JPH064776A - 電子式キャッシュレジスタ - Google Patents

電子式キャッシュレジスタ

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JPH064776A
JPH064776A JP16113692A JP16113692A JPH064776A JP H064776 A JPH064776 A JP H064776A JP 16113692 A JP16113692 A JP 16113692A JP 16113692 A JP16113692 A JP 16113692A JP H064776 A JPH064776 A JP H064776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
module
code
printer
main
main module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16113692A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Koyama
文夫 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP16113692A priority Critical patent/JPH064776A/ja
Publication of JPH064776A publication Critical patent/JPH064776A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】プリンタモジュールとメインモジュールとが分
割して構成されたECRにおいて、売上金額の不正登録
を防止する。 【構成】プリンタモジュール12に、ディップスイッチ
22がONされている状態でのみIDコードが書き込ま
れるメモリエリアM2を構成し、このメモリエリアM2
に書き込まれるIDコードと同一のIDコードが書き込
まれるメモリエリアM1をメインモジュール11に設け
た。メインモジュール11のメインCPU14は、メモ
リエリアM1,M2のIDコードが一致した際にのみ処
理動作を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、制御部とプリンタと
を別のモジュールに分割して構成した電子式キャッシュ
レジスタに関し、特に課税対象とする取引データをプリ
ンタ側のモジュールに記憶する電子式キャッシュレジス
タに関する。
【0002】
【従来の技術】店舗において顧客との間を取引処理の登
録を行う電子式キャッシュレジスタは一般に、取引内容
の入力を受け付けるキーボード、取引金額を表示するデ
ィスプレイ、現金等を貯留するキャッシュドロワおよび
レシートや集計データを印字するプリンタを備えてい
る。このようにキーボード、ディスプレイ、キャッシュ
ドロワおよびプリンタを一体にして電子式キャッシュレ
ジスタを構成すると、装置の大型化を招き、店舗内に大
きな設置スペースが必要となるとともに、店員の円滑な
取引作業の妨げとなる場合がある。
【0003】そこで、従来の電子式キャッシュレジスタ
では、キーボード、プリンタ、キャッシュドロワおよび
プリンタをそれぞれ別のモジュールに分割して構成し、
更にこれらを制御するメインモジュールを備えたものが
ある。このように、電子キャッシュレジスタを構成する
各部分を分割できるようにすることによって店舗内にお
けるレイアウトに合わせて電子式キャッシュレジスタを
設置することができるとともに、店員の作業動線に合わ
せて各モジュールを設置することができるようになり、
店員の取引作業を円滑に行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、課税対
象となる取引処理の集計データを電子式キャッシュレジ
スタのプリンタにおいて作成しなければならないとする
法規制を有する国においては、取引処理時において複数
のプリンタを使い分けることによって課税対象となる集
計金額を不正に低額に申告することを禁止できない問題
があった。このような問題を解決するためにプリンタモ
ジュール内に法規制に係るレポートの作成や売上データ
の処理を行わせることとすると、プリンタ内部での処理
が多くなり、回路部の増加によってプリンタモジュール
が大きくなり、他のモジュールとの整合がとれなくなる
場合を生じ、またプリンタモジュール内のプログラム量
が増加する問題があった。
【0005】この発明の目的は、予め定められたプリン
タモジュールが接続されている状態においてのみ取引処
理を実行することができるようにし、プリンタモジュー
ル内において売上データ処理や売上レポートの作成等を
行う場合にも売上処理の不正を確実に防止することがで
き、プリンタモジュールの大型化やモジュール内のプロ
グラム量の増加を招くことのない電子キャッシュレジス
タを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の電子キャッシ
ュレジスタは図1に示すように、印字データの作成を含
む処理動作を実行する制御部3を備えるメインモジュー
ル1と、プリンタ4およびこのプリンタに供給される印
字データを記憶する印字データ記憶部5を備えるプリン
タモジュール2と、に分割して構成した電子式キャッシ
ュレジスタにおいて、前記メインモジュール1およびプ
リンタモジュール2のそれぞれに互いに共通するIDコ
ードを記憶するIDコード記憶手段6,7を設けるとと
もに、前記プリンタモジュール2にIDコードの設定を
一度のみ受け付けるIDコード設定手段8を設け、前記
メインモジュール1に前記メインモジュール1およびプ
リンタモジュール2のIDコード記憶手段6,7が記憶
しているIDコードが一致した際に処理動作を継続する
処理動作規制手段9を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明においては、プリンタモジュール2に
設けられたIDコード設定手段8はIDコードの設定を
一度のみ受け付け、設定されたIDコードはIDコード
記憶手段7に記憶される。このプリンタモジュール2の
IDコード記憶手段7に記憶されたIDコードはメイン
モジュール1のIDコード記憶手段6にも記憶される。
メインモジュール1において処理動作規制手段9は制御
部3の取引処理動作時においてプリンタモジュール2の
IDコード記憶手段7に記憶されているIDコードとメ
インモジュール1のIDコード記憶手段6に記憶されて
いるIDコードとが一致した場合にのみ制御部3におけ
る取引処理の実行を許可する。従って、メインモジュー
ル1に対して予め設定されたプリンタモジュール2以外
のプリンタモジュールが接続されている場合には制御部
3において取引処理を実行することができない。
【0008】
【実施例】図2は、この発明の実施例である電子キャッ
シュレジスタの制御部の構成を示すブロック図である。
ECR10はメインモジュール11、プリンタモジュー
ル12およびキーボードモジュール13によって構成さ
れている。メインモジュール11は、ROM15および
RAM16を備えたメインCPU14を備えている。メ
インCPU14はROM15に予め書き込まれたプログ
ラムに従って、キーボードモジュール13から入力され
る操作データに基づいて取引処理を実行し、プリンタモ
ジュール12に供給する印字データを作成する。この処
理において入出力されるデータはRAM16の所定のメ
モリエリアに格納される。RAM16はバッテリバック
アップされており、そのメモリエリアM1はこの発明の
メインモジュールのIDコード記憶手段であり、設定さ
れたIDコードを記憶する。
【0009】プリンタモジュール12はROM18、フ
ィスカルROM19、RAM20、プリンタ21および
ディップスイッチ22が接続されたスレーブCPU17
によって構成さている。このスレーブCPU17はメイ
ンモジュール11のメインCPU14に接続されてい
る。スレーブCPU17はROM18に予め書き込まれ
プログラムに従って、メインモジュール11のメインC
PU14から送信された印字データでプリンタ21を駆
動制御する。また、スレーブCPU17は印字データを
フィスカルROM19に累積的に記憶する。このフィス
カルROM19は課税対象となる集計レポートの作成に
あたって読み出される全取引処理内容を記憶する。RA
M20はバッテリバックアップされており、そのメモリ
エリアM2はこの発明のプリンタモジュールのIDコー
ド記憶手段であり、設定されたIDコード記憶する。
【0010】ディップスイッチ22はECR10の初期
設定時において操作される。スレーブCPU17はこの
ディップスイッチ22がONされている状態においてメ
インモジュール11から送信されたIDコードをRAM
20のメモリエリアM2に書き込む。このディップスイ
ッチ22はECR10の初期設定終了後には樹脂モール
ド等により、二度とONすることのできない状態にされ
る。従って、スレーブCPU17は初期設定時において
一回のみRAM20のメモリエリアM2に対してIDコ
ードを書き込む。
【0011】キーボードモジュール13は、ROM2
4、RAM25およびキーボード26が接続されたスレ
ーブCPU23によって構成されている。スレーブCP
U23はメインモジュール11のメインCPU14に接
続されている。スレーブCPU23はROM24に予め
書き込まれたプログラムに従ってキーボード26の操作
状態をフェッチし、その操作データをメインCPU14
に送信する。
【0012】図3および図4は、上記ECRの処理手順
を示すフローチャートである。メインモジュール11の
マスタCPU14は設定モード時においてキーボード2
6の操作によるIDコードの入力を受け付け(n1,n
2)、メインモジュール11のRAM16およびプリン
タモジュール12のRAM20のそれぞれのメモリエリ
アM1,M2にすでにIDコードが書き込まれていない
ことを確認した後(n3)、プリンタモジュール12に
IDコードを送信するとともに(n4)、RAM16の
メモリエリアM1にIDコードを書き込む(n5)。
【0013】メインモジュール11からIDコードの送
信を受けたプリンタモジュール12は、ディップスイッ
チ22がONされている状態で入力されたIDコードを
RAM20のメモリエリアM2に書き込む(n21〜n
23)。プリンタモジュール12においてディップスイ
ッチ22はIDコードの設定処理が終了すると樹脂モー
ルドなどにより操作不能にされ、この後においてメイン
モジュール11から別のIDコードが入力された場合で
あってもこの別のIDコードがメモリエリアM2に書き
込まれることはない。
【0014】取引処理モードにおいてメインモジュール
11のメインCPU14はキーボードモジュール13か
らの操作データの入力を待機しており(n6)、操作デ
ータが入力されるとその操作内容に応じて処理を実行す
る(n7,n8)。この処理においてプリンタ21を用
いたプリント処理が発生した場合には、プリンタモジュ
ール12からIDコードの読み取りを行い(n9)、読
み取ったIDコードと自己のメモリエリアM1に格納さ
れているIDコードとを比較する(n10)。
【0015】両者のIDコードが一致した場合にはプリ
ント処理に係る印字データをプリンタモジュール12に
送信してプリント処理を実行する(n11,n12)。
一方、IDコードが一致しなかった場合には不適正なプ
リンタモジュール12が接続されていると判断し、処理
動作を停止する(n13)。
【0016】プリンタモジュール12はディップスイッ
チ22がOFFされている状態でIDコードの読取デー
タの入力を待機し(n24)、メインモジュール11か
らIDコードの読取データが入力されるとRAM20の
メモリエリアM2に格納しているIDコードをメインモ
ジュール11に対して送信する(n25)。次いで、印
字データの入力を待機し、入力された印字データに基づ
いてプリンタ21を駆動する(n26,n27)。これ
とともに、フィスカルROM19に印字データを登録デ
ータとして書き込む(n28)。この登録データは課税
対象となる売上レポートの作成時に印字データとして読
み出される。
【0017】以上のようにしてこの実施例によれば、E
CR10の設置時において、メインモジュール11にプ
リンタモジュール12を接続した後の初期設定におい
て、一回のみプリンタモジュール12に対してIDコー
ドを設定するとともに、このIDコードをメインモジュ
ール11においても記憶しておき、取引処理時において
レシートを発行する際の取引処理データの登録時、およ
び課税対象となる取引処理内容を示したレポートの作成
処理時などにおいて、メインモジュール11とプリンタ
モジュール12とのそれぞれに記憶されているIDコー
ドの一致を判定し、両者が一致した場合にのみ処理動作
が実行される。従って、メインモジュール11に対して
初期設定時と異なるプリンタモジュール12が接続され
ている状態では取引内容の登録処理が行われることがな
く、売上金額の不正登録を確実に防止することができ
る。
【0018】尚、ディップスイッチ22がモールドされ
ているか否かの状態を検出し、モールドされている場合
のみメインモジュール11における取引処理を実行する
ようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、初期設定時において
メインモジュールおよびプリンタモジュールのそれぞれ
に設定されたIDコードが一致した場合にのみ、取引処
理動作が継続して実行されるため、メインモジュールに
対して初期設定時と異なるプリンタモジュールが接続さ
れている状態での処理動作を確実に禁止することがで
き、売上金額の不正登録を確実に防止するとこができる
利点がある。このIDコードはECRの設置時において
メインモジュールがプリンタモジュールに接続された後
に設定されるため、工場出荷段階でモジュールの組み合
わせが不明であってもこの発明の効果を確実に得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施例であるECRの制御部の構成
を示すブロック図である。
【図3】同ECRを構成するメインモジュールの制御部
の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】同ECRを構成するプリンタモジュールの制御
部の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10−ECR 11−メインモジュール 12−プリンタモジュール M1,M2−メモリエリア(IDコード記憶手段) 22−ディップスイッチ(IDコード設定手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字データの作成を含む処理動作を実行す
    る制御部を備えるメインモジュールと、プリンタおよび
    このプリンタに供給される印字データを記憶する印字デ
    ータ記憶部を備えるプリンタモジュールと、に分割して
    構成した電子式キャッシュレジスタにおいて、 前記メインモジュールおよびプリンタモジュールのそれ
    ぞれに互いに共通するIDコードを記憶するIDコード
    記憶手段を設けるとともに、前記プリンタモジュールに
    IDコードの設定を一度のみ受け付けるIDコード設定
    手段を設け、前記メインモジュールに前記メインモジュ
    ールおよびプリンタモジュールのIDコード記憶手段が
    記憶しているIDコードが一致した際に処理動作を継続
    する処理動作規制手段を設けたことを特徴とする電子式
    キャッシュレジスタ。
JP16113692A 1992-06-19 1992-06-19 電子式キャッシュレジスタ Pending JPH064776A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16113692A JPH064776A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 電子式キャッシュレジスタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP16113692A JPH064776A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 電子式キャッシュレジスタ

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JPH064776A true JPH064776A (ja) 1994-01-14

Family

ID=15729282

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16113692A Pending JPH064776A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 電子式キャッシュレジスタ

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JP (1) JPH064776A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7074691B2 (en) 2000-01-20 2006-07-11 Hitachi, Ltd. Method of manufacturing a semiconductor integrated circuit device that includes forming dummy patterns in an isolation region prior to filling with insulating material
US9235792B2 (en) 2010-11-19 2016-01-12 Seiko Epson Corporation Fiscal memory control using two controllers

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7074691B2 (en) 2000-01-20 2006-07-11 Hitachi, Ltd. Method of manufacturing a semiconductor integrated circuit device that includes forming dummy patterns in an isolation region prior to filling with insulating material
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