JPH0698988A - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents
ドラム式洗濯乾燥機Info
- Publication number
- JPH0698988A JPH0698988A JP4250847A JP25084792A JPH0698988A JP H0698988 A JPH0698988 A JP H0698988A JP 4250847 A JP4250847 A JP 4250847A JP 25084792 A JP25084792 A JP 25084792A JP H0698988 A JPH0698988 A JP H0698988A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- duct
- wind
- blower
- heater
- Prior art date
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- Withdrawn
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Landscapes
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 乾燥時に温風を循環する循環風路を外槽の軸
方向一方側面に沿わせてまとめて形成する。略Ｕ字状の
ハウジング６４を有する第１ユニット５６の第２縦辺部
６２の内部に、上流側から可動式フィルタ２２，固定式
フィルタ６８および半導体（ＰＴＣ）ヒータ７６を順次
配置し、第２縦辺部６２の内部上面（天面）に、風向板
８０を形成する。 【効果】 装置全体を小型化できる。また、風向板８０
によって、ヒータ７６へむらなく空気を供給できるの
で、ヒータ７６による循環空気の加熱効率を向上でき
る。
方向一方側面に沿わせてまとめて形成する。略Ｕ字状の
ハウジング６４を有する第１ユニット５６の第２縦辺部
６２の内部に、上流側から可動式フィルタ２２，固定式
フィルタ６８および半導体（ＰＴＣ）ヒータ７６を順次
配置し、第２縦辺部６２の内部上面（天面）に、風向板
８０を形成する。 【効果】 装置全体を小型化できる。また、風向板８０
によって、ヒータ７６へむらなく空気を供給できるの
で、ヒータ７６による循環空気の加熱効率を向上でき
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はドラム式洗濯乾燥機に
関し、特にたとえば横軸形ドラムを備え、洗濯，脱水お
よび乾燥の各工程によって洗濯する、ドラム式洗濯乾燥
機に関する。
関し、特にたとえば横軸形ドラムを備え、洗濯，脱水お
よび乾燥の各工程によって洗濯する、ドラム式洗濯乾燥
機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のドラム式洗濯乾燥機の一例が、特
開平３−９７８９号に開示されている。このドラム式洗
濯乾燥機１は、図１０に示すように、フレーム２を含
み、フレーム２の内部には、略中空円筒状の外槽３が支
持され、外槽３の内部には、その周側面に複数の孔４を
有するドラム５が回転可能に支持される。外槽３の軸方
向一方側面には、ドラム５内へ温風を吹き込む吹込口６
ａが形成され、外槽３の周側面には、孔４から排出され
た温風を吸入する吸入口６ｂが形成される。そして、外
槽３の外部には、吹込口６ａと吸入口６ｂとを連通する
略Ｌ形状の風路７が形成される。さらに、風路７の内部
には、温風を循環するためのブロワ８およびブロワ８か
らの風を加熱する半導体（ＰＴＣ）ヒータ９が配置され
る。この半導体（ＰＴＣ）ヒータ９は、或る一定温度に
達すると電流が減り、温度が下がると電流が増加し、そ
れによって、温度を一定に保つ機能を有する。
開平３−９７８９号に開示されている。このドラム式洗
濯乾燥機１は、図１０に示すように、フレーム２を含
み、フレーム２の内部には、略中空円筒状の外槽３が支
持され、外槽３の内部には、その周側面に複数の孔４を
有するドラム５が回転可能に支持される。外槽３の軸方
向一方側面には、ドラム５内へ温風を吹き込む吹込口６
ａが形成され、外槽３の周側面には、孔４から排出され
た温風を吸入する吸入口６ｂが形成される。そして、外
槽３の外部には、吹込口６ａと吸入口６ｂとを連通する
略Ｌ形状の風路７が形成される。さらに、風路７の内部
には、温風を循環するためのブロワ８およびブロワ８か
らの風を加熱する半導体（ＰＴＣ）ヒータ９が配置され
る。この半導体（ＰＴＣ）ヒータ９は、或る一定温度に
達すると電流が減り、温度が下がると電流が増加し、そ
れによって、温度を一定に保つ機能を有する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
風路７が外槽３の異なる２側面に沿って略Ｌ形状に形成
されているので、風路７を収納するためにフレーム２が
２方向（上下方向および左右方向）へ拡大されており、
全体が大型であるという問題点があった。また、ヒータ
９には、その主面に対して略平行方向から風が供給され
るので（図１０）、ヒータ９の各部分を通過する風量に
むらが生じ、加熱効率が悪いという問題点もあった。
風路７が外槽３の異なる２側面に沿って略Ｌ形状に形成
されているので、風路７を収納するためにフレーム２が
２方向（上下方向および左右方向）へ拡大されており、
全体が大型であるという問題点があった。また、ヒータ
９には、その主面に対して略平行方向から風が供給され
るので（図１０）、ヒータ９の各部分を通過する風量に
むらが生じ、加熱効率が悪いという問題点もあった。
【０００４】それゆえに、この発明の主たる目的は、装
置全体を小型化でき、しかもヒータによる温風の加熱効
率を向上できる、ドラム式洗濯乾燥機を提供することで
ある。
置全体を小型化でき、しかもヒータによる温風の加熱効
率を向上できる、ドラム式洗濯乾燥機を提供することで
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、その内部に
横軸形ドラムが回転可能に支持される略横軸円筒状の外
槽、外槽の軸方向一方側面中央部に設けられるかつドラ
ム内へ温風を吹き込む吹込口、側面下部に設けられるか
つドラムから排出された温風を吸入する吸入口、その下
端部が吹込口と連通するかつ側面に沿って上下方向へ延
びて形成される第１ダクトと、第１ダクトの上端部と吸
込口とを側面に沿って連通する第２ダクトとを有する循
環風路、第２ダクト内に設けられるブロワ、第１ダクト
内に設けられるかつブロワからの風を加熱する半導体ヒ
ータ、および第１ダクトの上部内面に設けられる風向板
を備える、ドラム式洗濯乾燥機である。
横軸形ドラムが回転可能に支持される略横軸円筒状の外
槽、外槽の軸方向一方側面中央部に設けられるかつドラ
ム内へ温風を吹き込む吹込口、側面下部に設けられるか
つドラムから排出された温風を吸入する吸入口、その下
端部が吹込口と連通するかつ側面に沿って上下方向へ延
びて形成される第１ダクトと、第１ダクトの上端部と吸
込口とを側面に沿って連通する第２ダクトとを有する循
環風路、第２ダクト内に設けられるブロワ、第１ダクト
内に設けられるかつブロワからの風を加熱する半導体ヒ
ータ、および第１ダクトの上部内面に設けられる風向板
を備える、ドラム式洗濯乾燥機である。
【０００６】
【作用】風路を外槽の１側面に沿って形成するようにし
ているので、風路を収納するためにはフレームを１方向
へのみ拡大すればよく、したがって、フレームを２方向
へ拡大していた従来技術に比べて装置全体を小型化でき
る。また、風向板によってブロワからの風をむらなくヒ
ータへ供給することができるので、ヒータによる加熱効
率を向上できる。また、ヒータの上流側に除塵フィルタ
を設けると、ヒータに塵埃が付着するのを防止できるの
で、加熱効率をさらに向上できる。
ているので、風路を収納するためにはフレームを１方向
へのみ拡大すればよく、したがって、フレームを２方向
へ拡大していた従来技術に比べて装置全体を小型化でき
る。また、風向板によってブロワからの風をむらなくヒ
ータへ供給することができるので、ヒータによる加熱効
率を向上できる。また、ヒータの上流側に除塵フィルタ
を設けると、ヒータに塵埃が付着するのを防止できるの
で、加熱効率をさらに向上できる。
【０００７】
【発明の効果】この発明によれば、装置全体を小型化で
き、しかもヒータによる温風の加熱効率を向上できる。
この発明の上述の目的，その他の目的，特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
き、しかもヒータによる温風の加熱効率を向上できる。
この発明の上述の目的，その他の目的，特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
【０００８】
【実施例】図１〜図３を参照して、この実施例のドラム
式洗濯乾燥機１０は、略筐体状のフレーム１２を含み、
フレーム１２の上面中央部には、上蓋１４によって開閉
される開口１６が形成される。フレーム１２の上面周縁
部には、洗濯プログラムの選択キー等が配列された操作
パネル１８や電源スイッチ２０等が配置され、また、フ
レーム１２の側面には、後述する可動式フィルタ２２を
取り出すためのフィルタ取出口２４が形成される。フィ
ルタ取出口２４には、蓋２６が取り付けられる。
式洗濯乾燥機１０は、略筐体状のフレーム１２を含み、
フレーム１２の上面中央部には、上蓋１４によって開閉
される開口１６が形成される。フレーム１２の上面周縁
部には、洗濯プログラムの選択キー等が配列された操作
パネル１８や電源スイッチ２０等が配置され、また、フ
レーム１２の側面には、後述する可動式フィルタ２２を
取り出すためのフィルタ取出口２４が形成される。フィ
ルタ取出口２４には、蓋２６が取り付けられる。
【０００９】フレーム１２の内部には、その上部に開口
２８を有しかつ前面側が開放された略横軸円筒状の本体
３０を含む外槽３２が、上部支持体３４ａおよび下部支
持体３４ｂ（図３）によって弾性的に支持される。そし
て、本体３０の開口２８とフレーム１２の開口１６とが
接続部材３６によって接続され、本体３０の前面側に
は、図４からよくわかるように、外槽カバー補強板３８
を介して外槽カバー４０が取り付けられる。外槽カバー
補強板３８は、後述するドラム４２の回転軸４４ａ（図
２）を通す孔４６を有し、孔４６の周囲には、乾燥時に
本体３０の内側へ温風を吹き出すための複数の吹込口４
８が形成される。また、外槽カバー補強板３８の高さ方
向略中央部には溢水孔５０が形成され、下部には吸入口
５２が形成される。外槽カバー４０は、乾燥時に温風を
循環するための風路５４を有し、風路５４と連続するよ
うに第１ユニット５６が取り付けられ、さらに第１ユニ
ット５６と連続するように第１ユニット５６から送出さ
れた温風を各吹込口４８へ分配するための第２ユニット
５８が取り付けられる。
２８を有しかつ前面側が開放された略横軸円筒状の本体
３０を含む外槽３２が、上部支持体３４ａおよび下部支
持体３４ｂ（図３）によって弾性的に支持される。そし
て、本体３０の開口２８とフレーム１２の開口１６とが
接続部材３６によって接続され、本体３０の前面側に
は、図４からよくわかるように、外槽カバー補強板３８
を介して外槽カバー４０が取り付けられる。外槽カバー
補強板３８は、後述するドラム４２の回転軸４４ａ（図
２）を通す孔４６を有し、孔４６の周囲には、乾燥時に
本体３０の内側へ温風を吹き出すための複数の吹込口４
８が形成される。また、外槽カバー補強板３８の高さ方
向略中央部には溢水孔５０が形成され、下部には吸入口
５２が形成される。外槽カバー４０は、乾燥時に温風を
循環するための風路５４を有し、風路５４と連続するよ
うに第１ユニット５６が取り付けられ、さらに第１ユニ
ット５６と連続するように第１ユニット５６から送出さ
れた温風を各吹込口４８へ分配するための第２ユニット
５８が取り付けられる。
【００１０】第１ユニット５６は、風路５４と接続され
る第１縦辺部６０および第２ユニット５８と接続される
かつ前後方向長さに対して十分に長い左右方向長さを有
する第２縦辺部６２を有する略Ｕ形状のハウジング６４
を含み、第１縦辺部６０の内部には、ブロワ６６が設け
られる。第２縦辺部６２の前面には、可動式フィルタ２
２および固定式フィルタ６８を出し入れするための開口
７０が形成される。また、第２縦辺部６２の左右内側面
には、図５からよくわかるように、開口７０から挿入さ
れた可動式フィルタ２２および固定式フィルタ６８を案
内しかつ支持するための第１溝７２および第２溝７４が
前後方向に延びて形成され、第２溝７４の下方には、半
導体（ＰＴＣ）ヒータ（以下、単に「ヒータ」という）
７６を支持するための第３溝７８が前後方向に延びて形
成される。さらに、第２縦辺部６２の上部内面（天面）
には、ブロワ６６からの風をヒータ７６へむらなく供給
するための風向板８０（図５）が形成される。
る第１縦辺部６０および第２ユニット５８と接続される
かつ前後方向長さに対して十分に長い左右方向長さを有
する第２縦辺部６２を有する略Ｕ形状のハウジング６４
を含み、第１縦辺部６０の内部には、ブロワ６６が設け
られる。第２縦辺部６２の前面には、可動式フィルタ２
２および固定式フィルタ６８を出し入れするための開口
７０が形成される。また、第２縦辺部６２の左右内側面
には、図５からよくわかるように、開口７０から挿入さ
れた可動式フィルタ２２および固定式フィルタ６８を案
内しかつ支持するための第１溝７２および第２溝７４が
前後方向に延びて形成され、第２溝７４の下方には、半
導体（ＰＴＣ）ヒータ（以下、単に「ヒータ」という）
７６を支持するための第３溝７８が前後方向に延びて形
成される。さらに、第２縦辺部６２の上部内面（天面）
には、ブロワ６６からの風をヒータ７６へむらなく供給
するための風向板８０（図５）が形成される。
【００１１】可動式フィルタ２２は、図６からよくわか
るように、空気を通す窓８２を有するフレーム８４を含
み、窓８２には、フィルタ材８６が取り付けられる。ま
た、フレーム８４の前部には、開口７０を開閉するため
の蓋８８が形成され、蓋８８の外周縁には、パッキン９
０が取り付けられる。さらに、蓋８８の略中央部には、
図７に示すような係止部材９２が取り付けられる。係止
部材９２は、つまみ９４および回転軸９６を含み、回転
軸９６が蓋８８に形成された孔９８に通され、蓋８８の
裏側に突出した部分に係止棒１００が取り付けられる。
また、フレーム８４の左右外側面には、第１溝７２を摺
動する突起１０２（図５）が形成される。可動式フィル
タ２２を第２縦辺部６２内へ挿入する際には、係止部材
９２のつまみ９４を回転して係止棒１００を水平にす
る。そして、可動式フィルタ２２を第１溝７２に沿わせ
て第２縦辺部６２内へ挿入した後につまみ９４を９０°
回転して係止棒１００を立てる。すると、係止棒１００
が開口７０の周縁内側に係止され、それによって、可動
式フィルタ２２がロックされる。
るように、空気を通す窓８２を有するフレーム８４を含
み、窓８２には、フィルタ材８６が取り付けられる。ま
た、フレーム８４の前部には、開口７０を開閉するため
の蓋８８が形成され、蓋８８の外周縁には、パッキン９
０が取り付けられる。さらに、蓋８８の略中央部には、
図７に示すような係止部材９２が取り付けられる。係止
部材９２は、つまみ９４および回転軸９６を含み、回転
軸９６が蓋８８に形成された孔９８に通され、蓋８８の
裏側に突出した部分に係止棒１００が取り付けられる。
また、フレーム８４の左右外側面には、第１溝７２を摺
動する突起１０２（図５）が形成される。可動式フィル
タ２２を第２縦辺部６２内へ挿入する際には、係止部材
９２のつまみ９４を回転して係止棒１００を水平にす
る。そして、可動式フィルタ２２を第１溝７２に沿わせ
て第２縦辺部６２内へ挿入した後につまみ９４を９０°
回転して係止棒１００を立てる。すると、係止棒１００
が開口７０の周縁内側に係止され、それによって、可動
式フィルタ２２がロックされる。
【００１２】固定式フィルタ６８は、図６からよくわか
るように、空気を通す窓１０２を有するフレーム１０４
を含み、窓１０２には、可動式フィルタ２２で用いたフ
ィルタ材８６よりも目の細かいフィルタ材１０６が取り
付けられる。第２溝７４の前端面近傍には、図８からよ
くわかるように、係止爪１１０がビス１１２によって取
り付けられる。固定式フィルタ６８を第２縦辺部６２内
へ挿入する際には、ビス１１２を緩めて係止爪１１０を
上方向へ回転し、第２溝７４の挿入口を開放する。そし
て、固定式フィルタ６８を第２溝７４に沿わせて第２縦
辺部６２内へ挿入した後に係止爪１１０を９０°回転
し、ビス１１２によって固定する。すると、固定式フィ
ルタ６８の前端面が係止爪１１０によって係止され（図
８）、固定式フィルタ６８がロックされる。
るように、空気を通す窓１０２を有するフレーム１０４
を含み、窓１０２には、可動式フィルタ２２で用いたフ
ィルタ材８６よりも目の細かいフィルタ材１０６が取り
付けられる。第２溝７４の前端面近傍には、図８からよ
くわかるように、係止爪１１０がビス１１２によって取
り付けられる。固定式フィルタ６８を第２縦辺部６２内
へ挿入する際には、ビス１１２を緩めて係止爪１１０を
上方向へ回転し、第２溝７４の挿入口を開放する。そし
て、固定式フィルタ６８を第２溝７４に沿わせて第２縦
辺部６２内へ挿入した後に係止爪１１０を９０°回転
し、ビス１１２によって固定する。すると、固定式フィ
ルタ６８の前端面が係止爪１１０によって係止され（図
８）、固定式フィルタ６８がロックされる。
【００１３】ヒータ７６は、図９からよくわかるよう
に、フレーム１１６を含み、このフレーム１１６によっ
て、横方向に配置された４つのヒータ素子１１８が支持
される。第２ユニット５８は、軸受１２０（図２）を取
り付けるための孔１２２を有するハウジング１２４を含
み、ハウジング１２４の内部上部には、洗濯時等にハウ
ジング１２４内へ浸入した泡を検知するための電極棒１
２６ａおよび１２６ｂが平行に配置される（図５）。そ
して、第１ユニット５６と第２ユニット５８との接続部
には、ヒータ７６に泡が付着するのを防止するための金
網１２８が介挿される。
に、フレーム１１６を含み、このフレーム１１６によっ
て、横方向に配置された４つのヒータ素子１１８が支持
される。第２ユニット５８は、軸受１２０（図２）を取
り付けるための孔１２２を有するハウジング１２４を含
み、ハウジング１２４の内部上部には、洗濯時等にハウ
ジング１２４内へ浸入した泡を検知するための電極棒１
２６ａおよび１２６ｂが平行に配置される（図５）。そ
して、第１ユニット５６と第２ユニット５８との接続部
には、ヒータ７６に泡が付着するのを防止するための金
網１２８が介挿される。
【００１４】なお、その下端部が吹込口４８と連通しか
つ上下方向へ延びて形成される第１ダクトと、第１ダク
トの上端部と吸入口５２とを連通する第２ダクトとを有
する構成であるならば、風路５４，第１ユニット５６お
よび第２ユニット５８は、一体に形成されてもよい。こ
のように、その外部に循環風路が形成された外槽３２の
内部には、ステンレス等からなる略横軸円筒状のドラム
４２が回転軸４４ａおよび４４ｂによって回転可能に支
持される。ドラム４２の周側面には、洗濯物を出し入れ
するための図示しない開口や脱水時には排水孔として機
能し、乾燥時には排気孔として機能する複数の孔１３０
等が形成され、ドラム４２の内面には、洗濯時および乾
燥時に洗濯物を掻き上げるためのバッフル１３２等が形
成される。そして、ドラム４２を外槽３２内に支持した
状態で、ドラム４２の回転軸４４ｂが外槽３２の側面か
ら外部へ突出され、この突出部に駆動プーリ１３４が取
り付けられる。また、外槽３２の下方には、モータ１３
６が配置され、モータ１３６の出力軸には、小プーリ１
３８が取り付けられる。そして、駆動プーリ１３４と小
プーリ１３８とがベルト１４０によって連結され、それ
によって、モータ１３６の動力がドラム４２へ伝達され
る。
つ上下方向へ延びて形成される第１ダクトと、第１ダク
トの上端部と吸入口５２とを連通する第２ダクトとを有
する構成であるならば、風路５４，第１ユニット５６お
よび第２ユニット５８は、一体に形成されてもよい。こ
のように、その外部に循環風路が形成された外槽３２の
内部には、ステンレス等からなる略横軸円筒状のドラム
４２が回転軸４４ａおよび４４ｂによって回転可能に支
持される。ドラム４２の周側面には、洗濯物を出し入れ
するための図示しない開口や脱水時には排水孔として機
能し、乾燥時には排気孔として機能する複数の孔１３０
等が形成され、ドラム４２の内面には、洗濯時および乾
燥時に洗濯物を掻き上げるためのバッフル１３２等が形
成される。そして、ドラム４２を外槽３２内に支持した
状態で、ドラム４２の回転軸４４ｂが外槽３２の側面か
ら外部へ突出され、この突出部に駆動プーリ１３４が取
り付けられる。また、外槽３２の下方には、モータ１３
６が配置され、モータ１３６の出力軸には、小プーリ１
３８が取り付けられる。そして、駆動プーリ１３４と小
プーリ１３８とがベルト１４０によって連結され、それ
によって、モータ１３６の動力がドラム４２へ伝達され
る。
【００１５】動作において、操作ボード１８（図１）の
洗濯プログラム選択キーによって、洗濯→脱水→乾燥プ
ログラムを実行すると、洗濯時には、モータ１３６によ
ってドラム４２が約５０r.p.m で繰り返し反転され、ド
ラム４２内の洗濯物がバッフル１３２に掻き上げられて
は上方から下方へ落下され、いわゆる叩き洗いが行われ
る。
洗濯プログラム選択キーによって、洗濯→脱水→乾燥プ
ログラムを実行すると、洗濯時には、モータ１３６によ
ってドラム４２が約５０r.p.m で繰り返し反転され、ド
ラム４２内の洗濯物がバッフル１３２に掻き上げられて
は上方から下方へ落下され、いわゆる叩き洗いが行われ
る。
【００１６】脱水時には、モータ１３６によってドラム
４２が約８００r.p.m で１方向に回転され、ドラム４２
内の洗濯物が遠心力で脱水される。乾燥時には、モータ
１３６によってドラム４２が約５５r.p.m で回転される
とともに、第１ユニット５６内に収納されたブロワ６６
（図３）によって温風が循環される。すなわち、ブロワ
６６から吹き出された空気が、可動式フィルタ２２→固
定式フィルタ６８→ヒータ７６→第２ユニット５８→吹
出口４８→ドラム４２内→孔１３０→外槽３２内→吸入
口５２→風路５４→ブロワ６６→…と循環される。
４２が約８００r.p.m で１方向に回転され、ドラム４２
内の洗濯物が遠心力で脱水される。乾燥時には、モータ
１３６によってドラム４２が約５５r.p.m で回転される
とともに、第１ユニット５６内に収納されたブロワ６６
（図３）によって温風が循環される。すなわち、ブロワ
６６から吹き出された空気が、可動式フィルタ２２→固
定式フィルタ６８→ヒータ７６→第２ユニット５８→吹
出口４８→ドラム４２内→孔１３０→外槽３２内→吸入
口５２→風路５４→ブロワ６６→…と循環される。
【００１７】この実施例によれば、風路５４，第１ユニ
ット５６および第２ユニット５８等によって構成される
循環風路を外槽３２の軸方向一方側面に沿わせてまとめ
て形成するようにしているので、装置全体を小型化でき
る。また、第２縦辺部６２の内部上面（天面）に風向板
８０を形成して、ブロワ６６から送風された空気をヒー
タ７６へむらなく供給するようにしているので、ヒータ
７６による循環空気の加熱効率を向上できる。
ット５６および第２ユニット５８等によって構成される
循環風路を外槽３２の軸方向一方側面に沿わせてまとめ
て形成するようにしているので、装置全体を小型化でき
る。また、第２縦辺部６２の内部上面（天面）に風向板
８０を形成して、ブロワ６６から送風された空気をヒー
タ７６へむらなく供給するようにしているので、ヒータ
７６による循環空気の加熱効率を向上できる。
【００１８】そして、ヒータ７６の上流側に可動式フィ
ルタ２２および固定式フィルタ６８を配置するようにし
ているので、ヒータ７６に塵埃が付着するのを防止でき
る。さらに、固定式フィルタ６８を係止する係止爪１１
０をビス１１２によって固定するようにしているので、
固定式フィルタ６８が不用意に取り外されるのを防止で
きる。したがって、開口７０からヒータ７６に手を触れ
て感電する等の事故を防止できる。
ルタ２２および固定式フィルタ６８を配置するようにし
ているので、ヒータ７６に塵埃が付着するのを防止でき
る。さらに、固定式フィルタ６８を係止する係止爪１１
０をビス１１２によって固定するようにしているので、
固定式フィルタ６８が不用意に取り外されるのを防止で
きる。したがって、開口７０からヒータ７６に手を触れ
て感電する等の事故を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図２】図１におけるII−II線断面図である。
【図３】図１におけるIII-III 線断面図である。
【図４】循環風路の構成を示す斜視図である。
【図５】フィルタおよびヒータ等の取り付け状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図６】可動式フィルタおよび固定式フィルタを装着す
る方法を示す断面図である。
る方法を示す断面図である。
【図７】可動式フィルタに用いられる係止部材を示す斜
視図である。
視図である。
【図８】係止爪によって固定式フィルタ６８を係止した
状態を示す図解図である。
状態を示す図解図である。
【図９】半導体（ＰＴＣ）ヒータを示す斜視図である。
【図１０】従来技術を示す図解図である。
１０ …ドラム式洗濯乾燥機 １２ …フレーム ２２ …可動式フィルタ ３２ …外槽 ４８ …吹込口 ５２ …吸入口 ５４ …風路 ５６ …第１ユニット ５８ …第２ユニット ６０ …第１縦辺部 ６２ …第２縦辺部 ６４ …ハウジング ６８ …固定式フィルタ ７０ …開口 ７６ …半導体（ＰＴＣ）ヒータ ８０ …風向板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 重隆 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 馬場 義一 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 中川 謙治 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】その内部に横軸形ドラムが回転可能に支持
される略横軸円筒状の外槽、 前記外槽の軸方向一方側面中央部に設けられるかつ前記
ドラム内へ温風を吹き込む吹込口、 前記側面下部に設けられるかつ前記ドラムから排出され
た前記温風を吸入する吸入口、 その下端部が前記吹込口と連通するかつ前記側面に沿っ
て上下方向へ延びて形成される第１ダクトと、前記第１
ダクトの上端部と前記吸込口とを前記側面に沿って連通
する第２ダクトとを有する循環風路、 前記第２ダクト内に設けられるブロワ、 前記第１ダクト内に設けられるかつ前記ブロワからの風
を加熱する半導体ヒータ、および前記第１ダクトの上部
内面に設けられる風向板を備える、ドラム式洗濯乾燥
機。 - 【請求項２】前記第１ダクト内における前記半導体ヒー
タの上流側に、前記半導体ヒータと平行に除塵フィルタ
を着脱可能に取り付けた、請求項１記載のドラム式洗濯
乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4250847A JPH0698988A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | ドラム式洗濯乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4250847A JPH0698988A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | ドラム式洗濯乾燥機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0698988A true JPH0698988A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17213897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4250847A Withdrawn JPH0698988A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | ドラム式洗濯乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0698988A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008050128A1 (en) * | 2006-10-26 | 2008-05-02 | Starbridge Systems Limited | Wax micro actuator |
| US8048041B2 (en) | 2006-10-26 | 2011-11-01 | Cellnovo, Ltd. | Micro-valve |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP4250847A patent/JPH0698988A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008050128A1 (en) * | 2006-10-26 | 2008-05-02 | Starbridge Systems Limited | Wax micro actuator |
| US8048041B2 (en) | 2006-10-26 | 2011-11-01 | Cellnovo, Ltd. | Micro-valve |
| US8784403B2 (en) | 2006-10-26 | 2014-07-22 | Cellnovo, Ltd. | Wax micro actuator |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |