JPH0648051B2 - オ−トマチツクトランスアクスルのオイルポンプ - Google Patents
オ−トマチツクトランスアクスルのオイルポンプInfo
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- JPH0648051B2 JPH0648051B2 JP62079335A JP7933587A JPH0648051B2 JP H0648051 B2 JPH0648051 B2 JP H0648051B2 JP 62079335 A JP62079335 A JP 62079335A JP 7933587 A JP7933587 A JP 7933587A JP H0648051 B2 JPH0648051 B2 JP H0648051B2
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- oil
- discharge port
- final drive
- drive pinion
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- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C15/00—Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
- F04C15/0042—Systems for the equilibration of forces acting on the machines or pump
- F04C15/0046—Internal leakage control
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/037—Gearboxes for accommodating differential gearings
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H2057/02039—Gearboxes for particular applications
- F16H2057/02043—Gearboxes for particular applications for vehicle transmissions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
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- F16H2057/02043—Gearboxes for particular applications for vehicle transmissions
- F16H2057/02047—Automatic transmissions
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2186—Gear casings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はオートマチックトランスアクスルのオイルポン
プに関するものである。
プに関するものである。
（従来の技術） オートマチックトランスアクスルは自動変速機とディフ
ァレンシャルギヤとを１ユニットに構成し、フロントエ
ンジンフロントホイールドライブ車（ＦＦ車）やリヤエ
ンジンリヤホイールドライブ車（ＲＲ車）の動力ユニッ
トとして用いるものである。
ァレンシャルギヤとを１ユニットに構成し、フロントエ
ンジンフロントホイールドライブ車（ＦＦ車）やリヤエ
ンジンリヤホイールドライブ車（ＲＲ車）の動力ユニッ
トとして用いるものである。
このオートマチックトランスアクスルをエンジン横置の
ＦＦ車やＲＲ車に用いる場合、トルクコンバータからの
エンジン動力を歯車変速機構による変速後、トルクコン
バータ及び歯車変速機構が設置された主軸線に平行なカ
ウンタシャフトにより方向転換してファイナルドライブ
を介しディファレンシャルギヤに入力するようになす。
その目的とする処は、ディファレンシャルギヤができる
だけ左右駆動車輪間の中央近くに位置して、これら車輪
の車軸長差ができるだけ小さくなるようにするためであ
る。
ＦＦ車やＲＲ車に用いる場合、トルクコンバータからの
エンジン動力を歯車変速機構による変速後、トルクコン
バータ及び歯車変速機構が設置された主軸線に平行なカ
ウンタシャフトにより方向転換してファイナルドライブ
を介しディファレンシャルギヤに入力するようになす。
その目的とする処は、ディファレンシャルギヤができる
だけ左右駆動車輪間の中央近くに位置して、これら車輪
の車軸長差ができるだけ小さくなるようにするためであ
る。
一方オートマチックトランスアクスルは、各種摩擦要素
（クラッチやブレーキ等）の選択的油圧作動により変速
段を自動選択するため、オイルポンプが不可欠である。
このオイルポンプはエンジン駆動するため通常トルクコ
ンバータと歯車変速機構との間に介在させる。従って、
オイルポンプはファイナルドライブピニオンに並べて設
置することとなる。
（クラッチやブレーキ等）の選択的油圧作動により変速
段を自動選択するため、オイルポンプが不可欠である。
このオイルポンプはエンジン駆動するため通常トルクコ
ンバータと歯車変速機構との間に介在させる。従って、
オイルポンプはファイナルドライブピニオンに並べて設
置することとなる。
ところで従来のオイルポンプはトヨタ自動車（株）製Ａ
２４０型自動変速機に見られる如く、ポンプ取付フラン
ジをポンプ本体の全周に亘って設けるのが常套であっ
た。これがため、オイルポンプとファイナルドライブピ
ニオンとの軸間距離が全周フランジの存在故に大きくな
るのを免れず、オートマチックトランスアクスルの大径
化を避けられなかった。
２４０型自動変速機に見られる如く、ポンプ取付フラン
ジをポンプ本体の全周に亘って設けるのが常套であっ
た。これがため、オイルポンプとファイナルドライブピ
ニオンとの軸間距離が全周フランジの存在故に大きくな
るのを免れず、オートマチックトランスアクスルの大径
化を避けられなかった。
これがため、実開昭５７−６５２６２号公報に記載の如
く、オイルポンプのポンプ本体を外周の一部において切
除し、この切除部にファイナルドライブピニオンを侵入
させて、オイルポンプとファイナルドライブピニオンと
の軸間距離をつめる構成も提案された。
く、オイルポンプのポンプ本体を外周の一部において切
除し、この切除部にファイナルドライブピニオンを侵入
させて、オイルポンプとファイナルドライブピニオンと
の軸間距離をつめる構成も提案された。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記公報記載のオートマチックトランス
アクスルにあっては、吸入ポート、吐出ポート及び必要
な油孔をポンプカバーに形成するのは常套であるが、こ
れらの配置については何等示唆していないため、例え
ば、切除部付近に油孔が存在すると上記外周切除部に油
孔等の油圧受渡し部が必要となり上記小径化の妨げにな
る問題が生ずる。
アクスルにあっては、吸入ポート、吐出ポート及び必要
な油孔をポンプカバーに形成するのは常套であるが、こ
れらの配置については何等示唆していないため、例え
ば、切除部付近に油孔が存在すると上記外周切除部に油
孔等の油圧受渡し部が必要となり上記小径化の妨げにな
る問題が生ずる。
又、油孔を該切除部から離して設けるとしてもこれらの
油孔は切除部から遠いポンプ本体の側に集中させると、
ポートと重ならないように油孔を形成するのが困難とな
り、前記ポンプケースにポートと油孔分の肉厚を確保さ
せようとするとオートマチックトランスアクスル自体が
軸方向へ大型化してしまう問題が生じる。
油孔は切除部から遠いポンプ本体の側に集中させると、
ポートと重ならないように油孔を形成するのが困難とな
り、前記ポンプケースにポートと油孔分の肉厚を確保さ
せようとするとオートマチックトランスアクスル自体が
軸方向へ大型化してしまう問題が生じる。
又、これを避けるためにポート内に油孔用の隆起部を形
成するにしても、吸入ポート内に隆起部を設けるとキャ
ビテーョン等によりポンプ性能に悪影響を及ぼす。
成するにしても、吸入ポート内に隆起部を設けるとキャ
ビテーョン等によりポンプ性能に悪影響を及ぼす。
本発明の目的は、上記小型化対策にもかかわらず、上述
した問題を生じることのないオートマチックトランスア
クセルを提供するものである。
した問題を生じることのないオートマチックトランスア
クセルを提供するものである。
（課題を解決するための手段） この目的のため本発明は 変速すべき回転動力の入力方向に順次、トルクコンバー
タ、オイルポンプ、歯車変速機構を同軸に配列して具
え、該配列軸線に平行なシャフトを経て前記歯車変速機
構からの変速動力を、前記オイルポンプに並置したファ
イナルドライブピニオンに伝達し、このファイナルドラ
イブピニオンにより駆動されるディファレンシャルギヤ
を有したオートマチックトランスアクスルにおいて、 前記オイルポンプの、ポンプ要素を収納したポンプハウ
ジングと、該ポンプハウジングの開口を塞ぐようこのポ
ンプハウジングに合体されて吸入ポートおよび吐出ポー
トを有したポンプカバーとよりなるポンプ本体を、外周
の一部において切除すると共に、該切除部に前記ファイ
ナルドライブピニオンを侵入させ、 前記切除部の近くに配して前記ポンプカバーに前記吸入
ポートを形成し、 これら切除部および吸入ポートから離して前記ポンプカ
バーに前記吐出ポートおよび制御に必要な油孔を設け、 該油孔を前記吐出ポートに重なるよう配置すると共に、
前記吐出ポート内に突出させてポンプカバーに設けた隆
起部内に前記油孔を形成したものである。
タ、オイルポンプ、歯車変速機構を同軸に配列して具
え、該配列軸線に平行なシャフトを経て前記歯車変速機
構からの変速動力を、前記オイルポンプに並置したファ
イナルドライブピニオンに伝達し、このファイナルドラ
イブピニオンにより駆動されるディファレンシャルギヤ
を有したオートマチックトランスアクスルにおいて、 前記オイルポンプの、ポンプ要素を収納したポンプハウ
ジングと、該ポンプハウジングの開口を塞ぐようこのポ
ンプハウジングに合体されて吸入ポートおよび吐出ポー
トを有したポンプカバーとよりなるポンプ本体を、外周
の一部において切除すると共に、該切除部に前記ファイ
ナルドライブピニオンを侵入させ、 前記切除部の近くに配して前記ポンプカバーに前記吸入
ポートを形成し、 これら切除部および吸入ポートから離して前記ポンプカ
バーに前記吐出ポートおよび制御に必要な油孔を設け、 該油孔を前記吐出ポートに重なるよう配置すると共に、
前記吐出ポート内に突出させてポンプカバーに設けた隆
起部内に前記油孔を形成したものである。
（作 用） オイルポンプは作動油を吸入ポートより吸い込んで、吐
出ポートより吐出し、オートマチックトランスアクスル
はこの吐出油を作動油として所定の変速を行うと共に、
変速動力をオイルポンプに並置されたファイナルドライ
ブピニオンを介しディファレンシャルギヤに入力する。
出ポートより吐出し、オートマチックトランスアクスル
はこの吐出油を作動油として所定の変速を行うと共に、
変速動力をオイルポンプに並置されたファイナルドライ
ブピニオンを介しディファレンシャルギヤに入力する。
ところで、オイルポンプのポンプ本体外周を一部切除し
てこの切除部にファイナルドライブピニオンを侵入させ
るから、その分オイルポンプとファイナルドライブピニ
オンとの軸間距離が短縮し、オートマチックトランスア
クスルを小径化することができると共に、オイルポンプ
の軽量化が可能である。
てこの切除部にファイナルドライブピニオンを侵入させ
るから、その分オイルポンプとファイナルドライブピニ
オンとの軸間距離が短縮し、オートマチックトランスア
クスルを小径化することができると共に、オイルポンプ
の軽量化が可能である。
加えて、上記の切除部に油孔を設けないため、その油圧
受渡部が当該切除部に設置不要となり、これら油圧受渡
部が上記軸間距離の短縮を妨げることもない。又、上記
切除部の近くにポンプ吸入ポートを配置してポンプカバ
ーに形成するため、そしてポンプカバーの切除部近辺に
上述の通り油孔が存在しないため、油孔にともなう隆起
部が吸入ポート内に生じてその開口面積を低下させるよ
うなポンプ性能への悪影響を回避し得る。
受渡部が当該切除部に設置不要となり、これら油圧受渡
部が上記軸間距離の短縮を妨げることもない。又、上記
切除部の近くにポンプ吸入ポートを配置してポンプカバ
ーに形成するため、そしてポンプカバーの切除部近辺に
上述の通り油孔が存在しないため、油孔にともなう隆起
部が吸入ポート内に生じてその開口面積を低下させるよ
うなポンプ性能への悪影響を回避し得る。
更に、ポンプ吐出ポート及び油孔を前記切除部から離し
てポンプカバーに形成し、油孔を吐出ポートに重なるよ
う配置すると共に、吐出ポート内に設けた隆起部に油孔
を形成したから、上記の故にポンプ吐出ポート及び油孔
が同じ位置に存在すると雖も、隆起部の高さ分だけポン
プカバーを薄肉にしてオートマチックトランスアクスル
を軸線的にも小型化し得る。加えて隆起部は、吐出圧を
受ける吐出ポート部分を補強することとなり、強度上有
利であって、この点でもポンプカバーの薄肉化を図り得
て、オートマチックトランスアクスルの軸線方向寸法を
つめることができる。
てポンプカバーに形成し、油孔を吐出ポートに重なるよ
う配置すると共に、吐出ポート内に設けた隆起部に油孔
を形成したから、上記の故にポンプ吐出ポート及び油孔
が同じ位置に存在すると雖も、隆起部の高さ分だけポン
プカバーを薄肉にしてオートマチックトランスアクスル
を軸線的にも小型化し得る。加えて隆起部は、吐出圧を
受ける吐出ポート部分を補強することとなり、強度上有
利であって、この点でもポンプカバーの薄肉化を図り得
て、オートマチックトランスアクスルの軸線方向寸法を
つめることができる。
（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第１図は本発明オイルポンプ１を具えたオートマチック
トランスアクスルを示し、第２図はオイルポンプのII−
II断面図である。オートマチックトランスアクスルは変
速機ケース２とコンバータハウジング３とをボルト結合
して具え、変速機ケース２内にハイクラッチ４、リバー
スクラッチ５及びバンドブレーキ６を含む歯車変速機構
を主軸線O1上に配して設けると共に、この主軸線に平行
な軸線O2上に配してカウンタシャフト７を設ける。コン
バータハウジング３内にはトルクコンバータ８を主軸線
O1上に配置して設け、トルクコンバータ８は入力軸９を
経てエンジン動力を上記の歯車変速機構に入力する。こ
の歯車変速機構は入力軸９からの動力を変速し、変速動
力はカウンタシャフト７により方向転換され、ファイナ
ルドライブピニオン10を介し図示せざるディファレンシ
ャルギヤに入力されるものとする。
トランスアクスルを示し、第２図はオイルポンプのII−
II断面図である。オートマチックトランスアクスルは変
速機ケース２とコンバータハウジング３とをボルト結合
して具え、変速機ケース２内にハイクラッチ４、リバー
スクラッチ５及びバンドブレーキ６を含む歯車変速機構
を主軸線O1上に配して設けると共に、この主軸線に平行
な軸線O2上に配してカウンタシャフト７を設ける。コン
バータハウジング３内にはトルクコンバータ８を主軸線
O1上に配置して設け、トルクコンバータ８は入力軸９を
経てエンジン動力を上記の歯車変速機構に入力する。こ
の歯車変速機構は入力軸９からの動力を変速し、変速動
力はカウンタシャフト７により方向転換され、ファイナ
ルドライブピニオン10を介し図示せざるディファレンシ
ャルギヤに入力されるものとする。
オイルポンプ１は変速機ケース２及びコンバータハウジ
ング３の合せ部に配置し、ファイナルドライブピニオン
10はオイルポンプ１に整列させる。このオイルポンプ１
は、クレッセント11を立設したポンプハウジング12の窪
み内にインナギヤ13及びアウタギヤ14を内接噛合させて
収納し、ポンプハウジング12と共にポンプ本体15を構成
するポンプカバー16により上記の窪みを塞いで構成す
る。
ング３の合せ部に配置し、ファイナルドライブピニオン
10はオイルポンプ１に整列させる。このオイルポンプ１
は、クレッセント11を立設したポンプハウジング12の窪
み内にインナギヤ13及びアウタギヤ14を内接噛合させて
収納し、ポンプハウジング12と共にポンプ本体15を構成
するポンプカバー16により上記の窪みを塞いで構成す
る。
ところで、ポンプハウジング12及びポンプカバー16はボ
ルト17により合体させ、ポンプカバー16をその外周に一
体成形した取付フランジ18に貫入するボルト19により変
速機ケース２に取着してオイルポンプ１の取付けを行
う。この取付状態でオイルポンプ１は、インナギヤ13を
トルクコンバータ８のポンプインペラ8aを介しエンジン
駆動され、ポンプ吸入ポート20（第２図参照）よりオイ
ルを吸入し、このオイルを吐出ポート21より吐出してオ
ートマチックトランスアクスルの作用を可能ならしめる
ものとする。勿論この作用は、第２図に示す如くポンプ
カバー16に設けること不可避なトルクコンバータリリー
ス油孔22、トルクコンバータアプライ油孔23、ハイクラ
ッチ圧油孔24及びリバースクラッチ圧油孔25を含む変速
制御回路により得られるものである。
ルト17により合体させ、ポンプカバー16をその外周に一
体成形した取付フランジ18に貫入するボルト19により変
速機ケース２に取着してオイルポンプ１の取付けを行
う。この取付状態でオイルポンプ１は、インナギヤ13を
トルクコンバータ８のポンプインペラ8aを介しエンジン
駆動され、ポンプ吸入ポート20（第２図参照）よりオイ
ルを吸入し、このオイルを吐出ポート21より吐出してオ
ートマチックトランスアクスルの作用を可能ならしめる
ものとする。勿論この作用は、第２図に示す如くポンプ
カバー16に設けること不可避なトルクコンバータリリー
ス油孔22、トルクコンバータアプライ油孔23、ハイクラ
ッチ圧油孔24及びリバースクラッチ圧油孔25を含む変速
制御回路により得られるものである。
本発明においては第２図に明示するように、ファイナル
ドライブピニオン10と対向する取付フランジ18の外周部
分を切除して切除部18aを形成し、この切除部にファイ
ナルドライブピニオン10を侵入させてオイルポンプ軸線
O1及びファイナルドライブピニオン軸線O2間の軸間距離
を短縮する。
ドライブピニオン10と対向する取付フランジ18の外周部
分を切除して切除部18aを形成し、この切除部にファイ
ナルドライブピニオン10を侵入させてオイルポンプ軸線
O1及びファイナルドライブピニオン軸線O2間の軸間距離
を短縮する。
更に、ポンプ吸入ポート20を切除部18aの近くに配して
ポンプカバー16に形成し、ポンプ吐出ポート21及び必要
な油孔22〜25を切除部18aから離してポンプカバー16に
形成する。
ポンプカバー16に形成し、ポンプ吐出ポート21及び必要
な油孔22〜25を切除部18aから離してポンプカバー16に
形成する。
このため、切除部18aの近くに油孔が存在せず、その油
圧受渡部が切除部18aに設置不要となり、これら油圧受
渡部が上記軸間距離の短縮の妨げになることもない。そ
して、このような油孔が存在しない切除部の近くにポン
プ吸入ポート20を配置するため、油孔にともなう隆起部
が吸入ポート内に生じてその開口面積を減ずるようなポ
ンプ性能への悪影響をなくすことができる。
圧受渡部が切除部18aに設置不要となり、これら油圧受
渡部が上記軸間距離の短縮の妨げになることもない。そ
して、このような油孔が存在しない切除部の近くにポン
プ吸入ポート20を配置するため、油孔にともなう隆起部
が吸入ポート内に生じてその開口面積を減ずるようなポ
ンプ性能への悪影響をなくすことができる。
更に、ポンプ吐出ポート21及び油孔22〜25を切除部18a
から離して配置するから、吐出ポート21と立体交差する
油孔23，24が存在することとなり、これら油孔にともな
う隆起部26が、ポンプカバー16の鋳造時当該交差箇所に
おいて吐出ポート21内に生ずる。この隆起部26は、ポン
プ吐出圧を受けて変形し易いポンプカバー16の吐出ポー
ト部分を補強し、ポンプ吐出油の洩れを防止するのに必
要な強度を得るのに有利である。
から離して配置するから、吐出ポート21と立体交差する
油孔23，24が存在することとなり、これら油孔にともな
う隆起部26が、ポンプカバー16の鋳造時当該交差箇所に
おいて吐出ポート21内に生ずる。この隆起部26は、ポン
プ吐出圧を受けて変形し易いポンプカバー16の吐出ポー
ト部分を補強し、ポンプ吐出油の洩れを防止するのに必
要な強度を得るのに有利である。
（発明の効果） かくして本発明オイルポンプは上述の如く、ポンプ本体
15の外周を一部切除してこの切除部18aにファイナルド
ライブピニオン10を侵入させ、切除部18aの近くに配し
てポンプカバー16に吸入ポート20を形成し、切除部18a
から離してポンプカバー16に吐出ポート21及び必要な油
孔22〜25を配置したから、オイルポンプ及びファイナル
ドライブピニオンの軸間距離を短縮してオートマチック
トランスアクスルを小径化することができると共に、油
孔にともなう隆起部26がポンプ吸入ポート20内に生ぜ
ず、ポンプ性能を低くするのを防止できる。
15の外周を一部切除してこの切除部18aにファイナルド
ライブピニオン10を侵入させ、切除部18aの近くに配し
てポンプカバー16に吸入ポート20を形成し、切除部18a
から離してポンプカバー16に吐出ポート21及び必要な油
孔22〜25を配置したから、オイルポンプ及びファイナル
ドライブピニオンの軸間距離を短縮してオートマチック
トランスアクスルを小径化することができると共に、油
孔にともなう隆起部26がポンプ吸入ポート20内に生ぜ
ず、ポンプ性能を低くするのを防止できる。
そして特に、切除部18aおよび吸入ポート20から離して
ポンプカバー16に吐出ポート21および油孔22〜25を設け
るに当り、油孔23，24を吐出ポート21に重なるよう配置
すると共に、この吐出ポート21内に突出させてポンプカ
バー16に設けた隆起部26内に油孔23，24を形成したか
ら、 切除部18aの形成によって、これから遠いポンプカバー1
6の側に多くの油孔22〜25が集中すると雖も、ポンプカ
バー16の肉圧を隆起部26の高さ分だけ小さくすることが
でき、オートマチックトランスアクスルを軸線方向にも
小型化し得る。
ポンプカバー16に吐出ポート21および油孔22〜25を設け
るに当り、油孔23，24を吐出ポート21に重なるよう配置
すると共に、この吐出ポート21内に突出させてポンプカ
バー16に設けた隆起部26内に油孔23，24を形成したか
ら、 切除部18aの形成によって、これから遠いポンプカバー1
6の側に多くの油孔22〜25が集中すると雖も、ポンプカ
バー16の肉圧を隆起部26の高さ分だけ小さくすることが
でき、オートマチックトランスアクスルを軸線方向にも
小型化し得る。
更に、吐出ポート21内の隆起部26はポンプ性能に殆ど影
響することがなく、むしろ高圧を受ける吐出ポート21の
強度を増し、吐出ポートの要求強度を考慮しても、ポン
プカバーの肉圧を更に減少させることができ、オートマ
チックトランスアクスルを一層軸線方向へ小型化させる
ことができる。
響することがなく、むしろ高圧を受ける吐出ポート21の
強度を増し、吐出ポートの要求強度を考慮しても、ポン
プカバーの肉圧を更に減少させることができ、オートマ
チックトランスアクスルを一層軸線方向へ小型化させる
ことができる。
第１図は本発明の一実施例を示すオートマチックトラン
スアクスルの要部縦断側面図、 第２図は第１図のII−II断面図である。 １……オイルポンプ 10……ファイナルドライブピニオン 12……ポンプハウジング、13……インナギヤ 14……アウタギヤ、15……ポンプ本体 16……ポンプカバー、18……取付フランジ 18a……切除部、20……ポンプ吸入ポート 21……ポンプ吐出ポート 22……トルクコンバータリリース油孔 23……トルクコンバータアプライ油孔 24……ハイクラッチ圧油孔 25……リバースクラッチ圧油孔 26……隆起部
スアクスルの要部縦断側面図、 第２図は第１図のII−II断面図である。 １……オイルポンプ 10……ファイナルドライブピニオン 12……ポンプハウジング、13……インナギヤ 14……アウタギヤ、15……ポンプ本体 16……ポンプカバー、18……取付フランジ 18a……切除部、20……ポンプ吸入ポート 21……ポンプ吐出ポート 22……トルクコンバータリリース油孔 23……トルクコンバータアプライ油孔 24……ハイクラッチ圧油孔 25……リバースクラッチ圧油孔 26……隆起部
Claims (1)
- 【請求項１】変速すべき回転動力の入力方向に順次、ト
ルクコンバータ、オイルポンプ、歯車変速機構を同軸に
配列して具え、該配列軸線に平行なシャフトを経て前記
歯車変速機構からの変速動力を、前記オイルポンプに並
置したファイナルドライブピニオンに伝達し、このファ
イナルドライブピニオンにより駆動されるディファレン
シャルギヤを有したオートマチックトランスアクスルに
おいて、 前記オイルポンプの、ポンプ要素を収納したポンプハウ
ジングと、該ポンプハウジングの開口を塞ぐようこのポ
ンプハウジングに合体されて吸入ポートおよび吐出ポー
トを有したポンプカバーとよりなるポンプ本体を、外周
の一部において切除すると共に、該切除部に前記ファイ
ナルドライブピニオンを侵入させ、 前記切除部の近くに配して前記ポンプカバーに前記吸入
ポートを形成し、 これら切除部および吸入ポートから離して前記ポンプカ
バーに前記吐出ポートおよび制御に必要な油孔を設け、 該油孔を前記吐出ポートに重なるよう配置すると共に、
前記吐出ポート内に突出させてポンプカバーに設けた隆
起部内に前記油孔を形成したことを特徴とするオートマ
チックトランスアクスルのオイルポンプ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62079335A JPH0648051B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | オ−トマチツクトランスアクスルのオイルポンプ |
| US07/176,013 US4838764A (en) | 1987-03-31 | 1988-03-31 | Oil pump for transaxle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62079335A JPH0648051B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | オ−トマチツクトランスアクスルのオイルポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63246559A JPS63246559A (ja) | 1988-10-13 |
| JPH0648051B2 true JPH0648051B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=13687025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62079335A Expired - Lifetime JPH0648051B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | オ−トマチツクトランスアクスルのオイルポンプ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4838764A (ja) |
| JP (1) | JPH0648051B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5031725A (en) * | 1989-12-01 | 1991-07-16 | Sundstrand Corporation | Gear box idle lubrication system |
| JPH0596610U (ja) * | 1991-03-19 | 1993-12-27 | 三菱自動車エンジニアリング株式会社 | 自動変速機のハウジング構造 |
| US5599247A (en) * | 1994-06-15 | 1997-02-04 | Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. | Transmission assembly for tractors |
| JP4698177B2 (ja) * | 2004-07-05 | 2011-06-08 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 自動変速機のオイルポンプ |
| US7448977B2 (en) * | 2005-10-21 | 2008-11-11 | Ford Global Technologies, Llc | Motor vehicle transaxle having a differential mechanism controlled by an on-demand clutch |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3053115A (en) * | 1959-01-19 | 1962-09-11 | Chrysler Corp | Hydrodynamic transmission |
| JPS53134165A (en) * | 1977-04-27 | 1978-11-22 | Toyota Motor Corp | Automatic transmission gear box |
| JPS53134168A (en) * | 1977-04-28 | 1978-11-22 | Toyota Motor Corp | Breather device in automatic transmission gear box |
| US4255093A (en) * | 1979-03-23 | 1981-03-10 | Sundstrand Corporation | Combined lift and metering pump |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP62079335A patent/JPH0648051B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-03-31 US US07/176,013 patent/US4838764A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4838764A (en) | 1989-06-13 |
| JPS63246559A (ja) | 1988-10-13 |
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