JPH0647302B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0647302B2
JPH0647302B2 JP60136172A JP13617285A JPH0647302B2 JP H0647302 B2 JPH0647302 B2 JP H0647302B2 JP 60136172 A JP60136172 A JP 60136172A JP 13617285 A JP13617285 A JP 13617285A JP H0647302 B2 JPH0647302 B2 JP H0647302B2
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真之 久武
和雄 丸山
孝一 斉藤
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/54Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed with two or more sets of type or printing elements

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、2種類の記録手段を備えた記録装置に関す
る。
「従来の技術」 オフィスオートメーションの進行と共に、日本語ワード
プロセッサやコンピュータを利用した文書が大量に作成
されるようになってきている。このような文書は、その
中の強調すべき部分について、アンダーラインを付した
り、網かけを行ったり、あるいは倍角で印字を行う等の
工夫が行われている。しかしながらこれらの強調を数式
や表の中で行うと、文書を読みづらくしたり、体裁を悪
くしてしまうことが多い。
そこで、従来から手書き文書や印刷の分野で通常行われ
てきた強調処理、すなわち“色”による文書の強調が検
討されている。例えば、通常黒色で印字される文書の一
部を赤色で表現することは、文書の重要な箇所を一目で
識別させることのできる優れた方法である。
第20図はこの方法を実現するために提案された2色記
録装置の一例を表わしたものである(特願昭59−11
0861号)。この装置は黒色と赤色の2色で記録を行
う2色記録装置である。黒色記録部Bと赤色記録部Rは
それぞれ熱転写記録方式で記録を行う記録部であり、記
録用紙11はまず黒色記録部Bのラインタイプのサーマ
ルヘッド12Bと、これに所定の押圧力を与えるための
バックロール13Bの間に進入する。これらの間には、
供給ロール14Bから黒色インクを塗布したインクドナ
ーフィルム15Bが順次供給されるようになっている。
記録用紙11はサーマルヘッド12Bとバックロール1
3Bの間を通過する際に黒色インクを選択的に転写さ
れ、黒色の画情報が記録される。転写済みのインクドナ
ーフィルム15Bは、記録の進行と共にドライブロール
17Bとピンチロール18Bの間を通過して巻取ロール
19Bに巻き取られる。記録用紙11はドライブロール
17Bとピンチロール18Bの間を通過する際にインク
ドナーフィルム15Bと分離され、搬送路21上を進行
して搬送路選択機構22へ運ばれる。
黒、赤の2色記録を行う場合には、この搬送路選択機構
22は記録用紙11を搬送路23方向へ送り出し、赤色
記録部Rへ到達させる。赤色記録部Rもラインタイプの
サーマルヘッド12Rとバックロール13R、それに供
給ロール14R、ドライブロール17R、ピンチロール
18R、巻取ロール19Rを備えており、赤色のインク
を塗布したインクドナーフィルム15Rによって記録用
紙11上に赤色の画情報を記録する。このようにして
黒、赤2色の画情報が記録された記録用紙は、排出トレ
イ24上に排出される。
これに対して黒色のみの記録が行われる場合、搬送路選
択機構22は記録用紙11を他の搬送路25へ送り出
す。搬送路25はもう一つの排出トレイ26と直結して
おり、黒色の画情報のみが記録された記録用紙が排出ト
レイ26上へ排出されることになる。
「発明が解決しようとする問題点」 この提案された2色記録装置では、黒、赤双方の記録を
ラインタイプの2種類のサーマルヘッド12B、12R
を用いておこなっている。従って、記録を高速で行うこ
とができる。しかしながら、この装置ではこれらライン
タイプのサーマルヘッド12B、12Rへ並行して電力
を供給するための大型化した電源が必要であり、装置が
高価となり、また小型化を図ることが困難となる。3色
あるいはこれ以上の記録色で記録を行う場合には、この
問題が更に深刻化する。
一方、シリアルタイプのサーマルヘッドのみで記録装置
を構成すると、電源容量は少なくてすむが、記録速度が
極めて低下してしまう。
そこで第21図に示すように、インクをインクドナーフ
ィルムの搬送方向に所定の長さずつ塗り別けて1つのサ
ーマルヘッドで各色の記録を行うことができるようにし
た記録装置も提案されるに至っている。図は赤色(R)
と黒色(B)のインクが交互にインクドナーフィルムに
塗布されている。ところがこのような記録方式の装置で
は、記録色が増えるほど記録に要する時間が長くなっ
た。また使用しない記録色が存在する場合には、インク
ドナーフィルムにかなりの無駄が発生するという問題が
あった。
本発明はこのような事情に鑑み、記録のための速度をそ
れほど低下させず、2色以上の記録をコンパクトな装置
で実現することができる記録装置を提供することをその
目的とする。
「問題点を解決するための手段」 第1の発明では、ラインタイプの第1の記録手段と、こ
の第1の記録手段の下流側にこれと接近して配置され第
1の記録手段で記録した同一の記録用紙に対して印字を
行うシリアルタイプの第2の記録手段と、第1の記録手
段と第2の記録手段の間に配置され、第2の記録手段で
記録が行われている間だけこの第2の記録手段に対する
記録用紙の搬送を停止させる一時停止ロールとを記録装
置に具備させる。
すなわち第1の発明では、ラインタイプの第1の記録手
段とシリアルタイプの第2の記録手段を接近して配置す
ると共に、これらの間に一時停止ロールを配置して、第
1の記録手段から排出される記録用紙を、第2の記録手
段が記録を行う間だけ停止させることにして、2色以上
の記録をコンパクトな装置で実現する。
また、第2の発明では、記録媒体上に記録情報に応じた
トナー像を形成し、これを記録用紙に転写する第1の記
録手段と、この第1の記録手段と接近して配置され第1
の記録手段と同一の記録用紙に対して印字を行うシリア
ルタイプの第2の記録手段と、これら第1の記録手段と
第2の記録手段の間に配置され、第2の記録手段で記録
が行われている間だけこの第2の記録手段に対する記録
用紙の搬送を停止させる一時停止ロールとを記録装置に
具備させ、記録情報の印字を行うことができるようにす
る。ここで静電複写装置、静電記録装置あるいはエレク
トログラフィを用いた記録装置と、感熱記録装置、イン
クジェット記録装置、トナージェット記録装置等からな
る第2の記録手段はどちらが先に印字を行ってもよい。
「実施例」 以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
「第1の実施例」 第1図は本発明の第1の実施例における記録装置を表わ
したものである。この記録装置は黒色インクで記録を行
うラインタイプの第1のサーマルヘッド31と、赤色イ
ンクで記録を行うシリアルタイプの第2のサーマルヘッ
ド32の2種類のサーマルヘッドを備えている。第1の
サーマルヘッド31とバックロール33との間には、供
給ロール34から繰り出されたインクドナーフィルム3
5が順次供給される。記録に使用されたインクドナーフ
ィルム35は、この後ドライブロール36とピンチロー
ル37の間を経て巻取ロール38に巻き取られる。
一方、第2のサーマルヘッド32はキャリッジ39によ
って記録用紙41の搬送方向42と直角方向に走査され
るようになっており、キャリッジ39に取り付けられた
インクドナーフィルム43とこれに対向して配置された
プラテン44との間を通過する記録用紙41に対して赤
色のインクで情報の記録が行われるようになっている。
さてこの装置で供給トレイ45に積層された記録用紙4
1は、送りロール46によって1枚ずつ送り出される。
送り出された記録用紙41は、プラテン44上に配置さ
れた搬送ロール47によって第2のサーマルヘッド32
とプラテン44の間に到達する。赤色の記録情報に対応
する用紙部分が第2のサーマルヘッド32とプラテン4
4の間に来た時点で搬送ロール47はその搬送動作を停
止させ、キャリッジ39が走査を開始させる。これによ
り赤色のインクの塗布されたインクドナーフィルム43
による赤色の記録情報の印字が行われる。赤色の記録情
報の印字が終了したら、搬送ロール47は次の記録が行
われる位置まで記録用紙41を所定の速度で搬送させ
る。このようにして搬送ロール47は赤色の記録情報を
印字する部分のみで記録用紙41の搬送を停止させる。
一方、第2のサーマルヘッド32によって記録の終了し
た用紙部分は他の搬送ロール対48、49を経て第1の
サーマルヘッド31とバックロール33の間に進入す
る。このとき供給ロール34からインクドナーフィルム
35が繰り出され、記録用紙41に対して黒色の記録情
報の印字が行われる。ただし第2のサーマルヘッドが赤
色の記録情報の印字を行っている間は、第1のサーマル
ヘッド31による印字動作が中断する。これは記録用紙
41の搬送が一時的に停止しているためである。第1の
サーマルヘッド31で黒色の記録情報の印字が終了した
記録用紙は、ドライブロール36とピンチロール37の
間を通過するときインクドナーフィルム35と剥離され
る。そしてこの後は、ガイド板51に案内された排出ロ
ール対52、53によって排出トレイ54上に排出され
ることになる。
この第1の実施例の記録装置では、赤色のインクによる
印字行がわずかな場合、これらの行についてのみ記録用
紙の搬送が一時的に停止される。従って通常の場合で
は、印字全体に要する時間はラインタイプのサーマルヘ
ッドのみを使用した記録装置と比べてほとんど増加しな
い。しかもシリアルタイプのサーマルヘッドは発熱体の
数がラインタイプのそれと比べて大幅に少ないので、ラ
インタイプのサーマルヘッドを2種類使用した場合と比
べ電源容量を大幅に減少させることができる。
「第1の実施例の変形例」 第2図は、第1の実施例における部品配置を一部変更し
た記録装置を表わしたものである。この装置では、供給
トレイ45に近い側にラインタイプの第1のサーマルヘ
ッド31が、また排出トレイ54に近い側にはシリアル
タイプの第2のサーマルヘッド32が配置されている。
この装置でも第2のサーマルヘッド32が印字動作を行
っている間は、記録用紙41の搬送が停止され、第1の
サーマルヘッド31の駆動も停止されることになる。排
出ロール56は第2のサーマルヘッド32と同様にプラ
テン57と対向して配置されており、印字の終了した記
録用紙を排出トレイ54上に送り出すようになってい
る。
第3図は更に他の変形例を表わしたものである。この変
形例の記録装置では、ドライブロール36とピンチロー
ル37の間を通過して剥離された記録用紙が、一時停止
ロール61とプラテン57の間を通過した後、第2のサ
ーマルヘッド32に到達するようになっている。一時停
止ロール61は、第2のサーマルヘッド32で赤色の記
録情報の印字が行われている間だけ記録用紙の搬送を停
止させる。この一時停止ロール61の存在により、第1
のサーマルヘッド31は必ずしも第2のサーマルヘッド
32の印字動作に同期して印字動作を停止させる必要が
なくなる。すなわち第2のサーマルヘッド32が印字動
作を行っている状態でも第1のサーマルヘッド31の印
字を続行させ、一時停止ロール61の手前で記録用紙に
ループを形成させて一時停止ロール61の動作が再開す
るまで待機させることができる。一時停止ロール61は
第2のサーマルヘッド32の印字終了後、次の印字開始
まで記録用紙をやや高速で搬送させ、記録用紙上に形成
されたループを解消させることになる。
このように第3図に示した変形例では、シリアルタイプ
のサーマルヘッドによる記録用紙の搬送の中断を無視し
てラインタイプのサーマルヘッドの印字動作を行うこと
ができ、しかもシリアルタイプのサーマルヘッドによる
印字の遅れを取り戻すことが可能なので、記録動作を更
に高速化することができる。なおシリアルタイプのサー
マルヘッドは、1行分の全部の印字を必要としない場合
に印字終了位置から直ちに走査開始位置に戻ったり、次
行も印字を行う必要がある場合には往復で2行分の印字
を行う等の既存の技術を用いることにより、印字動作を
短縮化させることができる。
「第2の実施例」 第4図は静電複写装置を第1の記録手段として利用し、
インクジェット記録装置を第2の記録手段として利用し
た記録装置の一例を表わしたものである。この装置の感
光体ドラム63の周囲には、このドラム表面を帯電させ
るためのチャージコロトロン64、図示しない原稿の光
学像を帯電面に投影するための光学系65、光学像の投
影によって形成された静電潜像を現像するための現像器
66、現像器66の現像によって得られたトナー像を記
録用紙41に転写するためのタランスファコロトロン6
7、および転写されなかった残りのトナー像を除去する
ためのクリーニング機構68が配置されている。この記
録装置では原稿上の画情報を記録用紙41上に黒色で複
写し、インクジェット記録装置69でページ番号や会社
のマーク等の付加情報を赤色で印字するようになってい
る。記録装置駆動回路71は、インクジェット記録装置
69への印字情報の供給と装置の走査を制御する回路で
ある。
この記録装置の図示しないスタートボタンが押される
と、供給トレイ72に積層された記録用紙41が送りロ
ール73によって1枚ずつ送り出される。このとき感光
体ドラム63も矢印方向の回転を開始する。送り出され
た記録用紙41は搬送路74を進行し、まずレジストロ
ール75によって搬送タイミングの制御が行われる。そ
してトナー像の先端がトランスフォコロトロン67の真
上に来た時点でその先端が同じくトランスフォコロトロ
ン67の真上に到達する。これ以後、記録用紙41の進
行と共にトナー像の転写が行われる。記録用紙41に転
写されたトナー像は定着ロール76によって定着され、
排出ロール77によって排出トレイ54上に排出される
ことになる。
ところでこの記録装置には、定着ロール76と排出ロー
ル77の間にインクジェット記録装置69が配置されて
いる。インクジェット記録装置69は記録用紙41の搬
送方向に24個のノズルを一列に配置しており、第5図
に破線79で示す方向に走査される。この走査による印
字位置の搬送方向に対するずれは、この走査時間におけ
る記録用紙41の搬送方向の移動量と一致するようにな
っている。インクジェット記録装置69の走査によって
感光体ドラム63の軸方向への赤色の記録情報a〜fの
印字が可能となる。
第6図は本実施例の一変形例を表わしたものである。こ
の変形例の記録装置でインクジェット記録装置69は記
録用紙41の搬送方向と直角(感光体ドラムの軸方向)
に一列にノズルを配置している。インクジェット記録装
置69は印字開始前に印字位置に応じて破線81方向に
移動するが、印字中は固定されている。この例ではイン
クジェット記録装置69による印字行は記録用紙41の
搬送方向と一致することになる。
「第3の実施例」 第7図は静電複写装置を第1の記録手段として利用し、
シリアルタイプのサーマルヘッドを第2の記録手段とし
て利用した記録装置を表わしたものである。この装置で
第4図と同一部分には同一の符号を付しており、これら
の説明を適宜省略する。
さてこの記録装置では、定着ロール76と排出ロール7
7との間に一時停止ロール83が配置されている。一時
停止ロール83と排出ロール77の間には、シリアルタ
イプのサーマルヘッド84と、記録用紙41をこれに圧
接させるためのプラテン85が設けられている。サーマ
ルヘッド84は駆動回路86によって駆動されるように
なっている。
この装置で記録装置は供給トレイ72から1枚ずつ送り
出され、レジストロール75で搬送タイミングの調整が
行われた後、トランスファコロトロン67でトナー像の
転写が行われる。転写されたトナー像は定着ロール76
で定着される。感光体ドラム63は定速で回転している
ので、定着ロール76に送り込まれる記録用紙41の搬
送速度は一定である。
一方、一時停止ロール83は定着ロール76と同一の周
速度で記録用紙41の搬送を行うが、サーマルヘッド8
4が印字を開始させる状態でその搬送を停止させる。こ
れにより、後続する記録用紙の部分は定着ロール76と
一時停止ロール83の間でループを形成することにな
る。排出ロール77は定着ロール76の周速度よりも速
い速度で回転しており、一時停止ロール83が記録用紙
41の搬送を停止させた状態で用紙表面とスリップを生
じさせている。
この状態でサーマルヘッド84は記録用紙41の搬送方
向と直角方向に走査され、例えば赤色による記録情報の
印字が行われる。印字終了と共に一時停止ロール83は
高速で回転し、定着ロール76との間に生じたループを
解消させながら記録用紙41を次の印字位置まで搬送さ
せる。このようにして記録用紙41に対する2色記録が
可能となる。
「第4の実施例」 第8図は静電複写装置を第1の記録手段として利用し、
トナージェット記録装置を第2の記録手段として利用し
た記録装置を表わしたものである。この装置で第4図と
同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を
適宜省略する。
さてこの装置では、現像器66とトランスファコロトロ
ン67の間のドラム表面に近接させてトナージェット記
録装置87が配置されている。トナージェット記録装置
87はトナー搬送部材87Aと一対の制御電極87Bと
から成り、電界の作用によって撥水性トナーを記録面
(この場合は感光体ドラム表面)に噴射させる装置であ
る。これについては例えば特開昭58−44456号お
よび特開昭58−172657号に詳細な記載がある。
駆動回路88はトナージェット記録装置87のドラム軸
方向の位置制御と、記録情報を印字するための駆動信号
の供給を行う。この記録装置では、感光体ドラム63上
に2種類のトナー像が形成されるので、定着ロール76
を共用することができる。もちろんトランスファコロト
ロン67と定着ロール76の間を通過する記録用紙41
に対してトナー像を噴射させるような装置構成も可能で
ある。
「第5の実施例」 第9図はレーザ光を利用した静電複写装置を第1の記録
手段として利用し、インクジェット記録装置を第2の記
録手段として利用した記録装置を表わしたものである。
この装置で第4図と同一部分には同一の符号を付してお
り、これらの説明は適宜省略する。
さてこの記録装置ではレーザ発振器91から出力される
レーザ光を変調器92に供給し、黒色の記録情報に対応
した光変調を行う。変調されたレーザ光は名面鏡93に
入射し、感光体ドラム63を軸方向に走査する光線に変
換される。このようにして形成された静電潜像はトナー
で現像された後、記録用紙41に転写される。定着ロー
ル76と排出ロール77の間にはインクジェット記録装
置69が配置されており、定着ロール76で定着された
記録用紙41に対して例えば赤色のインクで他の記録情
報が印字される。印字後の記録用紙41は排出トレイ5
4に排出される。
「第6の実施例」 第10図はレーザ光を利用した静電複写装置を第1の記
録手段として利用し、トナージェット記録装置を第2の
記録手段として利用した記録装置を表わしたものであ
る。この装置で第8図および第9図と同一部分には同一
の符号を付している。この装置の詳細な説明は省略す
る。
「第7の実施例」 第11図はエレクトログラフィを用いた記録装置を第1
の記録手段として利用し、トナージェット記録装置を第
2の記録手段として利用した記録装置を表わしたもので
ある。この装置ではマイラーから成る誘電体の無端ベル
ト95上に、ラインタイプのイオン発生器96と、現像
器97それにトナージュット記録装置を87をこの順序
に配置している。
この装置でイオン発生器96は無端ベルト95の全幅を
覆っており、駆動回路98によって記録情報に応じた電
荷のパターンを形成する。このパターンは現像器97に
よって現像され黒色のトナー像が形成される。このトナ
ー像の上に例えば導電性トナーによる赤色のトナー像が
形成される。これらのトナー像は、圧力転写ロール99
の作用によって記録用紙41上に圧力転写されると同時
に記録用紙41にトナーを定着し、排出ロール77によ
って排出トレイ54上に排出される。
「第8の実施例」 第12図は熱転写記録装置を第1の記録手段として利用
し、インクジェット記録装置を第2の記録手段として利
用した記録装置を表わしたものである。この装置で第1
図と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説
明を適宜省略する。この記録装置ではラインタイプのサ
ーマルヘッド31によって第1の記録情報を黒色で印字
し、ドライブロール36とピンチロール37の間を通過
後剥離された記録装置に対してインクジュット記録装置
69によって第2の記録情報を赤色で印字する。この装
置ではサーマルヘッド31による記録を一時的に停止さ
れることができるので、シリアルタイプのインクジェッ
ト記録装置69による記録の自由度を確保することがで
きる。もちろん装置によっては、ドライブロール36と
ピンチロール37を通過した記録用紙を一時停止ロール
(第3図参照)の作用によって搬送を一時的に停止させ
るようにしてもよい。
「第9の実施例」 第13図はラインタイプのインクジェット記録装置を第
1の記録手段として利用し、シリアルタイプのインクジ
ェット記録装置を第2の記録手段として利用した記録装
置を表わしたものである。この装置で供給トレイ45か
ら送り出された記録用紙41はレジスタロール75で搬
送タイミングを調整された後、排出ロール77を経て排
出トレイ54へ排出される。レジスタロール75と排出
ロール77の間には、ラインタイプのインクジェット記
録装置101とシリアルタイプのインクジェット記録装
置69が配置されている。ラインタイプのインクジェッ
ト記録装置101は駆動回路102によって駆動され、
黒色のインクで記録情報が印字される。シリアルタイプ
のインクジェット記録装置69は他の駆動回路71によ
って駆動され、赤色のインクで付加的な記録情報が印字
される。
この記録装置でも、記録用紙を一時停止させることでシ
リアルタイプのインクジェット記録装置69の記録の自
由度を確保させることができる。
「第10の実施例」 第14図はラインタイプのインクジェット記録装置を第
1の記録手段として利用し、シリアルタイプのトナージ
ェット記録装置を第2の記録手段として利用した記録装
置を表わしたものである。この装置では記録用紙41に
トナー像を形成させるためにトナージェット記録装置8
7を用いているので、トナー像を定着するための定着ロ
ール76が排出トレイ54の手前に配置されている。
「第11の実施例」 第15図はマグネトグラフィを用いたラインタイプの記
録装置を第1の記録手段として利用し、トナージェット
記録装置を第2の記録手段として利用した記録装置を表
わしたものである。この装置では、磁性粉を結着材と共
に塗工した無端ベルト104上に、ラインタイプの磁気
ヘッド105と、現像器106それにトナージェット記
録装置87をこの順序に配置している。
この装置で磁気ヘッド105は無端ベルト104の全幅
を覆っており、駆動回路107によって記録情報に応じ
た磁気的潜像を形成させる。この潜像は現像器106に
よって現像され、黒色のトナー像が形成される。このト
ナー像の上に例えば導電性トナーによる赤色のトナー像
が形成される。これらのトナー像は、圧力転写ロール9
9の作用によって記録用紙41上に圧力転写されると同
時に記録用紙41にトナーを定着し、排出ロール77に
よって排出トレイ54上に排出される。
以上第1〜第11の実施例では第1の記録手段でまず印
字を行い、次いで第2の記録手段で印字を行ったが、こ
れと逆の順序で印字動作を行わせることも可能である。
また以上の実施例では第1および第2の記録手段をそれ
ぞれ1つずつ備えた記録装置を示したが、第16図に示
したようにこれらを複数使用して記録装置を構成するこ
とも可能である。
更に実施例では2種類のインクの色の違いによって記録
情報にアクセントを付けたが、これら2種類のインクの
一方を親油性とし、他方のインクを親水性とすることで
視覚的に興味ある効果をもたせることができる。第17
図はその一例を示したもので、記録用紙41にはまずト
ナージェット記録装置あるいは熱転写記録装置によって
親油性の記録情報“F”が黒色で印字される。この後、
シリアルタイプのインクジェット記録装置等で親水性の
カラーインク111が全面にベタ打ちされる。記録情報
“F”の部分ではカラーインク111が付着しないの
で、背景部分のみカラーで印字が行われる。シリアルタ
イプのインクジェット記録装置は記録密度がかなり粗く
てもよい。記録情報“F”を黒インクの代りに透明なワ
ックスで印字し、白ぬきの効果をもたせることも可能で
ある。
第18図は2種類のインクによる他の印字例を表わした
ものである。この例では赤色の親油性インクまたはワッ
クスで、朱肉に相当する記録情報112をまず印字す
る。次に親水性の黒インクで“専務取締役”等の他の記
録情報113を印字する。赤色の記録情報112と重な
り合った部分の黒色の記録情報113は、はじかれて印
字されない。従ってこの場合には赤色の記録情報112
が黒色の記録情報113の上に浮き上がったような印字
効果をもたせることができる。
第19図は2種類の記録手段を用いたことにより他の視
覚的効果を示したものである。この例ではラインタイプ
の第1の記録手段とシリアルタイプの第2の記録手段の
それぞれの1画素の大きさを異ならせている。このため
例えば第1の記録手段の1画素が第2の記録手段のそれ
よりも小さければ同図に示すように第1の記録手段によ
る印字文字114の方が第2の記録手段のそれ115よ
りも小さくなり、両者の識別が可能となる。
「発明の効果」 このように本発明によればラインタイプの第1の記録手
段とシリアルタイプの第2の記録手段とを混用したり、
記録媒体上にトナー像を形成して記録用紙に転写する第
1の記録手段とシリアルタイプの第2の記録手段とを混
用したので、電源に負担をかけることなく小型で高速記
録の可能な記録装置を構成することができ、製造コスト
の低減を図ることができるばかりでなく、ランニングコ
ストも軽減させることができる。また、シリアルタイプ
の記録手段を用いて記録情報を簡易に付加することがで
き、作成された文書の価値を高めることができる。特に
トナー像を用いて画像の記録を行う第1の記録手段を使
用した第2の発明では、この第1の記録手段によって行
われるメインの記録が高速かつ高画質で行われるので、
全体の記録時間の大幅な短縮と画質の向上を図ることが
できる。
更に、本発明で一時停止ロールを使用した場合には、第
1の記録手段と第2の記録手段を接近して配置しても第
2の記録手段の記録時に記録用紙の搬送が停止されるの
で、画像に“ぶれ”等の不都合が発生することがなく、
装置のコンパクト化に寄与することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における記録装置の概略
構成図、第2図はこの実施例の一変形例を表わした概略
構成図、第3図は変形例としての他の例を表わした概略
構成図、第4図は本発明の第2の実施例における記録装
置の概略構成図、第5図はインクジェット記録装置の走
査方向を示す説明図、第6図はインクジェット記録装置
の他の配置例を示す説明図、第7図は本発明の第3の実
施例における記録装置の概略構成図、第8図は本発明の
第4の実施例における記録装置の概略構成図、第9図は
本発明の第5の実施例における記録装置の概略構成図、
第10図は本発明の第6の実施例における記録装置の概
略構成図、第11図は本発明の第7の実施例における記
録装置の概略構成図、第12図は本発明の第8の実施例
における記録装置の概略構成図、第13図は本発明の第
9の実施例における記録装置の概略構成図、第14図は
本発明の第10の実施例における記録装置の概略構成
図、第15図は本発明の第11の実施例における記録装
置の概略構成図、第16図は第1および第2の記録手段
を複数設けた記録装置の概略構成図、第17図および第
18図は親油性と親水性のインクを用いて印字を行った
場合の記録画を示す平面図、第19図は第1および第2
の記録手段で印字する画素の大きさを変えた場合の印字
例を示す説明図、第20図は従来用いられた2色記録装
置の概略構成図、第21図は従来用いられたインクドナ
ーフィルムの一例を示す平面図である。 31、32、84……サーマルヘッド、 63……感光体ドラム、 65……光学系、 69、101……インクジェット記録装置、 87……トナージェット記録装置、 91……レーザ発振器、 96……イオン流噴射器、 105……磁気ヘッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−15838(JP,A) 特開 昭60−49971(JP,A) 特開 昭59−204581(JP,A) 特開 昭55−32627(JP,A) 特開 昭59−160158(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラインタイプの第1の記録手段と、 この第1の記録手段の下流側にこれと接近して配置され
    第1の記録手段で記録した同一の記録用紙に対して印字
    を行うシリアルタイプの第2の記録手段と、 前記第1の記録手段と第2の記録手段の間に配置され、
    第2の記録手段で記録が行われている間だけこの第2の
    記録手段に対する記録用紙の搬送を停止させる一時停止
    ロール とを具備することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】記録媒体上に記録情報に応じたトナー像を
    形成し、これを記録用紙に転写する第1の記録手段と、 この第1の記録手段と接近して配置され第1の記録手段
    と同一の記録用紙に対して印字を行うシリアルタイプの
    第2の記録手段と、 前記第1の記録手段と第2の記録手段の間に配置され、
    第2の記録手段で記録が行われている間だけこの第2の
    記録手段に対する記録用紙の搬送を停止させる一時停止
    ロール とを具備することを特徴とする記録装置。
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