上記支持筒7の内周面の前部には雌螺子7bを設け、一方
コーナーキューブ反射鏡1のO方式用の保持装置2の外
周面には上記雌螺子7bに螺合する雄螺子2a及び支持筒7
の前面のストッパ面7cに当接するストップリング2cを設
ける。
コーナーキューブ反射鏡1のO方式用の保持装置2の外
周面には上記雌螺子7bに螺合する雄螺子2a及び支持筒7
の前面のストッパ面7cに当接するストップリング2cを設
ける。
第1図示のように他のO方式用の反射鏡1の保持装置2
の前面に屈折率n,長さLの光路長を長くする円柱状のガ
ラス,プラスチック等よりなるアタッチメント9を固定
し、この長さLと屈折率nの積nL−Lが光波測距儀の設
定定数l(30mm)となるようにする。屈折率は1もしく
は1以上で小型化するためにはなるべく大きい方がよ
い。またプラスチックは軽量のため好ましい。このアタ
ッチメント9の代わりに第3図示のように長さl1の反
射プリズム9aを用いてもよい。この場合nL−l1=l
(30mm)なる関係があるようにする。反射プリズム9aの
代わりに、単なる反射鏡多数を組み合わせ、空気中の光
路長を長くするようにしてもよい。
の前面に屈折率n,長さLの光路長を長くする円柱状のガ
ラス,プラスチック等よりなるアタッチメント9を固定
し、この長さLと屈折率nの積nL−Lが光波測距儀の設
定定数l(30mm)となるようにする。屈折率は1もしく
は1以上で小型化するためにはなるべく大きい方がよ
い。またプラスチックは軽量のため好ましい。このアタ
ッチメント9の代わりに第3図示のように長さl1の反
射プリズム9aを用いてもよい。この場合nL−l1=l
(30mm)なる関係があるようにする。反射プリズム9aの
代わりに、単なる反射鏡多数を組み合わせ、空気中の光
路長を長くするようにしてもよい。
次にこの装置の動作を説明する。
第1図示のように保持装置2の雄螺子2aを支持筒7の雌
螺子7bに螺合し、ストップリング2cをストッパ面7cに当
接したときには保持装置2の仮想反射点Cは交点Eに一
致する。而してこの場合光路長はlだけ長くなるので減
算方式の光波距離計用レフレクターとして使用しうる。
螺子7bに螺合し、ストップリング2cをストッパ面7cに当
接したときには保持装置2の仮想反射点Cは交点Eに一
致する。而してこの場合光路長はlだけ長くなるので減
算方式の光波距離計用レフレクターとして使用しうる。
次に第2図示のように保持装置2の尾部の鉄片10に円錐
状の第2のアタッチメント12を磁石11により吸着させる
とその第2のアタッチメント12の尾端の点13を仮想反射
点Cとし、これを直接測定点に当てて通常の減算方式の
光波距離計用レフレクターとして使用しうる。
状の第2のアタッチメント12を磁石11により吸着させる
とその第2のアタッチメント12の尾端の点13を仮想反射
点Cとし、これを直接測定点に当てて通常の減算方式の
光波距離計用レフレクターとして使用しうる。
上記装置において締付用螺子5aを弛めることにより支持
枠5及び反射鏡1を測定ポール3aに沿って上下に摺動す
ることができる。
枠5及び反射鏡1を測定ポール3aに沿って上下に摺動す
ることができる。
なお、上記保持装置2と支持筒7は螺子に限らず、それ
以外の例えばバヨネット等で2様に固定しうるようにし
てもよい。
以外の例えばバヨネット等で2様に固定しうるようにし
てもよい。
以上のように、本考案光波距離計用レフレクターは、光
路を長くするアタッチメントにより減算方式として使用
できるものである。
路を長くするアタッチメントにより減算方式として使用
できるものである。
また本考案では減算方式の反射鏡でも反射鏡を上下にス
ライド出来るものである。
ライド出来るものである。
第1図は本考案の一実施例の断面を示す側面図、第2図
はその減算方式の保持装置の縦断面図、第3図は他のア
タッチメントの断面図、第4図は従来の装置の縦断面図
である。 5……支持枠、3a……測定ポール、7……支持筒、1…
…反射鏡、2……保持装置、9……アタッチメント。
はその減算方式の保持装置の縦断面図、第3図は他のア
タッチメントの断面図、第4図は従来の装置の縦断面図
である。 5……支持枠、3a……測定ポール、7……支持筒、1…
…反射鏡、2……保持装置、9……アタッチメント。
Claims (1)
- 【請求項1】支持枠は測定ポールに上下に摺動及び締付
固定すべく嵌合し、この支持枠には支持筒を回動すべく
枢着し、この支持筒には光を入射した方向に反射する反
射鏡の保持装置をその仮想反射点が上記測定ポールの中
心軸上にあるように固定し、この反射鏡に減算方式にな
るように光路を長くするアタッチメントを取着けてなる
光波距離計用レフレクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16619888U JPH0648447Y2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 光波距離計用レフレクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16619888U JPH0648447Y2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 光波距離計用レフレクター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0285383U JPH0285383U (ja) | 1990-07-04 |
JPH0648447Y2 true JPH0648447Y2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=31453371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16619888U Expired - Fee Related JPH0648447Y2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 光波距離計用レフレクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0648447Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-21 JP JP16619888U patent/JPH0648447Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0285383U (ja) | 1990-07-04 |
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