JPH0648065B2 - 逆止弁 - Google Patents

逆止弁

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JPH0648065B2
JPH0648065B2 JP61283486A JP28348686A JPH0648065B2 JP H0648065 B2 JPH0648065 B2 JP H0648065B2 JP 61283486 A JP61283486 A JP 61283486A JP 28348686 A JP28348686 A JP 28348686A JP H0648065 B2 JPH0648065 B2 JP H0648065B2
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真人 沼田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水路に設けられる緩衝装置付きの逆止弁に関
する。
〔従来の技術〕
緩衝装置付きの逆止弁として、第3図と第4図に示すも
のが知られている。
すなわち、この逆止弁は、弁箱1の上部通路2の下流側
に、上部に上弁体アーム3を備えた小形の上弁体4が、
上記上弁体アーム3を上軸5に軸支して弁箱1に対して
回動自在に設けられ、また弁箱1の上部通路2の下に設
けられた下部通路6の下流側に、上部に下弁体アーム7
を備えた大形の下弁体8が、上記下弁体アーム7を下軸
9に軸支して弁箱1に対して上下に回動自在に設けられ
るとともに、上記上軸5に上弁体4の開作動を自由にし
て閉作動に抵抗を加える緩衝装置(図示せず)が付設さ
れる一方、上記上軸5に取り付けられたレバー10に、
下軸9に取り付けられたレバー11が、下弁体8の開ト
ルクを緩衝装置の作動を伴う上弁体4に伝達して上弁体
4の開作動を円滑にする連絡棒12で連結された構成と
されている。
なお、レバー10,11と、連絡棒12とを主体とする
トルク伝達装置には、例えば第5図に示すような適当な
クラッチ機構が組み込まれ、下弁体8の開作動時(第3
図で反時計方向、第4図と第5図で時計方向の回動)に
おいては、爪13が爪14に噛合してトルクを上軸5に
伝達し、逆に下弁体8の閉作動時においては、爪14か
ら爪13が離れて上弁体4に関係なく下弁体8が逸速く
下部通路6を閉じるようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の逆止弁においては、下弁体8の開トルクをト
ルク伝達装置を介して上弁体4に伝達する関係で、上軸
5と下軸9が大きなトルクを受けることになる。このた
め、それらの軸5,9を太くする必要が生じ、逆止弁の
全体構造が大形化し、また重量が重くなるとともに、コ
スト高につくという問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、弁箱の上部通路の下流側に、上部に上弁体ア
ームを備え上部通路を開閉する上弁体が、上記上弁体ア
ームを上軸に軸支して弁箱に対して上下に回動自在に設
けられ、また弁箱の上部通路の下に設けられた下部通路
の下流側に、上部に下弁体アームを備えるとともに流通
孔を有し、下部通路を開閉する下弁体が、上記下弁体ア
ームを下軸に軸支して下軸に対して上下に回動自在に設
けられ、上部に子弁体アームを備え上記下弁体の流通孔
の下流側においてその流通孔を開閉する子弁体が、上記
子弁体アームを上記下軸に固着して上記下弁体に対して
上下に回動自在に設けられる一方、上記下軸に上記子弁
体の開作動を自由にして閉作動に抵抗を加える緩衝装置
が付設されてなり、上記下弁体は上弁体よりも流体に対
する受圧面積が大きくされ、前記子弁体は前記下弁体の
下流側の面に接触することにより上記流通孔を閉じる構
成とすることにより上記従来の問題点を解決したもので
ある。
〔作用〕
正流が弁箱内を流れるときは、その水圧によって上弁体
と下弁体は、上軸と下軸を支点に上方に回動して上部通
路と下部通路を開放する。この時、下弁体は、水圧と一
緒に子弁体を押して子弁体と共に回動し、緩衝装置の作
動を伴う子弁体の開作動を円滑にする。
上弁体と下弁体、及び子弁体の開状態において、水の流
れ方向が変わると、上弁体と下弁体とは、逆流の水圧
で、直ちに上軸と下軸を支点に回動して上部通路と下部
通路を閉じるが、子弁体は緩衝装置の抵抗で速度を落と
して下弁体の流通孔に近付き、少し時間をおいて流通孔
を閉じる。
〔実施例〕
第1図と第2図は本発明の一実施例を示すもので、図中
符号20は弁箱である。この弁箱20内は、隔壁21に
よって上下に仕切られ、上部通路22と下部通路23が
形成されている。
上記上部通路22の下流側(第1図で右側)には、上部
に上弁体アーム24を備えた小形の上弁体25が、弁箱
20の軸受け26に支持された上軸27に上弁体アーム
24を遊動自在に軸支して弁箱20に対して上下に回動
自在に設けられている。
また、下部通路23の下流側には、上部に下弁体アーム
28を備えるとともに、横に長い矩形状の流通孔29を
有する大形の下弁体30が、弁箱20の軸受け31に支
持されて隔壁21の部分に配設された下軸32に、下弁
体アーム28を遊動自在に軸支して、下軸32に対して
上下に回動自在に設けられている。
更にまた、上記下弁体30の下流側には、上部に子弁体
アーム33を備え、上記流通孔29よりも一回り大きい
矩形状の子弁体34が、子弁体アーム33を下軸32に
ピン35で固着して弁箱20に対して下弁体30とは別
個に(換言すれば、下弁体30に対して)上下に回動自
在に設けられている。そして、上記下軸32には、周知
の緩衝装置36が設けられ、子弁体34の開作動を自由
にして閉作動に抵抗を加えるようになっている。
上弁体25は上部通路22の弁座22aに、下弁体30
は下部通路23の弁座23aに、また子弁体34は下弁
体30の流通孔29の弁座29aに、それぞれ接してそ
れらを個々に閉じるものであり、各弁座22a,23
a,29aは垂直に形成され、また各弁体25,30,
34の重心が上軸27と下軸32の軸心の下流側にあっ
て、各弁体25,30,34の密閉時に弁座22a,2
3a,29aに面圧が発生する構成とされている。
なお、上弁体アーム24の上部24aはストッパとさ
れ、弁箱20の上部内面20aに当接して上弁体25の
上方への過回動を止め、また子弁体アーム33には、ス
トッパ33aが設けられていて、隔壁21の突起21a
に対する当接によって子弁体34の上方への過回動が止
められ、その子弁体34により下弁体30の上方への過
回動も止められるようになっている。
次に上記のように構成された本発明に係る逆止弁の作用
を説明する。
第1図と第2図は、各弁体25,30,34の閉塞状態
を示すもので、この状態から水が弁箱20内を左から右
に流れると、上弁体25と下弁体30とは、正流の水圧
によって上軸27と下軸32を支点に反時計方向に回動
して上部通路22と下部通路23の弁座22a,23a
から離れ、上部通路22と下部通路23とを開放する。
また、子弁体34は、水圧を受けるとともに、下弁体3
0に押されて上方に回動する。このため、子弁体34
は、緩衝装置36に多少の作動抵抗があっても円滑に作
動するが、流通孔29は下弁体30の上部に横に長い矩
形状に形成され、その流通孔29を閉じる子弁体34の
アーム33が、実的な長さを短くされて子弁体34の回
転半径を小さくしているので、子弁体34は一層小さな
力で的確に作動することになる。
弁体25,30,34の開状態において、流れ方向が逆
になって水が第1図で右から左に流れると、開状態の上
弁体25と下弁体30とは、逆流の水圧によって(厳密
には、これに重心の下方移動に起因する回転モーメント
が加わる)、直ちに、時計方向に回動して、弁座22
a,23aに接し、上部通路22と下部通路23とを閉
じるが、子弁体34には緩衝装置36の抵抗が加わるた
め、子弁体34は速度を減じて時計方向に回動し、時間
をおいて流通孔29を徐々に閉じる。上部通路22と下
部通路23が閉じてから子弁体34が流通孔29を閉じ
終わるまで、水は流通孔29を通って流れるが、流通孔
29は、下弁体30の上部、つまり弁箱20のほぼ中心
近くに位置しているため、良好な流体効率が得られる。
なお、図のもののように、弁座22a,23aを垂直に
形成すると、その加工が容易となるが、本発明において
は、これに限られるものではない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る逆止弁は、弁箱の上
部通路の下流側に、上部に上弁体アームを備え上部通路
を開閉する上弁体が、上記上弁体アームを上軸に軸支し
て弁箱に対して上下に回動自在に設けられ、また弁箱の
上部通路の下に設けられた下部通路の下流側に、上部に
下弁体アームを備えるとともに流通孔を有し、下部通路
を開閉する下弁体が、上記下弁体アームを下軸に軸支し
て下軸に対して上下に回動自在に設けられ、上部に子弁
体アームを備え上記下弁体の流通孔の下流側においてそ
の流通孔を開閉する子弁体が、上記子弁体アームを上記
下軸に固着して上記下弁体に対して上上下に回動自在に
設けられる一方、上記下軸に上記子弁体の開作動を自由
にして閉作動に抵抗を加える緩衝装置が付設され、上軸
と下軸のいずれにも大きい開トルクが掛からない構成と
されているので、上軸と下軸とを小径とし、緩衝装置を
小さなものにして、逆止弁の全体構造を小形にまとめ、
また軽量にするとともに、コストを低減できる長所があ
る。また、流通孔および子弁体の受圧面積の大きい下弁
体に設けられているので、子弁体を設けることによる重
量増加により下弁体の動作が影響を受けることが少な
く、また、流通孔を弁箱の中央近くに配置することがで
きるので、よどみ点の影響を受け難く、安定して動作す
ることができるという効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る逆止弁の縦断面図、第2図は半断
正面図である。第3図は従来の逆止弁の縦断面図、第4
図は第3図の逆止弁の上軸に下軸を連絡しているトルク
伝達装置の側面図、第5図はトルク伝達装置に組み込ま
れたクラッチ機構の略図である。 20……弁箱、22……上部通路、23……下部通路、
24……上弁体アーム、25……上弁体、27……上
軸、28……下弁体アーム、29……流通孔、30……
下弁体、32……下軸、33……子弁体アーム、34…
…子弁体、36……緩衝装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁箱の上部通路の下流側に、上部に上弁体
    アームを備え上部通路を開閉する上弁体が、上記上弁体
    アームを上軸に軸支して弁箱に対して上下に回動自在に
    設けられ、また弁箱の上部通路の下に設けられた下部通
    路の下流側に、上部に下弁体アームを備えるとともに流
    通孔を有し、下部通路を開閉する下弁体が、上記下弁体
    アームを下軸に軸支して下軸に対して上下に回動自在に
    設けられ、上部に子弁体アームを備え上記下弁体の流通
    孔の下流側においてその流通孔を開閉する子弁体が、上
    記子弁体アームを上記下軸に固着して上記下弁体に対し
    て上下に回動自在に設けられる一方、上記下軸に上記子
    弁体の開作動を自由にして閉作動に抵抗を加える緩衝装
    置が付設されてなり、上記下弁体は上弁体よりも流体に
    対する受圧面積が大きくされ、前記子弁体は前記下弁体
    の下流側の面に接触することにより前記流通孔を閉じる
    ことを特徴とする逆止弁。
JP61283486A 1986-11-28 1986-11-28 逆止弁 Expired - Fee Related JPH0648065B2 (ja)

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