JPH037674Y2 - - Google Patents

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JPH037674Y2
JPH037674Y2 JP19422686U JP19422686U JPH037674Y2 JP H037674 Y2 JPH037674 Y2 JP H037674Y2 JP 19422686 U JP19422686 U JP 19422686U JP 19422686 U JP19422686 U JP 19422686U JP H037674 Y2 JPH037674 Y2 JP H037674Y2
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heat
rubber hose
hose
support cylinder
rubber
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、動力舵取装置用ポンプと、舵取装置
本体との間を接続するのに適した耐熱ホースに関
する。
〈従来の技術〉 自動車用動力舵取装置において、第2図に示す
ようにポンプと舵取装置本体との間を、両端に金
属パイプ1を接続したゴムホース2によつて連結
しているが、ゴムホース2の部分がエンジンの排
気パイプの近傍を通る場合には、排気パイプから
の放射熱によつてゴムホース2の表面が許容以上
の温度になるおそれがある。
この問題に対処するため、従来ではゴムホース
2の外側を断熱ゴム3で覆い、さらにその外側を
熱反射チユーブ4にて覆い、排気パイプからの放
射熱を遮蔽するようにしている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながらかかる従来装置によると、断熱ゴ
ム3と、熱反射チユーブ4が接触しているため、
完全な断熱効果は期待できず、また部品点数が多
いという欠点がある。
〈考案の効果〉 本考案は、かかる従来の欠点を解消するために
なされたものであり、その特徴とするところは、
かしめ環に前記ゴムホース外周より次第に離間す
る支持筒部を金属パイプと反対方向に延出形成
し、この支持筒部には前記ゴムホース外周との間
に空気層を隔てて熱反射チユーブを差込固定し、
この空気層と外気とを連通する連通穴を前記支持
筒部に形成した断熱ホースに関する。
〈作用〉 本考案は上記構成を備えているため、断熱ゴム
を用いることなく、少い部品で大きな断熱効果が
得られる。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図において、10は、内側ゴム層11と外側
ゴム層12との間にナイロンワイヤー等によつて
構成される補強層13を挾設したゴムホースであ
り、このゴムホース10の両端部には、自動車用
動力舵取装置のポンプおよび舵取装置本体にそれ
ぞれ接続される一対の金属パイプ15a,15b
の端部が圧入され、ゴムホース10の両端外周に
配設されたかしめ環16a,16bにより圧着固
定されている。
前記かしめ環16a,16bには前記ゴムホー
スの外周より次第に離間しかつ前記金属パイプ1
5a,15bと反対方向に延出する支持筒部17
a,17bが一体形成されている。
そして、この支持筒部17a,17bの外周に
オーレツクスチユーブ(商品名)等によつて構成
される熱反射チユーブ18が嵌挿され、さらに針
金19によつて半径方向内側に縮小されて固定さ
れている。この熱反射チユーブ18は前記ゴムホ
ース10の外径より大きな内径に形成され、前記
支持筒部17a,17bへの嵌挿状態においてゴ
ムホース10との間に遮熱用の空気層20を形成
している。
またこの熱反射チユーブ18は表面側からガラ
スクロス層、アルミ箔層、ガラスクロス層、アル
ミ箔層、アスベスト層を順番に積層したものであ
り、外部からの放射熱は主にアルミ箔層で反射さ
れ、熱反射特性に優れている。また、アスベスト
層の作用により断熱効果もある。
なお、21は前記支持筒部17a,17bに形
成した通気穴で前記空気層20と外気とを連通す
る。
上記構成の耐熱ホースを自動車用動力舵取装置
のポンプと舵取装置本体との間の接続に使用し
て、ゴムホース10の部分がエンジンの排気パイ
プの近傍を通る場合には、排気パイプからの放射
熱が作用するが、この放射熱の多くは熱反射チユ
ーブ18によつて反射され、熱反射チユーブ18
の内部に放射熱が侵入することを防止できる。ま
た、熱反射チユーブ18とゴムホース10の間に
は断熱用の空気層20が形成されているため、断
熱効果に優れており、従つてゴムホース10の外
周が排気パイプ近傍の熱い空気によつて熱せられ
ることも防止できる。
〈考案の効果〉 以上述べたように本考案においては、両端に金
属パイプを取付けた可撓性ホースの外周全体を熱
反射性を有する可撓性の熱反射チユーブにて覆う
とともにこの熱反射チユーブとゴムホースとの間
に断熱用の空気層を形成した構成であるので、外
部の熱源から直接作用する輻射熱がゴムホースに
作用することを防止できるだけではなく、ゴムホ
ースと熱反射チユーブとの間の空気層の空気が温
度上昇した場合にはくうき対流によつて通気穴を
介して外部への放熱することができ、少ない部品
点数で確実に断熱することができる利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の耐熱ホースの実施例を示す全
体構成を示す図、第2図は従来の断熱ホースの断
面図である。 10……ゴムホース、15a,15b……金属
パイプ、16a,16b……かしめ環、17a,
17b……支持筒部、18……熱反射チユーブ、
20……空気層、21……連通穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴムホースの外周に挿通されたかしめ環をかし
    めて前記ゴムホースを金属パイプに一体結合する
    ようにした耐熱ホースにおいて、前記かしめ環に
    前記ゴムホース外周より次第に離間する支持筒部
    を前記金属パイプと反対方向に延出形成し、この
    支持筒部には前記ゴムホース外周との間に空気層
    を隔てて熱反射チユーブを差込固定し、この空気
    層と外気とを連通する連通穴を前記支持筒部に形
    成したことを特徴とする耐熱ホース。
JP19422686U 1986-12-17 1986-12-17 Expired JPH037674Y2 (ja)

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JP19422686U JPH037674Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

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JPS6399098U JPS6399098U (ja) 1988-06-27
JPH037674Y2 true JPH037674Y2 (ja) 1991-02-26

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JPS6399098U (ja) 1988-06-27

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