JPH075428Y2 - 距離計測レフレクター用アダプター - Google Patents

距離計測レフレクター用アダプター

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JPH075428Y2
JPH075428Y2 JP9094389U JP9094389U JPH075428Y2 JP H075428 Y2 JPH075428 Y2 JP H075428Y2 JP 9094389 U JP9094389 U JP 9094389U JP 9094389 U JP9094389 U JP 9094389U JP H075428 Y2 JPH075428 Y2 JP H075428Y2
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英也 河内
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株式会社ソキア
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、距離計測に使用するレフレクター、例えば光
波距離計レフレクター用アダプターに係り、特に様々な
形状の被測距点に対してレフレクターを設置することを
可能にした距離計測レフレクター用アダプターに関す
る。
[従来の技術] 例えば光波距離計は、変調光波を被測距点に置かれたレ
フレクターに向けて発光し、該レフレクターで反射され
た変調光波と発光変調光波との位相差を計測することに
より、レフレクターまでの距離を測定するものであり、
この場合レフレクターとしては、被測距点が建物の壁等
であったりすると、従来のようにレフレクターを三脚上
に固定して計測を行なうことが困難となる。そこで三脚
に代わるレフレクター保持装置として、例えば、実公昭
63−36288号公報で開示されているようなアダプターが
提案されている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来技術は、特別な形状を有するアダプターをレフ
レクターに取付けたものである。このアダプターを用い
れば、被測距点が建物の壁面であっても、レフレクター
を光波距離計に向けて設置することができる。
しかし、上記従来技術の場合、壁面の形状によって、使
用するアダプターを変えねばならないという問題があ
る。即ち、上記従来技術で開示されているように、平面
上の壁面に対しては、アダプターが用いられ、被測距点
が2つの壁面の交線内にある場合には、別のアダプター
を用いることとになる。このため、いろいろな形状の壁
面等に対応するためには、それに適合した複数個のアダ
プターを常時用意して、これをレフレクターとは別途保
管しておかなければならないという不具合がある。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、本考案の目
的は、1個のアダプターで様々な形状の壁面等に対して
レフレクターを設定させることのできる距離計測レフレ
クター用アダプターを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するために、本考案にかかる距離計測
レフレクター用アダプターは、コーナキューブを有する
レフレクターに取付けられるレフレクター用アダプター
において、該アダプターは前記レフレクターの仮想反射
面とレフレクターの光軸との交点を含む、形状の異なる
少なくとも2種類の基準当接部を備えてなる構成とし
た。
また基準当接部の一つを、頂角が90°以下の円錐形の突
起部であるように構成するとよい。
さらに基準当接部の一つを、頂角が90°以上180°未満
の切欠部であるように構成するとよい。
また基準当接部の一つを、平面に構成すると良い。更に
また基準当接部が、頂角が90°以下の円錐形の突起部
と、頂角が90°以上180°未満の切欠部と、平面と、の
3種類から構成すると好適である。
[作用] 上記のように、本考案に係るレフレクター用アダプター
には、レフレクターの仮想反射面とレフレクターの光軸
との交点を含む、形状の異なる少なくとも2種類の基準
当接部を備えてなる構成としているため、この基準当接
部と接触する面即ち壁面等に接触した部分が直接被測距
点となる。そして、壁面が平面の場合には、平面から成
る基準当接部によって、被測距点が壁面の交線内にある
場合には、円錐形状の突起部から成る基準当接部によっ
て、さらに被測距点が壁面の凸状陵線の部分にある場合
には、切欠部からなる基準当接部によって、それぞれ正
確に被測距点にレフレクターを位置させることができ
る。このように本考案は、被測距部である壁面の形状に
応じて基準当接部を適宜選択して正確な測距を行なうこ
とができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。なお、
以下に説明する部材,配置等は本考案を限定するもので
なく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変することができ
るものである。
第1A図及び第1B図は本考案に係るアダプター1の外観斜
視図であり、第2図は光波距離計レフレクター2の外観
斜視図である。
第2図で示すように、本例のレフレクター2の後部には
取付部3が後方に突出しており、この取付部は、後端に
凹部10が形成され、この凹部10内に一対のガイド4を内
側に対向して形成されている。
本例のアダプター1は、2個の円柱a,bを互いに直角に
交差させた基本的形状を有しており、各円柱端部である
4箇所の部分には、それぞれ形状の異なる基準当接部が
形成されている。この基準当接部としては、円柱aの一
端部(第1A図中上部)には平面部7が形成されている。
また基準当接部として、円柱bの一端部(第1B図左側)
には円錐状の突起部8が形成されているが、この突起部
8は頂角が90°以下の円錐形をしている。また円柱bの
他端部には切欠部9が基準当接部として設けられている
が、この切欠部9は頂角が90°以上180°未満に切欠し
て形成されている。なお本例では、円柱aの端部(第1
図中下側)については、特に活用していないが、この部
分に、ねじ山を螺刻して、他の支持部材と螺合できるよ
うに構成しても良い。
本例のアダプター1の外周面5の両側には、直角に縦横
に細長く凹設されたガイド溝6及び6′が形成されてい
る。このガイド溝6,6′はそれぞれ円柱a,bの外周両側
(第1A図及び第1B図の手前側及び裏側)の中間位置で長
手方向に凹設されている。そしてこのガイド溝6,6′と
前記レフレクター2に形成された取付部のガイド4とを
係合させることにより、アダプター1をレフレクター2
に取付けることができるようになっている。
そして、図中記号Hは、レフレクター2の前面から基準
当接点までの距離を示すものであり、本例では、上記ア
ダプター1の2個の円柱a,bの端部部分、即ち、平面部
7の平面,突起部8の頂角,切欠部9の頂角までの距離
が、第3A図乃至第3C図において示すように、全て等しく
なるようにアダプター1の寸法形状は決定されている。
なお図中、符号16はコーナーキューブ,符号17はコーナ
ーキューブリング止めである。
次に、上記構成からなるレフレクターとアダプターとの
取着について説明する。
第3A図乃至第3C図は、前記アダプター2をレフレクター
1に取付けて、形状の異なる各壁面にレフレクター1を
設置したときの平面図であり、これら第3A図乃至第3C図
に基づいて説明する。
第3A図で示すように、被測距点13、即ちレフレクターの
設置面が、例えば壁面で、この壁面が平面の場合には、
アダプター2の縦方向のガイド溝6′を、前記レフレク
ター1の後方延出した取付部3(即ち取付部3の凹部10
内のガイド4)と係合させ、アダプター2の平面部7
を、被測定点である壁面11に当接させる。この時、レフ
レクター2は光波距離計(図示せず)に向けて設置さ
れ、且つ壁面11は仮想反射面と一致することになる。
第3B図は被測距点13が2つの壁面の交線内にある場合を
示すもので、この場合には、アダプター2は、その切欠
部9をレフレクター2側に向けた状態で、横方向のガイ
ド溝6を、レフレクター1のガイド4に係合させて、レ
フレクター2に取付ける。そして、円錐形突起部8の頂
部8aを壁面11′,11″の交線12上に当接させる。このよ
うにすれば、円錐形突起部8の頂部8aを基準当接点とし
て、被測距点13に一致させることができる。なお、壁面
11′と11″のなす角が直角の場合にもアダプター2を設
置できるように円錐形突起部8の頂角は90°以下に形成
されている。
また、第3C図は壁面11′,11″の凸状綾線部14上に被測
距点15がある場合を示す。この場合には、アダプター1
の向きを前記第3B図の場合と反対向き、即ち、円錐上突
起部8をレフレクター2側へ向けた状態で、横方向のガ
イド溝6をガイド4に係合させて取付ける。そして、ア
ダプター1の切欠部9の綾線9aを凸状綾線部14に当接さ
せることにより、第3A図および第3B図の場合と同様に、
被測距点15を仮想反射面上の基準当接点に一致させるこ
とができる。なお、切欠部9は、壁面11′,11″の交角
が鈍角で凸状綾線を形成している場合にも対応できるよ
う、90°以上180°未満に切り欠かれている。
以上のように、本考案のアダプターは1つであり、しか
もレフレクターの取付部内のガイドと係合して、取付部
内に略半分が収納されるため、レフレクター内にコンパ
クトに収納でき、紛失の虞がない。
上記実施例では、アダプター1とレフレクター2との取
着機構として、ガイドとガイド溝による係合を用いてい
るが、これらのガイドを用いた係合手段と共に、或は単
独で磁気等を利用して取着しても良い。即ち、レフレク
ター2の取付部3に磁石を取着し、一方アダプター2を
金属等で作製して、着脱可能としてもよい。
[考案の効果] 本考案に係るレフレクター用アダプターは、上記したよ
うにレフレクターの仮想反射面とレフレクターの光軸と
の交点を含む、形状の異なる少なくとも2種類の基準当
接部を備えてなる構成としており、この基準当接部と接
触する面即ち壁面等に接触した部分が直接被測距点とな
る。そして平面部から成る基準当接部と、突起部から成
る基準当接部と、切欠部からなる基準当接部等の異なる
形状の基準当接部を有するため、被測距点が異なる面
(形状)であっても、単一のアダプターを用いて、あら
ゆる形状の被測距点に対応し、レフレクターを設置した
時の被測距点と基準当接部とを一致させることができ
る。
このため、被測距点の形状に応じて複数のアダプターを
用いる必要がなく、一個のアダプターであれば、常時レ
フレクターに取付けたまま保管することができ、別途ア
ダプター収納用ケースを設ける必要もなく、アダプター
の紛失を防止でき、アダプターの管理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1A図及び第1B図,第2図,第3A図乃至第3C図は本考案
の実施例を示し、第1A図及び第1B図はレフレクター用ア
ダプターの外観視図、第2図はレフレクターの外観斜視
図、第3A図乃至第3C図は本考案に係るアダプターを用い
てレフレクターを設置した時の平面図であり、第3A図は
被測距点が平面上の壁面にある場合、第3B図は被測距点
が2つの壁面の交線内にある場合、第3C図は被測距点が
壁面の凸状綾線部にある場合の設置例である。 1…アダプター、2…レフレクター、3…取付部、4…
ガイド、6,6′…ガイド溝、7…基準当接部(平面
部)、8…基準当接部(突起部)、9…基準当接部(切
欠部)、11,13,15…被測定点(壁面,交線,凸状)。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コーナキューブを有するレフレクターに取
    付けられるレフレクター用アダプターにおいて、該アダ
    プターは前記レフレクターの仮想反射面とレフレクター
    の光軸との交点を含む、形状の異なる少なくとも2種類
    の基準当接部を備えてなることを特徴とする距離計測レ
    フレクター用アダプター。
  2. 【請求項2】基準当接部の一つが、頂角が90°以下の円
    錐形の突起部であることを特徴とする請求項1記載の距
    離計測レフレクター用アダプター。
  3. 【請求項3】基準当接部の一つが、頂角が90°以上180
    °未満の切欠部であることを特徴とする請求項1記載の
    距離計測レフレクター用アダプター。
  4. 【請求項4】基準当接部の一つが、平面であることを特
    徴とする請求項1記載の距離計測レフレクター用アダプ
    ター。
  5. 【請求項5】基準当接部が、頂角が90°以下の円錐形の
    突起部と、頂角が90°以上180°未満の切欠部と、平面
    と、の3種類備えてなることを特徴とする請求項1記載
    の距離計測レフレクター用アダプター。
JP9094389U 1989-08-03 1989-08-03 距離計測レフレクター用アダプター Expired - Fee Related JPH075428Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100895783B1 (ko) * 2002-10-23 2009-05-08 한국항공우주산업 주식회사 레이저 트랙커의 리플렉터 어댑터

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100895783B1 (ko) * 2002-10-23 2009-05-08 한국항공우주산업 주식회사 레이저 트랙커의 리플렉터 어댑터

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