JPH0646805Y2 - 袋詰機から真空包装機へ袋詰品を受け渡す装置 - Google Patents
袋詰機から真空包装機へ袋詰品を受け渡す装置Info
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- JPH0646805Y2 JPH0646805Y2 JP1234389U JP1234389U JPH0646805Y2 JP H0646805 Y2 JPH0646805 Y2 JP H0646805Y2 JP 1234389 U JP1234389 U JP 1234389U JP 1234389 U JP1234389 U JP 1234389U JP H0646805 Y2 JPH0646805 Y2 JP H0646805Y2
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- vacuum
- machine
- arm
- packaging machine
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は間欠回転する袋詰包装機から連続回転するロー
タリー真空包装機へ袋詰した商品をスムーズに受け渡す
装置に関する。
タリー真空包装機へ袋詰した商品をスムーズに受け渡す
装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の装置としては特開昭63-82921号公報に、
第6図のようなものが開示されている。すなわち(1)
は袋詰機であり、(2)はロータリー真空包装機、
(3)はその間に設けた袋詰品の受け渡し装置である。
前記袋詰機(1)は一対一組とする多数組のクランプ
(4)…を軸(5)を中心とする円軌道上で逆時計方向
に間欠的に回転させ、前記クランプ(4)が円軌道を一
回転する間に該クランプ(4)に空袋を供給し、空袋を
支持したクランプ(4)は該空袋の口を開いて内部に商
品の充填を受ける作業を行なう一方、受け渡し装置
(3)は軸(6)を中心として袋挾持爪(7)を時計方
向に連続回転させ、前記袋挾持爪(7)でクランプ
(4)で支持されている商品を袋と共に受け取り、該商
品を逆時計方向に連続回転する真空包装機(2)のチャ
ンバー(8)に連続的に受け渡すもので、前記チャンバ
ー(8)は円軌道を公転中に前記商品を真空包装する。
このように重量の大きい多数のチャンバー(8)…を備
えた真空包装機(2)を連続回転させながら、それに商
品の受け渡しを可能にしたことにより、それよりも従来
の袋詰機と真空包装機とを同調的に間欠回転させていた
ものに比べて、停止,起動ごとに生ずる慣性による衝撃
がなく機械の寿命が延びる利点が認められる。
第6図のようなものが開示されている。すなわち(1)
は袋詰機であり、(2)はロータリー真空包装機、
(3)はその間に設けた袋詰品の受け渡し装置である。
前記袋詰機(1)は一対一組とする多数組のクランプ
(4)…を軸(5)を中心とする円軌道上で逆時計方向
に間欠的に回転させ、前記クランプ(4)が円軌道を一
回転する間に該クランプ(4)に空袋を供給し、空袋を
支持したクランプ(4)は該空袋の口を開いて内部に商
品の充填を受ける作業を行なう一方、受け渡し装置
(3)は軸(6)を中心として袋挾持爪(7)を時計方
向に連続回転させ、前記袋挾持爪(7)でクランプ
(4)で支持されている商品を袋と共に受け取り、該商
品を逆時計方向に連続回転する真空包装機(2)のチャ
ンバー(8)に連続的に受け渡すもので、前記チャンバ
ー(8)は円軌道を公転中に前記商品を真空包装する。
このように重量の大きい多数のチャンバー(8)…を備
えた真空包装機(2)を連続回転させながら、それに商
品の受け渡しを可能にしたことにより、それよりも従来
の袋詰機と真空包装機とを同調的に間欠回転させていた
ものに比べて、停止,起動ごとに生ずる慣性による衝撃
がなく機械の寿命が延びる利点が認められる。
(考案が解決しようとする課題) しかし前記装置は、連続回転する受け渡し装置(3)で
停止状態の袋詰機(1)から商品を受け取るものであ
り、当然、受け渡し装置(3)と袋詰機(1)との間に
は速度差があるから、商品の受け渡しがスムーズに行な
えず、また袋挾持爪(7)は袋の口を掴んで商品を振り
回すように運搬するので、商品に作用する遠心力によっ
て袋は傘を広げたような型でチャンバー(8)に供給さ
せるようになり、この場合も商品の受け渡しがスムーズ
に行なえない。従って結果的には機械全体の回転速度を
低下させるようにコントロールしなければならず、能率
が落ちる欠点があった。
停止状態の袋詰機(1)から商品を受け取るものであ
り、当然、受け渡し装置(3)と袋詰機(1)との間に
は速度差があるから、商品の受け渡しがスムーズに行な
えず、また袋挾持爪(7)は袋の口を掴んで商品を振り
回すように運搬するので、商品に作用する遠心力によっ
て袋は傘を広げたような型でチャンバー(8)に供給さ
せるようになり、この場合も商品の受け渡しがスムーズ
に行なえない。従って結果的には機械全体の回転速度を
低下させるようにコントロールしなければならず、能率
が落ちる欠点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するために、円板(12)の周
縁に等間隔に設けた2個を1組とする多数組クランプア
ーム(11)(11)…を前記円板と一体に各クランプアー
ムの設置間隔と同ピッチで間欠回転させ、各クランプア
ームが円軌道を一回転する間に、各組のクランプアーム
で空袋を受け取り、続いて前記空袋内に被包装物を充填
して袋詰品(14)を形成したあと、かかる袋詰品をクラ
ンプアームから次々と解放するようにした袋詰機(10)
と、周縁に多数の真空チャンバー(16)(16)…を等間
隔に設けたローター(17)を連続的に回転させ、前記各
真空チャンバーが円軌道を一回転する間に各真空チャン
バー内を真空環境にしたあと、真空環境下で袋の口をシ
ールするようにしたロータリー真空包装機(15)と、前
記真空包装機におけるローターの中心軸(18)にアーム
(20)を回転自在に支持すると共に、該アームを前記の
各真空チャンバーと同速で同方向に揺動させたあと、後
続の真空チャンバーに向かって後退させるようにした往
復駆動機構(68)と、前記アームの先端に支柱(53)を
縦軸方向に回転自在に立設すると共に、該支柱を前記ア
ームの揺動作用と複合的に縦軸方向に反転させるように
した反転駆動機構(63)と、前記支柱の上端から横方向
に突き出したフレームに一対の袋挾持爪(55)(55)開
閉自在に設け、これら袋挾持爪が袋詰機(10)で袋を掴
み、真空包装機(15)で袋を解放するように作動させる
ようにした爪駆動機構(100)とによって構成したもの
である。
縁に等間隔に設けた2個を1組とする多数組クランプア
ーム(11)(11)…を前記円板と一体に各クランプアー
ムの設置間隔と同ピッチで間欠回転させ、各クランプア
ームが円軌道を一回転する間に、各組のクランプアーム
で空袋を受け取り、続いて前記空袋内に被包装物を充填
して袋詰品(14)を形成したあと、かかる袋詰品をクラ
ンプアームから次々と解放するようにした袋詰機(10)
と、周縁に多数の真空チャンバー(16)(16)…を等間
隔に設けたローター(17)を連続的に回転させ、前記各
真空チャンバーが円軌道を一回転する間に各真空チャン
バー内を真空環境にしたあと、真空環境下で袋の口をシ
ールするようにしたロータリー真空包装機(15)と、前
記真空包装機におけるローターの中心軸(18)にアーム
(20)を回転自在に支持すると共に、該アームを前記の
各真空チャンバーと同速で同方向に揺動させたあと、後
続の真空チャンバーに向かって後退させるようにした往
復駆動機構(68)と、前記アームの先端に支柱(53)を
縦軸方向に回転自在に立設すると共に、該支柱を前記ア
ームの揺動作用と複合的に縦軸方向に反転させるように
した反転駆動機構(63)と、前記支柱の上端から横方向
に突き出したフレームに一対の袋挾持爪(55)(55)開
閉自在に設け、これら袋挾持爪が袋詰機(10)で袋を掴
み、真空包装機(15)で袋を解放するように作動させる
ようにした爪駆動機構(100)とによって構成したもの
である。
(作用) 本考案によれば、真空包装機のローターの軸に一端を支
持したアームは往復駆動機構の作用で各真空チャンバー
の回転と同調的に揺動し、このアームの先端に回転自在
に支持した支柱は反転駆動機構の作用で袋詰機と真空包
装機との間で反転する。このため前記支柱の上端に設け
た袋挾持爪は、前記の往復および反転駆動機構の合成さ
れた駆動力でもって袋詰機を起点にして真空チャンバー
を追うように移動したあと、再び袋詰機に向かって復帰
するように往復動し、袋詰機で受け取った袋詰品を最短
距離で真空チャンバーに受け渡す作業を繰り返して行な
うのである。
持したアームは往復駆動機構の作用で各真空チャンバー
の回転と同調的に揺動し、このアームの先端に回転自在
に支持した支柱は反転駆動機構の作用で袋詰機と真空包
装機との間で反転する。このため前記支柱の上端に設け
た袋挾持爪は、前記の往復および反転駆動機構の合成さ
れた駆動力でもって袋詰機を起点にして真空チャンバー
を追うように移動したあと、再び袋詰機に向かって復帰
するように往復動し、袋詰機で受け取った袋詰品を最短
距離で真空チャンバーに受け渡す作業を繰り返して行な
うのである。
(実施例) 第1図において(10)は2個1組とする多数組のクラン
プアーム(11)(11)…を円板(12)の周縁に放射状に
設けた袋詰機で、該袋詰機(10)は中心軸(13)の動力
でもって円板(12)と各クランプアーム(11)(11)と
を各組間のクランプアームの間隔と同じ間隔で矢印方向
に間欠回転させ、クランプアームが一回転する間に包装
袋をクランプアーム(11)(11)で挾持すると共に、包
装袋を開口し、開口した包装袋内に商品を充填する作業
を行うものである。(なお、この種の機械は公知であ
る。)一方、(15)は多数個の真空チャンバー(16)
(16)…をローター(17)の周縁に等間隔で設け、中心
軸(18)の動力によって前記ローター(17)と各真空用
チャンバー(16)(16)とを一体に連続回転させるロー
タリー式の真空包装機で、前記の真空用チャンバー(1
6)の蓋(16b)が開放させられる部分と前記袋詰機(1
0)においてクランプアーム(11)(11)から袋詰品(1
4)が解放される部分とが対向するように両機械を隣設
している。
プアーム(11)(11)…を円板(12)の周縁に放射状に
設けた袋詰機で、該袋詰機(10)は中心軸(13)の動力
でもって円板(12)と各クランプアーム(11)(11)と
を各組間のクランプアームの間隔と同じ間隔で矢印方向
に間欠回転させ、クランプアームが一回転する間に包装
袋をクランプアーム(11)(11)で挾持すると共に、包
装袋を開口し、開口した包装袋内に商品を充填する作業
を行うものである。(なお、この種の機械は公知であ
る。)一方、(15)は多数個の真空チャンバー(16)
(16)…をローター(17)の周縁に等間隔で設け、中心
軸(18)の動力によって前記ローター(17)と各真空用
チャンバー(16)(16)とを一体に連続回転させるロー
タリー式の真空包装機で、前記の真空用チャンバー(1
6)の蓋(16b)が開放させられる部分と前記袋詰機(1
0)においてクランプアーム(11)(11)から袋詰品(1
4)が解放される部分とが対向するように両機械を隣設
している。
また前記の真空包装機における中心軸(18)にアーム
(20)の一端を回転自在に設け、該アームの他端に包装
品を受け渡すための機構を設けている。
(20)の一端を回転自在に設け、該アームの他端に包装
品を受け渡すための機構を設けている。
第2図において前記の構成をより詳しく説明すると、水
平な機台(22)に立設した軸受け(23)に前記の円筒状
の中心軸(18)をボールベアリング(24)を介して回転
自在に支持すると共に、該中心軸(18)の上端に円形の
ローター(17)を傘状に固定し、該ローター(17)から
放射状に突き出した8個のブラケット(25)の先端にそ
れぞれ真空用チャンバー(16)を固定している。また前
記機台(22)の内部に回転自在に支持した従動軸(26)
のピニオン(27)と前記中心軸(18)の下端に固定した
歯車(28)とを咬み合わせると共に、前記従動軸(26)
と原動軸(29)とをベベル歯車(30)を介して係合し、
原動軸(29)からの入力によって中心軸(18)及びロー
ター(17)並びに各真空用チャンバー(16)…が一体に
連続回転するようにしている。なお原動軸(29)は前記
の袋詰機(10)をも駆動させるもので、従って一方は連
続回転、他方は間欠回転ではあるが、真空包装機(15)
と袋詰機(10)とは共に同調するものである。
平な機台(22)に立設した軸受け(23)に前記の円筒状
の中心軸(18)をボールベアリング(24)を介して回転
自在に支持すると共に、該中心軸(18)の上端に円形の
ローター(17)を傘状に固定し、該ローター(17)から
放射状に突き出した8個のブラケット(25)の先端にそ
れぞれ真空用チャンバー(16)を固定している。また前
記機台(22)の内部に回転自在に支持した従動軸(26)
のピニオン(27)と前記中心軸(18)の下端に固定した
歯車(28)とを咬み合わせると共に、前記従動軸(26)
と原動軸(29)とをベベル歯車(30)を介して係合し、
原動軸(29)からの入力によって中心軸(18)及びロー
ター(17)並びに各真空用チャンバー(16)…が一体に
連続回転するようにしている。なお原動軸(29)は前記
の袋詰機(10)をも駆動させるもので、従って一方は連
続回転、他方は間欠回転ではあるが、真空包装機(15)
と袋詰機(10)とは共に同調するものである。
また前記の真空用チャンバー(16)は、開口面を外向き
にした箱形の容器(16a)と該容器の上に蝶盤(31)を
介して設けた蓋(16b)とからなり、前記蝶盤(31)の
レバー(32)を機械的に操作して真空用チャンバー(1
6)が中心軸の周囲を360度回転する間に約120度ぐらい
の範囲で蓋(16b)が開放し、その他の範囲では蓋(16
b)が容器(16a)に気密に密着するようにしている。さ
らに前記円筒形中心軸(18)の内側にボールベアリング
(38)を介してパイプ(33)を設け、該パイプの下端を
ホース(34)を介して真空源に連結すると共に、前記パ
イプ(33)の下端をピン(35)を介して機台の一部に係
合してパイプ(33)の回転を防止する一方、前記パイプ
(33)の上端にロータリーバルブ(36)を設け、該バル
ブの上側の可動盤(36a)と各真空用チャンバー(16)
とをそれぞれホース(37)を介して連結し、真空用チャ
ンバー(16)が気密に閉鎖しているときに該チャンバー
(16)内に真空が作用するようにしている。
にした箱形の容器(16a)と該容器の上に蝶盤(31)を
介して設けた蓋(16b)とからなり、前記蝶盤(31)の
レバー(32)を機械的に操作して真空用チャンバー(1
6)が中心軸の周囲を360度回転する間に約120度ぐらい
の範囲で蓋(16b)が開放し、その他の範囲では蓋(16
b)が容器(16a)に気密に密着するようにしている。さ
らに前記円筒形中心軸(18)の内側にボールベアリング
(38)を介してパイプ(33)を設け、該パイプの下端を
ホース(34)を介して真空源に連結すると共に、前記パ
イプ(33)の下端をピン(35)を介して機台の一部に係
合してパイプ(33)の回転を防止する一方、前記パイプ
(33)の上端にロータリーバルブ(36)を設け、該バル
ブの上側の可動盤(36a)と各真空用チャンバー(16)
とをそれぞれホース(37)を介して連結し、真空用チャ
ンバー(16)が気密に閉鎖しているときに該チャンバー
(16)内に真空が作用するようにしている。
真空用チャンバーの容器(16a)は内部両側に一対の爪
片(41)(41)を設け、この爪片で袋詰品を挾持して釣
り下げることができ、軸の下端に設けたレバー(44)
(44)を円形レール(45)の形状の膨れ出しによって押
し、爪片(41)(41)が袋詰品を解放するようにしてい
る。また容器(16a)の内部にはアクチュエーター(4
7)によって操作されるシールバー(48)を設けると共
に、蓋(16b)の内面にシール受け台(49)を設け、真
空環境下において袋詰品を前記のシールバー(48)とシ
ール受け台(49)とで挾圧して加熱溶着するようにして
いる。
片(41)(41)を設け、この爪片で袋詰品を挾持して釣
り下げることができ、軸の下端に設けたレバー(44)
(44)を円形レール(45)の形状の膨れ出しによって押
し、爪片(41)(41)が袋詰品を解放するようにしてい
る。また容器(16a)の内部にはアクチュエーター(4
7)によって操作されるシールバー(48)を設けると共
に、蓋(16b)の内面にシール受け台(49)を設け、真
空環境下において袋詰品を前記のシールバー(48)とシ
ール受け台(49)とで挾圧して加熱溶着するようにして
いる。
さらに軸受け(23)の周囲にすでに説明したアーム(2
0)の一端をボールベアリング(51)を介して回転自在
に支持し、該アーム(20)の先端にボールベアリング
(52)を介して円筒状の支柱(53)を回転自在に立設す
ると共に、前記支柱(53)の上端から横方向にフレーム
(54)を突き出し、第3図及び第4図に示すように前記
フレーム(54)に一対の袋挾持爪(55)(55)を軸(5
6)(56)を介して回転自在に支持すると共に爪駆動機
構(100)に連結している。この爪駆動機構(100)は前
記軸に固定した2個の歯車(57)(57)を咬み合わせて
連結すると共に、軸(61)を歯車(62)を介して支柱の
方向に延長し、該軸の一端に固定したピニオン(58)と
支柱(53)内部の空洞に設置したエアーシリンダー(5
9)のロッドに固定したラック歯(60)とを係合してい
る。前記のエアーシリンダー(59)によってラック歯
(60)を上下動させ、ピニオン(58)を介して軸(61)
を回転させると、咬み合う2個の歯車(57)(57)の作
用で一対の袋挾持爪(55)(55)は開閉し、袋詰品(1
4)を支持したり解放したりする。
0)の一端をボールベアリング(51)を介して回転自在
に支持し、該アーム(20)の先端にボールベアリング
(52)を介して円筒状の支柱(53)を回転自在に立設す
ると共に、前記支柱(53)の上端から横方向にフレーム
(54)を突き出し、第3図及び第4図に示すように前記
フレーム(54)に一対の袋挾持爪(55)(55)を軸(5
6)(56)を介して回転自在に支持すると共に爪駆動機
構(100)に連結している。この爪駆動機構(100)は前
記軸に固定した2個の歯車(57)(57)を咬み合わせて
連結すると共に、軸(61)を歯車(62)を介して支柱の
方向に延長し、該軸の一端に固定したピニオン(58)と
支柱(53)内部の空洞に設置したエアーシリンダー(5
9)のロッドに固定したラック歯(60)とを係合してい
る。前記のエアーシリンダー(59)によってラック歯
(60)を上下動させ、ピニオン(58)を介して軸(61)
を回転させると、咬み合う2個の歯車(57)(57)の作
用で一対の袋挾持爪(55)(55)は開閉し、袋詰品(1
4)を支持したり解放したりする。
また第3図及び第4図に示すように、反転駆動機構(6
3)は機台(22)に軸(64)を介して支持した第1ベル
クランク(65)と前記支柱(53)の下端側面に設けたレ
バー(66)とをリンク(67)を介して連結しており、前
記軸(64)の回転で第1ベルクランク(65)を揺動させ
ることにより、支柱(53)は所定角度で回転してフレー
ム(54)を揺動させる。このため第1図においてクラン
プアーム(11)(11)から袋詰品(14)を受け取ったフ
レーム(54)は矢印(a1)のように回転してチャンバー
(16)に接近する。一方、第4図のように、往復駆動機
構(68)は軸(69)に支持された第2ベルクランク(7
0)とアーム(20)の側面とをリンク(71)を介して連
結しており、第2ベルクランク(70)を矢印(a2)の方
向に揺動させてリンク(71)でもってアームを引張る
と、該アーム(20)は軸受(23)を支点にして回転す
る。結果として爪片に支持された袋は第5図の実線矢印
(A)のような軌道で運ばれ、このとき爪片は矢印
(C)方向へのチャンバー(16)の移動と同調的に移動
し、共に移動しながら袋詰品(14)をチャンバー(16)
に受け渡したあと、後続の袋詰品を受け取るため仮想矢
印(B)の軌道に沿って復帰する作業を反復して行なう
ものである。
3)は機台(22)に軸(64)を介して支持した第1ベル
クランク(65)と前記支柱(53)の下端側面に設けたレ
バー(66)とをリンク(67)を介して連結しており、前
記軸(64)の回転で第1ベルクランク(65)を揺動させ
ることにより、支柱(53)は所定角度で回転してフレー
ム(54)を揺動させる。このため第1図においてクラン
プアーム(11)(11)から袋詰品(14)を受け取ったフ
レーム(54)は矢印(a1)のように回転してチャンバー
(16)に接近する。一方、第4図のように、往復駆動機
構(68)は軸(69)に支持された第2ベルクランク(7
0)とアーム(20)の側面とをリンク(71)を介して連
結しており、第2ベルクランク(70)を矢印(a2)の方
向に揺動させてリンク(71)でもってアームを引張る
と、該アーム(20)は軸受(23)を支点にして回転す
る。結果として爪片に支持された袋は第5図の実線矢印
(A)のような軌道で運ばれ、このとき爪片は矢印
(C)方向へのチャンバー(16)の移動と同調的に移動
し、共に移動しながら袋詰品(14)をチャンバー(16)
に受け渡したあと、後続の袋詰品を受け取るため仮想矢
印(B)の軌道に沿って復帰する作業を反復して行なう
ものである。
(効果) 本考案では袋挾持爪(55)(55)は袋詰機(10)と真空
包装機(15)との間で最短距離で往復動するため、前記
袋挾持爪(55)(55)は袋詰機(10)の部分で一旦停止
して袋詰品(14)を受け取る型になる。このため袋挾持
爪(55)(55)と袋詰機(10)との間には速度差がなく
袋詰品を確実に受け取ることができると共に、袋挾持爪
(55)(55)は真空チャンバー(16)を追いかけ同速で
移動しながら袋詰品を渡すので、この受け渡し作業もス
ムーズであり、さらに先願の特願昭62-249429号(特開
平01-099924号)の実施例のように支柱全体が袋詰機と
真空包装機との間で揺動して往復動を繰返すものに比べ
て、本願は、支柱は回転するだけで支柱から横方向に突
き出たフレームが揺動しており、従って揺動するものの
重量に大きな差があるので、前記先願よりフレームの慣
性が小さく、故障の発生率を低下できる等の効果があ
る。
包装機(15)との間で最短距離で往復動するため、前記
袋挾持爪(55)(55)は袋詰機(10)の部分で一旦停止
して袋詰品(14)を受け取る型になる。このため袋挾持
爪(55)(55)と袋詰機(10)との間には速度差がなく
袋詰品を確実に受け取ることができると共に、袋挾持爪
(55)(55)は真空チャンバー(16)を追いかけ同速で
移動しながら袋詰品を渡すので、この受け渡し作業もス
ムーズであり、さらに先願の特願昭62-249429号(特開
平01-099924号)の実施例のように支柱全体が袋詰機と
真空包装機との間で揺動して往復動を繰返すものに比べ
て、本願は、支柱は回転するだけで支柱から横方向に突
き出たフレームが揺動しており、従って揺動するものの
重量に大きな差があるので、前記先願よりフレームの慣
性が小さく、故障の発生率を低下できる等の効果があ
る。
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図は前図の
部分的な縦断面図、第3図は袋渡し装置の垂直断面図、
第4図は前図の平面図、第5図は前図における袋挾持爪
の軌道の説明図、第6図は従来例の説明図である。 (10)……袋詰機,(11)……クランプアーム,(12)
……円板,(14)……袋詰品,(15)……真空包装機,
(16)……真空チャンバー,(17)……ローター,(1
8)……軸,(20)……アーム,(53)……支柱,(5
5)……袋挾持爪,(63)……反転駆動機構,(68)…
…往復動駆動機構,(100)……爪駆動機構.
部分的な縦断面図、第3図は袋渡し装置の垂直断面図、
第4図は前図の平面図、第5図は前図における袋挾持爪
の軌道の説明図、第6図は従来例の説明図である。 (10)……袋詰機,(11)……クランプアーム,(12)
……円板,(14)……袋詰品,(15)……真空包装機,
(16)……真空チャンバー,(17)……ローター,(1
8)……軸,(20)……アーム,(53)……支柱,(5
5)……袋挾持爪,(63)……反転駆動機構,(68)…
…往復動駆動機構,(100)……爪駆動機構.
Claims (1)
- 【請求項1】円板(12)の周縁に等間隔に設けた2個を
1組とする多数組クランプアーム(11)(11)…を前記
円板と一体に各クランプアームの設置間隔と同ピッチで
間欠回転させ、各クランプアームが円軌道を一回転する
間に、各組のクランプアームで空袋を受け取り、続いて
前記空袋内に被包装物を充填して袋詰品(14)を形成し
たあと、かかる袋詰品をクランプアームから次々と解放
するようにした袋詰機(10)と、周縁に多数の真空チャ
ンバー(16)(16)…を等間隔に設けたローター(17)
を連続的に回転させ、前記各真空チャンバーが円軌道を
一回転する間に各真空チャンバー内を真空環境にしたあ
と、真空環境下で袋の口をシールするようにしたロータ
リー真空包装機(15)と、前記真空包装機におけるロー
ターの中心軸(18)にアーム(20)を回転自在に支持す
ると共に、該アームを前記の各真空チャンバーと同速で
同方向に揺動させたあと、後続の真空チャンバーに向か
って後退させるようにした往復駆動機構(68)と、前記
アームの先端に支柱(53)を縦軸方向に回転自在に立設
すると共に、該支柱を前記アームの揺動作用と複合的に
縦軸方向に反転させるようにした反転駆動機構(63)
と、前記支柱の上端から横方向に突き出したフレームに
一対の袋挾持爪(55)(55)開閉自在に設け、これら袋
挾持爪が袋詰機(10)で袋を掴み、真空包装機(15)で
袋を解放するように作動させるようにした爪駆動機構
(100)とによって構成した袋詰機から真空包装機へ袋
詰品を受け渡す装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1234389U JPH0646805Y2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 袋詰機から真空包装機へ袋詰品を受け渡す装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1234389U JPH0646805Y2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 袋詰機から真空包装機へ袋詰品を受け渡す装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02102302U JPH02102302U (ja) | 1990-08-15 |
JPH0646805Y2 true JPH0646805Y2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=31221706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1234389U Expired - Lifetime JPH0646805Y2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 袋詰機から真空包装機へ袋詰品を受け渡す装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646805Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4667633B2 (ja) * | 2001-04-13 | 2011-04-13 | 東洋自動機株式会社 | 連続移送式袋詰め包装機における空袋供給装置及び製品袋取出装置 |
JP5401691B2 (ja) * | 2010-01-27 | 2014-01-29 | キリンテクノシステム株式会社 | 容器搬送装置 |
CN108974471A (zh) * | 2018-09-01 | 2018-12-11 | 浙江瑞志机械有限公司 | 一种双袋真空一体机同步移袋装置 |
-
1989
- 1989-02-03 JP JP1234389U patent/JPH0646805Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02102302U (ja) | 1990-08-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |