JPH0647347A - 粒状物のダスト除去装置 - Google Patents

粒状物のダスト除去装置

Info

Publication number
JPH0647347A
JPH0647347A JP22342392A JP22342392A JPH0647347A JP H0647347 A JPH0647347 A JP H0647347A JP 22342392 A JP22342392 A JP 22342392A JP 22342392 A JP22342392 A JP 22342392A JP H0647347 A JPH0647347 A JP H0647347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chips
sieve
dust
pipe
granular matter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22342392A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Doi
和幸 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP22342392A priority Critical patent/JPH0647347A/ja
Publication of JPH0647347A publication Critical patent/JPH0647347A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigging Conveyors (AREA)
  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 合成繊維の原料であるチップ等の粒状物に混
入したダストや細粒チップをその輸送中に効果的に除去
する。 【構成】 粒体を輸送する配管5の途中に振動装置15
によって振動させられる筒状の篩7を設け、その両端部
を振動吸収装置13を介して前記配管5にそれぞれ接続
するとともに、該篩7の外側に箱状のダスト受け器を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成繊維の原料である
チップ等の粒状物のダスト除去装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ナイロン、ウレタン等の合成繊維の原料
であるチップは、細長い棒状の固形高分子ポリマ−を細
かく切断したもので、重合工程の貯蔵槽から気力輸送に
より紡糸工程に送られるのが一般的である。図5は、合
成繊維(ナイロン)の製造工程の概略を表すもので、重
合装置20により重合され、細かく切断されたチップ
は、水洗塔21で水洗された後、乾燥機22で乾燥さ
れ、貯槽3に貯蔵される。このチップは、押出機4で溶
融状態でその口金4a,…から押し出されて繊維とな
り、冷却手段を有する錘4b,…を通って冷却されたの
ち、巻取り機23で巻き取られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の製造工程では、チップの気力輸送の過程でチップ同
士の衝突やチップと配管内壁との摩擦によってダストや
チップ割れが発生するため、粒度が不均一となり、長時
間の貯蔵により乾燥状態にむらができたり、粒度の不均
一によって溶融時間に差ができたりするという問題があ
った。また、ダストや細粒チップが配管のフランジの合
わせ目等に長期間滞留して劣化する問題や、静止配管内
でのチップの流れが管壁部で遅くなることによって、覗
窓等の部分でチップが滞留して劣化する等の問題があっ
た。このような劣化チップの混入や、溶融時間のバラツ
キ、乾燥ムラ等が生じると、製品の異常や、品質のバラ
ツキの原因となるので、種々の防止策が検討されてきた
が、あまり効果的なものはなかった。そこで本発明は、
ダストや細粒チップを効果的に除去することにより、上
記問題を解決することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成を採用した。すなわち、本
発明にかかる粒状物のダスト除去装置は、粒体を輸送す
る配管の途中に、振動装置によって振動させられる筒状
の篩を設け、その両端部を振動吸収装置を介して前記配
管にそれぞれ接続するとともに、該篩の外側に箱状のダ
スト受け器を設けたことを特徴としている。
【0005】
【作用】配管内を送られてくるチップ等の粒状物は、振
動装置によって振動させられている篩中を通過する間に
篩われ、ダストや破片等の細粒が分離される。篩の目を
通過して分離されたダスト等の細粒は、受け器の底部に
貯められ、適宜取り出される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の1実施例を表すもので、このダスト除去装
置1は、ナイロン繊維製造工程において貯槽3と溶融押
出機4を結ぶ配管5の中間部に設けられ、チップのダス
ト分離除去用に使用されるもので、筒状の篩7と該篩を
内蔵する受け器9を備えている。
【0007】篩7の一方の端部には、配管5と等径の管
体10が接続され、その端部はフランジ11によって蛇
腹式の振動吸収装置13と接続されている。管体10の
側壁には内部を観察することのできる覗窓12が設けら
れている。振動吸収装置13の反対側の端部は、貯槽3
に連結された配管5に接続されている。また、管体10
には、振動装置15が取り付けられている。振動装置1
5は、篩に適度の振動を与えることのできるものであれ
ばよく、例えば偏心カムやクランクによる公知の振動装
置を利用することができる。なお、篩7の他方の端部
は、押出機4側の配管5に同様な蛇腹式の振動吸収装置
13を介して接続されている。
【0008】筒状の篩7は、正常なチップが通過せずダ
スト等の細粒が通過する大きさの穴が多数穿孔された金
属製パンチングプレ−トで作られており、図2に示すよ
うな断面円形の円筒状、または図3に示すような断面角
形の角筒状に形成されている。篩7は、チップの流れの
上流側、すなわち貯槽3側が高く、下流側すなわち押出
機4側が低くなるように傾斜しており、チップが重力で
移動するようになっている。この傾斜角度は、チップが
適度の速度で流下し、かつ十分に篩われるような角度と
なっている。そして、図2の円筒状篩の内部には、図4
に示すような静止形攪拌翼17がその軸方向に沿って設
けられている。
【0009】静止形攪拌翼17は、螺旋状にねじれた薄
板で構成されるもので、チップがこの攪拌翼に沿って移
動する間に旋回運動が付与されるため、チップ同士が攪
拌され、細粒の分離除去効果が更に向上する。場合によ
っては、このような攪拌翼を設けておかなくてもよい。
なお、篩7は、上記のような多孔式のパンチングプレ−
トを用いず、適当な目の開きを持つ金網等を使用しても
よい。
【0010】貯槽3から配管を通って送られてくるチッ
プTは、このダスト除去装置1に入った時、振動してい
る篩7によって篩われ、チップに混入しているダストや
チップの破片がふるい落とされる。ダスト等の細粒Dが
除去されたチップは押出機4に供給され、溶融状態で押
し出されて繊維となる。一方、篩いによって除去された
細粒Dは、ダスト受け器9の底の部分に貯められ、取出
し口9aから適宜排出される。
【0011】このダスト除去装置1は、チップを輸送す
る配管5の途中に、チップTは通さずダスト等の細粒D
は通す細かい目を持った振動篩が設けられているので、
チップに混入した細粒が除去され、粒度のそろったチッ
プだけが押出機に供給される。また、管体10が振動す
るので覗窓12等の部分にチップが滞留しにくい。この
ため、乾燥ムラや溶融時間の不均一が生じず、途中に滞
留して劣化したチップの混入も少なくなるので、バラツ
キの少ない高品質の製品が得られるのである。なお、篩
7の両端部は、振動吸収装置13,13を介して配管に
接続されているので、篩の振動が吸収され、配管に伝わ
らない。このため、配管に無理な力がかからず、早期破
損が起こらない。篩の長さは、ダスト等が十分に除去さ
れる長さとすればよい。
【0012】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明にかかるダ
スト除去装置は、粒状物が通る配管の途中に、正常な粒
状物は通さず細粒は通す細かい目を持った振動篩が設け
られているので、粒状物に混入したダスト等の細粒が粒
状物から効果的に除去されるようになり、後続工程での
品質の安定化を図ることが可能となった。篩の外側には
箱状のダスト受け器が設けられているので、篩の目を通
って排出されたダスト等は、外部に飛散することなく、
該受け器内に捕収される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を表す構成説明図である。
【図2】その要部の正面断面図である。
【図3】異なる実施例の正面断面図である。
【図4】静止形攪拌翼の外観図である。
【図5】合成繊維製造工程の概略図である。
【符号の説明】
1 ダスト除去装置 3 貯槽 4 押出機 5 配管 7 篩 12 覗窓 13 振動吸収装置 15 振動装置 T チップ(粒状物) D ダスト
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 69/10 2124−3F D01D 1/00 7199−3B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒体を輸送する配管の途中に振動装置に
    よって振動させられる筒状の篩を設け、その両端部を振
    動吸収装置を介して前記配管にそれぞれ接続するととも
    に、該篩の外側に箱状のダスト受け器を設けたことを特
    徴とする粒状物のダスト除去装置。
JP22342392A 1992-07-29 1992-07-29 粒状物のダスト除去装置 Pending JPH0647347A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22342392A JPH0647347A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 粒状物のダスト除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22342392A JPH0647347A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 粒状物のダスト除去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0647347A true JPH0647347A (ja) 1994-02-22

Family

ID=16797914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22342392A Pending JPH0647347A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 粒状物のダスト除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0647347A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6580743B1 (en) 1999-02-26 2003-06-17 Nippon Steel Corporation Stave cooler
CN111069041A (zh) * 2019-12-26 2020-04-28 兴化市荣宝油脂有限公司 一种玉米自动称重装袋装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6580743B1 (en) 1999-02-26 2003-06-17 Nippon Steel Corporation Stave cooler
CN111069041A (zh) * 2019-12-26 2020-04-28 兴化市荣宝油脂有限公司 一种玉米自动称重装袋装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100430157C (zh) 圆筒筛分设备
JP2000135474A (ja) 振動篩装置
US5921400A (en) Apparatus for sieving a particulate material
CN107413626A (zh) 一种色选机的摇摆振动式筛选装置
US3752315A (en) Combination scalper cleaner
CN103752496A (zh) 一种筛粉机
US6216875B1 (en) Vibrating screener
CN201058328Y (zh) 圆筒筛分设备
JPH0647347A (ja) 粒状物のダスト除去装置
JP3484761B2 (ja) 重合体ペレットの微細粉粒体分離除去装置および方法
JPH0295476A (ja) 材料分級装置
CN208771524U (zh) 一种矿物原料筛选装置
US2855099A (en) Apparatus for wet screening
CN220346541U (zh) 一种硅藻土气流分级机
US3591001A (en) Sifting apparatus
US5873469A (en) Vibrating screener
JP2003190838A (ja) サイクロン式微粉捕集装置
CN215278443U (zh) 一种可快捷上下料的石墨震动筛分装置
CN211802290U (zh) 一种干混砂浆生产用粗砂振动筛分装置
CN213079074U (zh) 振动筛分装置
US3011639A (en) Screening apparatus for separating material
CN208482770U (zh) 一种液相筛分设备
CN207256614U (zh) 一种双层振动筛
CN216539579U (zh) 填充颗粒生产用悬浮分粒装置
CN220991776U (zh) 一种稀土抛光粉焙烧加工用卸料设备