JPS6239126Y2 - - Google Patents

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JPS6239126Y2
JPS6239126Y2 JP289082U JP289082U JPS6239126Y2 JP S6239126 Y2 JPS6239126 Y2 JP S6239126Y2 JP 289082 U JP289082 U JP 289082U JP 289082 U JP289082 U JP 289082U JP S6239126 Y2 JPS6239126 Y2 JP S6239126Y2
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JP
Japan
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gate
pressing member
screw shaft
clutch
nut
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JP289082U
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JPS58106424U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案は、上下にスライドするゲートの上部に
回転しないように立設したネジ軸と、このネジ軸
に螺合するナツトと、ナツトの回転を制御する駆
動機構と、これらナツトと駆動機構との連動を断
続するクラツチとを備えたゲート開閉手段をもつ
自重降下型ゲート装置に関する。
上記自重降下型ゲート装置において、ゲートが
全閉する際に生じる衝撃を緩衝させるべく、従来
は、第6図に示すように、ゲートを連設したネジ
軸6の操作系に対してクラツチ15よりも駆動下
手側に、油圧式や遠心式の制御装置41を設け
て、閉弁の全ストロークにおいてゲートに降下速
度を制御する制動力を付与させるようにしたり、
あるいは第7図に示すように、ゲートが全閉位置
近くに降下した状態においてネジ軸6に作用する
オイルダツシユポツト42を設けたりしていた。
本考案が解決しようとする問題点を説明する。
すなわち、従来における第6図の構成では、ゲー
トの降下速度が閉弁の全ストロークにおいて低下
するために緊急遮断の性能が犠性になる欠点があ
つた。また第7図の構成では、全閉位置の近くだ
け制動できるものの、ネジ軸6やネジ軸6とオイ
ルダツシユポツト42との連結具にコジレや曲げ
の応力が発生して故障し易く、全体も大きなもの
であつた。本考案は機械的な構成を工夫して従来
欠点のない新規な自重降下型ゲート装置を提供し
ようとするものである。
問題点を解決するために案出した本考案の自重
降下型ゲート装置の構成上の特徴は、前記ナツト
を制動軸とするデイスクブレーキを設け、このデ
イスクブレーキのデイスクを押圧する部材に作用
して制動させる押圧作用部材を前記ネジ軸の上端
に設け、前記デイスクと固定底板との間、または
前記押圧する部材と押圧作用部材との間にコイル
スプリングを設け、前記押圧作用部材と押圧する
部材またはコイルスプリングとの接当が前記ゲー
トの全閉位置近くから開始されるように設定した
点にある。
したがつて本考案は次の作用効果を生じる。本
考案ではゲートが全閉位置近くに降下するとネジ
軸の上端に設けた押圧作用部材が、デイスクを押
圧する部材またはコイルスプリングを介して前記
押圧する部材に作用し、制動作用が働らく。この
制動作用はコイルスプリングの縮みによつて閉弁
位置まで接続される。そのために全閉位置近くま
での間における緊急遮断の性能を損うことなく、
ゲートの全閉時における衝撃を効果的に緩衝でき
るとともに、従来の如き曲げ応力なども発生せ
ず、全体も小型に構成できる。
次に実施例を示す。
液槽1の縦壁下部に接続した流体輸送管2の槽
内側開口2aに、その開口両側に沿う一対のガイ
ド3を備えた弁座4を取付けると共に、そのガイ
ド3に沿つて上下に摺動自在にゲート5を設け、
そしてネジ軸6を駆動昇降させる駆動機構7を前
記液槽1の上部フレーム8に搭載すると共に、前
記ゲート5の上部にゲート棒9を枢支連結して、
このゲート棒9と前記ネジ軸6を連結して、自重
降下型のゲート装置を構成してある。
前記駆動機構7を構成するに、第3図に示すよ
うに、手動操作用のハンドル10を連設した減速
機11に電動機12を連結し、その減速出力軸1
3と同芯状の中間軸14を出力軸13に突合せ状
態でケース18に設けると共に、その両軸13,
14の突合せ部分に、両軸13,14を一体連結
する状態と、その連結を解除する状態とに切換え
るクラツチ15を設け、かつそれとは反対側の中
間軸14の端部に遠心ブレーキ16を取付けて、
前記ゲート5の異常高速降下時にその降下速度を
制限させるようにしてある。
そして、前記ネジ軸6に螺合するボールナツト
17を前記ケース18に回転自在に取付けて、こ
のボールナツト17と前記中間軸14に付設のク
ラツチ片15aにギアを設けると共に、両ギアを
中間ギア19で連動連結し、もつて前記クラツチ
15の入り状態において、前記ゲート5の駆動昇
降により前記開口2aの開閉操作が自在で、かつ
その開弁状態を維持させると共に、前記クラツチ
15の切り状態において、前記ゲート5をその重
力によつて降下させて前記開口2aを急速に閉じ
させるようにしてある。
前記ボールナツト17に、その外周面にスプラ
インaを形成した筒体20を一体連設し、前記ケ
ース18に、その内周面にスプラインbを形成し
た筒体21を取付け、前記スプラインa,bに交
互に係合させる状態でデイスク22…を取付ける
と共に、最下部のデイスク22とケース18の間
にスプリング26を介在させ、かつ、最上部のデ
イスク22の上部に押圧部材23を設けて、多板
式のデイスクブレーキ24を構成してある。
そして、前記ネジ軸6の上端部に、前記ゲート
5が全閉位置近くに降下した時に前記押圧部材2
3に押圧作用する部材25を設けて、この押圧作
用部材25を主体にして前記ゲート5が全閉位置
近くに下降した事を検出する機構27を構成し、
もつて、この位置検出機構27からの情報に基い
て前記デイスクブレーキ24による制動力を前記
ゲート5に付与させるようにしてある。
即ち、前記ゲート5が全閉位置近くに降下した
時にそのゲート5の降下の運動エネルギーをデイ
スクブレーキ24によつて摩擦トルクに変換させ
て、ゲート5の全閉位置近くからの降下速度を減
速制御させるようにし、ゲート5の全閉時におけ
る衝撃を緩和させるようにしてある。
尚、第5図イに示すように、押圧部材23の上
部にスプリング28を設けると共に、その上部に
受座29を取付けて、前記位置検出機構27から
の情報に基いて、同図ロに示すように、前記スプ
リング28を撓み変形させながらデイスクブレー
キ24による制動力をゲート5に付与させるよう
にして、ゲート5の降下速度を制御させるように
するも良い。
前記ゲート5の下流側流路において異常流が生
じると、それに連動してクラツチ15を自動的に
切り状態にして流路を緊急遮断するように、前記
クラツチ15に安全機構30を連係させてある。
安全機構30を構成するに、第3図に示すよう
に、蓋体を備えた短管31を前記輸送管2に接続
し、この短管31に水平軸芯まわりで回転自在に
軸32を架設すると共に、受圧部材33を備えた
レバー34を前記軸32に垂下連設し、前記短管
31から突出の軸端に、アーム35とそれに付設
のウエイト36から成る付勢機構37を設けて、
前記受圧部材33に対する正常流の流体動圧に抗
する付勢力を受圧部材33に付与させるように
し、かつ正常流の流体動圧以下の動作作用時にお
いては、前記付勢機構37に抗して受圧部材33
の垂下姿勢を維持させるストツパー38を前記ア
ーム35に作用させて設け、そして、異常流の発
生による動圧を基にして、前記受圧部材33が付
勢力に抗して揺動したときにその揺動を検出する
常閉型のリミツトスイツチ39を前記アーム35
に連係させて設けて、異常事態の発生を電気的に
検出する機構40を構成してある。
一方、前記駆動機構7に装備のクラツチ15を
電磁作動型にして、このクラツチ作動部15bと
前記リミツトスイツチ39とを電気的に連係し、
もつて異常検出に連動して前記クラツチ15を自
動的に切り状態にして、前記開口2aをゲート5
によつてその自重降下により緊急遮断させるよう
にしてある。尚、異常事態検出機構40、クラツ
チ15及びそれら40,15の連係構成は各種変
更自在である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る自重降下型ゲート装置の実
施例を示し、第1図は正面図、第2図は縦断側面
図、第3図は安全機構を連係させた操作機構の断
面図、第4図はデイスクブレーキの制動作用状態
を示す断面図、第5図イ,ロはデイスクブレーキ
の変形例を示し、同図イは非制動状態の断面図、
同図ロは制動作用状態の断面図である。第6図及
び第7図は夫々従来の操作機構の断面図である。 5……ゲート、7……駆動機構、15……クラ
ツチ、24……デイスクブレーキ、6……ネジ
軸、7……駆動機構、17……ナツト、22……
デイスク、23……押圧する部材、25……押圧
作用部材、26,28……コイルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下にスライドするゲート5の上部に回転しな
    いように立設したネジ軸6と、このネジ軸6に螺
    合するナツト17と、ナツト17の回転を制御す
    る駆動機構7と、これらナツト17と駆動機構7
    との連動を断続するクラツチ15とを備えたゲー
    ト開閉手段をもつ自重降下型ゲート装置におい
    て、前記ナツト17を制動軸とするデイスクブレ
    ーキ24を設け、このデイスクブレーキ24のデ
    イスク22を押圧する部材23に作用して制動さ
    せる押圧作用部材25を前記ネジ軸6の上端に設
    け、前記デイスク22と固定底板との間、または
    前記押圧する部材23と押圧作用部材25との間
    にコイルスプリング26,28を設け、前記押圧
    作用部材25と押圧する部材23またはコイルス
    プリング28との接当が前記ゲート5の全閉位置
    近くから開始されるように設定した事を特徴とす
    る自重降下型ゲート装置。
JP289082U 1982-01-12 1982-01-12 自重降下型ゲ−ト装置 Granted JPS58106424U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP289082U JPS58106424U (ja) 1982-01-12 1982-01-12 自重降下型ゲ−ト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP289082U JPS58106424U (ja) 1982-01-12 1982-01-12 自重降下型ゲ−ト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58106424U JPS58106424U (ja) 1983-07-20
JPS6239126Y2 true JPS6239126Y2 (ja) 1987-10-06

Family

ID=30015841

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP289082U Granted JPS58106424U (ja) 1982-01-12 1982-01-12 自重降下型ゲ−ト装置

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JP (1) JPS58106424U (ja)

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JPS58106424U (ja) 1983-07-20

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