JPH0522215U - 車外配管の保持構造 - Google Patents

車外配管の保持構造

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JPH0522215U
JPH0522215U JP7820191U JP7820191U JPH0522215U JP H0522215 U JPH0522215 U JP H0522215U JP 7820191 U JP7820191 U JP 7820191U JP 7820191 U JP7820191 U JP 7820191U JP H0522215 U JPH0522215 U JP H0522215U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipes
vehicle body
road surface
exterior
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP7820191U
Other languages
English (en)
Inventor
秀夫 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP7820191U priority Critical patent/JPH0522215U/ja
Publication of JPH0522215U publication Critical patent/JPH0522215U/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 車体の底部に設けられた複数の車外配管を路
面からの輻射熱、エンジン排熱及び排気系からの熱など
から保護でき、かつ組付けの容易な車外配管の保持構造
を提供する。 【構成】 路面と対向するように車体底部1aに設けら
れた複数の車外配管のうちの少なくとも1つ以上を個々
に断熱材16,17,18により覆うことにより、各配
管を路面からの輻射熱などから確実に保護できると共に
隣接する各管同士の温度の影響をなくすことが可能とな
ることから、ホルダ13をもって各管を車体に統括的に
保持することができ、エンジン性能やブレーキ性能が低
下することなく部品点数が削減され、組付作業性が向上
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車の車体底部にて路面と対向するように設けられた複数の車外配 管を保護すると共に保持するための構造に関し、特に燃料タンクとエンジンとを 接続する燃料管と他の配管とをまとめて保持するのに適した車外配管の保持構造 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車体の底部に配設された燃料タンクからエンジンルーム内のエンジ ンに燃料を供給すると共にエンジン、キャニスタ等から燃料タンクに燃料を戻す べく複数の燃料管や、ブレーキホースなどが、車体底部にて路面と対向するよう に配設され、それぞれブラケット等を介して車体に保持された自動車がある。
【0003】 このような自動車の上記各管は、路面からの輻射熱、エンジン排熱及び排気系 からの熱などにより加熱され、例えば燃料管ではその内部の燃料が昇温して場合 によっては気泡が発生してエンジン性能を低下させたり、ブレーキホースでは同 様にブレーキオイルが昇温してブレーキ性能を低下させる問題があった。ここで 、各管はそれぞれ別々に路面からのチッピングから保護する目的で金属カバー若 しくは金属チューブにより覆われているが、これらに断熱作用を期待することは できない。
【0004】 また、組付作業性の向上及び部品点数の削減を促進する上で上記した各管を統 括的に車体に保持するような構造とすると良いが、各管の温度が互いに異なるこ とから、例えば燃料管を他の管と共に束ねると内部燃料が上記同様、必要以上に 加温される問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上述したような従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、その主 な目的は、車体の底部に設けられた複数の車外配管を路面からの輻射熱、エンジ ン排熱及び排気系からの熱などから保護でき、かつ組付けの容易な車外配管の保 持構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した目的は本考案によれば、路面と対向するように車体底部に設けられた 複数の車外配管の保持構造であって、前記各管のうちの少なくとも1つ以上が、 その車外に露出する部分を個々に断熱材により覆われ、かつ該各露出部分がホル ダをもって前記車体に統括的に保持されたことを特徴とする車外配管の保持構造 を提供することにより達成される。
【0007】
【作用】
上述の構成によれば、車体底部に設けられた複数の配管のうち外部から断熱す る必要のある管を断熱材で覆うことで管を熱から確実に保護でき、互いに温度の 異なる各管を一括して車体に保持できることから各管の車体への保持が容易にな る。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の好適実施例を添付の図面について詳しく説明する。
【0009】 図1は、本考案が適用された車両の模式的側断面図である。車体1前部のエン ジンルーム2にはエンジン3が搭載されている。また、車体1底部1aの外側後 端近傍には燃料タンク4が設けられている。図2に併せて示すように、この燃料 タンク4と、エンジン3及び該エンジン3に付設された図示されないキャニスタ との間は燃料の供給管及び戻し管からなる3本の燃料管5〜7により接続されて いる。これら燃料管5〜7は車体1底部1a外側に延在している。
【0010】 一方、前後のブレーキは、ブレーキペダルに連動するマスタシリンダ8にプロ ポーショニングバルブなどを介して接続されている。このうち、マスタシリンダ 8と後部の左右各ブレーキ9とを接続するブレーキホース10、11は上記燃料 管5〜7と共に車体1底部1a外側に延在している。
【0011】 上記した各燃料管5〜7及びブレーキホース10、11は複数のホルダ12に より統括的に車体1の底部1aに保持されている。このホルダ12は、ベース1 3と、底部1aに開設された係合孔1bに弾発的に係合するべくベース13に一 体的に突設された係合片14と、ベース13の係合片14と相反する側に設けら れた逆U字状の管受容部15とから構成されている。管受容部15は複数の仕切 片15aにより5つの部分に区画されると共に各区画に上記各燃料管5〜7及び ブレーキホース10、11が受容されている。ここで、各仕切片15aはその遊 端が拡幅して各管の脱落を防止するようになっている。管受容部15の開口部は ベース13と一体をなす蓋部15bにより閉塞されている。この蓋部15bは樹 脂ヒンジ15cをもって開閉自在となっており、閉じた状態でその遊端の係合孔 15dがベース13側壁の対応係合部15eに弾発係合するようになっている。
【0012】 燃料管5〜7の車体1底部1a外側に露出する部分は、例えば発泡ポリエチレ ン等の発泡断熱材16〜18によりそれぞれ個別にその全周を覆われている。こ の断熱材16〜18により各燃料管5〜7が路面からの輻射熱、エンジン排熱及 び排気系からの熱などから保護されると共にブレーキホース10、11からの熱 の影響を受ける心配もない。また、ブレーキホース10、11は放熱を促進する べく断熱材により覆われることはない。
【0013】 尚、実際にはこれら燃料管5〜7及びブレーキホース10、11を路面からの チッピングから保護するべく保護カバーまたは保護チューブが設けられるように なる。
【0014】
【考案の効果】
以上の説明により明らかなように、本考案による車外配管の保持構造によれば 、路面と対向するように車体底部に設けられた複数の車外配管のうちの少なくと も1つ以上を個々に断熱材により覆うことにより、各配管を路面からの輻射熱な どから確実に保護できると共に隣接する各管同士の温度の影響をなくすことが可 能となることから、ホルダをもって各管を車体に統括的に保持することができ、 エンジン性能やブレーキ性能が低下することなく部品点数が削減され、組付作業 性が向上する。以上のことから本考案の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用された車両の模式的側断面図であ
る。
【図2】図1のII-II線について見た断面図である。
【符号の説明】
1 車体 1a 底部 1b 係合孔 2 エンジンルーム 3 エンジン 4 燃料タンク 5〜7 燃料管 8 マスタシリンダ 9 ブレーキ 10、11 ブレーキホース 12 ホルダ 13 ベース 14 係合片 15 管受容部 15a 仕切片 15b 蓋部 15c 樹脂ヒンジ 15d 係合孔 15e 対応係合部 16〜18断熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 3/12 59/00 9138−3J

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面と対向するように車体底部に設け
    られた複数の車外配管の保持構造であって、 前記各管のうちの少なくとも1つ以上が、その車外に露
    出する部分を個々に断熱材により覆われ、かつ該各露出
    部分がホルダをもって前記車体に統括的に保持されたこ
    とを特徴とする車外配管の保持構造。
JP7820191U 1991-09-02 1991-09-02 車外配管の保持構造 Pending JPH0522215U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7820191U JPH0522215U (ja) 1991-09-02 1991-09-02 車外配管の保持構造

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JP7820191U JPH0522215U (ja) 1991-09-02 1991-09-02 車外配管の保持構造

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JPH0522215U true JPH0522215U (ja) 1993-03-23

Family

ID=13655405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7820191U Pending JPH0522215U (ja) 1991-09-02 1991-09-02 車外配管の保持構造

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JP (1) JPH0522215U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017065622A (ja) * 2015-10-01 2017-04-06 いすゞ自動車株式会社 車体の下部構造
KR20230071895A (ko) * 2021-11-16 2023-05-24 디에이치이엔티 주식회사 선박용 단열재

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6353984B2 (ja) * 1980-11-18 1988-10-26 Hisamitsu Pharmaceutical Co

Patent Citations (1)

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KR20230071895A (ko) * 2021-11-16 2023-05-24 디에이치이엔티 주식회사 선박용 단열재

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