JPH0647690Y2 - ペレットシュート接続部構造 - Google Patents

ペレットシュート接続部構造

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JPH0647690Y2
JPH0647690Y2 JP2113592U JP2113592U JPH0647690Y2 JP H0647690 Y2 JPH0647690 Y2 JP H0647690Y2 JP 2113592 U JP2113592 U JP 2113592U JP 2113592 U JP2113592 U JP 2113592U JP H0647690 Y2 JPH0647690 Y2 JP H0647690Y2
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pellet
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pelletizer
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惠 田中
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株式会社タナカ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ペレタイザー(ストラ
ンドカッターともいう)のペレット排出シュートとペレ
ット選別機のペレット受シュートとの接続部分の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】ペレタイザーで切断されたペレットは、
落下して切断部の下方に設けた排出シュートで受けられ
る。排出シュートは、ペレット選別機の受けシュートに
接続され、ペレットを選別機の方に導く。受シュート
は、通常、二股に構成し、ペレットを取出すため取出シ
ュート口を設け、切替ダンパーによって選別機方向と取
出シュート口とに随時切替えてペレットをシュートでき
るようにしている。選別機に送られたペレットは、正常
なペレットと屑ペレットとに分別される。ペレット選別
機には、振動式篩分機を用いられることが多く、ペレタ
イザーと同様に微振動を生じやすい。そこで、ペレタイ
ザーの排出シュートとペレット選別機の受シュートと
は、振動が相互に影響し合うことなく、かつ、ペレット
が外にこぼれないように、従来は弾性体のシートを筒状
にしたものや、コルゲートチューブなどを介して接続し
ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】弾性体のシートやコル
ゲートチューブは、上記の排出シュートと受シュートと
の間に、複雑な加工を要せず経済的に取付けることが可
能であり、また、この部分が装置の生産性などに直接影
響しないこともあって、従来、十分に検討されることが
なかった。しかし、問題がなかったのではなく、点検・
掃除やペレタイザーと選別機との離合に手数がかかり、
また、ペレット流れによる磨耗と振動とによって損耗が
激しく、装置のメンテナンス上の課題が大きかった。ま
た、弾性体シートのつなぎ目や、鋼板で製作されたシュ
ートとの接続部からは微粉塵が洩れて、周辺の労働環境
を損なうなどの課題もあった。この他、取出シュート口
の位置が低すぎて搬送合理化のネックにもなっていた。
本考案者は、これらの問題の解決策を検討した結果、本
考案を完成した。
【0004】
【課題を解決する手段】まず、第1の考案として、ペレ
タイザーのペレット排出シュートとペレット選別機のペ
レット受シュートとの接続部において、ペレタイザーの
排出シュートの先端部に、上方に回転自在な筒体の口部
部材を装着し、ペレット選別機の受シュート開口面に
は、前記口部部材の先端側開口部外周よりも小さい開口
部を有する弾性体シートを取付け、ペレットをシュート
する時には、前記口部部材の先端部を前記弾性体シート
の開口部に挿入して、前記両シュートを接続することを
特徴とするペレットシュート接続部構造を提供する。
【0005】また、第2の考案として、第1の考案にお
けるペレットシュート接続部構造と同じであるが、口部
部材の装着方法が異なり、ペレットをシュートする時に
は、口部部材の先端部を弾性体シートの開口部に挿入し
て両シュートを接続するが、口部部材を上方に移動すれ
ば、排出シュートから離脱可能なように装着することを
特徴とするペレットシュート接続部構造を提供する。
【0006】さらに、第3の考案として、第2の考案に
おけるペレットシュート接続部構造において、前記口部
部材の先端を、前記受シュートへのシュート口と下方向
へのペレット取出シュート口との二股に構成し、この両
シュート口の分岐部には両シュート口を切替える切替ダ
ンパーを設けたことを特徴とする請求項2に記載のペレ
ットシュート接続部構造を提供する。
【0007】
【実施態様例と作用】本考案のペレットシュート接続部
構造の実施態様例を示した図面を参照しつつ、本考案を
具体的に説明する。図1は、第1の考案のペレットシュ
ート接続部構造の実施態様例の概略図であり、図2は、
その接続部の断面拡大図である。図3は、第2の考案の
ペレットシュート接続部構造の実施態様例の概略図、図
4は第2の考案の排出シュート拡大正面図、図5はその
排出シュート拡大側面図である。図6は、第3の考案の
ペレットシュート接続部構造の実施態様例の概略図であ
る。なお、図3と図6とには、それぞれ取外した排出シ
ュートの先端部筒体を別途、図示した。
【0008】まず、第1の考案のペレットシュート接続
部構造について説明する。第1の考案のペレタイザー1
のペレット排出シュート2の先端部には、筒体の口部部
材3が、上方に回転自在になるように、例えばヒンジ4
で取付けられている。図1の2点鎖線で示した部分は、
口部部材3を上方に回転移動させた状態を示す。口部部
材3の断面形状と大きさは、排出シュート2やペレット
選別機5の受シュート6の断面形状や大きさを勘案し、
ペレットをシュートするのに都合のよいものにする。軸
方向の形状は、口部部材3を排出シュート2の先端口部
に固定してペレットをシュートする際に、その先端部が
上部開口面7から少し受シュート6の内側に入る程度に
しておく。口部部材3の材質は、前記の両シュートと同
じものを用いればよい。
【0009】開口面7には、口部部材3の先端部外縁8
よりも小さい開口部をもつ弾性体シート9を固定金具1
0などで取付ける。弾性体シート9が排出シュート2と
受シュート6との接合部のシールの作用を果たす。すな
わち、ペレットシュート時は、口部部材3先端を弾性体
シート9の開口部に挿入して、両シュート2および6を
接続する。弾性体シート9の開口部の形状は、先端部外
縁8の形状に合わせ、寸法はそれよりも小さく、口部部
材3の先端部を挿入した時に、弾性体シート9が先端部
外縁8に密着し、シール可能に設定する。この他、弾性
体シート9の弾性率、厚さ、口部部材3先端の受シュー
ト6への挿入の深さなども、挿入が容易で、弾性体シー
ト9が先端部外縁8に密着するように設定する。弾性体
シート9には、口部部材3の先端部が挿入しやすいよう
に必要があれば、あらかじめ切り線を入れておいてもよ
い。さらに、通常、受シュート6には、ペレットを取出
すために取出シュート口11を分岐して設け、切替ダン
パー12で選別機5へのシュートと切替えられるように
する。切替ダンパー12は、外部から、例えばハンドル
13で操作する。14はカッター、15はペレット受
器、16はフィルター、17はバイブレータである。止
め金具18を外し、口部部材3を上方に回転させれば、
排出シュート2と受シュート6とは分離してペレタイザ
ー1とペレット選別機5とはそれぞれ独立し、別々に移
動できる。
【0010】つぎに、第2の考案のペレットシュート接
続部構造について説明する。第2の考案では口部部材2
1を上方に持上げて口部部材21を排出シュート22か
ら取外し、受シュート23から分離する。そのほかは第
1の考案に準ずる。すなわち、口部部材21を下方にス
ライドして、図2に示したのと同様に、その先端部を弾
性体シートの開口部に挿入して止め金24で固定すれ
ば、ペレットをシュートできる状態になる。一方、止め
金具24を外し、ガイドボルト25に沿って上方にスラ
イドさせると、口部部材21が排出シュート22から外
れてペレタイザー26とペレット選別機27とは簡単に
分離する。
【0011】さらに、第3の考案のペレットシュート接
続部構造について説明する。第2の考案のペレットシュ
ート接続部構造において、口部部材21が先端が二股の
口部部材31になっている点が異なる。二股の一方がペ
レット選別機のペレット受シュート32へ、他方が下方
に向いて、ペレットの取出シュート口33になってい
る。この両シュート口の分岐部にはペレットのシュート
方向をペレット選別機34、または下方に切替える切替
ダンパーが設けられ、ハンドル35で操作する。切替ダ
ンパーの構造は、すでに図2に示したものに準ずる。取
出シュート口33は、既出の取出シュート口10に較べ
ると取出し位置が高い点に特徴がある。
【0012】
【考案の効果】本考案のペレットシュート接続部構造
は、排出シュートと受シュートとが自由な接触構造をも
って連結されているので、接続部が無理な応力荷重を受
けて損傷することがない。また、シュートしたペレット
が弾性体シートに直接触れないので損耗することもな
く、したがって、ペレットの粉塵が外に洩れることもな
い。さらに、ペレタイザーと選別機との離合は極めて容
易である。従来のように点検・掃除や、ペレタイザーと
選別機との離合に手数がかかるという問題が解消され
た。故障が少なく、点検・清掃が容易なので、メインテ
ナンスの合理化に効果が大きい。この他、第3の考案を
採用すれば、取出シュート口の位置が高くなり、搬送合
理化にも寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の考案のペレットシュート接続部構造の実
施態様例の概略図。
【図2】図1の接続部の断面拡大図。
【図3】第2の考案のペレットシュート接続部構造の実
施態様例の概略図。
【図4】図3の排出シュート拡大正面図。
【図5】図3の排出シュート拡大側面図。
【図6】第3の考案のペレットシュート接続部構造の実
施態様例の概略図。
【符号の説明】
1:ペレタイザー 2:排出シュート 3:口部部
材 4:ヒンジ 5:ペレット選別機 6:受シュート
7:開口面 8:先端部外縁 9:弾性体シー
ト 10:固定金具 11:取出シュート口 12:切替ダンパー 13:ハンドル 14:カッ
ター 15:ペレット受器 16:フィルター
17:バイブレータ 18:止め金具 21:口部部材 22:排出シュート 23:受シ
ュート 24:止め金具 25:ガイドボルト
26:ペレタイザー 27:ペレット選別機 31:口部部材 32:受シュート 33:取出シ
ュート口 34:ペレット選別機 35:ハンドル

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ペレタイザーのペレット排出シュートとペ
    レット選別機のペレット受シュートとの接続部におい
    て、 ペレタイザーの排出シュートの先端部に、上方に回転自
    在な筒体の口部部材を装着し、 ペレット選別機の受シュート開口面には、前記口部部材
    の先端側開口部外周よりも小さい開口部を有する弾性体
    シートを取付け、 ペレットをシュートする時には、前記口部部材の先端部
    を前記弾性体シートの開口部に挿入して、前記両シュー
    トを接続することを特徴とするペレットシュート接続部
    構造。
  2. 【請求項2】ペレタイザーのペレット排出シュートとペ
    レット選別機のペレット受シュートとの接続部におい
    て、 ペレタイザーの排出シュートの先端部に、上方に移動し
    て排出シュートから離脱可能な筒体の口部部材を装着
    し、 ペレット選別機の受シュート開口面には、前記口部部材
    の先端側開口部外周よりも小さい開口部を有する弾性体
    シートを取付け、 ペレットをシュートする時には、前記口部部材の先端部
    を前記弾性体シートの開口部に挿入して、前記両シュー
    トを接続することを特徴とするペレットシュート接続部
    構造。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のペレットシュート接続部
    構造において、前記口部部材の先端を、前記受シュート
    へのシュート口と下方向へのペレット取出シュート口と
    の二股に構成し、この両シュート口の分岐部に両シュー
    ト口を切替える切替ダンパーを設けたことを特徴とする
    請求項2に記載のペレットシュート接続部構造。
JP2113592U 1992-04-07 1992-04-07 ペレットシュート接続部構造 Expired - Lifetime JPH0647690Y2 (ja)

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JP2113592U JPH0647690Y2 (ja) 1992-04-07 1992-04-07 ペレットシュート接続部構造

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JPH0580716U JPH0580716U (ja) 1993-11-02
JPH0647690Y2 true JPH0647690Y2 (ja) 1994-12-07

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Families Citing this family (8)

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