JPH0686092U - 光波距離計用リフレクター - Google Patents

光波距離計用リフレクター

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Publication number
JPH0686092U
JPH0686092U JP3253593U JP3253593U JPH0686092U JP H0686092 U JPH0686092 U JP H0686092U JP 3253593 U JP3253593 U JP 3253593U JP 3253593 U JP3253593 U JP 3253593U JP H0686092 U JPH0686092 U JP H0686092U
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JP
Japan
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reflector
contact portion
reference contact
holding frame
distance meter
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Pending
Application number
JP3253593U
Other languages
English (en)
Inventor
英也 河内
Original Assignee
株式会社ソキア
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Publication date
Application filed by 株式会社ソキア filed Critical 株式会社ソキア
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、アダプターを用いないとき
にも、用いたときにも仮想反射面での測定が容易にでき
る光波距離計用リフレクターの提供にある。 【構成】 本考案に係る光波距離計用リフレクター10
は、コーナーキューブを備えたプリズム11と、このプ
リズム11を保持する保持枠12と、この保持枠12に
配設されて所定位置に可動可能な基準当接部13と、を
備えたリフレクター10であって、前記基準当接部13
は前記所定位置において仮想反射面が形成されると共に
リフレクター10の光軸との交点が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は光波距離計用リフレクターに係り、特に光波距離計用リフレクターに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から光波距離計は測定光を測点位置に配置したリフレクターに向けて発光 し、このリフレクターで反射された光と基準光との位相差から距離を測定してい る。そして光波距離計用リフレクターは、ポールに取付けたり、壁面に配置した りするためのアダプターを用いている。
【0003】 例えば、アダプターとしては、リフレクターの取付部が形成され、この取付部 に基準当接部を設け、この基準当接部は、リフレクターの仮想反斜面とリフレク ターの光軸との交点に設けられている(例えば、実公昭63−36288号公報 )。
【0004】 また測量用ポールにリフレクターを保持するためのリフレクター支持装置が提 案されている。例えば実公昭63−36289号公報で提案されているように、 測量用ポールが貫通する縦孔と、該測量用ポールの係止部材と、揺動可能なレフ レクター取付けアーム部とを有する光波距離計レフレクター支持装置であって、 取付けられたレフレクターの仮想反射面と該レフレクターの光軸との交わる点が 上記縦孔の中心線内にあり、かつ上記レフレクター取付けアーム部の揺動軸線が 上記縦孔の中心軸線と直交して形成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術によれば、いずれもアダプターを用いており、仮想反射面にあて るアダプターが必要であり、使用状況に応じたアダプターを使用するために、ア ダプターの着脱に手間がかかり、またアダプターを紛失し易いという不都合があ る。
【0006】 本考案の目的は、アダプターを用いないときにも、用いたときにも仮想反射面 での測定が容易にできる光波距離計用リフレクターの提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る光波距離計用リフレクターは、コーナーキューブを備えたプリズ ムと、該プリズムを保持する保持枠と、該保持枠に配設されて所定位置に可動可 能な基準当接部と、を備えたリフレクターであって、前記基準当接部は前記所定 位置において仮想反射面が形成されると共にリフレクターの光軸との交点が設け られてなることを特徴とする。
【0008】 より具体的には、基準当接部が保持枠に形成された回転軸によって回動可能に 形成すると好適である。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部 材,配置等は本考案を限定するものでなく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変す ることができるものである。
【0010】 図1及び図2は本考案に係る光波距離計用リフレクターを示すものであり、図 1はコーナー部において使用状態を示す断面説明図、図2は基準当接部側からみ た斜視図である。
【0011】 本例に係る光波距離計用リフレクター10は、コーナーキューブを備えたプリ ズム11と、このプリズム11を保持する保持枠12と、この保持枠12に配設 されて所定位置に可動可能な基準当接部13と、を備えている。
【0012】 本例の保持枠12は、円筒状をしており、一端側が開口部12aとなっており 、保持枠12の他端側には、雄ねじからなる係合部12bを介してリフレクター 10の光軸L上に基準当接部13が形成されている。本例の基準当接部13は棒 状の石突きとなっており、先端部13aが尖って形成されている。
【0013】 そして基準当接部13を構成する棒状の中心軸である先端部13aが、リフレ クター10の光軸L上にあるときに仮想反射面14の位置と一致するように形成 されている。換言すれば、プリズム11の光軸Lと基準当接部13の中心軸を一 致させる。
【0014】 上記基準当接部13は保持枠12に形成された支持部15によって保持されて いる。本例の支持部15は円形凹部が合成樹脂等からなる円形凹部15aが形成 され、この円形凹部15aの一方向に切欠部15bが形成されて、円形凹部15 aに対して略直角方向にも円形凹部15cが形成されている。
【0015】 そしてこの支持部15と基準当接部13とは回転軸16によって連結されてい る。従って、基準当接部13は支持部15に対して図2の矢印で示すように回動 可能に形成され、円形凹部15a,15cとの間でクリック感をもって係止され る。
【0016】 次に上記構成からなる光波距離計用リフレクター10の使用例について説明す る。図1で示す例においては、測点Pをプリズム11単体で測定する場合を示す ものであり、測点Pが、壁等のコーナー部にあるときに好適である。即ち、光波 距離計用リフレクター10の基準当接部13を、回転軸16を中心に回転させて 延出し、リフレクター10の光軸L上に位置させる。これによって、アダプター 等を使用することなく仮想反射面で測定をすることができる。
【0017】 図3及び図4は測量用ポールの装着装置を用いた使用例を示すもので、図3は 断面説明図、図4は図3のA−A断面図である。 本例では、仮想反射面14が測量用ポール25の中心軸ある場合の使用例を示 すものである。即ち、本例では、光波距離計用リフレクター10を固定するため の固定枠21と、スライド枠22と、固定ねじ23と、円形気泡管24を備えた 装着装置Sを用いている。
【0018】 本例の固定枠21は、一方側が開口部21aとして形成され、この開口部21 aに前記保持枠12に形成した係合部12bとしての雄ねじと螺合する雌ねじが 形成されており、他方側には円形気泡管24が配設されている。
【0019】 そしてこの固定枠21の内側には、スライド枠22が連結されており、このス ライド枠22には、上部位置で上記固定枠21と連結する第1連結部22aが形 成され、下部位置において固定ねじ23を設ける第2連結部22bが形成されて いる。また中心位置には、測量用ポール25が貫通する縦孔22cが形成されて いる。
【0020】 そして、この縦孔22cの中心位置は、測量用ポール25の中心と一致するよ うに構成されていると共に、縦孔22cの中心と基準当接部13の先端とが一致 するように形成されている。
【0021】 上記構成からなる装着装置Sを用いたときは、先ず、装着装置Sを測量用ポー ル25に取付ける。取付けは、固定ねじ23を緩めておいて、縦孔22cに測量 用ポール25を貫通させて、適当な位置で固定ねじ23を締め付ける。
【0022】 次に、光波距離計用リフレクター10の基準当接部13を回転軸16を中心に 回動させて、図4で示すように折り曲げる。そして光波距離計用リフレクター1 0と固定枠21とを螺合させる。次に測点Pに測量用ポール25を配置して、固 定ねじ23を緩めて所定の高さにスライド枠22を上下移動させて、固定ねじ2 3を締め付けて固定する。
【0023】 上記実施例においては、係合部12bと基準当接部13とを回転軸によって連 結して、基準当接部13が回動出来るように構成下例を示したが、基準当接部1 3は、保持枠12に対して公知の手段によりスライドできるように構成しても良 い。この場合においても、基準当接部13が延出した状態の先端部が仮想反射面 となるように構成する。
【0024】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係る光波距離計用リフレクターは、コーナーキューブ を備えたプリズムと、このプリズムを保持する保持枠と、この保持枠に配設され て所定位置に可動可能な基準当接部と、を備えたリフレクターであって、前記基 準当接部は前記所定位置において仮想反射面が形成されると共にリフレクターの 光軸との交点が設けられているので、基準当接部がリフレクターと一体化してお り、従来のアダプターが不要となる。またアダプターを取付けるときには、基準 当接部が可動するために、アダプターの取付けが容易であり、リフレクターの使 用状況に応じた仮想反射面での測定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る光波距離計用リフレクターの断面
説明図である。
【図2】光波距離計用リフレクターの斜視図である。
【図3】光波距離計用リフレクターの他の使用例を示す
断面説明図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【符号の説明】
10 光波距離計用リフレクター 11 プリズム 12 保持枠 13 基準当接部 14 仮想反射面 15 支持部 16 回転軸 L 光軸

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーナーキューブを備えたプリズムと、
    該プリズムを保持する保持枠と、該保持枠に配設されて
    所定位置に可動可能な基準当接部と、を備えたリフレク
    ターであって、前記基準当接部は前記所定位置において
    仮想反射面が形成されると共にリフレクターの光軸との
    交点が設けられてなることを特徴とする光波距離計用リ
    フレクター。
  2. 【請求項2】 前記基準当接部は保持枠に形成された回
    転軸によって回動可能に形成されてなる光波距離計用リ
    フレクター。
JP3253593U 1993-05-25 1993-05-25 光波距離計用リフレクター Pending JPH0686092U (ja)

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JP3253593U JPH0686092U (ja) 1993-05-25 1993-05-25 光波距離計用リフレクター

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JPH0686092U true JPH0686092U (ja) 1994-12-13

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ID=12361639

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1096630A (ja) * 1997-10-20 1998-04-14 Moriyama Giken:Kk 光波距離計レフレクター支持台
JP2016017828A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 株式会社マイゾックス 測量用反射ターゲット装置

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