JPH0647553A - 溶接トーチの水冷装置 - Google Patents

溶接トーチの水冷装置

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Publication number
JPH0647553A
JPH0647553A JP20329292A JP20329292A JPH0647553A JP H0647553 A JPH0647553 A JP H0647553A JP 20329292 A JP20329292 A JP 20329292A JP 20329292 A JP20329292 A JP 20329292A JP H0647553 A JPH0647553 A JP H0647553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
welding torch
welding
cooling water
cooling
Prior art date
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Pending
Application number
JP20329292A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kiso
博之 木曽
Yukitoshi Yamada
幸敏 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接トーチ冷却用の冷却水の循環異常や停止
または水温上昇による溶接機器の焼損を防止し、同時に
これらのトラブルによる溶接作業の中断をなくし、溶接
作業現場における安全および作業能率を向上させる。 【構成】 溶接トーチの水冷装置に、溶接トーチ3,4
を循環する冷却水の流量を検出してその検出信号を出力
する流量検出装置1と、溶接トーチを循環した冷却水の
水温を検出してその検出信号を出力する温度検出装置6
と、これら検出装置によって異常が検出されたときに、
溶接電源の動作を停止する信号を出力する手段とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接トーチを冷却させ
るために使用される溶接トーチの水冷装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、溶接トーチの水冷装置において、
冷却水の循環異常や停止を検出して溶接電源の動作を停
止させる信号を出力し、冷却水の循環異常や停止による
溶接トーチの焼損を防止する方法としては、2種類の方
法があった。1つは、溶接トーチを循環する冷却水の水
圧を検出する水圧検出装置を備え、冷却水の水圧の大小
あるいは有無により、冷却水の循環が正常であるか、あ
るいは循環異常や停止であるかを判断する方法である。
もう1つは、冷却水の流量を検出する流量検出装置を備
え、冷却水の水量により冷却水の循環が正常であるか、
あるいは循環異常や停止であるかを判断する方法であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法が行われる溶接トーチの水冷装置には、以下のよう
な欠点があった。すなわち、冷却水の水圧を検出する水
圧検出装置を備えた溶接トーチの水冷装置は、溶接トー
チの冷却水循環流路の途中で何らかの原因により流路が
閉塞された状態でも、水冷装置のポンプは冷却水を送り
続ける。従って、水圧検出装置では一定の水圧が検出さ
れて冷却水の循環異常や停止を検知できず、溶接電源の
動作を停止させる信号を出力しないため、冷却水が循環
しない状態で溶接作業が行われ、溶接トーチを焼損させ
る可能性があった。
【0004】また、冷却水の流量を検出する流量検出装
置を備えた溶接トーチの水冷装置では、冷却水の流量を
検出することにより冷却水の循環異常や停止を防止する
ことはできるが、冷却水の水温を検出することはできな
い。従って、冷却水の水温が異常に高くなった場合でも
冷却水が循環している限り、溶接電源の動作を停止させ
る信号を出力せず、このため、冷却水の水温上昇による
溶接トーチの焼損を防止することは不可能であった。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、冷却
水の循環異常や停止または水温上昇による溶接トーチの
焼損を防止することができる溶接トーチの水冷装置を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の溶接トーチの水冷装置は、溶接トーチを冷却
させるために冷却水を循環させる溶接トーチの水冷装置
において、溶接トーチを循環する冷却水の流量を検出し
てその検出信号を出力する流量検出装置と、溶接トーチ
を循環した冷却水の水温を検出してその検出信号を出力
する温度検出装置と、これら検出装置によって異常が検
出されたときに、溶接電源の動作を停止する信号を出力
する手段とを備えた構成としたものである。
【0007】
【作用】上記構成により、溶接トーチを循環する冷却水
の流量を検出してその検出信号を出力する流量検出装置
と、溶接トーチを循環した冷却水の温度を検出してその
検出信号を出力する温度検出装置とを備えたことによ
り、これらの検出装置によって冷却水の循環異常や停止
または水温上昇を検出し、これに基づき溶接電源の動作
を停止させる信号を出力するので、冷却水の循環異常や
停止または水温上昇による溶接トーチの焼損を防ぐこと
ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1に、溶接トーチの水冷装置の概略図を
示す。図1において、ポンプ7により吐出された冷却水
は、水タンク9内の流路に組み込まれた流量検出装置1
を通過する。この流量検出装置1により冷却水の循環異
常や停止が検出されると、溶接電源8の動作を停止させ
る信号が出力され、冷却水の循環異常や停止による溶接
トーチの焼損を防止できる。その後、冷却水は水ホース
2によって順次ワイヤ送給装置10、トーチ本体3、ノ
ズル4へと送られ、溶接トーチを冷却する。溶接トーチ
の冷却後、冷却水は、水ホース5によって水タンク9内
の温度検出装置6へ送られ、水温が検出された後、タン
ク室11へ戻ってくる。この時、冷却水の水温が溶接ト
ーチの許容温度の上限に設定された設定温度を越える
と、溶接電源8の動作を停止させる信号が出力され、冷
却水の水温上昇による溶接トーチの焼損を防止すること
ができる。なお、流量検出装置1は冷却水の戻り側、す
なわち水ホース5の出口部に設けてもよい。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、溶接トー
チの水冷装置に冷却水の流量検出装置と温度検出装置と
を備えたことによって、冷却水の循環異常や停止または
水温上昇はこれらの検出装置により検出される。異常が
検出されたときには、溶接電源の動作を停止させる信号
を出力する手段により停止信号が出力され、冷却水の循
環異常や停止または水温の上昇による溶接トーチの焼損
を防止することができる。これによって、溶接機器の焼
損防止と同時にこれらのトラブルによる溶接作業の中断
もなくなり、溶接作業現場における安全や作業能率が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづく溶接トーチの水冷装置の構成
を示す概略図である。
【符号の説明】 1 流量検出装置 3 トーチ本体(溶接トーチ) 4 ノズル(溶接トーチ) 6 温度検出装置 9 水タンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接トーチを冷却させるために冷却水を
    循環させる溶接トーチの水冷装置において、溶接トーチ
    を循環する冷却水の流量を検出してその検出信号を出力
    する流量検出装置と、溶接トーチを循環した冷却水の水
    温を検出してその検出信号を出力する温度検出装置と、
    これら検出装置によって異常が検出されたときに、溶接
    電源の動作を停止する信号を出力する手段とを備えたこ
    とを特徴とする溶接トーチの水冷装置。
JP20329292A 1992-07-30 1992-07-30 溶接トーチの水冷装置 Pending JPH0647553A (ja)

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JP20329292A JPH0647553A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 溶接トーチの水冷装置

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JPH0647553A true JPH0647553A (ja) 1994-02-22

Family

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100356657B1 (ko) * 2000-04-28 2002-10-18 기아자동차주식회사 용접 로봇용 냉각 시스템의 냉각수량 감지 장치
JP2014079804A (ja) * 2012-09-26 2014-05-08 Daihen Corp 溶接用装置、アーク溶接システムおよびアーク溶接方法

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KR100356657B1 (ko) * 2000-04-28 2002-10-18 기아자동차주식회사 용접 로봇용 냉각 시스템의 냉각수량 감지 장치
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