JP2001179649A - 角度読取部品、ドライバビット組立体及びトルクドライバ - Google Patents

角度読取部品、ドライバビット組立体及びトルクドライバ

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JP2001179649A
JP2001179649A JP36981699A JP36981699A JP2001179649A JP 2001179649 A JP2001179649 A JP 2001179649A JP 36981699 A JP36981699 A JP 36981699A JP 36981699 A JP36981699 A JP 36981699A JP 2001179649 A JP2001179649 A JP 2001179649A
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JP
Japan
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driver bit
driver
torque
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angle
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Application number
JP36981699A
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English (en)
Inventor
Yoshihito Shimada
喜仁 島田
Futoshi Okamoto
太志 岡本
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Nitto Kohki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kohki Co Ltd
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライバビットに、簡単に安定して角度読取
部品を取り付けることができ、トルクレートを求めるた
めの、ねじ部品の回転角度測定を、簡単に行うことがで
きるトルクドライバを提供することを目的とする。 【解決手段】 ドライバビットが貫通する中空部の形成
された弾性材料からなる円筒部材と、該円筒部材に取り
付けられた指針とを備え、円筒部材に、ドライバビット
の長手方向に沿って、円筒部材の一端から他端を通り、
ドライバビットの直径より小さい幅を有した切欠が形成
され、ドライバビットに着脱可能に構成された角度読取
部品を有するドライバビット組立体を備えたトルクドラ
イバとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ねじ部品を回転さ
せて、ねじ穴が加工された被ねじ込み部品にねじ込むト
ルクドライバの、ドライバビットに取り付けられる角度
読取部品、該角度読取部品を備えたドライバビット、及
び該ドライバビットを備えたトルクドライバに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ねじ部品を被ねじ込み部品にねじ込む場
合、トルクを回転角度で割って求めたトルクレートを管
理し、適切なトルクレートの下でねじ込み作業を行うこ
とが要求される。このため締付トルクに加え、ねじ部品
の回転角度を測定することが必要となる。
【0003】従来のトルクドライバ21は、図3(A)
と、同図のC−C矢視図である図3(B)に示すよう
に、トルクドライバ21にドライバビット25が連結さ
れ、トルクドライバ21はドライバビット25を回転さ
せる。ドライバビット25はねじ部品23に係合し、ね
じ部品23を回転させ被ねじ込み部品24にねじ込み、
締付作業を行う。この締付作業中に、締付トルクはトル
クドライバ21に内蔵されているトルク測定器(図3に
不図示)によって測定できる。一方、ねじ部品23の回
転角度の測定は、以下のように行われている。
【0004】ねじ部品23の回転角度は、回転角度を測
定するねじ部品23の外周に、中心に穴の開いた2π
(360度)分度器形状の目盛板67Aを置き、ドライ
バビット25にクリップ62を伸ばして巻き付けて指針
としたもの、若しくはテープまたは接着剤で固定した指
針(図3に不図示)が指し示す角度を目盛板67A上で
読んで求める。このとき目盛板67Aは、ねじ部品23
が目盛板67Aの中心の穴を貫通するように設置され
る。前述のようにドライバビット25はねじ部品23に
係合し、ねじ部品23を回転させるので、ドライバビッ
ト25の回転角度はねじ部品23の回転角度に等しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のト
ルクドライバ21によれば、ドライバビット25にクリ
ップ62を伸ばし巻き付けて指針とするか、若しくは指
針をテープまたは接着剤でドライバビットに固定する
と、固定された指針は外れやすく安定性に欠ける。
【0006】そこで本発明は、ドライバビットに、簡単
に安定して指針を取り付けることができ、トルクレート
を求めるための、ねじ部品の回転角度測定を、簡単に行
うことができるトルクドライバを提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明による角度読取部品41は、例
えば図1に示すように、ドライバビット5が貫通する中
空部44の形成された弾性材料からなる円筒部材43
と;該円筒部材43に取り付けられた指針42とを備
え;円筒部材43に、ドライバビット5の長手方向に沿
って、円筒部材43の一端から他端を通り、ドライバビ
ット5の直径より小さい幅を有した切欠45が形成さ
れ;ドライバビット5に着脱可能に構成されている。
【0008】このように構成すると、切欠が形成され
た、弾性材料からなる円筒部材を備えるので、角度読取
部品をドライバビットに、ドライバビットが中空部を貫
通した状態で、容易に取り付けることができる。中空部
の内径をドライバビットの直径より若干小さくするとよ
い。円筒部材は弾性材料からなるので、ドライバビット
の長手方向からドライバビットが中空部に挿入するよう
に押し込むことで切欠が押し広げられ、角度読取部品を
ドライバビットに取り付けることができる。
【0009】また、逆に角度読取部品を取り外すとき
も、円筒部材が弾性材料からなるので、ドライバビット
の長手方向で、取り付けた方向とは逆の方向に、角度読
取部品を引っ張れば取り外しが可能となる。中空部の内
径をドライバビットの直径より若干小さくすると、円筒
部材の内径がドライバビットによって押し広げられた状
態で取り付くので、角度読取部品がドライバビットの長
手方向にずれにくく、角度読取部品がドライバビットか
ら外れにくい。
【0010】また、切欠の幅がドライバビットの直径よ
り小さいので切欠の幅が広がらなければ角度読取部がド
ライバビットより外れることはない。切欠の少なくとも
一部を補強してもよい。こうすれば、ドライバビットの
回転中に遠心力により角度指示部品がより確実に外れな
いように、することができる。なお、指針は円筒部材の
円筒の中心軸線に対して垂直に取り付けるとよい。
【0011】請求項2に係る発明によるドライバビット
組立体は、請求項1に記載の角度読取部品と、前記ドラ
イバビットとを備える。
【0012】請求項3に係る発明によるトルクドライバ
は、請求項2に記載のドライバビット組立体と、前記ド
ライバビット組立体が接続される接続部とを備える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1(A)は、本発明の
実施の形態に係る角度読取部品41を備えるトルクドラ
イバ1と、トルクドライバ1よって締付作業の行われる
ねじ部品3、被ねじ込み部品4を表す模式的外形図であ
る。図1(B)は、同図のA−A矢視図である。
【0014】トルクドライバ1は接続部6を備え、接続
部6には、回転軸としての、断面円形の棒状のドライバ
ビット5が固定して接続される。ドライバビット5はね
じ部品3に係合し、ドライバビット5の回転によってね
じ部品3が、被ねじ込み部品4にねじ込まれる。ドライ
バビット5には角度読取部品41が取り付けられる。ド
ライバビット5と角度読取部品41とを含んでドライバ
ビット組立体2が構成される。
【0015】図2(A)、図2(B)に示すように角度
読取部品41は、略長方形の板状の角度読取指針42
と、略中空円筒状の弾性材料からなる、円筒部材として
のドライバビット固定部43とから構成されている。ド
ライバビット固定部43の中空部44は、断面が円形形
状であり、この円の内径は、取り付けによって中空部4
4を貫通するドライバビット5の外径に等しく、または
好ましくは僅かに小さく形成されている。
【0016】角度読取指針42はドライバビット固定部
43の壁部49の外周に取り付けられ、ドライバビット
固定部43の中空部44の中心線に直角に配置されてい
る。壁部49の角度読取部品41が付いている部分とは
反対側には、中心線に沿って平行に切欠45が形成され
ている。切欠45はドライバビット固定部43の一端面
から他の端面まで形成されている。切欠45の幅はドラ
イバビット5の直径より小さく形成されている。
【0017】角度読取指針42は、透明の樹脂製材料か
ら製作され、長手方向の中心線に沿って読取線46が引
いてあり、読取線46の延長線は、中空部44の中心線
と直角に交わる。
【0018】図1に示すように、ねじ部品3の外周に、
中心に穴の開いた2π(360度)分度器形状の目盛板
47を置き、ドライバビット5に取り付けた角度読取指
針42が指し示す目盛板47上の角度をドライバビット
5の中心線の方向から読んで求める。このとき目盛板4
7は、ねじ部品3が目盛板47の中心の穴を貫通するよ
うに設置される。前述のようにドライバビット5はねじ
部品3に係合し、ねじ部品3を回転させる。
【0019】また、ドライバビット5に取り付けられた
角度読取部品41は、ドライバビット5の回転によりド
ライバビット5と同期して同じ方向に回転し、遠心力に
よってドライバビット5から外れることはないように構
成されている。よって、角度読取部品41をドライバビ
ット5に安定して取り付けることができる。よって、ド
ライバビット5の回転角度はねじ部品3の回転角度に等
しい。
【0020】ドライバビット5の回転後に、角度読取指
針42が目盛板47上に指し示す角度θ2と、ドライバ
ビット5の回転前に、角度読取指針42が目盛板47上
に指し示す角度θ1との差と、ドライバビット5の回転
した数Nを用い、ドライバビット5の回転角度θ(即
ち、ねじ部品3の回転角度)を、θ=θ2−θ1+2π
×N(rad)の式から求めることができる。但し、0
≦θ1<2π、0≦θ2<2πとし、θ1>θ2のとき
は、θ2はθ2+2πとして計算する。
【0021】ねじ部品3を被ねじ込み部品4にねじ込む
ときの締付トルクは、トルクドライバ1に内蔵された不
図示のトルク測定器によって測定することができる。よ
って、求めた締付トルクを回転角度で割ってトルクレー
トを測定し、適切なトルクレートで締付作業が行われて
いるか否かを知ることができる。
【0022】角度読取部品41を、ドライバビット5に
取り付けるときは、ドライバビット5を角度読取部品4
1のドライバビット固定部43の中空部44にドライバ
ビット5の長手方向から挿入する。中空部44の内径が
ドライバビット5の外径より小さい場合は、切欠45の
部分があるため、及びドライバビット固定部43が弾性
材料から製作されているため、中空部44がわずかに押
し広げられて、ドライバビット5が中空部44に挿入さ
れ、角度読取部品41はドライバビット5にしっかりと
保持される。ドライバビット固定部43を、ドライバビ
ット5から取り外すときは、角度読取部品41をドライ
バビット5の長手方向であって取り付ける方向とは逆の
方向に力を与えて引っ張れば取り外すことができる。こ
の場合、切欠45は、中空部44の中心線に平行な切欠
でもよく、該中心線に対して捻れて形成されていてもよ
い。
【0023】角度読取部品41を、ドライバビット5に
取り付けるとき、ドライバビット5に角度読取部品41
の切欠45の部分を中空部44の中心線に直角な方向か
ら押し付け、切欠45の幅をドライバビット5の直径に
等しくなるように押し広げ、ドライバビット5を中空部
44に入り込ませるようにしてもよい。ドライバビット
固定部43は、弾性材料から製作されているので切欠4
5を押し広げることができる。角度読取部品41をドラ
イバビット5から中空部44の中心線に直角な方向に取
り外すときに、切欠45を押し広げて、幅をドライバビ
ット5の直径より大きくするとよい。
【0024】ドライバビット固定部43を弾性材料から
製作し、切欠45を加工することによりドライバビット
固定部43にばね性を持たせる構造としたので、ドライ
バビット5への着脱が容易になる。さらに、中空部44
の内径に等しい外径、または好ましくは僅かに大きい外
径、を持つドライバビット5へ取り付けるので、しっか
りと固定することができ、人的不安定要素を減少させる
ことができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、切欠が形
成された弾性材料からなる円筒部材を設けたので、角度
読取部品をドライバビットに簡単に取り付けまた取り外
すことができ、トルクレートを求めるための、ねじ部品
の回転角度を簡単に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本発明の実施の形態に係るのトルク
ドライバと、ねじ部品、被ねじ込み部品を表す模式的外
形図、(B)は(A)のA−A矢視図である。
【図2】(A)は、本発明の実施の形態に係る角度読取
部品の正面図である。(B)は同平面図である。
【図3】(A)は、従来のクリップ付きのトルクドライ
バと、ねじ部品、被ねじ込み部品を表す模式的外形図、
(B)は(A)のC−C矢視図である。
【符号の説明】
1 トルクドライバ 2 ドライバビット組立体 3 ねじ部品 4 被ねじ込み部品 5 ドライバビット 6 接続部 41 角度読取部品 42 角度読取指針 43 ドライバビット固定部 44 中空部 45 切欠 46 読取線 47 目盛板 49 壁部
フロントページの続き Fターム(参考) 2F062 AA81 BC57 CC12 DD29 EE62 EE80 FF07 FF25 GG32 LL02 LL03 MM07 3C038 AA01 AA02 BC01 CA06 CA07 CC08 DA02 EA01 EA02 EA03 EA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライバビットが貫通する中空部の形成
    された弾性材料からなる円筒部材と;該円筒部材に取り
    付けられた指針とを備え;前記円筒部材に、前記ドライ
    バビットの長手方向に沿って、前記円筒部材の一端から
    他端を通り、前記ドライバビットの直径より小さい幅を
    有した切欠が形成され;前記ドライバビットに着脱可能
    に構成された;角度読取部品。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の角度読取部品と、前記
    ドライバビットとを備えたドライバビット組立体。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のドライバビット組立体
    と、前記ドライバビット組立体が接続される接続部とを
    備えたトルクドライバ。
JP36981699A 1999-12-27 1999-12-27 角度読取部品、ドライバビット組立体及びトルクドライバ Pending JP2001179649A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100396442C (zh) * 2004-09-29 2008-06-25 本田技研工业株式会社 自动工具
CN102689283A (zh) * 2011-03-25 2012-09-26 北汽福田汽车股份有限公司 转角法扳手
KR101408142B1 (ko) * 2012-10-12 2014-06-16 두산중공업 주식회사 볼트 회전 마킹용 분도기 및 이를 이용한 고압 케이싱의 볼트 체결방법
CN109632163A (zh) * 2018-12-17 2019-04-16 中国航发动力股份有限公司 一种测量球形挤压收口面紧密性的装置

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