JPH0646783B2 - マルチ走査形テレビジヨン受像機 - Google Patents
マルチ走査形テレビジヨン受像機Info
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- JPH0646783B2 JPH0646783B2 JP59215856A JP21585684A JPH0646783B2 JP H0646783 B2 JPH0646783 B2 JP H0646783B2 JP 59215856 A JP59215856 A JP 59215856A JP 21585684 A JP21585684 A JP 21585684A JP H0646783 B2 JPH0646783 B2 JP H0646783B2
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Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 13
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 8
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N3/00—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
- H04N3/10—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
- H04N3/14—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by means of electrically scanned solid-state devices
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N3/00—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
- H04N3/10—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
- H04N3/16—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
- H04N3/27—Circuits special to multi-standard receivers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/64—Circuits for processing colour signals
- H04N9/641—Multi-purpose receivers, e.g. for auxiliary information
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は通常のテレビ放送の受像の他に、走査線数を2
倍に変換する変換装置等からの水平周波数の異なるビデ
オ信号の受像を行なうことができるようにしたマルチ走
査形テレビジョン受像機に関する。
倍に変換する変換装置等からの水平周波数の異なるビデ
オ信号の受像を行なうことができるようにしたマルチ走
査形テレビジョン受像機に関する。
例えばNISC方式のテレビ信号においては、垂直周波数が
約60Hz、水平周波数が約15.75KHzで画像が形成されてい
る。これに対して演算処理などによって走査線数を2倍
化し、受像される画質を向上させる変換装置が提案され
ている。この装置を用いた場合、これから出力される信
号は垂直周波数が約60Hzに対して水平周波数は約31.5KH
z になっている。
約60Hz、水平周波数が約15.75KHzで画像が形成されてい
る。これに対して演算処理などによって走査線数を2倍
化し、受像される画質を向上させる変換装置が提案され
ている。この装置を用いた場合、これから出力される信
号は垂直周波数が約60Hzに対して水平周波数は約31.5KH
z になっている。
この他、所謂高解像度表示のコンピュータの出力信号に
おいては、水平周波数が約24KHz のものがある。又、所
謂高品位テレビにおいては、水平周波数は約33.75KHzが
予定されている。
おいては、水平周波数が約24KHz のものがある。又、所
謂高品位テレビにおいては、水平周波数は約33.75KHzが
予定されている。
現在、この様に水平周波数の異なる種々の信号に対し
て、これを単一の装置で受像できるようにしたマルチ走
査形テレビジョン受像機が提案されている。
て、これを単一の装置で受像できるようにしたマルチ走
査形テレビジョン受像機が提案されている。
まず初めに本願出願人が提案するマルチ走査形テレビジ
ョン受像機について第7図乃至第12図を参照しながら説
明する。
ョン受像機について第7図乃至第12図を参照しながら説
明する。
第7図に全体のブロック図を示す。この図において通常
のテレビ放送チューナあるいはビデオテープレコーダ、
ビデオディスクプレーヤ、衛星放送チューナや、一部の
パーソナルコンピュータ等からの通常のビデオ信号を受
像する場合には、入力端子(1)に供給されるビデオ信号
がビデオプロセス回路(2)を通じてRGBプロセス回路
(3)に供給されて三原色信号が形成される。また入力端
子(4)に供給されるビデオ・RGBの切換信号がRGB
プロセス回路(3)に供給され、これによって選択された
ビデオ信号からの三原色信号が出力回路(5)を通じて陰
極線管(6)に供給される。
のテレビ放送チューナあるいはビデオテープレコーダ、
ビデオディスクプレーヤ、衛星放送チューナや、一部の
パーソナルコンピュータ等からの通常のビデオ信号を受
像する場合には、入力端子(1)に供給されるビデオ信号
がビデオプロセス回路(2)を通じてRGBプロセス回路
(3)に供給されて三原色信号が形成される。また入力端
子(4)に供給されるビデオ・RGBの切換信号がRGB
プロセス回路(3)に供給され、これによって選択された
ビデオ信号からの三原色信号が出力回路(5)を通じて陰
極線管(6)に供給される。
また入力端子(1)からのビデオ信号が同期分離回路(7)に
供給され、垂直・水平の同期信号が分離される。さらに
入力端子(4)からの切換信号が同期分離回路(7)に供給さ
れ、これによって選択されたビデオ信号からの垂直同期
信号が垂直偏向回路(8)に供給され、形成された垂直偏
向信号が陰極線管(6)の垂直偏向ヨーク(9)に供給され
る。また同期分離回路(7)で選択されたビデオ信号から
の水平同期信号がAFC回路(10)及びモード検出回路
(11)に供給され、このAFC回路(10)からの信号が水
平発振回路(12)に供給されると共に、モード検出回路
(11)からの通常時の制御信号が水平発振回路(12)に
供給される。そしてこの水平発振回路(12)からの信号
が水平偏向回路(13)に供給され、形成された水平偏向
信号が陰極線管(6)の水平偏向ヨーク(14)に供給され
る。さらに水平偏向回路(13)からの信号がフライバッ
クトランス等の高圧発生回路(15)に供給され、形成さ
れた高圧が陰極線管(6)の高圧端子(16)に供給される
と共に、信号の一部がAFC回路(10)に供給される。
供給され、垂直・水平の同期信号が分離される。さらに
入力端子(4)からの切換信号が同期分離回路(7)に供給さ
れ、これによって選択されたビデオ信号からの垂直同期
信号が垂直偏向回路(8)に供給され、形成された垂直偏
向信号が陰極線管(6)の垂直偏向ヨーク(9)に供給され
る。また同期分離回路(7)で選択されたビデオ信号から
の水平同期信号がAFC回路(10)及びモード検出回路
(11)に供給され、このAFC回路(10)からの信号が水
平発振回路(12)に供給されると共に、モード検出回路
(11)からの通常時の制御信号が水平発振回路(12)に
供給される。そしてこの水平発振回路(12)からの信号
が水平偏向回路(13)に供給され、形成された水平偏向
信号が陰極線管(6)の水平偏向ヨーク(14)に供給され
る。さらに水平偏向回路(13)からの信号がフライバッ
クトランス等の高圧発生回路(15)に供給され、形成さ
れた高圧が陰極線管(6)の高圧端子(16)に供給される
と共に、信号の一部がAFC回路(10)に供給される。
さらに電源入力(17)からの商用電源が電源回路(18)
に供給され、モード検出回路(11)からの信号に応じた
通常時の電圧が水平偏向回路(13)に供給される。また
電源入力(17)からの商用電源が他の電源回路(19)に
供給され、形成された電圧が他の回路へ供給される。
に供給され、モード検出回路(11)からの信号に応じた
通常時の電圧が水平偏向回路(13)に供給される。また
電源入力(17)からの商用電源が他の電源回路(19)に
供給され、形成された電圧が他の回路へ供給される。
これによって通常のビデオ信号の受像が行われる。これ
に対して一部のパーソナルコンピュータや、いわゆるキ
ャプテン復調器、テレテキスト復調器あるいは走査変換
装置等からのデジタルまたはアナログのR、G及びBの
三原色信号(以下、RGB信号という。)を受像する場
合には、入力端子(20R ) (20G ) (20B ) に供給され
るデジタルのRGB信号と入力端子(21R ) (21G ) (2
1B ) に供給されるアナログのRGB信号とが切換スイ
ッチ(22)で選択されてRGBプロセス回路(3)に供給
され、入力端子(4)からの切換信号で選択されて出力回
路(5)に供給される。
に対して一部のパーソナルコンピュータや、いわゆるキ
ャプテン復調器、テレテキスト復調器あるいは走査変換
装置等からのデジタルまたはアナログのR、G及びBの
三原色信号(以下、RGB信号という。)を受像する場
合には、入力端子(20R ) (20G ) (20B ) に供給され
るデジタルのRGB信号と入力端子(21R ) (21G ) (2
1B ) に供給されるアナログのRGB信号とが切換スイ
ッチ(22)で選択されてRGBプロセス回路(3)に供給
され、入力端子(4)からの切換信号で選択されて出力回
路(5)に供給される。
また入力端子(20S ) からのデジタルの同期信号と入力
端子(21S ) からのアナログの同期信号とが切換スイッ
チ(23)で選択されて同期分離回路(7)に供給され、入
力端子(4)からの切換信号で選択されて垂直偏向回路(8)
及びAFC回路(10)に供給される。さらに同期分離回路
(7)からの信号がモード検出回路(11)に供給され、水
平同期信号の周波数に応じた制御信号が形成されて水平
発振回路(12)、水平偏向回路(13)及び電源回路(1
8)に供給される。
端子(21S ) からのアナログの同期信号とが切換スイッ
チ(23)で選択されて同期分離回路(7)に供給され、入
力端子(4)からの切換信号で選択されて垂直偏向回路(8)
及びAFC回路(10)に供給される。さらに同期分離回路
(7)からの信号がモード検出回路(11)に供給され、水
平同期信号の周波数に応じた制御信号が形成されて水平
発振回路(12)、水平偏向回路(13)及び電源回路(1
8)に供給される。
これによってデジタルまたはアナログのRGB信号の受
像が行われる。さらに上述の通常のビデオ信号に重畳し
てRGB信号を表示するいわゆるスーパーインポーズの
受像を行う場合には、入力端子(4)に供給される切換信
号がRGBモードとされると共に、入力端子(24)に供
給されるスーパーインポーズされる信号の位置を示すY
s信号及びスーパーインポーズされる範囲を示すYm信
号がRGBプロセス回路(3)に供給され、これらのY
s、Ym信号の間にビデオ信号とRGB信号との切換等
が行われる。
像が行われる。さらに上述の通常のビデオ信号に重畳し
てRGB信号を表示するいわゆるスーパーインポーズの
受像を行う場合には、入力端子(4)に供給される切換信
号がRGBモードとされると共に、入力端子(24)に供
給されるスーパーインポーズされる信号の位置を示すY
s信号及びスーパーインポーズされる範囲を示すYm信
号がRGBプロセス回路(3)に供給され、これらのY
s、Ym信号の間にビデオ信号とRGB信号との切換等
が行われる。
以上のようにして各種の信号の受像が行われる。さらに
上述の装置において水平偏向系は具体的には以下のよう
に構成される。第8図において、同期分離回路(7)から
の水平同期信号が水平同期信号入力端子(7H)を介して
モード検出回路(11)を構成する周波数−電圧変換回路
(FVC)(31)に供給されて水平周波数に応じた電圧
が形成される。このFVC(31)の出力電圧が切換スイ
ッチ(32)の一方の固定接点(32b ) に供給され、この
切換スイッチ(32)の他方の固定接点(32c ) が基準電
圧源(33)を介して接地される。この場合、この基準電
圧源(33)の電圧値はFVC(31)の入力側に例えばNT
SC方式の水平周波数約15.75KHzの水平同期信号が供給さ
れたときに得られる電圧値と等しく設定される。又、こ
の切換スイッチ(32)はその制御端子に入力端子(4)か
らのビデオ・RGB切換信号がビデオRGB切換信号入
力端子(4a)を介して供給され、このビデオ・RGB切
換信号がビデオ信号入力を示すとき切換スイッチ(32)
の可動接点(32a ) が他方の固定接点(32c ) に接続さ
れ、ビデオ・RGB切換信号がRGB信号入力を示すと
き切換スイッチ(32)の可動接点(32a ) が一方の固定
接点(32b ) に接続される如くなされる。この切換スイ
ッチ(32)の可動接点(32a ) に得られる電圧がバッフ
ァアンプ(34)を通じて水平発振回路(12)を構成する
電圧制御発振器(VCO)(35)に供給される。このV
CO(35)の発振出力が駆動回路(36)を通じて水平偏
向回路(13)を構成するスイッチングトランジスタ(3
7)に供給される。
上述の装置において水平偏向系は具体的には以下のよう
に構成される。第8図において、同期分離回路(7)から
の水平同期信号が水平同期信号入力端子(7H)を介して
モード検出回路(11)を構成する周波数−電圧変換回路
(FVC)(31)に供給されて水平周波数に応じた電圧
が形成される。このFVC(31)の出力電圧が切換スイ
ッチ(32)の一方の固定接点(32b ) に供給され、この
切換スイッチ(32)の他方の固定接点(32c ) が基準電
圧源(33)を介して接地される。この場合、この基準電
圧源(33)の電圧値はFVC(31)の入力側に例えばNT
SC方式の水平周波数約15.75KHzの水平同期信号が供給さ
れたときに得られる電圧値と等しく設定される。又、こ
の切換スイッチ(32)はその制御端子に入力端子(4)か
らのビデオ・RGB切換信号がビデオRGB切換信号入
力端子(4a)を介して供給され、このビデオ・RGB切
換信号がビデオ信号入力を示すとき切換スイッチ(32)
の可動接点(32a ) が他方の固定接点(32c ) に接続さ
れ、ビデオ・RGB切換信号がRGB信号入力を示すと
き切換スイッチ(32)の可動接点(32a ) が一方の固定
接点(32b ) に接続される如くなされる。この切換スイ
ッチ(32)の可動接点(32a ) に得られる電圧がバッフ
ァアンプ(34)を通じて水平発振回路(12)を構成する
電圧制御発振器(VCO)(35)に供給される。このV
CO(35)の発振出力が駆動回路(36)を通じて水平偏
向回路(13)を構成するスイッチングトランジスタ(3
7)に供給される。
また切換スイッチ(32)の可動接点(32a ) に得られる
電圧が制御アンプ(38)を通じて電圧回路(18)を構成
する例えばY−Z型のパラメトリック電源回路(39)に
供給される。この電源回路(39)の出力電圧が分圧回路
(40)を通じて制御アンプ(38)に帰還されて出力電圧
が安定化される。この出力電圧がフライバックトランス
(41)に供給される。
電圧が制御アンプ(38)を通じて電圧回路(18)を構成
する例えばY−Z型のパラメトリック電源回路(39)に
供給される。この電源回路(39)の出力電圧が分圧回路
(40)を通じて制御アンプ(38)に帰還されて出力電圧
が安定化される。この出力電圧がフライバックトランス
(41)に供給される。
このフライバックトランス(41)に直列にスイッチング
トランジスタ(37)が接続される。またこのスイッチン
グトランジスタ(37)に並列にダンパーダイオード(4
2)、共振コンデンサ(43)及び水平偏向ヨーク(14)
とS字補正コンデンサ(44)との直列回路が接続され
る。
トランジスタ(37)が接続される。またこのスイッチン
グトランジスタ(37)に並列にダンパーダイオード(4
2)、共振コンデンサ(43)及び水平偏向ヨーク(14)
とS字補正コンデンサ(44)との直列回路が接続され
る。
また水平同期信号がAFC回路(10)を構成する検出回路
(45)に供給されると共に、スイッチングトランジスタ
(37)に直列に設けられた分圧回路(46)からの信号が
検出回路(45)に供給され、AFC信号が形成される。
この信号がローパスフィルタ(LPE)(47)を通じて
VCO(35)の制御端子に供給される。
(45)に供給されると共に、スイッチングトランジスタ
(37)に直列に設けられた分圧回路(46)からの信号が
検出回路(45)に供給され、AFC信号が形成される。
この信号がローパスフィルタ(LPE)(47)を通じて
VCO(35)の制御端子に供給される。
さらに共振コンデンサ(43)に並列にスイッチ回路(4
8)を通じてコンデンサ(49)(50)が接続される。ま
たS字補正コンデンサ(44)に並列に、スイッチ回路
(51)を通じてコンデンサ(52)(53)が接続される。
またFVC(31)からの電圧が、例えば入力水平周波数
の20KHz 及び30KHz の電圧に相当する2値比較の比較回
路(54)に供給されて20KHz 以下、20〜30KHz 、30KHz
以上の各範囲に相当する3値の比較出力が形成され、こ
の比較出力に応じてスイッチ回路(48)、(51)に内蔵
されたそれぞれ2個のスイッチが共にオフまたはいずれ
か一方がオンとなるように制御が行われる。
8)を通じてコンデンサ(49)(50)が接続される。ま
たS字補正コンデンサ(44)に並列に、スイッチ回路
(51)を通じてコンデンサ(52)(53)が接続される。
またFVC(31)からの電圧が、例えば入力水平周波数
の20KHz 及び30KHz の電圧に相当する2値比較の比較回
路(54)に供給されて20KHz 以下、20〜30KHz 、30KHz
以上の各範囲に相当する3値の比較出力が形成され、こ
の比較出力に応じてスイッチ回路(48)、(51)に内蔵
されたそれぞれ2個のスイッチが共にオフまたはいずれ
か一方がオンとなるように制御が行われる。
これによってこの水平偏向系においては、VCO(35)
にて入力水平同期信号に同期して15〜34KHz に変化され
る発振信号が形成されて水平偏向が行われると共に、電
源回路(39)にて水平周波数に応じて例えば58〜123 ボ
ルトに変化される電圧が形成されて、水平偏向の振幅が
一定になるように制御が行われる。また共振コンデンサ
(43)及びS字補正コンデンサ(44)に並列に、水平周
波数の範囲に応じてコンデンサ(49)(50)及び(52)
(53)が接続され、それぞれ特性の補正が行われる。
にて入力水平同期信号に同期して15〜34KHz に変化され
る発振信号が形成されて水平偏向が行われると共に、電
源回路(39)にて水平周波数に応じて例えば58〜123 ボ
ルトに変化される電圧が形成されて、水平偏向の振幅が
一定になるように制御が行われる。また共振コンデンサ
(43)及びS字補正コンデンサ(44)に並列に、水平周
波数の範囲に応じてコンデンサ(49)(50)及び(52)
(53)が接続され、それぞれ特性の補正が行われる。
また上述の装置において垂直偏向系は具体的には以下の
ように構成される。第9図において、同期分離回路(7)
からの垂直同期信号が垂直同期信号入力端子(7V)を介
して垂直偏向回路(8)を構成する鋸歯状波発振器(61)
に供給され、例えばコンデンサ(62)は電流源(63)の
電流で充放電して鋸歯状波が形成される。この鋸波状波
が比較回路(64)に供給され、所定の電圧範囲及びそれ
以下又は以上を示す3値の比較出力が形成され、この比
較出力がアップダウンカウンタ(UDC)(65)の制御
端子に供給される。このUDC(65)の計数端子に垂直
同期信号が供給される。このUDC(65)の計数値がD
変換回路(DAC)(66)に供給され、変換されたアナ
ログ値にて電流源(63)が制御される。
ように構成される。第9図において、同期分離回路(7)
からの垂直同期信号が垂直同期信号入力端子(7V)を介
して垂直偏向回路(8)を構成する鋸歯状波発振器(61)
に供給され、例えばコンデンサ(62)は電流源(63)の
電流で充放電して鋸歯状波が形成される。この鋸波状波
が比較回路(64)に供給され、所定の電圧範囲及びそれ
以下又は以上を示す3値の比較出力が形成され、この比
較出力がアップダウンカウンタ(UDC)(65)の制御
端子に供給される。このUDC(65)の計数端子に垂直
同期信号が供給される。このUDC(65)の計数値がD
変換回路(DAC)(66)に供給され、変換されたアナ
ログ値にて電流源(63)が制御される。
このため鋸波状波発振器(61)からは垂直同期信号の周
波数に依らず波高値(振幅)が所定の電圧範囲に制御さ
れた鋸波状波が取出される。この鋸波状波が出力回路
(67)を通じて垂直偏向ヨーク(9)に供給される。さら
にこの偏向ヨーク(9)に直列にコンデンサ(68)、抵抗
器(69)の直列回路が接続され、この抵抗器(69)に並
列に分圧回路(70)が接続される。この分圧回路(70)
の分圧出力が出力回路(67)に供給される。
波数に依らず波高値(振幅)が所定の電圧範囲に制御さ
れた鋸波状波が取出される。この鋸波状波が出力回路
(67)を通じて垂直偏向ヨーク(9)に供給される。さら
にこの偏向ヨーク(9)に直列にコンデンサ(68)、抵抗
器(69)の直列回路が接続され、この抵抗器(69)に並
列に分圧回路(70)が接続される。この分圧回路(70)
の分圧出力が出力回路(67)に供給される。
これによって垂直周波数が変化しても常に一定振幅の垂
直偏向が行われる。さらに分圧回路(70)を構成する一
方の抵抗器を可変とすることにより、垂直偏向の振幅を
任意に制御することができる。
直偏向が行われる。さらに分圧回路(70)を構成する一
方の抵抗器を可変とすることにより、垂直偏向の振幅を
任意に制御することができる。
さらに鋸波状波発振器(61)〜DAC(66)の回路がも
う一組(発振器(71)〜DAC(76))設けられ、この
回路のDAC(76)の出力値がピン歪補正信号の形成回
路(77)に供給されると共に、例えば偏向ヨーク(9)と
コンデンサ(68)の接続中点からの垂直周期のパラボラ
信号が形成回路(77)に供給されて、ピン歪補正信号が
形成される。この信号がピン歪補正回路へ供給される。
う一組(発振器(71)〜DAC(76))設けられ、この
回路のDAC(76)の出力値がピン歪補正信号の形成回
路(77)に供給されると共に、例えば偏向ヨーク(9)と
コンデンサ(68)の接続中点からの垂直周期のパラボラ
信号が形成回路(77)に供給されて、ピン歪補正信号が
形成される。この信号がピン歪補正回路へ供給される。
こうして上述の装置において、種々の異なる水平・垂直
の周波数に応じてそれに必要な水平・垂直の偏向が行わ
れると共に、各種の信号の受像が行われる。
の周波数に応じてそれに必要な水平・垂直の偏向が行わ
れると共に、各種の信号の受像が行われる。
この様なマルチ走査形テレビジョン受像機の水平ドライ
ブ用の駆動回路(36)においては第10図に抜き出して示
す如くVCO(35)の発振信号(以下、水平ドライブパ
ルスという。)により水平ドライブトランジスタ(36a )
を駆動し、この水平ドライブトランジスタ(36a )に
より水平ドライブトランス(36b ) を駆動し、この水平
ドライブトランス(36b )の2次側にて水平偏向回路
(13)を構成するスイッチングトランジスタ(37)を駆
動している。
ブ用の駆動回路(36)においては第10図に抜き出して示
す如くVCO(35)の発振信号(以下、水平ドライブパ
ルスという。)により水平ドライブトランジスタ(36a )
を駆動し、この水平ドライブトランジスタ(36a )に
より水平ドライブトランス(36b ) を駆動し、この水平
ドライブトランス(36b )の2次側にて水平偏向回路
(13)を構成するスイッチングトランジスタ(37)を駆
動している。
一方、通常のテレビジョン受像機においては、VCO
(35)の発振信号のデューティサイクルを約50%にと
り、電源端子(36c )に得られる電源+Vcc、水平ドラ
イブトランス(36b ) 等がスイッチングトランジスタ
(37)によって最適駆動条件となるように設定してい
る。
(35)の発振信号のデューティサイクルを約50%にと
り、電源端子(36c )に得られる電源+Vcc、水平ドラ
イブトランス(36b ) 等がスイッチングトランジスタ
(37)によって最適駆動条件となるように設定してい
る。
この様にVCO(35)の水平ドライブパルスのデューテ
ィサイクルを約50%とすると、通常のテレビジョン受像
機のように水平周波数が約15.75KHzと固定の場合は不都
合を生じないけれども、水平周波数が倍以上も変化する
信号が入力される第7図乃至第10図に示す如きマルチ走
査形テレビジョン受像機においては誤動作する等の不都
合を生じることが明らかとなった。
ィサイクルを約50%とすると、通常のテレビジョン受像
機のように水平周波数が約15.75KHzと固定の場合は不都
合を生じないけれども、水平周波数が倍以上も変化する
信号が入力される第7図乃至第10図に示す如きマルチ走
査形テレビジョン受像機においては誤動作する等の不都
合を生じることが明らかとなった。
ここで、VCO(35)の水平ドライブパルスのデューテ
ィサイクルを50%として水平周波数15KHz 及び30KHz の
信号を受像する場合について約10図乃至第12図を参照し
ながら説明する。
ィサイクルを50%として水平周波数15KHz 及び30KHz の
信号を受像する場合について約10図乃至第12図を参照し
ながら説明する。
即ち、水平周波数15KHz の場合、VCO(35)から水平
ドライブトランジスタ(36a ) のベースに第11図Aに示
す如き水平ドライブパルスが供給され、この水平ドライ
ブトランジスタ(36a ) がそのコレクタ電圧波形及びコ
レクタ電流波形が夫々第11図B及びCに示す如き波形と
なるように動作して、スイッチングトランジスタ(37)
のベースに第11図Dに示す如き波形のベース電流が流
れ、スイッチングトランジスタ(37)のコレクタに第11
図Eに示す如き波形のコレクタ電圧を生じ、水平偏向ヨ
ーク(14)に第11図Fに示す如き波形の偏向電流が流さ
れる。
ドライブトランジスタ(36a ) のベースに第11図Aに示
す如き水平ドライブパルスが供給され、この水平ドライ
ブトランジスタ(36a ) がそのコレクタ電圧波形及びコ
レクタ電流波形が夫々第11図B及びCに示す如き波形と
なるように動作して、スイッチングトランジスタ(37)
のベースに第11図Dに示す如き波形のベース電流が流
れ、スイッチングトランジスタ(37)のコレクタに第11
図Eに示す如き波形のコレクタ電圧を生じ、水平偏向ヨ
ーク(14)に第11図Fに示す如き波形の偏向電流が流さ
れる。
同様に、水平周波数30KHz の場合の各部、即ち第11図A
乃至Fに対応する部分の電圧波形及び電流波形を第12図
乃至Fに夫々示す。この様に水平周波数が変化しても水
平偏向ヨーク(14)に流れる偏向電流(第11図F、第12
図F)のピーク・ツー・ピーク値は一定に保つ必要があ
るので、スイッチングトランジスタ(37)のベース電流
のストレージタイムTS及びコレクタ電圧のリトレース
タイムTRを夫々一定に保たなければならない。(尚、
この第11図及び第12図においては簡単の為にスイッチン
グトランジスタ(37)のストレージタイムを一定、水平
ドライブトランジスタ(36a ) のストレージタイムをゼ
ロとして示す。)この為、第12図に示す如く水平周波数
が比較的高くなると、第12図Dに示すスイッチングトラ
ンジスタ(37)のベース電流が流れ始める時点Taが第
12図Eに示すリトレースパルスPRの終了時点Tbに近
くなり場合によってはリトレースタイムTR中にスイッ
チングトランジスタ(37)のベースにベース電流が流れ
始めてしまうという虞れがあった。
乃至Fに対応する部分の電圧波形及び電流波形を第12図
乃至Fに夫々示す。この様に水平周波数が変化しても水
平偏向ヨーク(14)に流れる偏向電流(第11図F、第12
図F)のピーク・ツー・ピーク値は一定に保つ必要があ
るので、スイッチングトランジスタ(37)のベース電流
のストレージタイムTS及びコレクタ電圧のリトレース
タイムTRを夫々一定に保たなければならない。(尚、
この第11図及び第12図においては簡単の為にスイッチン
グトランジスタ(37)のストレージタイムを一定、水平
ドライブトランジスタ(36a ) のストレージタイムをゼ
ロとして示す。)この為、第12図に示す如く水平周波数
が比較的高くなると、第12図Dに示すスイッチングトラ
ンジスタ(37)のベース電流が流れ始める時点Taが第
12図Eに示すリトレースパルスPRの終了時点Tbに近
くなり場合によってはリトレースタイムTR中にスイッ
チングトランジスタ(37)のベースにベース電流が流れ
始めてしまうという虞れがあった。
本発明は斯かる点に鑑み比較的広い範囲の水平周波数に
対して良好な動作をするものを得ることを目的とする。
対して良好な動作をするものを得ることを目的とする。
本発明は例えば第1図に示す如く、入力信号の水平周波
数を検出して電圧に変換する周波数−電圧変換回路(3
1)と、この周波数−電圧変換回路(31)の出力電圧が
供給される水平偏向回路の水平発振回路(12)を構成す
る電圧制御発振器(35)とを有し、この水平偏向回路の
水平周波数を切り換えて異なる水平周波数の入力信号を
受像するマルチ走査形テレビジョン受像機において、こ
の水平発振回路(12)を構成する電圧制御発振器(35)
の出力信号を単安定マルチバイブレータ(80)を介して
水平偏向回路の駆動回路(36)に供給するようにし、こ
の水平偏向回路の水平ドライブパルスのデューティサイ
クルをこの入力信号の水平周波数に応じて変更するよう
にしたマルチ走査形テレビジョン受像機である。
数を検出して電圧に変換する周波数−電圧変換回路(3
1)と、この周波数−電圧変換回路(31)の出力電圧が
供給される水平偏向回路の水平発振回路(12)を構成す
る電圧制御発振器(35)とを有し、この水平偏向回路の
水平周波数を切り換えて異なる水平周波数の入力信号を
受像するマルチ走査形テレビジョン受像機において、こ
の水平発振回路(12)を構成する電圧制御発振器(35)
の出力信号を単安定マルチバイブレータ(80)を介して
水平偏向回路の駆動回路(36)に供給するようにし、こ
の水平偏向回路の水平ドライブパルスのデューティサイ
クルをこの入力信号の水平周波数に応じて変更するよう
にしたマルチ走査形テレビジョン受像機である。
斯かる構成に依れば、水平ドライブパルスの水平ドライ
ブトランジスタ(36a ) をオンとなす期間がストレージ
タイムTSとリトレースタイムTRとの和より大きくな
るように水平ドライブパルスのデューティサイクルが水
平周波数に応じて変更され、リトレースタイムTR中に
スイッチングトランジスタ(37)のベースにベース電流
が流れ始めてしまう等の誤動作をすることがない。
ブトランジスタ(36a ) をオンとなす期間がストレージ
タイムTSとリトレースタイムTRとの和より大きくな
るように水平ドライブパルスのデューティサイクルが水
平周波数に応じて変更され、リトレースタイムTR中に
スイッチングトランジスタ(37)のベースにベース電流
が流れ始めてしまう等の誤動作をすることがない。
以下、第1図乃至第4図を参照しながら本発明マルチ走
査形テレビジョン受像機の一実施例について説明しよ
う。第1図乃至第4図において第7図乃至第12図と対応
する部分に同一符号に付してその詳細な説明については
省略する。
査形テレビジョン受像機の一実施例について説明しよ
う。第1図乃至第4図において第7図乃至第12図と対応
する部分に同一符号に付してその詳細な説明については
省略する。
本例においては第1図に示す如くVCO(35)の水平ド
ライブパルスを単安定マルチバイブレータ(80)に供給
し、この単安定マルチバイブレータ(80)の出力パルス
を駆動回路(38)のNPN形の水平ドライブトランジス
タ(36a ) のベースに供給し、この水平ドライブトラン
ジスタ(36a ) のエミッタを接地し、この水平ドライブ
トランジスタ(36a ) のコレクタを水平ドライブトラン
ス(36b ) の一次巻線を介して電源端子(36c ) に接続
し、この水平ドライブトランス(36b ) の二次巻線の一
端を接地し、他端をNPN形のスイッチングトランジス
タ(37)のベースに接続する。(80R ) 及び(80C ) は
夫々単安定マルチバイブレータ(80)の時定数を決定す
る抵抗器及びコンデンサを示し、この抵抗器(80R ) 及
びコンデンサ(80C ) にて第2図A及びBに示す如き例
えば周波数15KHz 及び30KHz のパルスが入力された場
合、第2図C及びDに示す如き正の極性の期間が一定の
デューティサイクルの異なるパルスを出力し、この出力
パルスの正の極性の期間をストレージタイムTSとリト
レースタイムTRとの和の期間よりも所定時間長くなる
ように設定する。尚、(81)は正の直流電源が供給され
る電源端子である。その他は上述第7図乃至第9図に示
すマルチ走査形テレビジョン受像機と同様に構成する。
ライブパルスを単安定マルチバイブレータ(80)に供給
し、この単安定マルチバイブレータ(80)の出力パルス
を駆動回路(38)のNPN形の水平ドライブトランジス
タ(36a ) のベースに供給し、この水平ドライブトラン
ジスタ(36a ) のエミッタを接地し、この水平ドライブ
トランジスタ(36a ) のコレクタを水平ドライブトラン
ス(36b ) の一次巻線を介して電源端子(36c ) に接続
し、この水平ドライブトランス(36b ) の二次巻線の一
端を接地し、他端をNPN形のスイッチングトランジス
タ(37)のベースに接続する。(80R ) 及び(80C ) は
夫々単安定マルチバイブレータ(80)の時定数を決定す
る抵抗器及びコンデンサを示し、この抵抗器(80R ) 及
びコンデンサ(80C ) にて第2図A及びBに示す如き例
えば周波数15KHz 及び30KHz のパルスが入力された場
合、第2図C及びDに示す如き正の極性の期間が一定の
デューティサイクルの異なるパルスを出力し、この出力
パルスの正の極性の期間をストレージタイムTSとリト
レースタイムTRとの和の期間よりも所定時間長くなる
ように設定する。尚、(81)は正の直流電源が供給され
る電源端子である。その他は上述第7図乃至第9図に示
すマルチ走査形テレビジョン受像機と同様に構成する。
斯かる構成に依れば、入力信号の水平周波数が例えば15
KHz の場合、VC(35)から単安定マルチバイブレータ
(80)に水平ドライブパルスが供給され、単安定マルチ
バイブレータ(80)から第3図Aに示す如き新たな水平
ドライブパルスが水平ドライブトランジスタ(36a )の
ベースに供給され、この水平ドライブトランジスタ(36
a )がそのコレクタ電圧波形及びコレクタ電流波形が夫
々第3図B及びCに示す如き波形となるように動作し
て、スイッチングトランジスタ(37)のベースに第3図
Dに示す如き波形のベース電流が流れ、スイッチングト
ランジスタ(37)のコレクタに第3図Eに示す如き波形
のコレクタ電圧を生じ、水平偏向ヨーク(14)に第3図
Fに示す如き波形の偏向電流が流され、水平周波数15KH
z の所定の水平偏向がなされる。このとき、単安定マル
チバイブレータ(80)からの新たな水平ドライブパルス
の正の極性の期間がストレージタイムTSとリトレース
タイムTRとの和の期間よりも所定時間長いので、スイ
ッチングトランジスタ(37)のベース電流が流れ始める
時点TaがリトレースパルスPRの終了時点Tbの後と
なり、リトレースタイムTR中にスイッチングトランジ
スタ(37)のベースにベース電流が流れ始めてしまうと
いうことがない。
KHz の場合、VC(35)から単安定マルチバイブレータ
(80)に水平ドライブパルスが供給され、単安定マルチ
バイブレータ(80)から第3図Aに示す如き新たな水平
ドライブパルスが水平ドライブトランジスタ(36a )の
ベースに供給され、この水平ドライブトランジスタ(36
a )がそのコレクタ電圧波形及びコレクタ電流波形が夫
々第3図B及びCに示す如き波形となるように動作し
て、スイッチングトランジスタ(37)のベースに第3図
Dに示す如き波形のベース電流が流れ、スイッチングト
ランジスタ(37)のコレクタに第3図Eに示す如き波形
のコレクタ電圧を生じ、水平偏向ヨーク(14)に第3図
Fに示す如き波形の偏向電流が流され、水平周波数15KH
z の所定の水平偏向がなされる。このとき、単安定マル
チバイブレータ(80)からの新たな水平ドライブパルス
の正の極性の期間がストレージタイムTSとリトレース
タイムTRとの和の期間よりも所定時間長いので、スイ
ッチングトランジスタ(37)のベース電流が流れ始める
時点TaがリトレースパルスPRの終了時点Tbの後と
なり、リトレースタイムTR中にスイッチングトランジ
スタ(37)のベースにベース電流が流れ始めてしまうと
いうことがない。
又、入力信号の水平周波数が例えば15KHz の場合、上述
と同様にVCO(35)から単安定マルチバイブレータ
(80)に水平ドライブパルスが供給され、単安定マルチ
バイブレータ(80)から第4図Aに示す如き水平周波数
15KHz のときとは異なるデューティサイクルの新たな水
平ドライブパルスが水平ドライブトランジスタ(37)の
ベースに供給され、この水平ドライブトランジスタ(36
a )がそのコレクタ電圧波形及びコレクタ電流波形が夫
々第4図B及びCに示す如き波形となるように動作し
て、スイッチングトランジスタ(37)のベースに第4図
Dに示す如き波形のベース電流が流れ、スイッチングト
ランジスタ(37)のコレクタに第4図Eに示す如き波形
のコレクタ電圧を生じ、水平偏向ヨーク(14)に第4図
Fに示す如き波形の偏向電流が流され、水平周波数30KH
z の所定の水平偏向がなれる、このとき、単安定マルチ
バイブレータ(80)からの新たな水平ドライブパルスの
正の極性の期間がストレージタイムTSとリトレースタ
イムTRとの和の期間よりも所定時間長いので、水平周
波数15KHz の場合と同様に第4図D及びEに示す如くス
イッチングトランジスタ(37)のベース電流が流れ始め
る時点TaがリトレースパルスPRの終了時点Tbの後
となり、ストレースタイムTR中にスイッチングトラン
ジスタ(37)のベースにベース電流が流れ始めてしまう
ということがない。
と同様にVCO(35)から単安定マルチバイブレータ
(80)に水平ドライブパルスが供給され、単安定マルチ
バイブレータ(80)から第4図Aに示す如き水平周波数
15KHz のときとは異なるデューティサイクルの新たな水
平ドライブパルスが水平ドライブトランジスタ(37)の
ベースに供給され、この水平ドライブトランジスタ(36
a )がそのコレクタ電圧波形及びコレクタ電流波形が夫
々第4図B及びCに示す如き波形となるように動作し
て、スイッチングトランジスタ(37)のベースに第4図
Dに示す如き波形のベース電流が流れ、スイッチングト
ランジスタ(37)のコレクタに第4図Eに示す如き波形
のコレクタ電圧を生じ、水平偏向ヨーク(14)に第4図
Fに示す如き波形の偏向電流が流され、水平周波数30KH
z の所定の水平偏向がなれる、このとき、単安定マルチ
バイブレータ(80)からの新たな水平ドライブパルスの
正の極性の期間がストレージタイムTSとリトレースタ
イムTRとの和の期間よりも所定時間長いので、水平周
波数15KHz の場合と同様に第4図D及びEに示す如くス
イッチングトランジスタ(37)のベース電流が流れ始め
る時点TaがリトレースパルスPRの終了時点Tbの後
となり、ストレースタイムTR中にスイッチングトラン
ジスタ(37)のベースにベース電流が流れ始めてしまう
ということがない。
以上述べた如く本例に依れば、入力信号の水平周波数を
検出して電圧に変換し、この電圧を水平偏向回路(13)
に加え、この水平偏向回路(13)の水平周波数を切り換
えて異なる水平周波数の入力信号を受像するマルチ走査
形テレビジョン受像機において、水平偏向回路(13)の
水平ドライブパルスのデューティサイクルを入力信号の
水平周波数に応じて変更するようにした為、水平ドライ
ブパルスの水平ドライブトランジスタ(36a ) をオンと
なす期間がストレージタイムTSとリトレースタイムT
Rとの和より大きくなるように水平ドライブパルスのデ
ューティサイクルが水平周波数に応じて偏向され、リト
レースタイムTR中にスイッチングトランジスタ(37)
のベースにベース電流が流れ始めてしまうという誤動作
を防止できる利益がある。又、スイッチングトランジス
タ(37)を水平周波数の比較的広い範囲において最適駆
動条件にて駆動できるので熱損失を比較的少なくでき、
その分だけ装置を安価にできると共に設計の自由度を高
くできる利益がある。
検出して電圧に変換し、この電圧を水平偏向回路(13)
に加え、この水平偏向回路(13)の水平周波数を切り換
えて異なる水平周波数の入力信号を受像するマルチ走査
形テレビジョン受像機において、水平偏向回路(13)の
水平ドライブパルスのデューティサイクルを入力信号の
水平周波数に応じて変更するようにした為、水平ドライ
ブパルスの水平ドライブトランジスタ(36a ) をオンと
なす期間がストレージタイムTSとリトレースタイムT
Rとの和より大きくなるように水平ドライブパルスのデ
ューティサイクルが水平周波数に応じて偏向され、リト
レースタイムTR中にスイッチングトランジスタ(37)
のベースにベース電流が流れ始めてしまうという誤動作
を防止できる利益がある。又、スイッチングトランジス
タ(37)を水平周波数の比較的広い範囲において最適駆
動条件にて駆動できるので熱損失を比較的少なくでき、
その分だけ装置を安価にできると共に設計の自由度を高
くできる利益がある。
第5図及び第6図に本発明の他の実施例を示す。この第
5図及び第6図において第1図乃至第4図と対応する部
分に同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
5図及び第6図において第1図乃至第4図と対応する部
分に同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
本例においては第5図に示す如く単安定マルチバイブレ
ータ(80)の時定数を決定する抵抗器(80R ) に並列に
トラジスタ(82)及び抵抗器(83)よりなる直列回路を
設け、このトランジスタ(82)をFVC(31)の出力電
圧により制御して、単安定マルチバイブレータ(80)か
らの新たな水平ドライブパルスのデューティサイクル及
び正の極性の期間を夫々水平周波数に比較及び反比例し
て偏向するようになす。即ち、FVC(31)の出力電圧
をNPN形のトランジスタ(82)のベースに供給し、電
源端子(81)をこのトランジスタ(82)のコレクタに接
続し、このトランジスタ(82)のエミッタを抵抗器(8
3)を介して抵抗器(80R ) 及びコンデンサ(80C ) の
接続点に接続する。尚、この新たな水平ドライブパルス
の正の極性の期間をストレージタイムTSとリトレース
タイムTRとの和の期間よりも所定時間長くすることは
上述実施例と同様である。
ータ(80)の時定数を決定する抵抗器(80R ) に並列に
トラジスタ(82)及び抵抗器(83)よりなる直列回路を
設け、このトランジスタ(82)をFVC(31)の出力電
圧により制御して、単安定マルチバイブレータ(80)か
らの新たな水平ドライブパルスのデューティサイクル及
び正の極性の期間を夫々水平周波数に比較及び反比例し
て偏向するようになす。即ち、FVC(31)の出力電圧
をNPN形のトランジスタ(82)のベースに供給し、電
源端子(81)をこのトランジスタ(82)のコレクタに接
続し、このトランジスタ(82)のエミッタを抵抗器(8
3)を介して抵抗器(80R ) 及びコンデンサ(80C ) の
接続点に接続する。尚、この新たな水平ドライブパルス
の正の極性の期間をストレージタイムTSとリトレース
タイムTRとの和の期間よりも所定時間長くすることは
上述実施例と同様である。
斯かる構成に依れば、VCO(35)から第6図A、B及
びCに示す如き水平ドライブパルスが供給されると、F
VC(31)の出力電圧によりトランジスタ(82)が制御
されて、時定数が水平周波数に応じて変更された単安定
マルチバイブレータ(80)から第6図D、E及びFに示
す如き水平周波数に応じて正の極性の期間及びデューテ
ィサイクルが変更された新たな水平ドライブパルスが水
平ドライブトランジスタ(36a ) に供給されてこの水平
ドライブトランジスタ(36a ) が駆動され、この水平ド
ライブトランジスタ(36a ) により水平ドライブトラン
ス(36b ) を通じてスイッチングトランジスタ(37)が
上述実施例と同様に駆動される。本例においては水平周
波数が高くなるにつれて単安定マルチバイブレータ(8
0)からの水平ドライブトランジスタ(36a ) への新た
な水平ドライブパルスの正の極性の期間を短くしつつそ
のデューティサイクルを高くするようにしているので、
水平周波数が比較的高くても水平ドライブトランジスタ
(36a ) のオン及びオフ期間における水平ドライブトラ
ンス(36b ) のエネルギーの充電及び放電の比率を所定
範囲以内となすことができ、エネルギーの充電及び放電
の比率が異常に偏って水平周波数が低いときにスイッチ
ングトランジスタ(37)のベース電流が小さくなり過ぎ
たり、水平周波数が高いときにスイッチングツチングト
ランジスタ(37)のベース電流が大きくなり過ぎて発熱
し、熱損失が増加するということを防止できる。
びCに示す如き水平ドライブパルスが供給されると、F
VC(31)の出力電圧によりトランジスタ(82)が制御
されて、時定数が水平周波数に応じて変更された単安定
マルチバイブレータ(80)から第6図D、E及びFに示
す如き水平周波数に応じて正の極性の期間及びデューテ
ィサイクルが変更された新たな水平ドライブパルスが水
平ドライブトランジスタ(36a ) に供給されてこの水平
ドライブトランジスタ(36a ) が駆動され、この水平ド
ライブトランジスタ(36a ) により水平ドライブトラン
ス(36b ) を通じてスイッチングトランジスタ(37)が
上述実施例と同様に駆動される。本例においては水平周
波数が高くなるにつれて単安定マルチバイブレータ(8
0)からの水平ドライブトランジスタ(36a ) への新た
な水平ドライブパルスの正の極性の期間を短くしつつそ
のデューティサイクルを高くするようにしているので、
水平周波数が比較的高くても水平ドライブトランジスタ
(36a ) のオン及びオフ期間における水平ドライブトラ
ンス(36b ) のエネルギーの充電及び放電の比率を所定
範囲以内となすことができ、エネルギーの充電及び放電
の比率が異常に偏って水平周波数が低いときにスイッチ
ングトランジスタ(37)のベース電流が小さくなり過ぎ
たり、水平周波数が高いときにスイッチングツチングト
ランジスタ(37)のベース電流が大きくなり過ぎて発熱
し、熱損失が増加するということを防止できる。
斯かる実施例に依れば上述第1図乃至第4図に示す実施
例と同様の作用効果を得ることができると共に水平周波
数の比較的広い範囲にわたってスイッチングトランジス
タ(37)を良好に駆動できる利益がある。
例と同様の作用効果を得ることができると共に水平周波
数の比較的広い範囲にわたってスイッチングトランジス
タ(37)を良好に駆動できる利益がある。
尚、本発明は上述実施例に限らず本発明の要旨を逸脱す
ることなくその他種々の構成を取り得ることは勿論であ
る。
ることなくその他種々の構成を取り得ることは勿論であ
る。
本発明マルチ走査形テレビジョン受像機に依れば、水平
ドライブパルスの水平ドライブトランジスタをオンとな
す期間がストレージタイムTSとリトレースタイムTR
との和より大きくなるように水平ドライブパルスのデュ
ーティサイクルを水平周波数に応じて変更されるため、
リトレースタイムTR中にスイッチングトランジスタの
ベースにベース電流が流れ始めてしまう等の誤動作を防
止できると共にスイッチングトランジスタを水平周波数
の比較的広い範囲において最適駆動条件にて駆動できる
ので熱損失を比較的少なくでき、その分だけ装置を安価
にできると共に設計の自由度を高くできる利益がある。
ドライブパルスの水平ドライブトランジスタをオンとな
す期間がストレージタイムTSとリトレースタイムTR
との和より大きくなるように水平ドライブパルスのデュ
ーティサイクルを水平周波数に応じて変更されるため、
リトレースタイムTR中にスイッチングトランジスタの
ベースにベース電流が流れ始めてしまう等の誤動作を防
止できると共にスイッチングトランジスタを水平周波数
の比較的広い範囲において最適駆動条件にて駆動できる
ので熱損失を比較的少なくでき、その分だけ装置を安価
にできると共に設計の自由度を高くできる利益がある。
第1図は本発明マルチ走査形テレビジョン受像機の要部
の一実施例を示す構成図、第2図、第3図及び第4図は
夫々第1図の説明に供する線図、第5図は第1図の他の
実施例を示す構成図、第6図は第5図の説明に供する線
図、第7図はマルチ走査形テレビジョン受像機の例を示
すブロック図、第8図及び第10図は夫々第7図の水平偏
向系を抜き出して示す構成図、第9図は第7図の垂直偏
向系を抜き出して示す構成図、第11図及び第12図は夫々
第7図の説明に供する線図である。 (13)は水平偏向回路、(14)は水平偏向ヨーク、(3
1)はFVC、(35)はVCO、(36)は駆動回路、(36
a ) は水平ドライブトランジスタ、(36b ) は水平ド
ライブトランス、(37)はスイッチングトランジスタ、
(80)は単安定マルチバイブレータ、(80R ) 及び(8
3)は夫々抵抗器、(80C ) はコンデンサ、(82)はト
ランジスタである。
の一実施例を示す構成図、第2図、第3図及び第4図は
夫々第1図の説明に供する線図、第5図は第1図の他の
実施例を示す構成図、第6図は第5図の説明に供する線
図、第7図はマルチ走査形テレビジョン受像機の例を示
すブロック図、第8図及び第10図は夫々第7図の水平偏
向系を抜き出して示す構成図、第9図は第7図の垂直偏
向系を抜き出して示す構成図、第11図及び第12図は夫々
第7図の説明に供する線図である。 (13)は水平偏向回路、(14)は水平偏向ヨーク、(3
1)はFVC、(35)はVCO、(36)は駆動回路、(36
a ) は水平ドライブトランジスタ、(36b ) は水平ド
ライブトランス、(37)はスイッチングトランジスタ、
(80)は単安定マルチバイブレータ、(80R ) 及び(8
3)は夫々抵抗器、(80C ) はコンデンサ、(82)はト
ランジスタである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 博 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−43519(JP,A) 特開 昭54−143019(JP,A) 実開 昭48−66421(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】入力信号の水平周波数を検出して電圧に変
換する周波数−電圧変換回路と、 該周波数−電圧変換回路の出力電圧が供給される水平偏
向回路の水平発振回路を構成する電圧制御発振器とを有
し、前記水平偏向回路の水平波数を切り換えて異なる水
平周波数の入力信号を受像するマルチ走査形テレビジョ
ン受像機において、前記水平発振回路を構成する電圧制
御発振器の出力信号を単安定マルチバイブレータを介し
て水平偏向回路の駆動回路に供給するようにし前記水平
偏向回路の水平ドライブパルスのデューテュサイクルを
前記入力信号の前記水平周波数に応じて変更するように
したことを特徴とするマルチ走査形テレビジョン受像
機。
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