JPH064802A - ロータリトランス - Google Patents
ロータリトランスInfo
- Publication number
- JPH064802A JPH064802A JP4184529A JP18452992A JPH064802A JP H064802 A JPH064802 A JP H064802A JP 4184529 A JP4184529 A JP 4184529A JP 18452992 A JP18452992 A JP 18452992A JP H064802 A JPH064802 A JP H064802A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- fixed
- mounting flange
- stator core
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステータコアとロータコアとの間のギャップ
及び平行度の調整を容易に行うことができ、製造コスト
を低減することができる、ロータリトランスを提供す
る。 【構成】 ドラム25にロータコア34を固定すると共
に、コア取付フランジ35にステータコア36を固定
し、上記ロータコア34上にスペーサを介設して上記ス
テータコア36を対向載置し、この状態で上記コア取付
フランジ35を支持部材37に固定したものである。
及び平行度の調整を容易に行うことができ、製造コスト
を低減することができる、ロータリトランスを提供す
る。 【構成】 ドラム25にロータコア34を固定すると共
に、コア取付フランジ35にステータコア36を固定
し、上記ロータコア34上にスペーサを介設して上記ス
テータコア36を対向載置し、この状態で上記コア取付
フランジ35を支持部材37に固定したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロータリトランスに係
り、特にアウターコアタイプのロータリトランスに関す
るものである。
り、特にアウターコアタイプのロータリトランスに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のロータリトランスは、例
えば、図3に示されているように構成されている。図示
されているように、ロータリトランス1はその外観が全
体として略円柱状を呈しており、下ドラム部2と上ドラ
ム部3とから成っている。
えば、図3に示されているように構成されている。図示
されているように、ロータリトランス1はその外観が全
体として略円柱状を呈しており、下ドラム部2と上ドラ
ム部3とから成っている。
【0003】この下ドラム部2の外観をなす下ドラム4
は有底円筒体状を呈しており、その開口縁部は周壁を径
方向外方へ張り出させた拡径部4aとして形成されてい
る。また、上記下ドラム4内には、円筒体状のステータ
ホルダ5が設けられている。このステータホルダ5の上
縁部には、鍔状の張出部5aが形成されている。上記ス
テータホルダ5は、その張出部5aを上記下ドラム4の
拡径部4aに載置し、これらにネジ孔(図示せず)を穿
設して、このネジ孔にネジ6を螺合することにより下ド
ラム4内に固定されている。さらに、上記ステータホル
ダ5の内周壁には、複数のリング状或いは弧状のコア7
が貼付けられている。これら複数のコア7は、全体とし
て円筒体状を呈している。
は有底円筒体状を呈しており、その開口縁部は周壁を径
方向外方へ張り出させた拡径部4aとして形成されてい
る。また、上記下ドラム4内には、円筒体状のステータ
ホルダ5が設けられている。このステータホルダ5の上
縁部には、鍔状の張出部5aが形成されている。上記ス
テータホルダ5は、その張出部5aを上記下ドラム4の
拡径部4aに載置し、これらにネジ孔(図示せず)を穿
設して、このネジ孔にネジ6を螺合することにより下ド
ラム4内に固定されている。さらに、上記ステータホル
ダ5の内周壁には、複数のリング状或いは弧状のコア7
が貼付けられている。これら複数のコア7は、全体とし
て円筒体状を呈している。
【0004】また、上ドラム部3の外観をなす上ドラム
8は複雑な形状を呈しているが、上記下ドラム4に対し
て蓋体となるようなキャップ状を呈している。そして、
上ドラム8及び下ドラム4内には、軸受9,10に支承
されてロッド11が設けられている。このロッド11の
上記下ドラム4内に位置する部分には、該ロッド11を
囲繞するようにコイル12が設けられている。また、上
記ロッド11の上ドラム部3内に位置する部分には、コ
ア取付フランジ13が設けられている。このコア取付フ
ランジ13には、ロータコア14が取付けられている。
さらに、このロータコア14に相対向するように、これ
と所定のギャップを介してステータコア15が設けられ
ている。このステータコア15は上記下ドラム4に固定
されている。
8は複雑な形状を呈しているが、上記下ドラム4に対し
て蓋体となるようなキャップ状を呈している。そして、
上ドラム8及び下ドラム4内には、軸受9,10に支承
されてロッド11が設けられている。このロッド11の
上記下ドラム4内に位置する部分には、該ロッド11を
囲繞するようにコイル12が設けられている。また、上
記ロッド11の上ドラム部3内に位置する部分には、コ
ア取付フランジ13が設けられている。このコア取付フ
ランジ13には、ロータコア14が取付けられている。
さらに、このロータコア14に相対向するように、これ
と所定のギャップを介してステータコア15が設けられ
ている。このステータコア15は上記下ドラム4に固定
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のロー
タリトランス1にあっては、下ドラム4にステータコア
15を接着固定すると共に、コア取付フランジ13にロ
ータコア14を接着固定し、上記コア取付フランジ13
を上下方向に移動してしてステータコア15とロータコ
ア14との間のギャップ及び平行度の調整を行って、ネ
ジ,接着剤等で固定していた。そのため、上記下ドラム
4やコア取付フランジ13の加工寸法精度によって、上
記ステータコア15とロータコア14との間のギャップ
及び平行度の調整が左右され、作業工数等の増加等によ
り製造コストが増加するという問題があった。
タリトランス1にあっては、下ドラム4にステータコア
15を接着固定すると共に、コア取付フランジ13にロ
ータコア14を接着固定し、上記コア取付フランジ13
を上下方向に移動してしてステータコア15とロータコ
ア14との間のギャップ及び平行度の調整を行って、ネ
ジ,接着剤等で固定していた。そのため、上記下ドラム
4やコア取付フランジ13の加工寸法精度によって、上
記ステータコア15とロータコア14との間のギャップ
及び平行度の調整が左右され、作業工数等の増加等によ
り製造コストが増加するという問題があった。
【0006】また、ビデオヘッド数の増加により従来の
ロータリトランス1の信号伝送チャンネルが不足するた
め、ステータコア及びロータコアを多段に設ける必要が
あるが、上述した従来の手法により、ギャップ及び平行
度の調整を行ったのでは、同様の理由で製造コストが増
加するという問題があった。
ロータリトランス1の信号伝送チャンネルが不足するた
め、ステータコア及びロータコアを多段に設ける必要が
あるが、上述した従来の手法により、ギャップ及び平行
度の調整を行ったのでは、同様の理由で製造コストが増
加するという問題があった。
【0007】本発明の目的は、上記課題に鑑み、ステー
タコアとロータコアとの間のギャップ及び平行度の調整
を容易に行うことができ、製造コストを低減することが
できる、ロータリトランスを提供するにある。
タコアとロータコアとの間のギャップ及び平行度の調整
を容易に行うことができ、製造コストを低減することが
できる、ロータリトランスを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明に係
るロータリトランスによれば、ドラムにロータコアを固
定すると共に、コア取付フランジにステータコアを固定
し、上記ロータコア上にスペーサを介設して上記ステー
タコアを対向載置し、この状態で上記コア取付フランジ
を支持部材に固定したことにより、達成される。
るロータリトランスによれば、ドラムにロータコアを固
定すると共に、コア取付フランジにステータコアを固定
し、上記ロータコア上にスペーサを介設して上記ステー
タコアを対向載置し、この状態で上記コア取付フランジ
を支持部材に固定したことにより、達成される。
【0009】
【作用】上記構成によれば、ドラムにロータコアが固定
されると共に、コア取付フランジにステータコアが固定
されている。また、上記ドラムに固定されたロータコア
上に、スペーサを介設して、上記コア取付フランジに固
定されたステータコアを対向載置させる。上記スペーサ
により、相対向されたロータコアとステータコアとの間
のギャップ及び平行度の調整が行われる。そして、ギャ
ップ及び平行度の調整が適切に設定された状態で、上記
コア取付フランジを支持部材に固定している。
されると共に、コア取付フランジにステータコアが固定
されている。また、上記ドラムに固定されたロータコア
上に、スペーサを介設して、上記コア取付フランジに固
定されたステータコアを対向載置させる。上記スペーサ
により、相対向されたロータコアとステータコアとの間
のギャップ及び平行度の調整が行われる。そして、ギャ
ップ及び平行度の調整が適切に設定された状態で、上記
コア取付フランジを支持部材に固定している。
【0010】このようにして上記ロータコア及びステー
タコアを組み立てると、これらの間のギャップ及び平行
度の調整が上記ドラムやコア取付フランジの加工寸法精
度によって左右されない。また、ネジ等を使用せず、例
えば、半田付け等により上記コア取付フランジを支持部
材に接合固定すれば、作業工数が掛からず、製造コスト
が低減されるものである。
タコアを組み立てると、これらの間のギャップ及び平行
度の調整が上記ドラムやコア取付フランジの加工寸法精
度によって左右されない。また、ネジ等を使用せず、例
えば、半田付け等により上記コア取付フランジを支持部
材に接合固定すれば、作業工数が掛からず、製造コスト
が低減されるものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0012】図2は、本発明に係るロータリトランスの
一実施例を示す概略側断面図である。図示されているよ
うに、本実施例のロータリトランス21は、従来同様に
下ドラム部22と上ドラム部23とから構成されてい
る。上記下ドラム部22の外観をなす下ドラム24は、
有底円筒体状を呈している。この下ドラム24内には、
その内周壁に沿って円筒体状のコア(図示せず)が設け
られている。
一実施例を示す概略側断面図である。図示されているよ
うに、本実施例のロータリトランス21は、従来同様に
下ドラム部22と上ドラム部23とから構成されてい
る。上記下ドラム部22の外観をなす下ドラム24は、
有底円筒体状を呈している。この下ドラム24内には、
その内周壁に沿って円筒体状のコア(図示せず)が設け
られている。
【0013】一方、上ドラム部23の外観をなす上ドラ
ム25は複雑な形状を呈しているが、例えば、上記下ド
ラム24に対して蓋体となるような形状を呈している。
そして、上ドラム25及び下ドラム24内には、軸受
(図示せず)に支承されてロッド26が設けられてい
る。このロッド26の上記コア内に位置する部分には、
該ロッド26を囲繞するようにコイル27が設けられて
いる。
ム25は複雑な形状を呈しているが、例えば、上記下ド
ラム24に対して蓋体となるような形状を呈している。
そして、上ドラム25及び下ドラム24内には、軸受
(図示せず)に支承されてロッド26が設けられてい
る。このロッド26の上記コア内に位置する部分には、
該ロッド26を囲繞するようにコイル27が設けられて
いる。
【0014】また、上記下ドラム24上には、リング板
状の第1のロータコア28が半田(図示せず)等により
接着固定されている。さらに、上記下ドラム24の上方
に位置された第1のコア取付フランジ29には、リング
板状の第1のステータコア30が半田(図示せず)等に
より接着固定されている。これら第1のロータコア28
と第1のステータコア30との間のギャップ及び平行度
の調整は、上記第1のロータコア28上にスペーサ(図
示せず)を介設して上記第1のステータコア30を対向
載置して成される。そして、上ドラム25を支持部材と
して使用して、ギャップ及び平行度の調整が適切に成さ
れた状態で、該上ドラム25に上記第1のコア取付フラ
ンジ29がネジ31等により固定されている。このよう
に、第1のコア取付フランジ29を上ドラム25に固定
した後、上記スペーサが第1のロータコア28と第1の
ステータコア30との間から取り除かれる。
状の第1のロータコア28が半田(図示せず)等により
接着固定されている。さらに、上記下ドラム24の上方
に位置された第1のコア取付フランジ29には、リング
板状の第1のステータコア30が半田(図示せず)等に
より接着固定されている。これら第1のロータコア28
と第1のステータコア30との間のギャップ及び平行度
の調整は、上記第1のロータコア28上にスペーサ(図
示せず)を介設して上記第1のステータコア30を対向
載置して成される。そして、上ドラム25を支持部材と
して使用して、ギャップ及び平行度の調整が適切に成さ
れた状態で、該上ドラム25に上記第1のコア取付フラ
ンジ29がネジ31等により固定されている。このよう
に、第1のコア取付フランジ29を上ドラム25に固定
した後、上記スペーサが第1のロータコア28と第1の
ステータコア30との間から取り除かれる。
【0015】さらに、上記上ドラム25上には、取付ホ
ルダ32がネジ33等により一体的に固定されている。
この取付ホルダ32上には、第2のロータコア34が半
田(図示せず)等により接着固定されている。さらに、
上記上ドラム25の上方に位置された第2のコア取付フ
ランジ35には、第2のステータコア36が半田(図示
せず)等により接着固定されている。これら第2のロー
タコア34と第2のステータコア36との間のギャップ
及び平行度の調整は、上記第2のロータコア34上にス
ペーサ(図示せず)を介設して上記第2のステータコア
36を対向載置して成される。そして、ギャップ及び平
行度の調整が適切に成された状態で、上記第2のコア取
付フランジ35の上部に位置された平板状の支持部材3
7に上記第2のコア取付フランジ35が半田付け等によ
り接合固定されている。この支持部材37は、上記下ド
ラム24に起立させて固定された取付支柱38に支持固
定されている。このように、第2のコア取付フランジ3
5を支持部材37に固定した後、上記スペーサが第2の
ロータコア34と第2のステータコア36との間から取
り除かれる。
ルダ32がネジ33等により一体的に固定されている。
この取付ホルダ32上には、第2のロータコア34が半
田(図示せず)等により接着固定されている。さらに、
上記上ドラム25の上方に位置された第2のコア取付フ
ランジ35には、第2のステータコア36が半田(図示
せず)等により接着固定されている。これら第2のロー
タコア34と第2のステータコア36との間のギャップ
及び平行度の調整は、上記第2のロータコア34上にス
ペーサ(図示せず)を介設して上記第2のステータコア
36を対向載置して成される。そして、ギャップ及び平
行度の調整が適切に成された状態で、上記第2のコア取
付フランジ35の上部に位置された平板状の支持部材3
7に上記第2のコア取付フランジ35が半田付け等によ
り接合固定されている。この支持部材37は、上記下ド
ラム24に起立させて固定された取付支柱38に支持固
定されている。このように、第2のコア取付フランジ3
5を支持部材37に固定した後、上記スペーサが第2の
ロータコア34と第2のステータコア36との間から取
り除かれる。
【0016】具体的には、図1に示されているように、
上記第2のロータコア34及び第2のステータコア36
はリング板状を呈している。また、上記第2のステータ
コア36を接着固定する上記第2のコア取付フランジ3
5のフランジ本体35aはリング板状を呈しており、そ
の周縁部には例えば等間隔で複数箇所の突出部35bが
形成されている。本実施例にあっては、上記第2のコア
取付フランジ35のフランジ本体35aには、三箇所の
突出部35bが形成されている。さらに、上記取付支柱
38に支持固定された支持部材37の支持部材本体37
aは略リング板状を呈しており、その周縁部には例えば
等間隔で複数箇所の突出部37bが形成されている。本
実施例にあっては、上記第2のコア取付フランジ35と
同様に、上記支持部材37の支持部材本体37aには、
三箇所の突出部37bが形成されている。そして、第2
のロータコア34と第2のステータコア36との間のギ
ャップ及び平行度の調整が適切に成された状態で、上記
第2のコア取付フランジ35に形成された突出部35b
を上記支持部材37に形成された突出部37bに半田3
9等により接合固定している。尚、上記支持部材37の
支持部材本体37aには、上記取付支柱38に支持固定
するための略矩形状の取付部37cが面方向に張り出す
ように一体成形されている。
上記第2のロータコア34及び第2のステータコア36
はリング板状を呈している。また、上記第2のステータ
コア36を接着固定する上記第2のコア取付フランジ3
5のフランジ本体35aはリング板状を呈しており、そ
の周縁部には例えば等間隔で複数箇所の突出部35bが
形成されている。本実施例にあっては、上記第2のコア
取付フランジ35のフランジ本体35aには、三箇所の
突出部35bが形成されている。さらに、上記取付支柱
38に支持固定された支持部材37の支持部材本体37
aは略リング板状を呈しており、その周縁部には例えば
等間隔で複数箇所の突出部37bが形成されている。本
実施例にあっては、上記第2のコア取付フランジ35と
同様に、上記支持部材37の支持部材本体37aには、
三箇所の突出部37bが形成されている。そして、第2
のロータコア34と第2のステータコア36との間のギ
ャップ及び平行度の調整が適切に成された状態で、上記
第2のコア取付フランジ35に形成された突出部35b
を上記支持部材37に形成された突出部37bに半田3
9等により接合固定している。尚、上記支持部材37の
支持部材本体37aには、上記取付支柱38に支持固定
するための略矩形状の取付部37cが面方向に張り出す
ように一体成形されている。
【0017】上記実施例における作用を述べる。本実施
例のロータリトランス21は、ビデオヘッド数の増加に
対応させるために、第1のロータコア28及び第1のス
テータコア30と、第2のロータコア34及び第2のス
テータコア36とが二段に設けられている。
例のロータリトランス21は、ビデオヘッド数の増加に
対応させるために、第1のロータコア28及び第1のス
テータコア30と、第2のロータコア34及び第2のス
テータコア36とが二段に設けられている。
【0018】上述のように、下ドラム24に第1のロー
タコア28が接着固定されると共に、第1のコア取付フ
ランジ29に第1のステータコア30が固定されてい
る。また、上記下ドラム24に固定された第1のロータ
コア28上に、スペーサを介設して、上記第1のコア取
付フランジ29に固定された第1のステータコア30を
対向載置させる。このスペーサにより、相対向された第
1のロータコア28と第1のステータコア30との間の
ギャップ及び平行度の調整が行われる。これらギャップ
及び平行度の調整が適切に設定された状態で、上記第1
のコア取付フランジ29を支持部材としての上ドラム2
5にネジ31等により固定している。
タコア28が接着固定されると共に、第1のコア取付フ
ランジ29に第1のステータコア30が固定されてい
る。また、上記下ドラム24に固定された第1のロータ
コア28上に、スペーサを介設して、上記第1のコア取
付フランジ29に固定された第1のステータコア30を
対向載置させる。このスペーサにより、相対向された第
1のロータコア28と第1のステータコア30との間の
ギャップ及び平行度の調整が行われる。これらギャップ
及び平行度の調整が適切に設定された状態で、上記第1
のコア取付フランジ29を支持部材としての上ドラム2
5にネジ31等により固定している。
【0019】また、上ドラム25に第2のロータコア3
4が接着固定されると共に、第2のコア取付フランジ3
5に第2のステータコア36が接着固定されている。ま
た、上記上ドラム25に接着固定された第2のロータコ
ア34上に、スペーサを介設して、上記第2のコア取付
フランジ35に固定された第2のステータコア36を対
向載置させる。このスペーサにより、相対向された第2
のロータコア34と第2のステータコア36との間のギ
ャップ及び平行度の調整が行われる。これらギャップ及
び平行度の調整が適切に設定された状態で、上記第2の
コア取付フランジ35を支持部材37に半田39等によ
り接合固定している。
4が接着固定されると共に、第2のコア取付フランジ3
5に第2のステータコア36が接着固定されている。ま
た、上記上ドラム25に接着固定された第2のロータコ
ア34上に、スペーサを介設して、上記第2のコア取付
フランジ35に固定された第2のステータコア36を対
向載置させる。このスペーサにより、相対向された第2
のロータコア34と第2のステータコア36との間のギ
ャップ及び平行度の調整が行われる。これらギャップ及
び平行度の調整が適切に設定された状態で、上記第2の
コア取付フランジ35を支持部材37に半田39等によ
り接合固定している。
【0020】このようにして上記第1のロータコア28
及び第1のステータコア30,或いは第2のロータコア
34及び第2のステータコア36を組み立てると、これ
らの間のギャップ及び平行度の調整が、下ドラム24,
上ドラム25,第1のコア取付フランジ29及び第2の
コア取付フランジ35の加工寸法精度によって左右され
ない。特に、第2のロータコア34及び第2のステータ
コア36にあっては、上記第2のコア取付フランジ35
を支持部材37にネジ等を使用せず、半田39等により
接合固定するだけであるので、作業工数が掛からず、製
造コストを低減することができるものである。
及び第1のステータコア30,或いは第2のロータコア
34及び第2のステータコア36を組み立てると、これ
らの間のギャップ及び平行度の調整が、下ドラム24,
上ドラム25,第1のコア取付フランジ29及び第2の
コア取付フランジ35の加工寸法精度によって左右され
ない。特に、第2のロータコア34及び第2のステータ
コア36にあっては、上記第2のコア取付フランジ35
を支持部材37にネジ等を使用せず、半田39等により
接合固定するだけであるので、作業工数が掛からず、製
造コストを低減することができるものである。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るロータ
リトランスによれば、ステータコアとロータコアとの間
のギャップ及び平行度の調整を容易に行うことができ、
製造コストを低減することができる。特に、ビデオヘッ
ド数の増加に対応した多段ロータリトランスに有効であ
る、という優れた効果を発揮する。
リトランスによれば、ステータコアとロータコアとの間
のギャップ及び平行度の調整を容易に行うことができ、
製造コストを低減することができる。特に、ビデオヘッ
ド数の増加に対応した多段ロータリトランスに有効であ
る、という優れた効果を発揮する。
【図1】本発明に係るロータリトランスの一実施例にお
ける要部を示す斜視図である。
ける要部を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るロータリトランスの一実施例を示
す概略側断面図である。
す概略側断面図である。
【図3】従来のロータリトランスの一例を示す概略側断
面図である。
面図である。
24,25 ドラム 28,34 ロータコア 29,35 コア取付フランジ 30,36 ステータコア 37 支持部材
Claims (1)
- 【請求項1】 ドラムにロータコアを固定すると共に、
コア取付フランジにステータコアを固定し、 上記ロータコア上にスペーサを介設して上記ステータコ
アを対向載置し、 この状態で上記コア取付フランジを支持部材に固定した
ことを特徴とする、ロータリトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4184529A JPH064802A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | ロータリトランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4184529A JPH064802A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | ロータリトランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH064802A true JPH064802A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=16154797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4184529A Pending JPH064802A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | ロータリトランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064802A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5702512A (en) * | 1995-02-28 | 1997-12-30 | Mitsubishi Pencil Co., Ltd. | Oil ink composition |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP4184529A patent/JPH064802A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5702512A (en) * | 1995-02-28 | 1997-12-30 | Mitsubishi Pencil Co., Ltd. | Oil ink composition |
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