JPH0646885A - 光学活性なアミノ酸誘導体の製造法および新規酵素 - Google Patents
光学活性なアミノ酸誘導体の製造法および新規酵素Info
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- JPH0646885A JPH0646885A JP4199975A JP19997592A JPH0646885A JP H0646885 A JPH0646885 A JP H0646885A JP 4199975 A JP4199975 A JP 4199975A JP 19997592 A JP19997592 A JP 19997592A JP H0646885 A JPH0646885 A JP H0646885A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Abstract
(57)【要約】
【目的】 L−アミノ酸およびN−置換オキシカルボニ
ル−D−アミノ酸誘導体の製造法およびこの製造に用い
る新規酵素を提供する。 【構成】 式(I) で表わされるN−置換オキシカルボニル−D,L−アミ
ノ酸および/またはその塩に、微生物の菌体、培養物も
しくはそれらの処理物を作用させて光学分割を行ない、
L−アミノ酸およびD−N−置換オキシカルボニルアミ
ノ酸誘導体を製造する方法。
ル−D−アミノ酸誘導体の製造法およびこの製造に用い
る新規酵素を提供する。 【構成】 式(I) で表わされるN−置換オキシカルボニル−D,L−アミ
ノ酸および/またはその塩に、微生物の菌体、培養物も
しくはそれらの処理物を作用させて光学分割を行ない、
L−アミノ酸およびD−N−置換オキシカルボニルアミ
ノ酸誘導体を製造する方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種医薬中間体や食品
添加物として有用なL−アミノ酸およびD−N−置換オ
キシカルボニルアミノ酸誘導体の製造法およびこの製造
に用いる新規酵素に関する。
添加物として有用なL−アミノ酸およびD−N−置換オ
キシカルボニルアミノ酸誘導体の製造法およびこの製造
に用いる新規酵素に関する。
【0002】
【従来の技術】ラセミ体からの光学活性なアミノ酸の製
造方法としては、N-アシル-D,L−アミノ酸のうちL体の
みのアシル基を酵素により選択的に脱アシル化する方法
(特開昭63ー22188号公報)、D,L-アミノ酸カルバメート
からL体のみを酵素的に加水分解する方法〔バイオテク
ノロジー・アンド・アプライド・バイオケミストリー
(Biotech.Appl.Biochem.) ,9,251(1987),ジャーナ
ル・オブ・バイオテクノロジー(J.Biotech.),7,49(1
988)〕、N-ベンジルオキシカルボニル− D,L −アミノ
酸からL体のみを酵素的に分解する方法〔アグリカルチ
ュラル・アンド・バイオロジカル・ケミストリー(Agri
c.Biol.Chem.),48, 1673 (1984) 〕、N-置換カルボニ
ル−D,L−アミノ酸からL体のみを酵素的に脱置換カル
ボニル化する方法(特開平3ー94696 号公報)などが知ら
れている。
造方法としては、N-アシル-D,L−アミノ酸のうちL体の
みのアシル基を酵素により選択的に脱アシル化する方法
(特開昭63ー22188号公報)、D,L-アミノ酸カルバメート
からL体のみを酵素的に加水分解する方法〔バイオテク
ノロジー・アンド・アプライド・バイオケミストリー
(Biotech.Appl.Biochem.) ,9,251(1987),ジャーナ
ル・オブ・バイオテクノロジー(J.Biotech.),7,49(1
988)〕、N-ベンジルオキシカルボニル− D,L −アミノ
酸からL体のみを酵素的に分解する方法〔アグリカルチ
ュラル・アンド・バイオロジカル・ケミストリー(Agri
c.Biol.Chem.),48, 1673 (1984) 〕、N-置換カルボニ
ル−D,L−アミノ酸からL体のみを酵素的に脱置換カル
ボニル化する方法(特開平3ー94696 号公報)などが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において、
アミノ酸の保護基としてよく用いられ、導入も容易なウ
レタン型保護基のウレタン結合を立体選択的に加水分解
する活性を有する微生物は一部の細菌にのみ見いだされ
ているが、その基質特異性は非常に狭く、多くのアミノ
酸への汎用性もない。従って、L−アミノ酸のウレタン
結合を特異的に効率よく切断する方法が求められてい
る。
アミノ酸の保護基としてよく用いられ、導入も容易なウ
レタン型保護基のウレタン結合を立体選択的に加水分解
する活性を有する微生物は一部の細菌にのみ見いだされ
ているが、その基質特異性は非常に狭く、多くのアミノ
酸への汎用性もない。従って、L−アミノ酸のウレタン
結合を特異的に効率よく切断する方法が求められてい
る。
【0004】本発明の目的はウレタン結合を立体選択的
に加水分解し、L−アミノ酸およびN−置換オキシカル
ボニル−D−アミノ酸誘導体を製造する方法およびこの
製造に用いる新規酵素を提供することにある。
に加水分解し、L−アミノ酸およびN−置換オキシカル
ボニル−D−アミノ酸誘導体を製造する方法およびこの
製造に用いる新規酵素を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は,式(I)
【0006】
【化2】
【0007】(式中、R1 はα−アミノ酸のα−置換基
を表わし、R2 はアルキル基、アラルキル基もしくはア
ルケニル基を表わす)で表わされるN-置換オキシカルボ
ニル-D,L-アミノ酸および/またはその塩〔以下、化合
物(I)と略記する〕に、セルロモナス(Cellulomonas)
属、ズーグロエア(Zoogloea)属、ロドトルラ(Rhodotoru
la) 属、ロドスポリディウム(Rhodosporidium)属および
クロッケラ(Kloeckera) 属に属し、N-置換オキシカルボ
ニル-D,L-アミノ酸を立体選択的に加水分解する能力を
有する微生物の菌体、培養物もしくはそれらの処理物を
作用させ光学分割を行なうことを特徴とするL−アミノ
酸およびD−N−置換オキシカルボニルアミノ酸誘導体
の製造法に関する。
を表わし、R2 はアルキル基、アラルキル基もしくはア
ルケニル基を表わす)で表わされるN-置換オキシカルボ
ニル-D,L-アミノ酸および/またはその塩〔以下、化合
物(I)と略記する〕に、セルロモナス(Cellulomonas)
属、ズーグロエア(Zoogloea)属、ロドトルラ(Rhodotoru
la) 属、ロドスポリディウム(Rhodosporidium)属および
クロッケラ(Kloeckera) 属に属し、N-置換オキシカルボ
ニル-D,L-アミノ酸を立体選択的に加水分解する能力を
有する微生物の菌体、培養物もしくはそれらの処理物を
作用させ光学分割を行なうことを特徴とするL−アミノ
酸およびD−N−置換オキシカルボニルアミノ酸誘導体
の製造法に関する。
【0008】式中、R1 の定義におけるα−アミノ酸と
しては、アラニン、ロイシンなどの中性アミノ酸、アス
パラギン酸およびそのβ−エステル、グルタミン酸およ
びそのγ−エステルなどの酸性アミノ酸、リジン、オル
ニチン、アルギニンなどの塩基性アミノ酸、フェニルア
ラニン、チロシンなどの芳香族アミノ酸などの天然アミ
ノ酸以外にチエニルアラニンなどの非天然型α−アミノ
酸があげられる。
しては、アラニン、ロイシンなどの中性アミノ酸、アス
パラギン酸およびそのβ−エステル、グルタミン酸およ
びそのγ−エステルなどの酸性アミノ酸、リジン、オル
ニチン、アルギニンなどの塩基性アミノ酸、フェニルア
ラニン、チロシンなどの芳香族アミノ酸などの天然アミ
ノ酸以外にチエニルアラニンなどの非天然型α−アミノ
酸があげられる。
【0009】R2 の定義におけるアルキル基としては、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、te
rt−ブチルなどの炭素数1〜8の直鎖または分岐状のア
ルキル、ベンジル、フェネチルなどの炭素数7〜20の
アラルキル、ビニル、アリル、ホモアリルなどの炭素数
2〜8のアルケニルがあげられる。N−置換オキシカル
ボニル−D,L−アミノ酸の塩としては、ナトリウム、
カリウム、アンモニウム、カルシウムなどの塩があげら
れる。
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、te
rt−ブチルなどの炭素数1〜8の直鎖または分岐状のア
ルキル、ベンジル、フェネチルなどの炭素数7〜20の
アラルキル、ビニル、アリル、ホモアリルなどの炭素数
2〜8のアルケニルがあげられる。N−置換オキシカル
ボニル−D,L−アミノ酸の塩としては、ナトリウム、
カリウム、アンモニウム、カルシウムなどの塩があげら
れる。
【0010】本発明に使用される微生物としては、前記
微生物のうち、N-置換オキシカルボニル-D,L-アミノ酸
のL体だけを選択的に脱置換オキシカルボニル化して、L
-アミノ酸に変換することのできる微生物であればいず
れも用いることができる。このような微生物は一般に入
手または購入が容易である保存株から選択することもで
きるし、または自然界から分離することもできる。
微生物のうち、N-置換オキシカルボニル-D,L-アミノ酸
のL体だけを選択的に脱置換オキシカルボニル化して、L
-アミノ酸に変換することのできる微生物であればいず
れも用いることができる。このような微生物は一般に入
手または購入が容易である保存株から選択することもで
きるし、または自然界から分離することもできる。
【0011】尚、これらの菌株に変異を生じさせて生産
性の高い菌株を得ることもできる。本発明に使用する微
生物のうち、一般に入手可能な細菌の例としては、セル
ロモナス・フラビゲナ ATCC 482 ( Cellulomonas flavi
gena ATCC 482 )、セルロモナス・タルバタ ATCC 25835
( Cellulomonas turbata ATCC 25835 )、ズーグロエア
・ラミゲラ ATCC 19623 ( Zoogloea ramigera ATCC 196
23 )があげられる。
性の高い菌株を得ることもできる。本発明に使用する微
生物のうち、一般に入手可能な細菌の例としては、セル
ロモナス・フラビゲナ ATCC 482 ( Cellulomonas flavi
gena ATCC 482 )、セルロモナス・タルバタ ATCC 25835
( Cellulomonas turbata ATCC 25835 )、ズーグロエア
・ラミゲラ ATCC 19623 ( Zoogloea ramigera ATCC 196
23 )があげられる。
【0012】また、一般に入手可能な酵母の例としては
ロドトルラ・ミヌタ ATCC 32769 (Rhodotorula minuta
ATCC 32769 )、ロドトルラ・ミヌタ ATCC 10658 (Rhodo
torula minuta ATCC10658 )、ロドスポリディウム・ダ
クリョイダムATCC 10788 ( Rhodosporidium dacryoidum
ATCC 10788) 、クロッケラ・コルティクス ATCC 1063
5 ( Kloeckera corticis ATCC 10635 ) クロッケラ・ア
フリカナ IAM 4429 (Kloeckera africana IAM 4429 )
があげられる。
ロドトルラ・ミヌタ ATCC 32769 (Rhodotorula minuta
ATCC 32769 )、ロドトルラ・ミヌタ ATCC 10658 (Rhodo
torula minuta ATCC10658 )、ロドスポリディウム・ダ
クリョイダムATCC 10788 ( Rhodosporidium dacryoidum
ATCC 10788) 、クロッケラ・コルティクス ATCC 1063
5 ( Kloeckera corticis ATCC 10635 ) クロッケラ・ア
フリカナ IAM 4429 (Kloeckera africana IAM 4429 )
があげられる。
【0013】本発明に用いる微生物の培養は、通常、振
盪培養あるいは通気攪絆深部培養などの好気的条件下で
行なう。培養温度は20〜37℃、培養pHは6〜9で、1〜7日
間培養する。培地には、使用菌が資化し得る炭素源、窒
素源、無機塩および微量有機栄養源が含まれる。
盪培養あるいは通気攪絆深部培養などの好気的条件下で
行なう。培養温度は20〜37℃、培養pHは6〜9で、1〜7日
間培養する。培地には、使用菌が資化し得る炭素源、窒
素源、無機塩および微量有機栄養源が含まれる。
【0014】炭素源としては、グルコース、マルトー
ス、デンプン加水分解液、糖蜜などの炭水化物が使用で
きる。窒素源としては、アンモニア、硫酸アンモニウ
ム、塩化アンモニウムなどの各種の無機および有機のア
ンモニウム塩類、または、肉エキス、酵母エキス、麦芽
エキス、ペプトン、ポリペプトン、コーンスティープリ
カー、カゼイン加水分解物などの窒素含有有機物などが
使用できる。
ス、デンプン加水分解液、糖蜜などの炭水化物が使用で
きる。窒素源としては、アンモニア、硫酸アンモニウ
ム、塩化アンモニウムなどの各種の無機および有機のア
ンモニウム塩類、または、肉エキス、酵母エキス、麦芽
エキス、ペプトン、ポリペプトン、コーンスティープリ
カー、カゼイン加水分解物などの窒素含有有機物などが
使用できる。
【0015】無機塩としては、マグネシウム、鉄、マン
ガン、カリウム、コバルトなどの塩が使用できる。前記
微生物の培養により得られる菌体の処理物としては、菌
体の乾燥物、界面活性剤および/または有機溶剤添加
物、溶菌酵素処理物、固定化菌体あるいは菌体からの抽
出酵素標品などがあげられる。また、培養物の処理物と
しては、培養物の濃縮物、乾燥物、界面活性剤および/
または有機溶剤添加物、溶菌酵素処理物などがあげられ
る。
ガン、カリウム、コバルトなどの塩が使用できる。前記
微生物の培養により得られる菌体の処理物としては、菌
体の乾燥物、界面活性剤および/または有機溶剤添加
物、溶菌酵素処理物、固定化菌体あるいは菌体からの抽
出酵素標品などがあげられる。また、培養物の処理物と
しては、培養物の濃縮物、乾燥物、界面活性剤および/
または有機溶剤添加物、溶菌酵素処理物などがあげられ
る。
【0016】さらに、培養菌体、培養物より酵素を精製
し、これを使用してもよい。菌体、培養物から上記微生
物が生産する酵素を単離精製するには、通常の酵素の単
離精製法を用いればよい。例えば培養物を遠心分離して
集菌し、菌体を常法により破砕後、得られる破砕液を遠
心分離し、その上清に硫安などによる塩析、DEAE−セル
ロファイン(生化学工業社製)などによるイオンクロマ
トグラフィー、ブチルトヨパール(東ソー社製)などに
よる疎水性クロマトグラフィー、セファデックスG−1
50(ファルマシア社製)などのゲル濾過などによるカ
ラムクロマトグラフィーを単独で、もしくは組み合わせ
て行ない、酵素を精製することができる。培養物から菌
体を分離した液も破砕液と同様に処理することにより酵
素を得ることができる。
し、これを使用してもよい。菌体、培養物から上記微生
物が生産する酵素を単離精製するには、通常の酵素の単
離精製法を用いればよい。例えば培養物を遠心分離して
集菌し、菌体を常法により破砕後、得られる破砕液を遠
心分離し、その上清に硫安などによる塩析、DEAE−セル
ロファイン(生化学工業社製)などによるイオンクロマ
トグラフィー、ブチルトヨパール(東ソー社製)などに
よる疎水性クロマトグラフィー、セファデックスG−1
50(ファルマシア社製)などのゲル濾過などによるカ
ラムクロマトグラフィーを単独で、もしくは組み合わせ
て行ない、酵素を精製することができる。培養物から菌
体を分離した液も破砕液と同様に処理することにより酵
素を得ることができる。
【0017】本発明で用いる微生物のうち、ロドトルラ
・ミヌタATCC32769 が生産する酵素を単離精製し、その
理化学的性質を調べたところ、新規な酵素であることが
判明した。従って、本発明は下記性質を有する新規酵素
を提供する。本発明における新規酵素は下記の理化学的
性質を有する。
・ミヌタATCC32769 が生産する酵素を単離精製し、その
理化学的性質を調べたところ、新規な酵素であることが
判明した。従って、本発明は下記性質を有する新規酵素
を提供する。本発明における新規酵素は下記の理化学的
性質を有する。
【0018】1)作用および基質特異性:化合物(I)
に作用して化合物(I)を加水分解し、L−アミノ酸と
D−N−置換オキシカルボニルアミノ酸とを生成する。
に作用して化合物(I)を加水分解し、L−アミノ酸と
D−N−置換オキシカルボニルアミノ酸とを生成する。
【0019】2)至適pH:4.0 〜6.0 3)至適温度:50〜60℃ 4)分子量:225,000(38,000のサブユニットのヘキサオ
リゴマー) 5)等電点:pH6.1 〜6.5
リゴマー) 5)等電点:pH6.1 〜6.5
【0020】6)N−アリルオキシカルボニル−L−ア
スパラギン酸 β−エチルエステルに対するKm値:3.74
mM(pH5)
スパラギン酸 β−エチルエステルに対するKm値:3.74
mM(pH5)
【0021】7)力価の測定法:N−アリルオキシカル
ボニル−D,L−アスパラギン酸 β−エチルエステル
を基質として酵素反応(pH7.5 ,30℃)を行なう。
1時間あたり1μmoleのL−アスパラギン酸 β−エチ
ルエステルを生成させる活性を1単位として酵素活性を
表示する。
ボニル−D,L−アスパラギン酸 β−エチルエステル
を基質として酵素反応(pH7.5 ,30℃)を行なう。
1時間あたり1μmoleのL−アスパラギン酸 β−エチ
ルエステルを生成させる活性を1単位として酵素活性を
表示する。
【0022】本発明の化合物(I)の光学分割は、水性
媒体中、前記微生物の菌体、培養物もしくはそれらの処
理物(以下、酵素類と略す)と化合物(I)とを混合
し、攪拌または振盪することにより行なわれる。
媒体中、前記微生物の菌体、培養物もしくはそれらの処
理物(以下、酵素類と略す)と化合物(I)とを混合
し、攪拌または振盪することにより行なわれる。
【0023】水性媒体としては、水または水とエタノー
ル、アセトン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメ
チルホルムアミドなどの混合溶媒が用いられる。
ル、アセトン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメ
チルホルムアミドなどの混合溶媒が用いられる。
【0024】基質である化合物(I)は、反応液に対し
て0.1 〜50重量%用いられ、酵素類は基質に対して1〜
200重量%用いられる。このとき、基質である化合物
(I)の分散性を向上させるためにノニオン(日本油脂
製)、スパン(関東化学社製)、トリトン(半井化学社
製)などの界面活性剤を添加することもできる。さら
に、反応液のpHを一定に保つために、燐酸ナトリウ
ム、燐酸カリウムなどの無機酸塩の緩衝液または酢酸ナ
トリウム、クエン酸ナトリウムなどの有機酸塩の緩衝液
などを用いることもできる。また必要に応じて、水酸化
ナトリウムなどの塩基を添加することもできる。
て0.1 〜50重量%用いられ、酵素類は基質に対して1〜
200重量%用いられる。このとき、基質である化合物
(I)の分散性を向上させるためにノニオン(日本油脂
製)、スパン(関東化学社製)、トリトン(半井化学社
製)などの界面活性剤を添加することもできる。さら
に、反応液のpHを一定に保つために、燐酸ナトリウ
ム、燐酸カリウムなどの無機酸塩の緩衝液または酢酸ナ
トリウム、クエン酸ナトリウムなどの有機酸塩の緩衝液
などを用いることもできる。また必要に応じて、水酸化
ナトリウムなどの塩基を添加することもできる。
【0025】反応は0〜70℃、好ましくは20〜50
℃で行なわれる。反応時間は用いる基質濃度、酵素量、
反応温度などによって異なるが、通常1〜100時間で
終了する。
℃で行なわれる。反応時間は用いる基質濃度、酵素量、
反応温度などによって異なるが、通常1〜100時間で
終了する。
【0026】反応液から目的物を単離精製するには、酵
素類をろ別した後、溶媒抽出、洗浄、濃縮、シリカゲル
カラムクロマトグラフィーなどによって行なうことがで
きる。
素類をろ別した後、溶媒抽出、洗浄、濃縮、シリカゲル
カラムクロマトグラフィーなどによって行なうことがで
きる。
【0027】以下の実施例により本発明の態様を説明す
る。
る。
【0028】
実施例1 ペプトン2%、肉エキス0.7%、酵母エキス0.5
%、食塩0.3%(pH7.2)の組成を有する培地3
0mlを300ml容量の三角フラスコに入れ、滅菌
後、第1表に示す菌株について各々植菌し、28℃で2
4時間振盪培養を行なった。培養終了後、培養物を遠心
分離(10,000rpm,5分間)し、菌体を集め生理食塩水で
洗浄した。この菌体を、N−アリルオキシカルボニル−
D,L−アスパラギン酸 β−エチルエステル150m
gを溶解したpH6.5の0.1M燐酸緩衝液6mlに
加え、30℃で24時間攪拌した。反応液を遠心分離
(10,000rpm,5分間)し、菌体を除去後、塩酸でpH2
に調整し、酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩水で洗
浄後、濃縮するとN−アリルオキシカルボニル−D−ア
スパラギン酸 β−エチルエステルが得られた。また水
層に含まれるL−アスパラギン酸 β−エチルエステル
を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で定量する
と、ほぼ50%の収率であった。
%、食塩0.3%(pH7.2)の組成を有する培地3
0mlを300ml容量の三角フラスコに入れ、滅菌
後、第1表に示す菌株について各々植菌し、28℃で2
4時間振盪培養を行なった。培養終了後、培養物を遠心
分離(10,000rpm,5分間)し、菌体を集め生理食塩水で
洗浄した。この菌体を、N−アリルオキシカルボニル−
D,L−アスパラギン酸 β−エチルエステル150m
gを溶解したpH6.5の0.1M燐酸緩衝液6mlに
加え、30℃で24時間攪拌した。反応液を遠心分離
(10,000rpm,5分間)し、菌体を除去後、塩酸でpH2
に調整し、酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩水で洗
浄後、濃縮するとN−アリルオキシカルボニル−D−ア
スパラギン酸 β−エチルエステルが得られた。また水
層に含まれるL−アスパラギン酸 β−エチルエステル
を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で定量する
と、ほぼ50%の収率であった。
【0029】なおN−アリルオキシカルボニル−D−ア
スパラギン酸 β−エチルエステルの光学純度は、
(R)−フェネチルアミンとのアミドに導き、下記条件
下でHPLCにより測定した。以下の実施例についての
光学純度の測定についても同条件下のHPLCにより測
定した。
スパラギン酸 β−エチルエステルの光学純度は、
(R)−フェネチルアミンとのアミドに導き、下記条件
下でHPLCにより測定した。以下の実施例についての
光学純度の測定についても同条件下のHPLCにより測
定した。
【0030】カラム:SIL A−003(YMC社
製) 移動層:ヘキサン:イソプロピルアルコール=97.5:2.
5 流速:1ml/分 カラム温度:30℃ 検出UV:254nm 結果を第1表に示す。
製) 移動層:ヘキサン:イソプロピルアルコール=97.5:2.
5 流速:1ml/分 カラム温度:30℃ 検出UV:254nm 結果を第1表に示す。
【0031】
【表1】
【0032】また生成するL−アミノ酸 β−エチルエ
ステルの定量は、7−クロロ−4−ニトロベンゾ−1,
3−ジアゾール(NBD−Cl)を用いた蛍光法により
測定した。なお、測定に用いたHPLCの条件は下記の
とおりである。以下の実施例についてのL−アミノ酸の
定量についても同条件下のHPLCにより測定した。
ステルの定量は、7−クロロ−4−ニトロベンゾ−1,
3−ジアゾール(NBD−Cl)を用いた蛍光法により
測定した。なお、測定に用いたHPLCの条件は下記の
とおりである。以下の実施例についてのL−アミノ酸の
定量についても同条件下のHPLCにより測定した。
【0033】カラム:ODS C−18 シムパックC
LS(島津製作所製) 移動層:メタノール:10mMクエン酸緩衝液(pH4)
=35:65 流速:1ml/分 検出UV:541nm
LS(島津製作所製) 移動層:メタノール:10mMクエン酸緩衝液(pH4)
=35:65 流速:1ml/分 検出UV:541nm
【0034】実施例2 グルコース1%、ペプトン1%、酵母エキス0.3%、
麦芽エキス0.3%(pH6.2)の組成を有する培地
30mlを300ml容量の三角フラスコに入れ、滅菌
後、ロドトルラ・ミヌタ ATCC 32769 ( Rhodotorula mi
nuta ATCC 32769 ) を植菌し30℃で2日間振盪培養を
行なった。培養終了後、培養物を遠心分離(10,000rpm,
5分間)し、菌体を集め生理食塩水で洗浄した。この菌
体をN−アリルオキシカルボニル−D,L−アスパラギ
ン酸 β−エチルエステル150mgを溶解したpH
6.5の0.1M燐酸緩衝液6mlに加え、30℃で2
4時間攪拌した。反応液を遠心分離(10,000rpm,5分
間)し、菌体を除去後、塩酸でpH2に調整し、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を食塩水で洗浄後、濃縮すると
71mgのN−アリルオキシカルボニル−D−アスパラ
ギン酸 β−エチルエステルが得られた(収率46.2
%、光学純度100%ee)。また水層に含まれるL−
アスパラギン酸 β−エチルエステルをHPLCで定量
すると、ほぼ50%の収率であった。
麦芽エキス0.3%(pH6.2)の組成を有する培地
30mlを300ml容量の三角フラスコに入れ、滅菌
後、ロドトルラ・ミヌタ ATCC 32769 ( Rhodotorula mi
nuta ATCC 32769 ) を植菌し30℃で2日間振盪培養を
行なった。培養終了後、培養物を遠心分離(10,000rpm,
5分間)し、菌体を集め生理食塩水で洗浄した。この菌
体をN−アリルオキシカルボニル−D,L−アスパラギ
ン酸 β−エチルエステル150mgを溶解したpH
6.5の0.1M燐酸緩衝液6mlに加え、30℃で2
4時間攪拌した。反応液を遠心分離(10,000rpm,5分
間)し、菌体を除去後、塩酸でpH2に調整し、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を食塩水で洗浄後、濃縮すると
71mgのN−アリルオキシカルボニル−D−アスパラ
ギン酸 β−エチルエステルが得られた(収率46.2
%、光学純度100%ee)。また水層に含まれるL−
アスパラギン酸 β−エチルエステルをHPLCで定量
すると、ほぼ50%の収率であった。
【0035】実施例3 実施例2で用いたロドトルラ・ミヌタ ATCC 32769 の代
わりに第2表に示す菌株を用いる以外は、実施例2と同
様な操作を行ない、N−アリルオキシカルボニル−D−
アスパラギン酸 β−エチルエステルの光学純度を測定
した。
わりに第2表に示す菌株を用いる以外は、実施例2と同
様な操作を行ない、N−アリルオキシカルボニル−D−
アスパラギン酸 β−エチルエステルの光学純度を測定
した。
【0036】結果を第2表に示す。
【0037】
【表2】
【0038】実施例4 グルコース1%、ペプトン1%、酵母エキス0.3%、
麦芽エキス0.3%(pH6.2)の組成を有する培地
300mlを2L容量の三角フラスコ10本に入れ、滅
菌後、ロドトルラ・ミヌタ ATCC 32769 ( Rhodotorula
minuta ATCC 32769 ) を植菌し30℃で2日間振盪培養
を行なった。培養終了後、培養物を遠心分離(10,000rp
m,5分間)し、菌体を集め生理食塩水で洗浄し、140
gの湿菌体を得た。この菌体に50mMのトリス−塩酸
緩衝液(pH7.5、1mMジチオスライトールを含
む、以下これを単に緩衝液と略す)140mlを加え、
ガラスビーズと共にホモゲナイザーを用い30分間細胞
を破砕した。破砕液を遠心分離(10,000rpm,5分間)し
て得られる無細胞抽出液に緩衝液を加え、420mlと
した。これに60%飽和になるように硫安を添加し、5
℃で2日間放置し、生成した沈澱を集めた。この沈澱を
45mlの緩衝液に溶解し、5℃で1日透析を行なっ
た。この溶液を限外濾過により濃縮し、DEAE−セル
ロファイン(生化学工業社製)500mlを用いたカラ
ムに通塔し、非吸着画分を集めた。この画分を限外濾過
により濃縮し、ブチルトヨパール(東ソー社製)10m
lを用いたカラムクロマトグラフィーを行ない、0.8
〜0.7M硫安画分を集め、限外濾過により濃縮した。
これをセファデックスG−150(ファルマシア社製)
20mlを用いたカラムクロマトグラフィーにてさらに
精製した。活性画分を集め、限外濾過により濃縮し、精
製酵素を得た。
麦芽エキス0.3%(pH6.2)の組成を有する培地
300mlを2L容量の三角フラスコ10本に入れ、滅
菌後、ロドトルラ・ミヌタ ATCC 32769 ( Rhodotorula
minuta ATCC 32769 ) を植菌し30℃で2日間振盪培養
を行なった。培養終了後、培養物を遠心分離(10,000rp
m,5分間)し、菌体を集め生理食塩水で洗浄し、140
gの湿菌体を得た。この菌体に50mMのトリス−塩酸
緩衝液(pH7.5、1mMジチオスライトールを含
む、以下これを単に緩衝液と略す)140mlを加え、
ガラスビーズと共にホモゲナイザーを用い30分間細胞
を破砕した。破砕液を遠心分離(10,000rpm,5分間)し
て得られる無細胞抽出液に緩衝液を加え、420mlと
した。これに60%飽和になるように硫安を添加し、5
℃で2日間放置し、生成した沈澱を集めた。この沈澱を
45mlの緩衝液に溶解し、5℃で1日透析を行なっ
た。この溶液を限外濾過により濃縮し、DEAE−セル
ロファイン(生化学工業社製)500mlを用いたカラ
ムに通塔し、非吸着画分を集めた。この画分を限外濾過
により濃縮し、ブチルトヨパール(東ソー社製)10m
lを用いたカラムクロマトグラフィーを行ない、0.8
〜0.7M硫安画分を集め、限外濾過により濃縮した。
これをセファデックスG−150(ファルマシア社製)
20mlを用いたカラムクロマトグラフィーにてさらに
精製した。活性画分を集め、限外濾過により濃縮し、精
製酵素を得た。
【0039】精製酵素の比活性および無細胞抽出液の収
率を100とした場合の精製収率を第3表に示す。
率を100とした場合の精製収率を第3表に示す。
【0040】
【表3】
【0041】酵素活性は、1時間あたり1μmoleのL−
アスパラギン酸 β−エチルエステルを生成させる活性
を1単位(U)として表示する。本酵素のN−アリルオ
キシカルボニル−L−アスパラギン酸 β−エチルエス
テルに対するKm値は3. 74mM(pH5)である。
アスパラギン酸 β−エチルエステルを生成させる活性
を1単位(U)として表示する。本酵素のN−アリルオ
キシカルボニル−L−アスパラギン酸 β−エチルエス
テルに対するKm値は3. 74mM(pH5)である。
【0042】また本酵素の基質特異性をN−アリルオキ
シカルボニル−L−アスパラギン酸β−エチルエステル
に対する活性を100とした場合の相対活性として第4
表に示す。
シカルボニル−L−アスパラギン酸β−エチルエステル
に対する活性を100とした場合の相対活性として第4
表に示す。
【0043】
【表4】
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、医薬中間体や食品添加
物として有用なL−アミノ酸およびN−置換オキシカル
ボニル−D−アミノ酸誘導体を高収率で得ることができ
る。
物として有用なL−アミノ酸およびN−置換オキシカル
ボニル−D−アミノ酸誘導体を高収率で得ることができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:645)
Claims (2)
- 【請求項1】 式(I) 【化1】 (式中、R1 はα−アミノ酸のα−置換基を表わし、R
2 はアルキル、アラルキルもしくはアルケニルを表わ
す)で表わされるN-置換オキシカルボニル-D,L-アミノ
酸および/またはその塩〔以下、化合物(I)と略記す
る〕に、セルロモナス(Cellulomonas)属、ズーグロエア
(Zoogloea)属、ロドトルラ(Rhodotorula) 属、ロドスポ
リディウム(Rhodosporidium)属およびクロッケラ(Kloec
kera) 属に属し、N-置換オキシカルボニル-D,L-アミノ
酸を立体選択的に加水分解する能力を有する微生物の菌
体、培養物もしくはそれらの処理物を作用させ光学分割
を行なうことを特徴とするL-アミノ酸およびD−N−置
換オキシカルボニルアミノ酸誘導体の製造法。 - 【請求項2】 下記理化学的性質を有する新規酵素。 1)作用および基質特異性:請求項1記載の化合物
(I)に作用してN−置換オキシカルボニル−D,L−
アミノ酸を加水分解し、L−アミノ酸を生成する。 2)至適pH:4.0 〜6.0 3)至適温度:50〜60℃ 4)分子量:225,000 (38,000のサブユニットのヘキサ
オリゴマー) 5)等電点:pH 6.1〜6.5
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4199975A JPH0646885A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 光学活性なアミノ酸誘導体の製造法および新規酵素 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4199975A JPH0646885A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 光学活性なアミノ酸誘導体の製造法および新規酵素 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646885A true JPH0646885A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16416704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4199975A Withdrawn JPH0646885A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 光学活性なアミノ酸誘導体の製造法および新規酵素 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646885A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6647083B1 (en) * | 2002-08-21 | 2003-11-11 | General Electric Company | Method and apparatus for stiffening a riser brace in nuclear reactor |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP4199975A patent/JPH0646885A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6647083B1 (en) * | 2002-08-21 | 2003-11-11 | General Electric Company | Method and apparatus for stiffening a riser brace in nuclear reactor |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |