JP2668324B2 - ガス充填包装機における包装袋の仮溶封装置 - Google Patents
ガス充填包装機における包装袋の仮溶封装置Info
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Description
充填を施す包装機における包装袋の仮溶封装置にかかる
ものである。
防止のため不活性ガスを充填してから袋口を溶封する技
術に関しては、特開平3−240615号、特開平1−
267121号公報等で開示されている。それらは、皿
状容器の上端開口部に蓋用フィルムを被せる形態の食品
容器を対象として、上下移動可能な加熱体により蓋用フ
ィルムを容器のフランジ面に溶封するという内容であ
る。又、不活性ガス充填は残留エヤーの置換を伴うため
多くの時間が必要であり、これに被包物の充填、押圧、
溶封、冷却、放出等のガス充填前後の工程が必要である
ため、1機の包装機の1回転の間に前記諸工程を施すに
は時間的に不利である等のため、2機(ただしガス充填
を行う包装機には包装袋の両側縁を掴む掴み腕はな
い。)を連装して各1個の受渡しステーシヨンと受取り
ステーシヨンで同時に停止させる構成としたガス充填と
溶封を施す装置は、特公昭58−52890号公報に開
示されて公知とされている。
填と溶封を施す装置は、本件出願人にかかるものである
ところ、不活性ガス充填に備えてガス供給管の外周のエ
ヤー抜き管に袋口を密着し、さらにエヤー抜き管外周以
外は袋口同士を密着する一対の挟着板を設けており、こ
の挟着板と溶封バーは全部の間欠停止ステーシヨンと同
数同間隔に設けられている。このため、装置が複雑な構
造となってコストが高くつき、複数個のガス充填溶封装
置を取り付けた円板の重量が増加して高速化を図ること
が困難であるという不都合を生ずる。本願発明は、かか
る不都合を解消する包装袋の仮溶封装置を提案すること
を目的とするものである。
における包装袋の仮溶封装置は、前項記載の目的に合致
させたもので、包装袋の左右両側の縦縁を解放自由に掴
み、受渡しステーシヨンでの停止と関連して解放運動を
行う多数組の掴み腕対を備える被包物被包用の第1包装
機と、包装袋の左右両側の縦縁を解放自由に掴み、受取
りステーシヨンでの停止と関連して第1包装機により解
放される直前の包装袋を掴み、放出ステーシヨンで放出
運動を行うようにした、第1包装機の掴み腕対と上下方
向で位置差を持たせた多数組の掴み腕対を備えたガス充
填用の第2包装機を連装したガス充填包装機において、
機台上に立設された支柱の上方部に、第1歯車と第1腕
を 固定した第1軸と、該第1歯車に噛合する第2歯車と
第2腕を固定した第2軸とを回転自由に支持し、上記第
2包装機の受取りステーシヨンの掴み腕対の上部に前記
第1腕と第2腕とを夫々配置し、同第1腕に一対とされ
た溶接バーの一方を、同第2腕にその他方を取り付け、
駆動手段により前記第1歯車又は第2歯車を駆動回転さ
せて包装袋の袋口を圧接し、かつガス供給管の両側を僅
かに残して左右両縁までの袋口を溶封するように構成し
たことを特徴とするものである。
第2包装機3の掴み腕3aとが、受渡しステーシヨンv
iiと受取りステーシヨンIで順次に同期して停止し、
掴み腕3aが包装袋aの両側の縦縁を掴み、その直後に
掴み腕2aが間隔を拡げて包装袋aの受渡しが行なわれ
る。これとほぼ同時に、第2包装機3のガス供給管31
が袋口bへ挿入される。本発明の仮溶封装置において
は、駆動手段たるカム18とロツド16の運動機構によ
りロッド16が上昇移動して第1歯車8と第2歯車9と
を連動回転させ、第1腕14と第2腕15を回転させ
る。これにより、溶接バー21、22が欠部21a、2
2aを残して袋口bの両外面を圧接する。
溶封される。なお、仮溶封後は公知のように袋口溶封ス
テーシヨンIXでガス供給管31を上方に抜き、仮溶封
の部分を含めて本溶封が施され、冷却ステーシヨンXで
本溶封の部分を冷却バー等により冷却し、放出ステーシ
ヨンXIにおいて掴み腕3aを開いて包装袋が放出され
る。
は本発明の概要の平面図、図2は掴み腕2a、3aの平
面図、図3は支柱4とブラケツト5及び第1歯車8第2
歯車9とロツド16を図1矢線x方向から見た正面図、
図4は図1矢線y方向から見た側面図、図5は平面図、
図6は同一部の拡大平面図,、図7は図5A−A線断面
図、図8は仮溶封を施した包装袋aの正面図である。
公知の構成になる第1包装機2、左側は従来公知の包装
機に不活性ガス充填に必要な各ステーシヨンと同数のガ
ス供給管と、ガス供給に必要な装置とを設けた第2包装
機3である。第1包装機及び第2包装機は後記する夫々
のステーシヨンの数及び間隔に合致する図2の公知の掴
み腕2a及び3aを備える。これ等の掴み腕2a及び3
aは後記する受渡しステーシヨンvii、受取りステー
シヨンIにおいて図3のように少許りの上下の位置差が
あつて、水平方向で互いに衝合することなく通過できる
構成からなり、この構成により第1包装機2から第2包
装機3への包装袋の受渡しが可能になる。
からなり、包装袋の供給ステーシヨンi、被包物充填ス
テーシヨンiii、被包物押圧ステーシヨンiv〜v、
受渡しステーシヨンvii等がある。第2包装機は12
の間欠停止ステーシヨンからなり、受取りステーシヨン
I、ガス充填ステーシヨンII〜VIII、袋口溶封ス
テーシヨンIX、冷却ステーシヨンX、放出ステーシヨ
ンXI等がある。
に、全部の間欠停止ステーシヨンと同数の挟着板を設け
なければならない不利を除く上、挟着板に代えて極く普
通の掴み腕を備える包装機に不活性ガス充填に必要なガ
ス供給管及び該充填に必要な公知の装置を前記の特公昭
58−52890号公報に開示するところに準じて設け
ることからなる。よつてその実施例の詳細を説明する。
と第2包装機3の受取りステーシヨンIの側部で機台1
に支柱4を立て、その上方部に第1軸6と第2軸7を支
持したブラケツト5を固定する。第1軸6には第1歯車
8の固定と第1腕14を突出した第1回転子12の固定
を施し、第2軸7には前記第1歯車8と噛合う第2歯車
9の固定と、第2腕15を突出した第2回転子13の固
定を施す。また、第1軸6には、第1歯車8と第1回転
子12の間に固定したアーム10の軸10aに機台1の
下面から突出したロツド16を連結する。前記ロツド1
6の機台1より下方部分は、軸17を支点としてカム1
8により昇降するレバー19に連結してなる。30は緩
衝バネである。かかるカム18からロッド16を含めた
一連の運動機構は、駆動手段の一例である。
装機3の受取りステーシヨンI(第1包装機2の受渡し
ステーシヨンvii)の上で水平方向で平行とし、これ
等に前記ロツド16が図4、5のように上昇したとき、
掴み腕3a(又は掴み腕2a)により掴まれた包装袋a
の袋口bの両側から圧接する溶封装置20の溶接バー2
1、22を取付ける。各溶接バー21、22には袋口に
挿入されたガス供給管31の外周からエヤー抜きに相応
しい間隔23を残して両側から圧接する欠部21a、2
2aを形成する。
被包用の第1包装機とガス充填用の第2包装機を連装し
たガス充填包装機において、第2包装機から独立した簡
素な構造としているので取り扱いが容易となり、調整や
点検作業が行い易い。さらに、従来必要とされたステー
シヨンの数と同数の挟着板と溶封バーを廃止して、第2
包装機の掴み腕を設けたテーブルの重量が軽減されるた
め、包装機の高速化に寄与するという利益を生ずる。
2歯車9とロツド16の図1矢線x方向から見た正面
図、
ステーシヨン iii→充填ステーシヨン iv〜v→被包物押圧ステ
ーシヨン vii→受渡しステーシヨン 3→第2包装機 3a→
掴み腕 I→受取りステーシヨン II〜VIII→ガス充填ス
テーシヨン IX→袋口溶封ステーシヨン X→冷却ステーシヨン
XI→放出ステーシヨン 4→支柱 5→ブラケツト 6→第1軸 7→第2軸
8→第1歯車 9→第2歯車 10→アーム 10a→軸 12→第1
回転子 13→第2回転子 14→第1腕 15→第2腕 16
→ロツド 17→軸 18→カム 19→レバー 20→溶封装置 21、22→溶接バー 21a、22a→欠部 30→
緩衝バネ 31→ガス供給管
Claims (1)
- 【請求項1】包装袋の左右両側の縦縁を解放自由に掴
み、受渡しステーシヨンでの停止と関連して解放運動を
行う多数組の掴み腕対を備える被包物被包用の第1包装
機と、包装袋の左右両側の縦縁を解放自由に掴み、受取
りステーシヨンでの停止と関連して第1包装機により解
放される直前の包装袋を掴み、放出ステーシヨンで放出
運動を行うようにした、第1包装機の掴み腕対と上下方
向で位置差を持たせた多数組の掴み腕対を備えたガス充
填用の第2包装機を連装したガス充填包装機において、
機台上に立設された支柱の上方部に、第1歯車と第1腕
を固定した第1軸と、該第1歯車に噛合する第2歯車と
第2腕を固定した第2軸とを回転自由に支持し、上記第
2包装機の受取りステーシヨンの掴み腕対の上部に前記
第1腕と第2腕とを夫々配置し、同第1腕に一対とされ
た溶接バーの一方を、同第2腕にその他方を取り付け、
駆動手段により前記第1歯車又は第2歯車を駆動回転さ
せて包装袋の袋口を圧接し、かつガス供給管の両側を僅
かに残して左右両縁までの袋口を溶封するように構成し
たことを特徴とするガス充填包装機における包装袋の仮
溶封装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5199278A JP2668324B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | ガス充填包装機における包装袋の仮溶封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5199278A JP2668324B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | ガス充填包装機における包装袋の仮溶封装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0733116A JPH0733116A (ja) | 1995-02-03 |
JP2668324B2 true JP2668324B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=16405137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5199278A Expired - Fee Related JP2668324B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | ガス充填包装機における包装袋の仮溶封装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2668324B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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JP4650882B2 (ja) * | 2005-05-09 | 2011-03-16 | 憲司 中村 | シート状化粧料包装体及びその製造方法 |
JP6116216B2 (ja) * | 2012-12-04 | 2017-04-19 | 不双産業株式会社 | 外袋封入装置及び二重包装装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5852890A (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Afc光増幅器 |
JPH01267121A (ja) * | 1988-04-05 | 1989-10-25 | Nikka Kk | 不活性ガス加圧充填密封装置 |
JPH03240615A (ja) * | 1990-02-16 | 1991-10-28 | Toyo Jidoki Kk | 回転テーブル式包装装置に於けるガス置換方法 |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP5199278A patent/JP2668324B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0733116A (ja) | 1995-02-03 |
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