JPH0647268B2 - プラスチツク筒状体の製造方法 - Google Patents
プラスチツク筒状体の製造方法Info
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- JPH0647268B2 JPH0647268B2 JP61061541A JP6154186A JPH0647268B2 JP H0647268 B2 JPH0647268 B2 JP H0647268B2 JP 61061541 A JP61061541 A JP 61061541A JP 6154186 A JP6154186 A JP 6154186A JP H0647268 B2 JPH0647268 B2 JP H0647268B2
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- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/88—Thermal treatment of the stream of extruded material, e.g. cooling
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は容器等に使用されるプラスチックの筒状体を製
造する方法に関する。
造する方法に関する。
従来、プラスチック筒状体の製造装置として、実開昭50
-58074号のマイクロフィルムに記載された樹脂パイプ成
形機における冷却装置がある。
-58074号のマイクロフィルムに記載された樹脂パイプ成
形機における冷却装置がある。
前記装置は、ダイから押し出した樹脂パイプを冷却液の
収容された真空タンクと冷却液槽で冷却するに際し、樹
脂パイプを囲むシャワーリングを複数個設け、このシャ
ワーリングの噴射孔から冷却液を前記樹脂パイプの表面
に高速度で吹き付けるようにしたものである。
収容された真空タンクと冷却液槽で冷却するに際し、樹
脂パイプを囲むシャワーリングを複数個設け、このシャ
ワーリングの噴射孔から冷却液を前記樹脂パイプの表面
に高速度で吹き付けるようにしたものである。
また、特開昭58-114924号公報に記載された押出プラス
チック管のサイジング装置がある。
チック管のサイジング装置がある。
この装置は、冷却バット内にスリーブを設け、このスリ
ーブ内に押出ヘッドから押し出されたプラスチック管を
導き、前記スリーブの内表面とプラスチック管の外表面
の間に、前記スリーブの周囲及び長手方向にわたって設
けた多数の注入路から加圧水を供給するようにしたもの
である。
ーブ内に押出ヘッドから押し出されたプラスチック管を
導き、前記スリーブの内表面とプラスチック管の外表面
の間に、前記スリーブの周囲及び長手方向にわたって設
けた多数の注入路から加圧水を供給するようにしたもの
である。
前記従来の樹脂パイプ成形機における冷却装置は、冷却
液を収容した真空タンクや冷却液槽で樹脂パイプを冷却
するとともに、樹脂パイプにシャワーリングで冷却液を
吹き付けて冷却し、また、前記押出プラスチック管のサ
イジング装置は、冷却バットでプラスチック管を冷却す
るとともに、プラスチック管にスリーブで加圧水を供給
して冷却していて優れたものである。
液を収容した真空タンクや冷却液槽で樹脂パイプを冷却
するとともに、樹脂パイプにシャワーリングで冷却液を
吹き付けて冷却し、また、前記押出プラスチック管のサ
イジング装置は、冷却バットでプラスチック管を冷却す
るとともに、プラスチック管にスリーブで加圧水を供給
して冷却していて優れたものである。
しかしながら、前記樹脂パイプ成形機における冷却装置
は、樹脂パイプを所望の長さにわたってシャワーリング
で冷却するには、多数のシャワーリングを必要とするも
のである。
は、樹脂パイプを所望の長さにわたってシャワーリング
で冷却するには、多数のシャワーリングを必要とするも
のである。
また、前記押出プラスチック管のサイジング装置も、プ
ラスチック管を所望の長さにわたって加圧水で冷却する
には、スリーブの周囲及び長手方向にわたって注入路を
多数設け、かつ、その注入路に付属する多数の環状溝や
流路などを必要とするものである。
ラスチック管を所望の長さにわたって加圧水で冷却する
には、スリーブの周囲及び長手方向にわたって注入路を
多数設け、かつ、その注入路に付属する多数の環状溝や
流路などを必要とするものである。
本発明は前記事項に鑑みなされたものであり、ダイから
押し出されたプラスチックの筒状体を迅速にしかも簡単
に冷却できるようにすることを技術的課題とする。
押し出されたプラスチックの筒状体を迅速にしかも簡単
に冷却できるようにすることを技術的課題とする。
本発明は押出機1のダイ3より溶融プラスチックを筒状
体6にして押し出し、この押し出した筒状体6をサイザ
9を通して冷却液槽7内に導き、さらに、この筒状体6
を冷却液槽7内に設置した送液筒13内に、送液筒13と筒
状体6との間に略2mm〜15mm程度の間隙16が形成される
ようにして導入するとともに、送液筒13の内側に向かっ
てスリット15から噴出させた噴流を、送液筒13の前方に
向かって傾斜する端面13aに沿って噴出させ、この噴流
を近接する筒状体6の外壁に付着して流れるコアンダ効
果の発生する噴流として筒状体6を冷却するプラスチッ
ク筒状体の製造方法である。
体6にして押し出し、この押し出した筒状体6をサイザ
9を通して冷却液槽7内に導き、さらに、この筒状体6
を冷却液槽7内に設置した送液筒13内に、送液筒13と筒
状体6との間に略2mm〜15mm程度の間隙16が形成される
ようにして導入するとともに、送液筒13の内側に向かっ
てスリット15から噴出させた噴流を、送液筒13の前方に
向かって傾斜する端面13aに沿って噴出させ、この噴流
を近接する筒状体6の外壁に付着して流れるコアンダ効
果の発生する噴流として筒状体6を冷却するプラスチッ
ク筒状体の製造方法である。
本発明は押出機1のダイ3より溶融プラスチックを筒状
体6にして押し出し、この押し出した筒状体6をサイザ
9を通して冷却液槽7内に導き、さらに、この筒状体6
を冷却液槽7内に設置した送液筒13内に導入する。
体6にして押し出し、この押し出した筒状体6をサイザ
9を通して冷却液槽7内に導き、さらに、この筒状体6
を冷却液槽7内に設置した送液筒13内に導入する。
そして、前記送液筒13と筒状体6との間には、略2mm〜
15mm程度の間隙16が形成されるようにして筒状体6を導
入するとともに、送液筒13の内側に向かってスリット15
から噴出させた噴流を、送液筒13の前方に向かって傾斜
する端面13aに沿って噴出させ、この噴流を近接する筒
状体6の外壁に付着して流れるコアンダ効果の発生する
噴流とする。
15mm程度の間隙16が形成されるようにして筒状体6を導
入するとともに、送液筒13の内側に向かってスリット15
から噴出させた噴流を、送液筒13の前方に向かって傾斜
する端面13aに沿って噴出させ、この噴流を近接する筒
状体6の外壁に付着して流れるコアンダ効果の発生する
噴流とする。
そうすると、前記噴流は、送液筒13で囲まれていない部
分でも筒状体6の外壁に付着して流れ、長い範囲にわた
って筒状体6を冷却する。
分でも筒状体6の外壁に付着して流れ、長い範囲にわた
って筒状体6を冷却する。
そして、前記スリット15から噴出した噴流は、送液筒13
の後方の冷却液をも伴なって流れる噴流となり、筒状体
6を均一に冷却する。
の後方の冷却液をも伴なって流れる噴流となり、筒状体
6を均一に冷却する。
第1図乃至第4図は、本発明の実施に使用されるプラス
チックの筒状体製造装置の一例を示すものである。この
製造装置は、ホッパ2を備えた押出機1に環状の押出口
を備えたダイ3が設けられ、ダイ3の次にサイザ9を備
えた長さ1mの冷却液槽7aが設けられ、冷却液槽7aに隣
接して長さ1mの第2の冷却液槽7bが仕切り18と液封装
置19を介して設けられており、そして、この仕切り18は
左右に移動できるようになっている。また、第2の冷却
液槽7bの末端部には液封装置19・19が設けられている。
そして、冷却液槽7a・7bは密閉型となっており、吸液管
17・17が設けられていて、冷却液槽7a・7b内は、液槽の
上部で100mm〜500mmHgの負圧に減圧されるようになって
いる。そして、この製造装置にはおいては、冷却液槽を
2槽とすることにより、冷却液槽7a内の負圧の変動を防
止するようになっている。
チックの筒状体製造装置の一例を示すものである。この
製造装置は、ホッパ2を備えた押出機1に環状の押出口
を備えたダイ3が設けられ、ダイ3の次にサイザ9を備
えた長さ1mの冷却液槽7aが設けられ、冷却液槽7aに隣
接して長さ1mの第2の冷却液槽7bが仕切り18と液封装
置19を介して設けられており、そして、この仕切り18は
左右に移動できるようになっている。また、第2の冷却
液槽7bの末端部には液封装置19・19が設けられている。
そして、冷却液槽7a・7bは密閉型となっており、吸液管
17・17が設けられていて、冷却液槽7a・7b内は、液槽の
上部で100mm〜500mmHgの負圧に減圧されるようになって
いる。そして、この製造装置にはおいては、冷却液槽を
2槽とすることにより、冷却液槽7a内の負圧の変動を防
止するようになっている。
さらに、冷却液槽7a内には、送液筒13が設けられ、送液
筒13の圧入口14から5Kg/cm2の圧力で液を送入して、
送液筒13の内壁の端部周囲に設けたスリット15から噴出
させた噴流を、送液筒13の前方に向かって傾斜する端面
13aに沿って噴出できるように形成しており、前記噴流
は、送液筒13とこの送液筒13の中に挿通されるプラスチ
ックの筒状体6との間に形成される2mm〜15mm程度の間
隙16に流入して、近接する筒状体6の外壁に付着して流
れるコアンダ効果の発生する噴流とし、高速で冷却液を
流すようになっている。
筒13の圧入口14から5Kg/cm2の圧力で液を送入して、
送液筒13の内壁の端部周囲に設けたスリット15から噴出
させた噴流を、送液筒13の前方に向かって傾斜する端面
13aに沿って噴出できるように形成しており、前記噴流
は、送液筒13とこの送液筒13の中に挿通されるプラスチ
ックの筒状体6との間に形成される2mm〜15mm程度の間
隙16に流入して、近接する筒状体6の外壁に付着して流
れるコアンダ効果の発生する噴流とし、高速で冷却液を
流すようになっている。
また、押出機1からダイ3の中央部を貫通して長さ3.5m
の送気管4が設けられ、この送気管4は調節バルブ5が
設けられるとともに、冷却液槽7a・7bを貫通して設けら
れ、先端に送気口27が開口され、かつ、先端部に気封装
置23が設けられている。そして、この気封装置23は、パ
ットホルダ24を介して可撓性を有するシリコンゴム製の
パッド25が、送気口27を設けた止ねじ26により送気管4
の先端部に取り付けられて形成されており、さらに、こ
のパッド25は基部を厚肉に形成するとともに、先端部と
なるに従って薄肉に形成され、かつ、先端に向って湾曲
させた椀形に形成されている。この気封装置23の次には
引取機28が設けられている。
の送気管4が設けられ、この送気管4は調節バルブ5が
設けられるとともに、冷却液槽7a・7bを貫通して設けら
れ、先端に送気口27が開口され、かつ、先端部に気封装
置23が設けられている。そして、この気封装置23は、パ
ットホルダ24を介して可撓性を有するシリコンゴム製の
パッド25が、送気口27を設けた止ねじ26により送気管4
の先端部に取り付けられて形成されており、さらに、こ
のパッド25は基部を厚肉に形成するとともに、先端部と
なるに従って薄肉に形成され、かつ、先端に向って湾曲
させた椀形に形成されている。この気封装置23の次には
引取機28が設けられている。
引取機28の次には加熱装置32が設けられ、この加熱装置
32の外筒体33の一端中央部にはプラスチックの筒状体6
を挿通するガイド40が設けられ、このガイド40の両端部
は前記筒状体6の外径に近い径に形成され、熱風が流出
しないようになっている。そして、外筒体33の他端中央
部には、前記筒状体6を3mm程度の隙間35をもって内挿
できる導管34が設けられ、この導管34の一端の開口部41
は外筒体33内の一端近くに位置するようにして、かつ、
導管34の長さを350mmとして形成してあるが、この導管3
4の長さは加熱時間によって決定されるものである。そ
して、外筒体33の他端に、加熱空気吹込口36が外筒体33
の周方向に向けて開口されている。
32の外筒体33の一端中央部にはプラスチックの筒状体6
を挿通するガイド40が設けられ、このガイド40の両端部
は前記筒状体6の外径に近い径に形成され、熱風が流出
しないようになっている。そして、外筒体33の他端中央
部には、前記筒状体6を3mm程度の隙間35をもって内挿
できる導管34が設けられ、この導管34の一端の開口部41
は外筒体33内の一端近くに位置するようにして、かつ、
導管34の長さを350mmとして形成してあるが、この導管3
4の長さは加熱時間によって決定されるものである。そ
して、外筒体33の他端に、加熱空気吹込口36が外筒体33
の周方向に向けて開口されている。
加熱装置32の次に冷却装置37が設けられ、前記加熱装置
32で加熱された筒状体6の外側を筒状体6の内部と略等
しい温度とするようになっている。冷却装置37の次に
は、外部マンドレル38を設け、外部マンドレル38の出口
側に冷却器39を設け、その次に引取装置44が設けてあ
る。そして、この引取装置44は、第1の挟み具45a・45b
と第2の挟み具46a・46bを備え、この2組の挟み具45・
46は、一方の挟み具が延伸パイプ43を挟んで引き取って
いる間に、他方の挟み具はその先端部を開き前記一方の
挟み具を越えて外部マンドレル38側に進出し、延伸パイ
プ43を挟むようになっており、そして、2組の挟み具45
・46で交互に延伸パイプ43を挟んで引き取るようになっ
ている。
32で加熱された筒状体6の外側を筒状体6の内部と略等
しい温度とするようになっている。冷却装置37の次に
は、外部マンドレル38を設け、外部マンドレル38の出口
側に冷却器39を設け、その次に引取装置44が設けてあ
る。そして、この引取装置44は、第1の挟み具45a・45b
と第2の挟み具46a・46bを備え、この2組の挟み具45・
46は、一方の挟み具が延伸パイプ43を挟んで引き取って
いる間に、他方の挟み具はその先端部を開き前記一方の
挟み具を越えて外部マンドレル38側に進出し、延伸パイ
プ43を挟むようになっており、そして、2組の挟み具45
・46で交互に延伸パイプ43を挟んで引き取るようになっ
ている。
以下、前記図に基づいて本発明の実施例を説明する。
すなわち、押出機1で加熱し溶融したポリエチレンテレ
フタレートをダイ3から筒状体6にして押出し、サイザ
9を通して、5℃のエチレングリコール水溶液が、200m
mHgの負圧(冷却液槽7aの上部において)に減圧して満
たされている冷却液槽7a内に導き、さらに、内径24mmの
送液筒13内に、送液筒13と筒状体6との間に略2mm〜15
mm程度の間隙16が形成されるようにして筒状体6を導入
し、圧入口14から5kg/cm2の圧力で冷却液を送入し
て、送液筒13の内壁の端部周囲に設けたスリット15から
噴出させた噴流を、送液筒13の前方に向かって傾斜する
端面13aに沿って噴出させ、この噴流を近接する筒状体
6の外壁に付着して流れるコアンダ効果の発生する噴流
として、この噴流で前記スリット15の付近にある冷却液
を伴なって流れ、そして、前記送液筒13で囲まれていな
い部分でも筒状体6の外壁に付着して流れ、筒状体6を
長い範囲にわたって冷却し、そして、前記筒状体6を仕
切り18に設けた液封装置19を通して、前記冷却液槽7aと
同様の冷却液槽7b内に導き、さらに、液封装置19・19を
通して引取機28で2m/分の速度で引き取り、外径18mm
・内径12mmの透明な筒状体6を得た。
フタレートをダイ3から筒状体6にして押出し、サイザ
9を通して、5℃のエチレングリコール水溶液が、200m
mHgの負圧(冷却液槽7aの上部において)に減圧して満
たされている冷却液槽7a内に導き、さらに、内径24mmの
送液筒13内に、送液筒13と筒状体6との間に略2mm〜15
mm程度の間隙16が形成されるようにして筒状体6を導入
し、圧入口14から5kg/cm2の圧力で冷却液を送入し
て、送液筒13の内壁の端部周囲に設けたスリット15から
噴出させた噴流を、送液筒13の前方に向かって傾斜する
端面13aに沿って噴出させ、この噴流を近接する筒状体
6の外壁に付着して流れるコアンダ効果の発生する噴流
として、この噴流で前記スリット15の付近にある冷却液
を伴なって流れ、そして、前記送液筒13で囲まれていな
い部分でも筒状体6の外壁に付着して流れ、筒状体6を
長い範囲にわたって冷却し、そして、前記筒状体6を仕
切り18に設けた液封装置19を通して、前記冷却液槽7aと
同様の冷却液槽7b内に導き、さらに、液封装置19・19を
通して引取機28で2m/分の速度で引き取り、外径18mm
・内径12mmの透明な筒状体6を得た。
そして、前記実施例においては、冷却液槽7a・7bを2槽
とし、かつ、負圧に減圧しているが、冷却液槽を1槽と
し、かつ、負圧に減圧しない冷却液槽とすることもでき
る。但し、冷却液槽を負圧に減圧しない場合は、筒状体
6内を正圧に保つか、或は、固化した筒状体6を冷却液
槽7内で切断し、筒状体6内を冷却液で満たすようにす
る。
とし、かつ、負圧に減圧しているが、冷却液槽を1槽と
し、かつ、負圧に減圧しない冷却液槽とすることもでき
る。但し、冷却液槽を負圧に減圧しない場合は、筒状体
6内を正圧に保つか、或は、固化した筒状体6を冷却液
槽7内で切断し、筒状体6内を冷却液で満たすようにす
る。
また、冷却液槽7a・7bも1槽のみとすることができる。
さらに、前記引取機28で引き取った筒状体6は適当な長
さに切断して製品として使用することもできるが、(缶
等の本体用とする場合はダイ3の形状及び引き取り速度
を変えて薄肉の筒状体6とする必要がある。)、第1図
の下段に画かれた延伸装置を用いて、筒状体6を延伸バ
イプ43に成形することもできる。
さに切断して製品として使用することもできるが、(缶
等の本体用とする場合はダイ3の形状及び引き取り速度
を変えて薄肉の筒状体6とする必要がある。)、第1図
の下段に画かれた延伸装置を用いて、筒状体6を延伸バ
イプ43に成形することもできる。
本発明は、押出機1のダイ3より押出された溶融プラス
チックの筒状体6を、冷却液槽7内で送液筒13内に、送
液筒13と筒状体6との間に略2mm〜15mm程度の間隙16が
形成されるようにして導入するとともに、送液筒13の内
側に向かってスリット15から噴出させた噴流を、送液筒
13の前方に向かって傾斜する端面13aに沿って噴出さ
せ、この噴流を近接する筒状体6の外壁に付着して流れ
るコアンダ効果の発生する噴流として筒状体6を冷却し
ている。
チックの筒状体6を、冷却液槽7内で送液筒13内に、送
液筒13と筒状体6との間に略2mm〜15mm程度の間隙16が
形成されるようにして導入するとともに、送液筒13の内
側に向かってスリット15から噴出させた噴流を、送液筒
13の前方に向かって傾斜する端面13aに沿って噴出さ
せ、この噴流を近接する筒状体6の外壁に付着して流れ
るコアンダ効果の発生する噴流として筒状体6を冷却し
ている。
したがって、本発明は、1箇所に設けた送液筒13のスリ
ット15で、送液筒13に囲まれていない部分の筒状体6ま
で、筒状体6の外壁に付着して流れる高速の噴流で冷却
でき、筒状体6の必要とする範囲の急速な冷却を簡単な
送液筒13を用いることによって可能となり、そして冷却
液槽7も短かくできるものである。
ット15で、送液筒13に囲まれていない部分の筒状体6ま
で、筒状体6の外壁に付着して流れる高速の噴流で冷却
でき、筒状体6の必要とする範囲の急速な冷却を簡単な
送液筒13を用いることによって可能となり、そして冷却
液槽7も短かくできるものである。
第1図は本発明の実施に使用されるプラスチック筒状体
製造装置の一例を示す図、第2図はその送液筒の断面
図、第3図はその気封装置の断面図、第4図はその加熱
装置の断面図である。 1……押出機、3……ダイ、 6……筒状体、7・7a・7b……冷却液槽、 9……サイザ、13……送液筒、 13a……端面、14……圧入口、 15……スリット、16……間隙。
製造装置の一例を示す図、第2図はその送液筒の断面
図、第3図はその気封装置の断面図、第4図はその加熱
装置の断面図である。 1……押出機、3……ダイ、 6……筒状体、7・7a・7b……冷却液槽、 9……サイザ、13……送液筒、 13a……端面、14……圧入口、 15……スリット、16……間隙。
Claims (2)
- 【請求項1】押出機1のダイ3より溶融プラスチックを
筒状体6にして押し出し、この押し出した筒状体6をサ
イザ9を通して冷却液槽7内に導き、さらに、この筒状
体6を冷却液槽7内に設置した送液筒13内に、送液筒13
と筒状体6との間に略2mm〜15mm程度の間隙16が形成さ
れるようにして導入するとともに、送液筒13の内側に向
かってスリット15から噴出させた噴流を、送液筒13の前
方に向かって傾斜する端面13aに沿って噴出させ、この
噴流を近接する筒状体6の外壁に付着して流れるコアン
ダ効果の発生する噴流として筒状体6を冷却するプラス
チック筒状体の製造方法。 - 【請求項2】冷却液槽7を負圧に減圧した前記特許請求
の範囲第1項記載のプラスチック筒状体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61061541A JPH0647268B2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | プラスチツク筒状体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP61061541A JPH0647268B2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | プラスチツク筒状体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS62216719A JPS62216719A (ja) | 1987-09-24 |
JPH0647268B2 true JPH0647268B2 (ja) | 1994-06-22 |
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ID=13174074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP61061541A Expired - Fee Related JPH0647268B2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | プラスチツク筒状体の製造方法 |
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JP (1) | JPH0647268B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040047932A1 (en) * | 2002-09-09 | 2004-03-11 | Lupke Manfred A. A. | Pipe mold apparatus with contact and air cooling of plastic in a mold tunnel |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5058074U (ja) * | 1973-09-29 | 1975-05-30 |
-
1986
- 1986-03-19 JP JP61061541A patent/JPH0647268B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62216719A (ja) | 1987-09-24 |
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