JPH0750658Y2 - ポールアダプター - Google Patents

ポールアダプター

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JPH0750658Y2
JPH0750658Y2 JP10861589U JP10861589U JPH0750658Y2 JP H0750658 Y2 JPH0750658 Y2 JP H0750658Y2 JP 10861589 U JP10861589 U JP 10861589U JP 10861589 U JP10861589 U JP 10861589U JP H0750658 Y2 JPH0750658 Y2 JP H0750658Y2
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pole
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reflection prism
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Inventor
英也 河内
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株式会社ソキア
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光波測距儀による距離測定作業に際して、測
点に立てたポールに光を反射するプリズムを取付けるた
めのポールアダプターの構造に関する。
〔従来技術〕
光波測距儀による距離測定作業において使用される反射
プリズムは、測点に立てた一般に円形断面を有するポー
ルに取付けて使用される。この取付けにはポールアダプ
ターと呼ばれるものが使用される。このポールアダプタ
ーには、反射プリズムをポールの頂部に取付けるための
もの、及びポールの側面に取付けポールに沿ってスライ
ド自在として所定位置に締付け部材により固定するもの
とが存在していた。1つのポールに対し2つのポールア
ダプターが存在することは、使用していない他方のポー
ルアダプターの管理が面倒である等のことから、前記2
つのポールアダプターの機能を1つのポールアダプター
で果たすことができるようにする提案もなされている。
この従来技術を第10図〜第13図に示す。第10図が従来の
ポールアダプターの縦断面図、第11図が横断面図、第12
図及び第13図はポールアダプターの使用方法を示す斜視
図である。
すなわち、この従来のポールアダプター2は、中央上下
方向にポール4を挿通させるためのポール孔6が形成さ
れており、側面には反射プリズム8の着脱ねじ10を螺合
するためのねじ孔12が形成され、ポール孔6の上部には
別の反射プリズムの着脱ロッド14(第13図参照)が挿入
されるためのアタッチメント16が螺合できるようになっ
ている。またポールアダプター本体は2つに分割されて
おり、締付けねじ18により連結されている。この締付け
ねじ18を締付けることにより、挿通されたポール4を締
付け固定することができる。
第12図に示すように、ポールアダプター2の側面のねじ
孔12に反射プリズム8を取付け、ポール4に沿って上下
方向にスライドさせ、所定位置に反射プリズム8を位置
させることができる。また第10図又は13図に示すよう
に、ポールアダプター8の上部にアタッチメント16を取
付け、このアタッチメント16に反射プリズム8を螺着し
た支持枠9下端の着脱ロッド14を挿入し、固定ねじ20に
より固定することで、反射プリズムをポールの頂部に取
付けることができる。
〔考案の解決しようとする課題〕
しかしながら、前記ポールアダプター2は1個で、反射
プリズム8をポール4の側面にも、頂部にも取付けるこ
とができるが、反射プリズム8を側面に取付ける際には
アタッチメント16を外しておかねばならず、この外した
アタッチメント16の管理が面倒なものとなる。すなわち
アタッチメント16を入れておくための袋を備える必要が
あったり、アタッチメントを紛失してしまうおそれがあ
った。
本考案は以上の問題点を解決するためになされたもの
で、取外す必要のあるアタッチメントが存在せず、1個
のポールの側面又は頂部に反射プリズムを取付けること
のできるポールアダプターを提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は以上の目的を達成するためになされたもので、
円形断面を有するポールの側面又は頂部に光波測距儀用
反射プリズムを取付けるためのポールアダプターにおい
て、ポールを挿入するための2個の同径のポール孔が偏
心して平行に形成され、一方のポール孔の上部には、前
記光波測距儀用反射プリズムの着脱ロッドを挿入するた
めの着脱孔であってポール孔の径と異なる径の孔が同軸
に形成され、ポールアダプターの側面には他の光波測距
儀用反射プリズムが着脱される着脱部が形成されている
ものである。
〔作用〕
ポールの側面に光波測距儀用反射プリズムを取付ける場
合には、2個のポール孔のうち上部に着脱孔が形成され
ていないポール孔へポールを挿入する。この時、光波測
距儀用反射プリズムは側面の着脱部へ取付けられる。ポ
ールの頂部へ光波測距儀用反射プリズムを取付ける場合
には、上部に着脱孔が形成された側のポール孔へポール
を挿入し、上部から着脱孔へ光波測距儀用反射プリズム
の着脱ロッドを挿入する。このように、2個のポール孔
のうち何れのポール孔へポールを挿入するかにより、1
個のポールアダプターによって、光波測距儀用反射プリ
ズムをポールの側面又は頂部に取付ける2つの働きを果
たすことができる。このため2つの働きを果たす際にア
タッチメントを付け替える換える必要がない。
〔実施例〕
本考案の1実施例を第1図〜第9図において説明する。
第1図〜第4図は光波測距儀用反射プリズム8(以下、
単に反射プリズムという)をポール4の頂部に取付ける
ようにポールアダプター2を使用した状態を示すもので
ある。第5図〜第7図は反射プリズム8をポール4の側
部に取付けるようにポールアダプター2を使用する状態
を説明する図である。
第1図及び第5図に示すように、ポールアダプター2の
内部には上下方向にポール孔22,24が形成されている。
このポール孔22,24は同径のものが2個偏心して平行に
形成されている。この実施例ではポール22,24の径は30m
mであり、孔22,24の偏心量(G1,G2間距離)は5mmであ
る。2つのポール孔22,24のうち、一方のポール孔24の
上部には着脱孔26が同軸に形成されている。この着脱孔
26の径は前記ポール孔の径より小さく25mmである。この
ため、ポール孔24の上端には段差部28(第2図及び第6
図参照)が形成されることになり、この段差部28にポー
ル4の頂端が係合し、ポールアダプター2の位置決めが
なされることとなる。
第3図において、ポールアダプター2の側面には、この
側面に取付けられるタイプの反射プリズム8が着脱され
る着脱部としてのねじ孔30が形成されている。このねじ
孔30に対し、反射プリズム8の着脱ねじ10が螺合し取付
けが行われるようになっている。また、この着脱部とは
反対側の側面に、2個の締付ねじ32,34が備えられてい
る。この締付ねじ32,34は、側面に形成されたボス36の
ねじ孔38に対し螺合し貫通するようになっている。側面
を貫通した締付ねじ32,34の先端は、前記ポール孔22,24
に螺入されたポール4、又は前記着脱孔26に挿入された
着脱ロッド14を押圧するようになっている(第1図、第
3図参照)。なお符号14aは着脱ロッドとの外周に周設
されている締付ねじ係合用のV溝である。これらの締付
けねじ32,34の軸の方向は、第1図および第5図に示す
ように、偏心して平行に形成されるポール孔22,24の2
つの中心軸G1,G2の間を通るようになっている。これに
より、締付ねじ32,34の先端が着脱ロッド14に接触する
際には着脱ロッド14を着脱孔26の壁面に押さえ付ける働
きをし、ポール4に接触する際にはポール4をポール孔
22,24の壁面に押圧する働きを有する。
第4図に示すように、ポール4の頂部に取付けるタイプ
の反射プリズム8は、取付け枠40を介して支持枠42に対
し平行軸l回り回動可能に支持され、この支持枠42の下
面に設けられた着脱ロッド14が、ポールアダプター2の
着脱孔26へ挿入されるようになっている。着脱ロッド14
の着脱孔26への挿入を行う前に、先ずポールアダプター
2の2つのポール孔22,24のうち上部に着脱孔26が形成
されているポール孔24へ、ポール4の上端を挿入し(第
4図)、段差部28で位置決めする(第2図)。この後、
下側の締付ねじ34により固定を行う。そして着脱ロッド
14を着脱孔26へ挿入し、上側の締付ねじ32により固定す
る。これにより、反射プリズム8をポール4の頂部に取
付けることができる。
次に、反射プリズム8をポール4の側面に取付ける状態
は第7図のようになる。このときポール4は、第5図,
第6図のようにポールアダプター2の2つのポール孔2
2,24のうち、上部に着脱孔26が形成されていない方のポ
ール孔22へ挿入され、ポール4に沿ってスライドされ所
定位置に位置させた後、締付ねじ32,34の締付け固定を
行う。このとき2つの締付ねじ32,34のどちらを使用し
てもよいし、双方を使用してもよい。アダプター2のポ
ール4に対する固定を行った後、ポール4の側面に取付
けるタイプの反射プリズム8を、反射プリズム8側の着
脱ねじ10をポールアダプター2側のねじ孔30に螺合する
ことにより、取付けを行う。これにより、反射プリズム
8はポール4の側面の任意の所定位置に取付けられる。
このようにして反射プリズム8が取付けられたポール4
は、第8図又は第9図に示すように、三脚44に取付けら
れたクリッパー46により挾まれ鉛直に支持される。この
時、正しく鉛直となっているかどうかは、ポール4に取
付けられている気泡管48により確認、調整できる。
以上説明したように、本実施例のポールアダプター2に
よれば、ポール4の側面に反射プリズム8を取付ける際
には、ポールアダプター2の2つのポール孔22,24のう
ち上部に着脱孔26が形成されておらず上下方向に貫通す
るポール孔22へ、ポール4を挿入し、ポール4に沿って
スライドさせ、所定位置にて締結ねじを締付けることに
より、所定位置に反射プリズム8を取付けることができ
る。また上部に着脱孔26が形成されたポール孔24へポー
ル4の頂端を挿入し、上部から着脱孔26へ反射プリズム
8の着脱ロッド14を挿入することにより、ポール4の頂
部に反射プリズム8を取付けることができる。従って、
従来のようにポール4の側面又は頂部のどちらに取付け
るかによって取外しを行わねばならなかったアタッチメ
ント16(第10図参照)が不要となり、アタッチメント16
をなくしてしまう心配がなく、アタッチメント16を入れ
るための袋等を備える必要もない。
なお前記実施例では、締付ねじ32,34を用いてポール4
及びプリズム支持枠の着脱ロッド14を固定するようにな
っているが、ポールや着脱ロッドを固定するにはねじ部
材に限られるものではなく、その他の締付固定手段であ
ってもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案のポールアダプターによれ
ば、偏心して平行に形成される2個の同径のポール孔の
どちらにポールを挿入するかにより、1個のポールアダ
プターにより、ポールの側面又は頂部に反射プリズムを
取付けることができる。従って、従来のようなアタッチ
メントを必要としないで済み、アタッチメントの管理が
面倒となることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のポールアダプターの一実施例を示す横
断面図で、第2図のI−I断面図、第2図は第1図のII
-II断面図(ポールアダプターの縦断面図)、第3図は
第1図のIII-III断面図(ポールアダプターの縦断面
図)、第4図は本実施例のポールアダプターによりポー
ルの頂部に反射プリズムを取付ける様子を示す斜視図、
第5図は本実施例のポールアダプターをポールの側面に
反射プリズムを取付けるために用いた状態を示す横断面
図で、第6図のV−V断面図、第6図は第5図のVI-VI
断面図(ポールアダプターの縦断面図)、第7図は第5
図の使用状態を示す全体斜視図、第8図及び第9図はポ
ールを三脚によって支持する状態を示す全体斜視図、第
10図は従来のポールアダプターの縦断面図、第11図は同
アダプターの水平断面図、第12図及び第13図は同アダプ
ターの使用方法を示す斜視図である。 2……ポールアダプター、4……ポール、22,24……ポ
ール孔、8……反射プリズム、30……ねじ孔、14……着
脱ロッド、16……アタッチメント、32,34……締付ね
じ、22,24……ポール孔、26……着脱孔、28……段差
部、36……ボス、40……取付け枠、42……支持枠、44…
…三脚、46……クリッパー、48……気泡管。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円形断面を有するポールの側面又は頂部に
    光波測距儀用反射プリズムを取付けるためのポールアダ
    プターにおいて、ポールを挿入するための2個の同径の
    ポール孔が偏心して平行に形成され、一方のポール孔の
    上部には、前記光波測距儀用反射プリズムの着脱ロッド
    を挿入するための着脱孔であってポール孔の径と異なる
    径の孔が同軸に形成され、ポールアダプターの側面には
    他の光波測距儀用反射プリズムが着脱される着脱部が形
    成されていることを特徴とするポールアダプター。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載のポールアダプターにお
    いて、前記反射プリズム着脱ロッド挿入用の着脱孔はポ
    ール孔より小さく、前記反射プリズム着脱部をねじ孔と
    して、挿入されたポール及び着脱ロッドを押圧して締付
    けることを特徴とするポールアダプター。
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