JPH0647183U - 精密部品収納箱 - Google Patents
精密部品収納箱Info
- Publication number
- JPH0647183U JPH0647183U JP9277492U JP9277492U JPH0647183U JP H0647183 U JPH0647183 U JP H0647183U JP 9277492 U JP9277492 U JP 9277492U JP 9277492 U JP9277492 U JP 9277492U JP H0647183 U JPH0647183 U JP H0647183U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- precision parts
- storage box
- closed
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 樹脂の粉が発生する不具合を解消する一方、
物品収納凹部を収納される精密部品の形状にフィットさ
せ、かつ、身体と蓋体が閉じられたときにしっかりと止
められ、風や振動等によってみだりに開かないようにす
る。 【構成】 発泡ポリスチレンシート製であって、ヒンジ
部3によって二つ折り可能に連設された身体1と蓋体2
を備え、この身体1と蓋体2には両者が閉じられた時に
互いに接合できる物品収納凹部4,5と、少なくとも一
部6a,7aが面接触する状態で嵌合できる嵌合部6,
7を設けてある。
物品収納凹部を収納される精密部品の形状にフィットさ
せ、かつ、身体と蓋体が閉じられたときにしっかりと止
められ、風や振動等によってみだりに開かないようにす
る。 【構成】 発泡ポリスチレンシート製であって、ヒンジ
部3によって二つ折り可能に連設された身体1と蓋体2
を備え、この身体1と蓋体2には両者が閉じられた時に
互いに接合できる物品収納凹部4,5と、少なくとも一
部6a,7aが面接触する状態で嵌合できる嵌合部6,
7を設けてある。
Description
【0001】
本考案はテレビ、ラジオ、ビデオ、コンパクトディスク機(CD機)等の電気 製品に用いられる精密部品を収納するための精密部品収納箱に関する。
【0002】
テレビ、ラジオ、ビデオ、CD機等の電気製品に用いられる精密部品を輸送す る場合には、一般に型内発泡成形品である発泡粒子成形体製の輸送箱に収容され るが、発泡粒子成形体は収納物によって削られたり欠けたりして、細かい樹脂の 粉が発生し易い。この樹脂の粉によって精密部品は支障を来すため、箱に収容す る前に部品一つずつを帯電防止用の塩化ビニルフイルム製の袋に包んでいるのが 現状である。
【0003】
収容物を一つずつ袋に包んでいては手間がかかり、包装コストも当然に高くな るし、また、ロボットによる自動化が困難であるといった間題がある。そして、 箱が発泡粒子による型内発泡成形体製では、収納される部品の形状に合わせるよ うな細かい成形ができず単なる格子枠になってしまうため、輸送時の振動で精密 部品が移動してこわれてしまうといつた問題もあった
【0004】 そこで、本考案の目的は樹脂の粉が発生する不具合を解消する一方、収納され る精密部品の形状にフィットできるようにした物品収納凹部を備え、かつ、身体 と蓋体が閉じられたときに両者はしっかりと止められ、風や輸送時の振動等によ ってみだりに開かないように改良した発泡ポリスチレンシート製の精密部品収納 箱を提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案の特徴とする精密部品収納箱は発泡ポリス チレンシート製であって、ヒンジ部によって二つ折り可能に連設された身体と蓋 体を備え、この身体と蓋体には両者が閉じられた時に互いに接合できる物品収納 凹部と、少なくとも一部が面接触する状態で嵌合できる嵌合部を設けて成るもの である。
【0006】
以下に、本考案の実施例を添付図面を参照しながら説明する。1は身体、2は 蓋体であって、両者は他の部分より厚みを薄くしたヒンジ部3によって二つ折り 可能に連設されている発泡ポリスチレンシート製の一体成形品である。身体1と 蓋体2には互いに接合できる多数個の物品収納凹部4,5が相対応して形成され ていると共に、この身体1と蓋体2には互いに嵌め外し可能である嵌合部6,7 を設けて、精密部品収納箱を構成する。
【0007】 この精密部品収納箱の構成において、一方の嵌合部6は穴に、また他方の嵌合 部7は突部にそれぞれ形成されており、その形状は三角形や四角形等の角形であ り、少なくとも一部6a,7aが面接触による摩擦作用を発揮できるようになっ ていることが必要である。また、嵌合部6,7の高さは5〜10mmであって、 面接触する部分(上記の一部6a,7a)がヒンジ部3と平行であることが好ま しく、図示実施例の場合、嵌合部6,7は身体1と蓋体2の三辺寄り部分及び中 央部にそれぞれ設けてあり、両者の閉止状態を確定できるように考慮されている 。そして、一方の嵌合部6は凹み部でもよく、また、嵌合部6,7の凹凸は逆に 設けられていてもよいことは勿論である。
【0008】 なお、発泡ポリスチレンシートは押出し成形によって製造され、そのシートか ら本精密部品収納箱を製造するには真空成形や圧空成形等の通常の熱成形手段が 用いられ、また、身体1と蓋体2の内側には、帯電防止剤を塗布するか防止剤含 有シートを積層接着することによって、帯電防止層を設けてもよい。更に、ヒン ジ部3にはミシン目を入れてもよく、それによって蓋体折り曲げ時の反発強度を 低下させると共に、身体1に収納された部品と蓋体2のフイット性が向上するの で望ましい。図中、8は補強のための突条である。
【0009】
本考案は上記の如くであって、発泡ポリスチレンシート製で樹脂の粉等が発生 する恐れがないため、精密部品を袋に包んで収納する必要がなく、その分だけで もコストダウンできることは勿論のこと、収納作業の自動化が可能となる。そし て、物品収納凹部は収納される精密部品にフイットする形状に成形できるため、 収納された部品の輸送時におけるがたつきをなくすことができるし、また、嵌合 部の存在で、閉じられた身体と蓋体が不用意に開かれる心配も解消される等、そ の実用的価値は極めて多大である。
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿って切断した展開状態の断
面図である。
面図である。
【図3】図1に示すものを閉じたときの要部断面図であ
る。
る。
1は身体 2は蓋体 3はヒンジ部 4,5は物品収納凹部 6,7は嵌合部 6a,7aは一部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 川村 良矩 三重県四日市市川尻町1000番地 三菱油化 バーデイツシエ株式会社内 (72)考案者 池口 茂高 愛知県海部郡佐屋町大字北一色字北田面 364番地 株式会社池口工業内
Claims (1)
- 【請求項1】 発泡ポリスチレンシート製であって、ヒ
ンジ部によって二つ折り可能に連設された身体と蓋体を
備え、この身体と蓋体には両者が閉じられた時に互いに
接合できる物品収納凹部と、少なくとも一部が面接触す
る状態で嵌合できる嵌合部を設けて成ることを特徴とす
る精密部品収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9277492U JPH0647183U (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 精密部品収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9277492U JPH0647183U (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 精密部品収納箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0647183U true JPH0647183U (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=14063775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9277492U Pending JPH0647183U (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 精密部品収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0647183U (ja) |
-
1992
- 1992-12-09 JP JP9277492U patent/JPH0647183U/ja active Pending
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