JPH0647193A - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

ドラム式洗濯乾燥機

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Publication number
JPH0647193A
JPH0647193A JP4207721A JP20772192A JPH0647193A JP H0647193 A JPH0647193 A JP H0647193A JP 4207721 A JP4207721 A JP 4207721A JP 20772192 A JP20772192 A JP 20772192A JP H0647193 A JPH0647193 A JP H0647193A
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JP
Japan
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drum
outlet
periphery
section
warm air
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4207721A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yoshizaki
紘一 吉崎
Sunao Nukaga
直 額賀
Kentaro Mochizuki
健太郎 望月
Shigetaka Hattori
重隆 服部
Giichi Baba
義一 馬場
Kenji Nakagawa
謙治 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4207721A priority Critical patent/JPH0647193A/ja
Publication of JPH0647193A publication Critical patent/JPH0647193A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 温風を吹き出すための吹出口50の周囲から
立ち上げて第1立上げ部52を設け、この第1立上げ部
52の外側にオーバラップするように、導入口の周囲に
ドラム44内へ温風を導くための第2立上げ部92を設
け、それによって、温風の漏れを防止する。 【効果】 回転軸46aの周囲からドラム44内へ温風
を導入できるので、吹出口50の開口面積を十分に確保
でき、風路抵抗を低減できる。したがって、ブロワ62
を小型化できるので、装置全体を小型化でき、しかもコ
ストを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はドラム式洗濯乾燥機に
関し、特にたとえば洗濯工程や脱水工程が終わった洗濯
物をドラム内に温風を導入しながら乾燥する、ドラム式
洗濯乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドラム式洗濯乾燥機の一例が、特
公昭62−30034号に開示されている。この従来技
術は、ドラム内への導入の際に温風が漏れるのを防止す
るために、ドラムの回転軸内に通風路を形成し、その通
風路を通してドラム内へ温風を導入するようにしたもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
回転軸内に通風路を形成するようにしているので、軸受
け機構が複雑であるという問題点があった。また、温風
吹出口の開口面積が小さいので風路抵抗が大きく、必要
風量を得るためには大型ブロワを用いて風圧を増大する
必要があり、したがって、装置全体が大型でかつ高価で
あるという問題点があった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、簡
単な構造で、しかも小型かつ安価なドラム式洗濯乾燥機
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、外槽、外槽
内に回転可能に支持される横軸形ドラム、外槽の内側へ
温風を吹き出す吹出口、吹出口から吹き出された温風を
ドラム内へ導入する導入口、吹出口の周囲から温風の吹
出方向へ立ち上げられた第1立上げ部、および導入口の
周囲から第1立上げ部の外側へ吹出方向とは逆方向に第
1立上げ部と非接触でオーバラップするように立ち上げ
られた第2立上げ部を備える、ドラム式洗濯乾燥機であ
る。
【0006】
【作用】吹出口の周囲から立ち上げられた第1立上げ部
と導入口の周囲から立ち上げられた第2立上げ部とが非
接触でオーバラップするので、乾燥時には、第1立上げ
部と第2立上げ部との隙間圧力が増大し、それによっ
て、温風の漏れが減少される。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、吹出口および導入口
をドラム回転軸の周囲に形成できるので、通風路をより
広く確保でき、風路抵抗を低減できる。したがって、よ
り小さなブロワの使用が可能になり、全体をより小型化
でき、しかもコストを低減できる。
【0008】また、第2立上げ部の先端縁を内側へ折り
返すと、温風の漏れをより効果的に減少でき、しかも第
1立上げ部と第2立上げ部との間に異物が噛み込むのを
防止できる。そして、吹出口を2つ以上に分割すると、
温風を分散できると同時に送風圧力を増大できるので、
ドラム内の隅々にまで温風を行き届かせることができ
る。
【0009】さらに、第1立上げ部と第2立上げ部との
隙間から漏れた温風が直接第2排出口から排出されるの
を防止するように短絡防止板を設けると、乾燥効率をよ
り向上できる。この発明の上述の目的,その他の目的,
特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の
詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【実施例】図1〜図3を参照して、この実施例のドラム
式洗濯乾燥機10は、略筐体状のフレーム12を含み、
フレーム12の上面中央部には、上蓋14によって開閉
される開口16が形成される。フレーム12の上面周縁
部には、洗濯プログラムの選択キーやプログラムを一時
的に停止するための一時停止キー等が配列された操作パ
ネル18および電源スイッチ20等が配置される。ま
た、フレーム12の前側面には、後述する可動式フィル
タ22を取り出すためのフィルタ取出口24が形成さ
れ、後側面には、後述する外槽26内へ給水するための
給水口28が形成される。
【0011】フレーム12の内部には、その上部に開口
30を有し、かつその前面側が開放された略横軸円筒状
の外槽26が、上部支持体32および下部支持体34に
よって弾性的に支持される。そして、外槽26の開口3
0とフレーム12の開口16とが接続部材36によって
接続され、外槽26の底部には、ヒータ38が配置され
る。外槽26の前部には、図4からよくわかるように、
外槽カバー補強板40を介して外槽カバー42が取り付
けられる。
【0012】外槽カバー補強板40は、図5からよくわ
かるように、後述するドラム44の回転軸46a(図
2)を通す孔48を有し、孔48の周囲には、乾燥時に
外槽26の内側へ温風を吹き出すための複数の吹出口5
0が形成され、各吹出口50の周囲から立ち上がって略
円筒状の第1立上げ部52が形成される。また、外槽カ
バー補強板40の高さ方向略中央部には溢水孔54が形
成され、下部には排出口56が形成され、排出口56の
周縁から立ち上がって短絡防止板58が形成される。
【0013】外槽カバー42は、図4に示すように、乾
燥時に温風を循環するための風路60を有し、この風路
60と連続するように、ブロワ62(図2),可動式フ
ィルタ22およびヒータ64(図2)等を含むユニット
66が取り付けられ、さらにユニット66と連続するよ
うに、ユニット66から送出された温風を各吹出口50
に分配するための分配ユニット68が取り付けられる。
【0014】外槽28の内部には、ステンレス等からな
る略横軸円筒状のドラム44が回転軸46aおよび46
bによって回転可能に支持される。ドラム44の周側面
には、図6からよくわかるように、洗濯物を出し入れす
るための開口72や脱水時には排水口として機能し乾燥
時には温風排出口として機能する複数の孔74等が形成
され、前側面には、ドラム44内へ温風を導入するため
の導入口76が形成される。そして、開口72には、取
手78が設けられた蓋80がガイドレール82を介して
取り付けられ、また、大バッフル84,小バッフル8
6,蓋80をロックするためのロック機構88,重量バ
ランスをとるためのバランサ90および導入口76へ温
風を導くための第2立上げ部92等が所定位置に取り付
けられる。
【0015】第2立上げ部92は、図5および図7から
よくわかるように、円筒部94,円筒部94の一方端
(先端)から内側へ折り返された第1折り返し部96お
よび円筒部94の他方端(後端)から外側へ折り返され
た第2折り返し部98を含む断面略Z状に形成される。
円筒部94の長さおよび第1折り曲げ部96の内径等
は、ドラム44を外槽26内に支持したとき、円筒部9
4が外槽カバー補強板40に形成された第1立上げ部5
2の外側にオーバラップされ、かつ第1折り曲げ部96
の内周縁と第1立上げ部52との間に僅かな隙間が形成
され得るように決定される。
【0016】図2を参照して、ドラム44を外槽26内
に支持した状態で、一方の回転軸46bが外槽26の後
面から外部へ突出され、この突出部に駆動プーリ100
が取り付けられる。また、外槽26の下方にはモータ1
02が配置され、モータ102の出力軸に小プーリ10
4が取り付けられる。そして、駆動プーリ100と小プ
ーリ104とがベルト106によって連結され、それに
よって、モータ102の動力がドラム44に伝達され
る。
【0017】動作において、操作ボード18の洗濯プロ
グラム選択キーによって、洗濯→脱水→乾燥プログラム
を実行すると、洗濯時には、モータ102によってドラ
ム44が約50r.p.m で繰り返し反転され、ドラム44
内の洗濯物が大バッフル84に掻き上げられては上方か
ら下方へ落下され、いわゆるたたき洗いが行われる。ま
た、この間、洗濯水がヒータ38によって加熱され、洗
浄効率の向上が図られる。
【0018】脱水時には、モータ102によってドラム
44が約800r.p.m で一方向に回転され、ドラム44
内の洗濯物が遠心力で脱水される。乾燥時には、モータ
102によってドラム44が約55r.p.m で回転される
とともに、ユニット66内に配置されたブロワ62によ
って温風が循環される。すなわち、ヒータ64で加熱さ
れた温風が、分配ユニット68→吹出口50→導入口7
6→ドラム44内→孔74→外槽26内→排出口56→
風路60→ユニット66→…と循環される。
【0019】この実施例によれば、吹出口50の周囲か
ら立ち上げられた第1立上げ部52とドラム44に取り
付けられた第2立上げ部92とがオーバラップされてい
るので、乾燥時にこれらの隙間から温風が漏れるのを可
及的減少できる。また、これらの隙間から温風が漏れた
としても、この温風が直接排出口56から風路60へ排
出されるのを短絡防止板58によって防止できるので、
乾燥効率の低下を防止できる。
【0020】そして、第2立上げ部92の先端に第1折
り曲げ部96を形成するようにしているので、第1立上
げ部52と第2立上げ部92との間へヘアピンやつまよ
うじ等の異物が噛み込まれるのを防止できる。さらに、
たとえば図8に示すように、第2立上げ部92の円筒部
94をドラム44側へ向かって拡径されたテーパ状に形
成すると、異物をドラム44側へ戻す効果をも期待でき
る。
【0021】なお、この実施例では、第2立上げ部92
を断面略Z状に形成するようにしているが、この第2立
上げ部92は、たとえば図9に示すように、断面略L状
に形成されてもよい。このような形状であっても第1立
上げ部52とオーバラップするように配置すれば温風の
漏れを減少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】ドラムを取り除いた、図1におけるIII-III 線
断面図である。
【図4】循環風路の構成を示す斜視図である。
【図5】温風の漏れを減少する構造を示す斜視図であ
る。
【図6】ドラム等を示す斜視図である。
【図7】温風の漏れを減少する構造を示す図解図であ
る。
【図8】温風の漏れを減少する構造の変形例を示す図解
図である。
【図9】温風の漏れを減少する構造の他の変形例を示す
図解図である。
【符号の説明】
10 …ドラム式洗濯乾燥機 12 …フレーム 26 …外槽 40 …外槽カバー補強板 42 …外槽カバー 44 …ドラム 50 …吹出口 52 …第1立上げ部 56 …排出口 58 …短絡防止板 62 …ブロワ 64 …ヒータ 76 …導入口 92 …第2立上げ部 102 …モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 重隆 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 馬場 義一 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 中川 謙治 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外槽、 前記外槽内に回転可能に支持される横軸形ドラム、 前記外槽の内側へ温風を吹き出す吹出口、 前記吹出口から吹き出された前記温風を前記ドラム内へ
    導入する導入口、 前記吹出口の周囲から前記温風の吹出方向へ立ち上げら
    れた第1立上げ部、および前記導入口の周囲から前記第
    1立上げ部の外側へ前記吹出方向とは逆方向に前記第1
    立上げ部と非接触でオーバラップするように立ち上げら
    れた第2立上げ部を備える、ドラム式洗濯乾燥機。
  2. 【請求項2】前記第2立上げ部の先端縁が内側に折り返
    された、請求項1記載のドラム式洗濯乾燥機。
  3. 【請求項3】前記吹出口が2つ以上に分割された、請求
    項1または2記載のドラム式洗濯乾燥機。
  4. 【請求項4】前記ドラム内に導入された前記温風を前記
    ドラムの外部へ排出する第1排出口、 前記吹出口と同一面に設けられるかつ前記第1排出口か
    ら排出された前記温風を前記外槽の外部へ排出する第2
    排出口、および前記第1立上げ部と前記第2立上げ部と
    の間から漏れた前記温風が前記第2排出口から直接排出
    されるのを防止するように前記第2排出口周縁から前記
    第1立上げ部と同方向へ立ち上げられた短絡防止板をさ
    らに備える、請求項1ないし3のいずれかに記載のドラ
    ム式洗濯乾燥機。
JP4207721A 1992-08-04 1992-08-04 ドラム式洗濯乾燥機 Withdrawn JPH0647193A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1152082A2 (en) * 2000-04-27 2001-11-07 Electrolux Zanussi S.p.A. Top-loading clothes washing and drying machine with substantially horizontal-axis rotating drum
JP2007244487A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Toshiba Corp 洗濯乾燥機
JP2009082539A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Tosen Machinery Corp 区画式乾燥機

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EP1152082A3 (en) * 2000-04-27 2003-01-15 Electrolux Zanussi S.p.A. Top-loading clothes washing and drying machine with substantially horizontal-axis rotating drum
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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 19991005