JPH0647832B2 - 便所の防臭装置 - Google Patents
便所の防臭装置Info
- Publication number
- JPH0647832B2 JPH0647832B2 JP63029613A JP2961388A JPH0647832B2 JP H0647832 B2 JPH0647832 B2 JP H0647832B2 JP 63029613 A JP63029613 A JP 63029613A JP 2961388 A JP2961388 A JP 2961388A JP H0647832 B2 JPH0647832 B2 JP H0647832B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- floor
- flow passage
- flow path
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Toilet Supplies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は不特定多数の人々により利用される便所の防臭
装置に関する。
装置に関する。
従来の技術 上記の便所には、換気装置が設けられていると共に適宜
清掃が行われる。
清掃が行われる。
換気装置の作用に依存して便室の防臭を図ることは一つ
の常識的事項に過ぎないのであるが、換気装置を設置す
れば便室が防臭状態に保たれるとは限らない。上記便所
の便室の多くは換気装置が設けられているにも拘わらず
臭気を発散して利用者に不快感を与えている。
の常識的事項に過ぎないのであるが、換気装置を設置す
れば便室が防臭状態に保たれるとは限らない。上記便所
の便室の多くは換気装置が設けられているにも拘わらず
臭気を発散して利用者に不快感を与えている。
これは換気装置が便室内の臭気発生物質を排出するに足
る容量をもたないことによる。
る容量をもたないことによる。
発明が解決しようとする課題 本発明は換気装置の容量の顕著な増大を伴うことなく、
便室よりの臭気発生物質の排出が好ましい条件の下にお
いて行われるようにすることを目的とする。
便室よりの臭気発生物質の排出が好ましい条件の下にお
いて行われるようにすることを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明による便所の防臭装置は、横方向に長い流路を便
室の床と側壁との間の接続部（ハバキ部）に設け、床排
水用トレンチまたは床排水用器具の排水側端部を上記横
方向に長い流路に連通させると共に、上記横方向に長い
流路および側壁内の流路を経て便室の換気を行う換気装
置を設け、横方向に長い上記流路上に開閉自在の蓋が設
けられていてこの蓋を開いた状態においてハバキ部に滞
留した臭気発生物質の排出清掃が行われるようにしたこ
とを特徴とする。
室の床と側壁との間の接続部（ハバキ部）に設け、床排
水用トレンチまたは床排水用器具の排水側端部を上記横
方向に長い流路に連通させると共に、上記横方向に長い
流路および側壁内の流路を経て便室の換気を行う換気装
置を設け、横方向に長い上記流路上に開閉自在の蓋が設
けられていてこの蓋を開いた状態においてハバキ部に滞
留した臭気発生物質の排出清掃が行われるようにしたこ
とを特徴とする。
従来の便所の多くが換気装置を備えていると共に時々清
掃されるにも拘わらず悪臭を発生する状態に陥るのは、 １、騒音の発生が嫌われるため換気装置の容量が制限さ
れること、 ２、特に強い臭気を発生する粉末が、便室の床と便室の
側壁との間の接続部（ハバキ部）に滞留させられ、その
滞留量が次第に多くなること、 ３、滞留した臭気発生物質は、往々にして簡単な床洗浄
によつては除去しにくい状態にあること、（臭気発生物
質の粉末が洗浄水により洗い流しにくい状態でハバキ部
に滞留すること、） ４、ハバキ部に滞留する臭気発生物質は時間の経過と共
に洗浄水により洗い流しにくい固体状態に移行するこ
と、 等によるのであるが、上記本発明による装置はこれらの
条件に起因する不都合状態への移行が起りにくいように
して少なくとも臭気発生の程度を小さくすると共に、清
掃が容易に行われるように便室の状態を保つものであ
る。
掃されるにも拘わらず悪臭を発生する状態に陥るのは、 １、騒音の発生が嫌われるため換気装置の容量が制限さ
れること、 ２、特に強い臭気を発生する粉末が、便室の床と便室の
側壁との間の接続部（ハバキ部）に滞留させられ、その
滞留量が次第に多くなること、 ３、滞留した臭気発生物質は、往々にして簡単な床洗浄
によつては除去しにくい状態にあること、（臭気発生物
質の粉末が洗浄水により洗い流しにくい状態でハバキ部
に滞留すること、） ４、ハバキ部に滞留する臭気発生物質は時間の経過と共
に洗浄水により洗い流しにくい固体状態に移行するこ
と、 等によるのであるが、上記本発明による装置はこれらの
条件に起因する不都合状態への移行が起りにくいように
して少なくとも臭気発生の程度を小さくすると共に、清
掃が容易に行われるように便室の状態を保つものであ
る。
実施例 第１図は本発明による便所の防臭装置の１例を示す垂直
断面図、第２図は第１図の装置が作る防臭気流の説明図
である。
断面図、第２図は第１図の装置が作る防臭気流の説明図
である。
これらの図において、１は便室、２，３はその床および
側壁、４は便室１の床と側壁３との間の接続部（ハバキ
部）、５は床２の側縁部、６は側縁部５に設けられた横
方向流路である。
側壁、４は便室１の床と側壁３との間の接続部（ハバキ
部）、５は床２の側縁部、６は側縁部５に設けられた横
方向流路である。
横方向流路６は本体部６ａと開閉自在の蓋６ｂとより成
る。横方向流路６を構成するこれらの要素６ａ，６ｂは
ステンレス鋼板製のものである。
る。横方向流路６を構成するこれらの要素６ａ，６ｂは
ステンレス鋼板製のものである。
７は蓋６ｂの頂部に設けられた吸込口、８は側壁３内に
設けられた排気ポンプである。吸込口７は蓋６ｂ自体に
設けることができる。
設けられた排気ポンプである。吸込口７は蓋６ｂ自体に
設けることができる。
９は床２に設けられた排水用トレンチで図示されていな
い排水管のほかに一連の中空ブロツク１０を通る流路１
１を介して横方向流路６に連通させられている。
い排水管のほかに一連の中空ブロツク１０を通る流路１
１を介して横方向流路６に連通させられている。
第２図は排気ポンプ８が作る臭気発生物質の搬送気流Ｆ
1,Ｆ2を示す。搬送気流Ｆ1はトレンチ９，中空ブロツク
１０および横方向流路６を経由するもの、搬送気流Ｆ2
は側壁３と蓋６ｂとの間の吸込口７を経由するものであ
る。搬送気流Ｆ2は蓋６ｂに明けられた穴を流過させる
こともできる。排気ポンプ８の運転が長期に亙ると、吸
引気流より分離沈降する粉体が横方向流路６の本体部６
ａ内に堆積するので蓋６ｂを開いて堆積物を排出する清
掃作業が適当な時期に行われる。
1,Ｆ2を示す。搬送気流Ｆ1はトレンチ９，中空ブロツク
１０および横方向流路６を経由するもの、搬送気流Ｆ2
は側壁３と蓋６ｂとの間の吸込口７を経由するものであ
る。搬送気流Ｆ2は蓋６ｂに明けられた穴を流過させる
こともできる。排気ポンプ８の運転が長期に亙ると、吸
引気流より分離沈降する粉体が横方向流路６の本体部６
ａ内に堆積するので蓋６ｂを開いて堆積物を排出する清
掃作業が適当な時期に行われる。
発明の効果 本発明は便室の床，排水用トレンチ，床排水用器具等に
付着する微量の臭気発生物質が便室のハバキ部に次第に
量を増して滞留して強い臭気を発生する状態に至るのを
長時間に亙って阻止する効果をもたらすものである。便
室の清掃作業の面より言えば、本発明は便室の清掃に必
要とする労力を著しく軽減するものである。
付着する微量の臭気発生物質が便室のハバキ部に次第に
量を増して滞留して強い臭気を発生する状態に至るのを
長時間に亙って阻止する効果をもたらすものである。便
室の清掃作業の面より言えば、本発明は便室の清掃に必
要とする労力を著しく軽減するものである。
第１図は本発明による便所の防臭装置の１例を示す垂直
断面図、第２図は第１図に示す装置による臭気発生物質
搬送気流の説明図である。
断面図、第２図は第１図に示す装置による臭気発生物質
搬送気流の説明図である。
Claims (1)
- 【請求項１】横方向に長い流路を便室の床と側壁との間
の接続部（ハバキ部）に設け、床排水用トレンチまたは
床排水用器具の排水側端部を上記横方向に長い流路に連
通させると共に、上記横方向に長い流路および側壁内の
流路を経て便室の換気を行う換気装置を設け、横方向に
長い上記流路上に開閉自在の蓋が設けられていてこの蓋
を開いた状態においてハバキ部に滞留した臭気発生物質
の排出清掃が行われるようにしたことを特徴とする、便
所の防臭装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63029613A JPH0647832B2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 便所の防臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63029613A JPH0647832B2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 便所の防臭装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01207537A JPH01207537A (ja) | 1989-08-21 |
| JPH0647832B2 true JPH0647832B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=12280922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63029613A Expired - Lifetime JPH0647832B2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 便所の防臭装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647832B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04122778U (ja) * | 1991-04-16 | 1992-11-05 | 株式会社イナツクス | 脱臭機能付トイレ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4935552U (ja) * | 1972-06-26 | 1974-03-29 | ||
| JPS6085380U (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-12 | 東陶機器株式会社 | 便所装置 |
-
1988
- 1988-02-10 JP JP63029613A patent/JPH0647832B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01207537A (ja) | 1989-08-21 |
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