JPH0647615Y2 - 帯鋸盤におけるワークテーブル - Google Patents

帯鋸盤におけるワークテーブル

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JPH0647615Y2
JPH0647615Y2 JP1988119228U JP11922888U JPH0647615Y2 JP H0647615 Y2 JPH0647615 Y2 JP H0647615Y2 JP 1988119228 U JP1988119228 U JP 1988119228U JP 11922888 U JP11922888 U JP 11922888U JP H0647615 Y2 JPH0647615 Y2 JP H0647615Y2
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JP
Japan
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work
band saw
accessory
work table
width
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JP1988119228U
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JPH0239818U (ja
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孝芳 長谷川
徹 常盤
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は堅型帯鋸盤におけるワークテーブルに係り、
さらに詳細には、上下二重構造にしたワークテーブルに
関する。
(従来の技術) 従来、堅型帯鋸盤におけるワークテーブルの上面は平面
をなすものであった。
(考案が解決しようとする課題) 従来のワークテーブルの上面は平面であったので、クレ
ーンやフォークリフト等を利用してワークテーブル上に
ワークを載置するときには、枕材が必要であり、かつワ
ークテーブルとワークとの間から前記枕材を取除く必要
があり、ワークテーブルに対するワークの載置等に労力
を要し厄介であるという問題がある。
(課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本考案は、帯鋸盤に
おいてワークを支持するワークテーブルを、ベースフレ
ーム上に設けたガイドレールに沿って移動自在に設けて
なる帯鋸盤におけるワークテーブルにして、前記ワーク
テーブルは、前記ガイドレールに沿って移動自在なコモ
ンテーブル上に、複数のアクセサリーテーブルをフォー
クリフト等の爪部材が侵入可能な間隔以上の間隔を保持
して固定した構成となし、かつ適宜のアクセサリーテー
ブルには、ワークを押上自在かつ前記コモンテーブルの
移動方向に対し直交する方向へワークを移動自在のワー
ク幅寄せ部材を備えてなるものである。
(作用) 上記構成により、各アクセサリーテーブル間に空間がで
き、この空間にフォークリフト等の爪を位置付けするこ
とができるので、アクセサリーテーブル上にワークを容
易に載置することができる。また、ワーク幅寄せ部材を
上下動しかつ移動することにより、ワークの幅寄せを行
なうことができると共に、T溝にワーク固定具を取付け
ることにより、ワークの固定をも行なうことができる。
(実施例) まず、第5図〜第7図を用いて本考案を実施した帯鋸盤
の全体的構成について説明する。
図に示されるように、帯鋸盤1は、左右方向に延伸した
ベースフレーム3を備えており、このベースフレーム3
上には、大きなワークWを支持するワークテーブル5が
左右方向へ移動自在に支承されている。
上記ベースフレーム3は、中央部のメインベースフレー
ム3Aと、左右のサブベースフレーム3B,3Cとの複数の部
分に分割してあり、メインベースフレーム3Aとサブベー
スフレーム3B,3Cとはそれぞれ接続部7において分割自
在かつ接続自在に設けてある。したがってベースフレー
ム3を分割して搬送できることにより、ワークWが大き
く、ベースフレーム3がの長大とならざるを得ない場合
であっても対応できるものである。
前記ワークテーブル5は、メインベースフレーム3Aおよ
びサブベースフレーム3B,3Cに亘って設けられた複数本
のガイドレール9A〜9Dに案内されて左右方向に移動され
るものである。このワークテーブル5の左右方向への移
動は、ワークテーブル5に取付けた左右方向のラック
(図示省略)に、メインベースフレーム3Aに装着したサ
ーボモータ(図示省略)によって回転される駆動ピニオ
ンを噛合した構成によって行なわれており、かつワーク
テーブル5の左右方向の移動位置は、前記ラックに噛合
したピニオンによって回転されるパルスエンコーダによ
って検出されている。
前記ワークテーブル5は、コモンテーブル11と、コモン
テーブル11上に適宜間隔に固定した複数のアクセサリー
テーブル13とにより二重構造に構成してある。上記コモ
ンテーブル11は、後述する帯鋸刃を通過自在な左右方向
のスリット15を備えることによって前部テーブル11Aと
後部テーブル11Bとに分割してあり、かつ前部テーブル1
1Aと後部テーブル11Bとの左右両端部は一体的に連結し
てある。
前記前部テーブル11Aと後部テーブル11B上に、スリット
15を間にして前記アクセサリーテーブル13が取付けて
り、各アクセサリーテーブル13の上面には、例えばワー
ク固定具等の適宜の器具を取付けることができるように
T溝17が適宜に形成してある。また、特定の適数のアク
セサリーテーブル13Aには、ワークWを前後方向に幅寄
せするためのワーク幅寄せ部材(図示省略)が上下動自
在かつ前後動自在に設けられている。
前記ワークWの切断を行なうために、前記メインベース
フレーム3Aの部分には鋸刃ハウジング19が設けられてお
り、この鋸刃ハウジング19の下部ハウジング19L側には
駆動ホイール21が回転自在に内装され、上部ハウジング
19U側には従動ホイール23が回転自在に内装されてい
る。そして、駆動ホイール21と従動ホイール23にはエン
ドレス状の帯鋸刃25が掛回してある。前記下部ハウジン
グ19Lには、帯鋸刃25を挟持案内する下部鋸刃ガイド部2
7がワークテーブル5の位置まで立設してあり、上部ハ
ウジング19Uには、上部鋸刃ガイド部29が上下動調節自
在に設けられている。また、下部ハウジング19Lには、
切粉を外部へ排出するためのチップコンベア31が設けら
れている。
以上のごとき構成において、ワークテーブル5上にワー
クWを載置し、ワークWに予め罫かれたケガキ線を、サ
ブベースフレーム3Bに設けられたレーザ発振器33から発
振される可視のレーザビームに一致させる。このレーザ
発振器33は、帯鋸刃25と対向して設けてあり、帯鋸刃25
によってワークWが切断される部分を照射するように設
けられている。
ワークWの位置決めを行ない、かつワークテーブル5に
適宜に固定した後、ワークテーブル5を第5図、第6図
において左方向へ移動することにより、ワークWは帯鋸
刃25によって切断されることになる。
前記ワークテーブル5の構成についてより詳細に説明す
るに、第1図に示すように、ワークテーブル5における
コモンテーブル11の前部テーブル11Aと後部テーブル11B
の端部は連結部材35を介して互に連結してあり、前記各
アクセサリーテーブル13は、例えばウレタンゴムのごと
き弾性部材37を介して前後のテーブル11A,11B上に取付
けられている。
上記弾性部材37は、アクセサリーテーブル13上にワーク
Wを載置するとき等における衝撃を吸収するためのもの
で、必ずしもコモンテーブル11とアクセサリーテーブル
13との間に設ける必要はなく、例えばガイドレール9A〜
9Dに対してコモンテーブル11を移動自在に支持するベア
リング部に設けることも可能である。
前記各アクセサリーテーブル13は、第6図に示されるよ
うに左右方向に適宜間隔に配置してあり、各アクセサリ
ーテーブル13の間には、例えばフォークリフトの爪部材
C等が入り得る空間部Sが形成されている。また、各ア
クセサリーテーブル13の上面にはT溝17をT字形あるい
はL字形に備えた適数本(実施例では2本)のT溝部材
39が離隔して設けられており、各T溝部材39の間には、
例えばフォークリフトにおける爪部材が進入可能な空隙
部41(第4図参照)が形成されている。
第2図〜第4図に示すように、特定のアクセサリーテー
ブル13Aは、前記空隙部41内にワーク幅寄せ部材43を、
アクセサリーテーブル13Aの上面に対して出没自在かつ
ワークWに対する帯鋸刃25の切込み方向(第6図におい
て左右方向)に対して直交する方向へ移動自在に設けら
れている。
より詳細には、アクセサリーテーブル13Aにおける空隙
部41の両端部付近には流体圧シリンダ45が設けられ、こ
の流体圧シリンダ45における上下動自在なピストンロッ
ド47の上部に支持ローラ49が回転自在に設けられ、この
支持ローラ49に前記ワーク幅寄せ部材43が移動自在に支
承されている。上記ワーク幅寄せ部材43を往復動するた
めに、流体圧シリンダ51が適宜に設けられ、この流体圧
シリンダ51における往復動自在なピストンロッド53の先
端部が、ワーク幅寄せ部材43に設けたブラケット55に枢
支連結してある。
なお、各アクセサリーテーブル13Aにおる各流体圧シリ
ンダ45,51は、各ワーク幅寄せ部材43を同時にあるいは
個別に作動できるように設けられているものである。す
なわち各ワーク幅寄せ部材43は、ワークWの長さに応じ
て適宜に選択されて作動されるものである。
したがって、前記流体圧シリンダ45を作動してワーク幅
寄せ部材43を押上げることにより、アクセサリーテーブ
ル13上に載置されているワークWは押上げられる。その
後、流体圧シリンダ51を作動することによりワーク幅寄
せ部材43が移動され、ワークWは長手方向に対し直交す
る方向に移動されることとなる。すなわち、ワークWを
幅寄せできることとなる。その後、流体圧シリンダ45の
作動を解除して、ワーク幅寄せ部材43を下降することに
より、ワークWは再度アクセサリーテーブル13上に載置
される。また流体圧シリンダ51の逆作動によってワーク
幅寄せ部材43を元の位置に復帰することができる。
以上のごとき説明より既に理解されるように、ワークテ
ーブル5には、例えばフォークリフトの爪部材C等が進
入自在な空間部Sあるいは空隙部が形成されているの
で、フォークリフトやクレーンによるワークWの搬出入
を容易に行なうことができる。また、ワーク幅寄せ部材
を上下動しかつ移動することにより、ワークWを容易に
幅寄せすることができるものである。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要す
るに本考案は、帯鋸盤においてワークWを支持するワー
クテーブル5を、ベースフレーム3上に設けたガイドレ
ール9A〜9Dに沿って移動自在に設けてなる帯鋸盤におけ
るワークテーブルにして、前記ワークテーブル5は、前
記ガイドレール9A〜9Dに沿って移動自在なコモンテーブ
ル11上に、複数のアクセサリーテーブル13をフォークリ
フト等の爪部材が進入可能な間隔以上の間隔を保持して
固定した構成となし、かつ適宜のアクセサリーテーブル
13には、ワークWを押上自在かつ前記コモンテーブル11
の移動方向に対し直交する方向へワークWを移動自在の
ワーク幅寄せ部材43を備えてなるものである。
上記構成より明らかなように、本考案においては、コモ
ンテーブル11上に固定した複数のアクセサリーテーブル
13はフォークリフト等の爪部材が進入可能な間隔以上の
間隔を保持して離隔してあり、かつ適宜のアクセサリー
テーブル13にはワークWの幅寄せを行うワーク幅寄せ部
材43が上下動自在かつ移動自在に設けてある。
したがって、本考案によれば、フォークリフト等の爪部
材をアクセサリーテーブル13の間の間隔に位置せしめる
ことにより、ワークテーブルに対するワークWの搬出入
をフォークリフト等を用いて容易に行うことができるも
のである。そして、ワークテーブル上のワークWは幅寄
せ部材によって移動することができるので、前記フォー
クリフト等によるワークテーブル上へのワークWの搬入
が正確でない場合であっても、ワークテーブル上の正確
な位置へワークWを位置決めできるものである。
すなわち、本考案によれば、移動自在なコモンテーブル
11上に、単なるアクセサリーテーブルとワーク幅寄せ部
材43を備えたアクセサリーテーブルとを、フォークリフ
ト等の爪部材が進入可能な間隔を保持して取り付けるこ
とによる簡単な構成でもって実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はワークテ
ーブルの断面図、第2図は主要部の部分断面図、第3図
は同平面図、第4図は同側面図である。第5図は本考案
を実施した帯鋸盤の正面図、第6図は同平面図、第7図
は同右側面図である。 1……帯鋸盤 5……ワークテーブル 11……コモンテーブル 13……アクセサリーテーブル 17……T溝 43……ワーク幅寄せ部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯鋸盤においてワーク(W)を支持するワ
    ークテーブル(5)を、ベースフレーム(3)上に設け
    たガイドレール(9A〜9D)に沿って移動自在に設けてな
    る帯鋸盤におけるワークテーブルにして、前記ワークテ
    ーブル(5)は、前記ガイドレール(9A〜9D)に沿って
    移動自在なコモンテーブル(11)上に、複数のアクセサ
    リーテーブル(13)をフォークリフト等の爪部材が侵入
    可能な間隔以上の間隔を保持して固定した構成となし、
    かつ適宜のアクセサリーテーブル(13)には、ワーク
    (W)を押上自在かつ前記コモンテーブル(11)の移動
    方向に対し直交する方向へワーク(W)を移動自在のワ
    ーク幅寄せ部材(43)を備えてなることを特徴とする帯
    鋸盤におけるワークテーブル。
JP1988119228U 1988-09-10 1988-09-10 帯鋸盤におけるワークテーブル Expired - Lifetime JPH0647615Y2 (ja)

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JPH0239818U JPH0239818U (ja) 1990-03-16
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