JPH0647767Y2 - 樹脂製燃料タンク - Google Patents

樹脂製燃料タンク

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JPH0647767Y2
JPH0647767Y2 JP11558987U JP11558987U JPH0647767Y2 JP H0647767 Y2 JPH0647767 Y2 JP H0647767Y2 JP 11558987 U JP11558987 U JP 11558987U JP 11558987 U JP11558987 U JP 11558987U JP H0647767 Y2 JPH0647767 Y2 JP H0647767Y2
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JP
Japan
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pinch
fuel tank
tank body
shield plate
flame shield
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JP11558987U
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JPS6420418U (ja
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英久 塚田
昌夫 齋藤
正男 布施
宣春 佐近
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Subaru Corp
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Fuji Jukogyo KK
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、排気管、マフラなどの排気系統部材及び路
面火災による加熱から保護され、耐熱性、耐火性が向上
された樹脂製燃料タンクに関するものである。
(従来の技術) 樹脂製燃料タンクは、ブロー成形により製造されてお
り、第2図に示すような構造のものが一般的で、燃料タ
ンクのタンク本体1には、その周側面2にピンチオフ部
3が存在するもので、樹脂製燃料タンクの耐熱性、耐火
性を改善する手段としては、特開昭57-140226号に開示
されているような燃料タンク本体外面に耐熱性材料で覆
う手段や、マフラなどの排気系統部材の要所を遮熱板で
覆い、熱気が燃料タンク側へ加わらないような構造が採
用されている。
(考案が解決しようとする問題点) 樹脂製燃料タンクのタンク本体1は、前記したようにブ
ロー成形によるものであるから、周側面2にピンチオフ
部3が存在し、このピンチオフ部3を境とする下位側
は、ガソリンなどの燃料が残留するため、過熱され難い
反面、上位側は、燃料の消費に伴ない空となって、耐熱
性、耐火性に極めて劣る問題点を有している。特に、上
位側が空の場合、排気系統部材の熱気や火災発生の火炎
によりタンク本体が加熱されれば、燃料が残留する下位
側よりも空となる上位側がオーバーヒートし、上位側の
面が下位側と温度差により燃料と自重によって伸び、下
位側が下方へ垂れ下がり、特に、ピンチオフ部の肉厚が
徐々に薄くなって、ついには、口を開けてしまい、燃料
が漏れるという問題点がある。
(問題点を解決するための具体的手段) そこで、この考案は、前記問題点に鑑み考案されたもの
で、耐熱性、耐火性にすぐれた樹脂製燃料タンクを提供
することを目的とするもので、このような目的を達成す
るため、タンク本体の周側面に存在するピンチオフ部を
覆うように遮炎板を位置させ、ピンチオフ部を跨いで、
該遮炎板をタンク本体に取付けられてなる構成を具体的
手段とする。
(考案の作用) この考案においては、タンク本体の周側面に存在するピ
ンチオフ部を覆うように遮炎板が位置し、該遮炎板がタ
ンク本体に取付けられているから、前記遮炎板が排気系
統部材からの熱気、及び路面からの火炎を遮断し、特
に、ピンチオフ部を中心とした部分を保護し、ピンチオ
フ部部分における伸びを規制し薄肉化を防ぎ、該部分に
口が開くような現象を阻止する。
(実施例) この考案を図示の実施例により詳細に説明すると、第1
図に示された樹脂製燃料タンクのタンク本体1は、前記
従来構造と同様にブロー成形により成形され、タンク本
体の周側面に存在するピンチオフ部2を外方から覆うよ
うに遮炎板3が配置され、この遮炎板の配置位置は、ピ
ンチオフ部2を跨いで設置され、タンク本体1に直付さ
れている。この直付け手段としては、タンク本体1の所
要外壁に複数個のボス4を熱溶着し、これらボスに前記
遮炎板をビスなどにより止着する手段が採用されてい
る。
(考案の効果) 前記したように、この考案によれば、タンク本体の周側
面に存在するピンチオフ部を覆うように遮炎板が位置
し、該遮炎板がタンク本体に取付けられてなる構成のも
のであるから、ピンチオフ部を境とする上位側が燃料の
消費に伴ない空となって、耐熱性、耐火性に極めて劣る
状態となっても、前記遮炎板の存在により排気系統部材
や路面からの火炎の熱気から保護され、上下温度差によ
る伸びを規制し、これによるピンチオフ部の薄肉化が防
げ、重大事故に結びつく破損事故を未然に防止できる効
果を奏するものである。さらに、前記遮炎板は、タンク
本体に直付されているから、取付けのためのブラケット
なども不要であって、構造、取付けが簡単となる実用的
効果も奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を示す要部断面正面図、第
2図は、従来構造の説明図である。 1……燃料タンクのタンク本体 2……ピンチオフ部 3……遮炎板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブロー成形により成形された樹脂製燃料タ
    ンクにおいて、タンク本体の周側面に存在するピンチオ
    フ部を覆うように遮炎板が位置し、該遮炎板の取付部分
    がピンチオフ部を跨いで、該遮炎板をタンク本体に取付
    けられてなる構成の樹脂製燃料タンク。
JP11558987U 1987-07-28 1987-07-28 樹脂製燃料タンク Expired - Lifetime JPH0647767Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11558987U JPH0647767Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28 樹脂製燃料タンク
US07/216,901 US4930811A (en) 1987-07-28 1988-07-08 Protecting device for a plastic fuel tank of a motor vehicle
DE3824582A DE3824582C2 (de) 1987-07-28 1988-07-19 Hitze-/Flammschutzeinrichtung
GB8817890A GB2208283B (en) 1987-07-28 1988-07-27 A motor vehicle with a fuel tank.

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JPS6420418U JPS6420418U (ja) 1989-02-01
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EP1640705A1 (en) 2003-05-15 2006-03-29 Niles Co., Ltd. Signal detection circuit and signal detection method for rain sensor
JP4926408B2 (ja) 2005-03-14 2012-05-09 浜松ホトニクス株式会社 光検出回路

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JPS6420418U (ja) 1989-02-01

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